ダンジョンズ&ドラゴンズ アウトローたちの誇りのレビュー・感想・評価
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きちんと作られた良作
邦画では多少いびつでも好きになる場合があるが、娯楽作品はとにかく良くできた映画が好きなのだ。この映画はそういう意味で満足度が高かった。それぞれのキャラも立っているしスジ的にもきちんと落とし前が付けられており、ゲーム原作は全くしらないが関係なく楽しめた。ミシェルロドリゲスの肩幅が良かった。
コミカルに見えてしっかり王道ファンタジー
現在のファンタジーRPGのご先祖さまとでも言うべき剣と魔法の舞台を世に知らしめたTRPG(テーブルトーク ロールプレイングゲーム。複数人で遊ぶゲームブックのような物)『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の名前を冠した映画。
予告編を見るとかなりコメディに寄ったふざけた内容なのかな、と思っていました。
実際に本編も物語の始まりは主人公が意外な境遇に置かれた状態なので、剣と魔法の冒険活劇を期待していた自分にとっては少し期待外れかと思わされましたが、物語が進むにつれコミカルながらもきちんと王道ファンタジーの要素がはいっていて楽しめました。
ファンタジーRPGと言えばお馴染みのモンスター、スライムやドラゴンなども出て来るし、他にもダンジョンズ&ドラゴンズに出て来たモンスターたちもしっかりCG映像で再現されていてファンにも納得の出来でした。
ストーリーもコミカル寄りながらうまくまとまっていてかなりの良作です。
ドラクエ
ドラクエみたいな話だなと思っていたら、そういう話の元祖らしい
ファンタジー系はあまり好みではないので最初は食指が伸びなかったが、意外と料金分の価値はあるのでは
Netflixドラマ「ゲットダウン」のあいつとか、「イット」のあの娘とか見たことある顔がチラホラ
TRPG原作らしい乱暴さが良い
この映画は「ダンジョンズ&ドラゴンズ」という1974年に制作されたTRPGが原作で、いわゆる中世ヨーロッパ風な剣と魔法のファンタジー、日本で言えば「ドラゴンクエスト」の世界観といえばわかりやすいと思います。
なので、エルフやドワーフなどお馴染みの種族がいろいろ登場するんですが、その特性はそこまで詳しく紹介されません。魔法使いなどのジョブについても同様で、お約束はわかってるでしょ?という感じです。その割り切りが全体のテンポを良くしているように思います。
斬新な世界観などはありませんが、こういったお約束な世界観や物語を今の技術でしっかり再構成していることがこの映画の価値だと思います。
物語が世界の命運を分けるほど壮大ではなく、主人公の周辺の人間関係や街くらいの規模で収まってるのがTRPGらしいと思います。
特に魔法がとても強力かつ杓子定規的な感じで面白い。例えば、「この魔法を使うと死者に5回質問できる」「なぜ5回なの?」「そう決まってる」というやり取りなんかはとてもゲームっぽくてクスッとしました。わかる~って気持ちになりました。
これが娯楽映画だ!
あの予告編ではどうにも食指を動かされなかったが、どうやら評判がいいとのことで鑑賞。
確かに面白かった。
中世ヨーロッパを舞台にした剣と魔法の冒険物語という王道に、RPG的「あるある」と、お約束に対する「裏切り」そしてまったく「新鮮な視点」を加えつつ、小気味良い編集でテンポ良く見せ、最後にはホロッと泣かせて来やがる。
固有名詞は多めだけど、それほど混乱もしないし、最後までずっとワクワクできた。
こういう映画を観ると、その日が一日中ハッピーな気分でいられる。
ただ、今回は吹替版で観たんだけど、キャラクターの中では凄く可愛くて光ってたドリックの声だけ、第一声から違和感があって、他のメインどころが実力派声優陣なだけに目立ってた。
下手というよりはもう演技のベースが明らかに違って浮いちゃってる感じ。
期待しないで観た方がよかったかかも。
すっごく期待して観に行ってしまった為に、厳しい目で観てしまった悔しい作品。ゲームオブスローンズやロードオブザリングを比べたら全然だった。お金とスキルを使って頑張ってつくった「勇者ヨシヒコ」という印象。
最後の最後の葛藤はしっかりしていて良かった。
普段午後ローでぐらいしか洋画の吹き替え観ないのですが、今回は字幕上...
