ストレンジ・ワールド もうひとつの世界

劇場公開日:

解説

伝説的な冒険一家の親子3世代が、奇妙で不思議な世界で壮大な冒険を繰り広げる姿を描いたディズニー・アニメーション・スタジオの長編作品。「ベイマックス」のドン・ホールが監督、「ラーヤと龍の王国」で脚本を務めたクイ・グエンが共同監督と脚本を務めた。

若いころに行方不明となった偉大な冒険家の父へのコンプレックスから冒険を嫌うようになったサーチャー・クレイドは、豊かな国アヴァロニアで、愛する息子のイーサンと妻とともに農夫として静かに暮らしていた。しかしある時、アヴァロニアのエネルギー源である植物が絶滅の危機を迎え、世界は崩壊へと向かってしまう。この危機を救うため、サーチャーたちは地底に広がる、“もうひとつの世界(ストレンジ・ワールド)”へと足を踏み入れるが……。

声の出演は、主人公サーチャー・クレイドにジェイク・ギレンホール、偉大な冒険家の父イェーガーにデニス・クエイド。日本語版ではサーチャー役を原田泰造、息子のイーサン役を鈴木福、父イェーガー役を大塚明夫が担当。

2022年製作/102分/G/アメリカ
原題または英題:Strange World
配給:ディズニー
劇場公開日:2022年11月23日

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映画レビュー

4.0奇想天外な地下世界

2023年3月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

知的

ディズニープラスで鑑賞。 地下に広がるカラフルで奇妙な世界での冒険は、ジュール・ヴェルヌの地底旅行さながらのワクワク感がありました。また、終盤でその隠された秘密を知ったときは、あまりの意外さに驚いたと同時に、ディズニーらしい展開で流石だなと感心しました。 今回の登場人物は、主人公サーチャーとその息子のイーサン、さらにはおじいちゃんのイェーガーの3世代で展開される珍しい作品でもありました。ここでも、親子での価値観のズレが描かれており、イーサンが農場生活よりも冒険に関心を持つ所から、子供が親の意見に左右されずに自立して道を決めることも大切であるように感じました。 ちなみに、サーチャーの声優を英語版では『スパイダーマン ファー・フロム・ホーム』などに出演したジェイク・ギレンホールが、日本語版ではお笑いグループ「ネプチューン」のメンバー原田泰造が演じました。それぞれで違った表現になっており、見比べてみると新たな発見があって面白かったです。気になった方は、英語と日本語の両方で見てみるのもおすすめです。

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Ken@

3.5世界観とビジュアルが素晴らしいだけに惜しい。

2023年1月31日
PCから投稿
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村山章

5.0ポリコレは度外視してみるべき!

2024年8月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

知的

騙されたと思って、1回フルで見てほしい。 ポリコレの件は無視して見て欲しい。 本作の重要な要素は、「開拓プライマル」 フルで見て、製作者の描く起承転結にまんまと乗せられたと思ったら、もう1回...もしくは気になったシーンをもう一度見て欲しい 製作者の起承転結に気付いたと思ったあなたは、恐らくすごく賢い人だ。 この作品はポリコレと言うカタログスペックに騙された名作だと思う。

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サンドデス

4.0面白かった。

2024年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

Disney+で視聴。 公開時「ポリコレ色が強すぎる」と、本国アメリカの評判が非常に悪いという評判に見る気を削がれていたけれど、暇つぶしに見てみたら思ってたよりずっと面白かった。 “もう一つの世界”やそこに住む生物のビジュアルデザインは単純にワクワクするし、その中で行われる冒険やアクションも楽しい。 父と息子の確執と相互理解というテーマもかなり丁寧に描かれていて好感が持てるし、三世代それぞれの価値観の違いをゲームを通して描くアイデアは素晴らしい。 その辺はさすが「ベイマックス」の監督が手掛けているだけあるなという感じ。 で、何かと話題に上がるポリコレに関して言えば、個人的には主人公の少年がゲイであることや、それを両親が普通に受け入れていること、ペットのワンコの足が一本欠けている事自体はそこまで気にならなかったけど、それよりも、それらの設定が作劇に何の意味もない事が気になったかな。 主人公の相手は女の子でも作劇上まったく問題ないし、ワンコは4本脚でも3本脚でも物語的に変わりはない。結局、ただ「設定のための設定」でしかないんだよね。 それこそWOKE的には「それが当たり前の世界」という体なんだろうけど、例えばワンコの過去に何があったか、両親が息子がゲイであることを飲み込んだ経緯など、ほんの少しの「匂わせ」でいいから入れてくれればもっとすんなり飲み込めるし、物語のノイズにもならないんだけどね。 多分、オタク文化に慣れた日本人は、西洋諸国の人と比べれば多様性や包括性に対する嫌悪感は少ないと思うけど、それでも「それが当たり前」の世界はもうちょっと段階が必要だと思うし、本当に世界に多様性をもたらすにはもっと丁寧に階段を積み上げていく必要があるんじゃないかな。 あまり急いで雑に事を進めてしまうと、むしろ分断を生み出すだけだと思う。

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青空ぷらす