普段午後ローでぐらいしか洋画の吹き替え観ないのですが、今回は字幕上映がほとんどやってないので吹き替えで観ました。
よく吹き替えで声優初挑戦てのがあると批判があったりしますが、今回の南沙良さんもそういう意見を見かけちょっと不安でしたが今回の役に関してはたまたまなのかそういう演技プランなのかわかりませんが人外の感じがうまく出てるなと思いました。
あとは近年のヒュー・グラントの胡散臭さが今回もよくでててうれしかったです。
RPGっぽいチャレンジが面白い
ストーリーも良く出来ているし、それぞれのキャラクターの成長物語にもなっている。
RPGっぽい難関場所へのチャレンジも工夫があって面白い。
伏線もどんどん回収していく。
是非シリーズ化してほしい。
ただRPGゲームと比べると、もう少しだけ謎解き要素があっても良かったかも…。
"既視感のある、特に目新しさも無い…"な映画
スルーするつもりでしたが、ロッテントマトや国内の映画評も好意的なレビューが多いので観て来ました(吹替版を鑑賞)。
ん〜、
まぁ、こんなもんじゃないんですか?ハリウッド産の冒険ファンタジー物って…笑
期待以上でも以下でもありませんでした…という感想に落ち着きそうです。
特に目新しさもなく…思った通りの事が思った通りに起こる…そんなストーリーの作品でした。
マーベルとかDCが好きな方には受けるんでしょうか?よくわかりませんが…。
映画で暇つぶしをしたい方は、どうぞ!笑
吹替しかやっていなかったが
充分に楽しめました。むしろ、台詞を言った後の小ネタのきいた呟きに笑わせて頂きました!元ネタはゲームらしいのですが、映画>ゲーム(かける時間ですね)の人間にとってはこういう形のゲーム映画化はとてもありがたい。
今や珍しくなった王道エンタメファンタジー
D&Dと言えばテーブルトークRPGの古典ですが、そもそもテーブルトークがあまり一般的ではない日本ではピンとこない人も多いでしょう。
しかしながら、本作は原作の詳しい知識は必要なく、ドラクエやFF、あるいはロードオブザリングあたりに触れてれば世界観はだいたい掴めます。
ストーリーは分かりやすく、感情移入しやすい仕上がり。キャラも立っており、ギャグもうまい。魔法やモンスターなどの映像もクドさがなく、終始ちょうどよい軽さ。最初から最後まで全く飽きることなく楽しめました。
老若男女誰でも肩肘張らず楽しめるであろう、エンタメの見本みたいな一本です。
特に、原作知らないから…と敬遠してしまっている人には是非気楽に見てほしいです!
予備知識の有無で変わる評価
D&Dと聞いて反応出来る方には相当面白い。旅の始まりに職業が違うメンバーが揃っていくのやマジックアイテムに心が踊るならなおさら、悪の組織に立ち向かうシーン、モンスター、ギミック、若干のご都合な展開はエンターテイメントと割り切って楽しむ方がお得、どうせ難しい理屈でそれらを斜めに見たって何が解決できるでもなし。
まあ、厳密なゲーム内の制約と映画内のシーンとには脚色というスパイスが効いているとしか、ね。
誰もが楽しめる
笑って、ワクワクして、ドキドキして、ウルってくる。彼女と観に行っても、娘と観に行っても、親と観に行っても、気まずくなることのない誰もが楽しめる作品。
こういうのがいいよね。
ミシェル・ロドリゲスが出てるんだよって彼氏誘えるし、ヒュー・グラントが出てるからって彼女誘って観に行ける😄 この二人が一緒に出てるんだよ!
春休みの昼間なのに観客おっさん3人だけでした。
もったいない。
説明不要
冒頭から世界観の説明なく始まり、魔法と異人と魔術の世界に惹きこまれました。
下手な説明は要らない。非常に好感持てる入り方でした。
ただ一点、観るつもりが無かったので、多くのレビューを読んでしまい、自らのハードルを上げてしまいました。世界観は凄く面白いのですが,宝の部屋に入るために魔法の王冠を探しに行くために、墓場に行き、死者を蘇らせ、結果聖戦士ゼンクに会いに行き、地中世界で魔法使いのゾンビやらおデブなドラゴンと戦って、手に汗握って…。
というPRGゲームの本質的なこれのために、これやってあれやって、でもこれは…という感じの話が延々と続く。
もう少し話がストレートの方が好みかな。
でもミシェル・ロドリゲスの迫力ボディによる格闘シーンは素晴らしい!
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