映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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実質的に今回の主役は黒木華さんでした
映画「イチケイのカラス」を劇場で鑑賞しました。
普段はあまり連ドラは見ません。邦画もあまり劇場では観ません。ましてやドラマの映画化作品は、わざわざ映画館で観なくてもTV放送で観ればいい派です。
しかし先日、CSで「イチケイのカラス」を一挙放送していたのを録画して観たら意外と面白くて、しかも、主人公の裁判官:入間みちお(竹野内豊)の同僚裁判官役の黒木華さんが好みのタイプ😊ということもあって、映画館に足を運びました。
期待していませんでしたが、その期待通り、映画としてはイマイチでした。少し脚本に無理がありすぎですね。
日本の防衛問題とか環境汚染とか、問題を少し大きく広げ過ぎて、それを無理矢理に2時間に収めようとしてしまってます。そのせいか登場人物の行動が都合良すぎて、えっ?、えっ?、あれっ?て感じ。法廷ドラマなので、裁判シーンでセリフが説明的になるのはしょうがないけど、それ以外の場面でも説明がちなセリフが多い。
なので、ストーリーのテンポも今ひとつでした。法廷ドラマといっても、テレビ版はコメディ調が強めでしたが、今回の映画版はテーマが重い割に、ドラマ性もミステリー性も中途半端。コメディ色も中途半端でした。
でも、満足です。
黒木華さんの愛しいお顔が大画面で鑑賞できましたので。(星⭐️1つは、黒木華さんの加点)
しかし、中途半端といえば、たまに登場する環境保護団体がなんかウザったかった。あのシーンは必要なの?
入間と坂間をずっと見ていたい!
毎週楽しく視聴していたテレビドラマ「イチケイのカラス」の劇場版。劇場版らしい広がりと収束を見せる展開で、期待にこたえるおもしろい作品でした。
ストーリーは、東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称イチケイ)を去り、岡山県に異動した入間みちおがイージス艦の衝突事故に端を発した傷害事件を担当していた頃、イチケイで入間とともに裁判官を務めていた坂間千鶴は他職経験制度のもと弁護士として入間の隣町で高齢ドライバーによる交通事故を担当していたが、それぞれの事件に繋がりが見え始め、しだいに裏に隠された真相が明らかになっていくというもの。
一見、関わりのないようなイージス艦の衝突事故と高齢者の交通事故、さらには地元大企業の化学工場が原因と疑われる健康被害、それに付随して起こる傷害、放火、殺人と、これでもかというほどの内容を詰め込み、それらが一本の糸で結ばれていくようなを収束を見せる展開はなかなか見応えがありました。
さらには、人権派とも悪徳ともとれる月本弁護士の過去に触れ、地元を愛し愛され育った大人たちの複雑な思い、国家の未来を案ずる若き防衛大臣の矜持なども絡め、坂間千鶴の成長譚としても成立させています。これだけの内容をテンポよく2時間にまとめ上げている脚本は大したものです。
深刻な事件を描く一方で、入間と坂間のやりとりは終始コメディタッチで描き、笑いを誘います。特に法廷でのやり取りはめちゃくちゃおもしろかったです。そんな笑いを誘うシーンではありながらも、法に携わる者として大切なことを示唆し、坂間に考えさせて導くような、入間の優しさや懐の深さを感じさせる描き方が秀逸です。
とはいえ、全体的にはやはりちょっと詰め込み過ぎな印象を受けました。その一方で、テレビドラマのような職権発動からの地道な調査、入間に振り回される同僚、入間の手のひらで踊らされる坂間などをもっとたくさん見たかったとも思います。そう考えると、やはりテレビドラマでじっくり描いた方が見応えがあったかもしれません。
主演は竹野内豊さんで、飄々とした見た目とは裏腹に、熱い思いに裏打ちされた裁判官・入間みちおを好演しています。それに勝るとも劣らないのが坂間千鶴役の黒木華さんで、どんな役でも見事に演じきるすばらしい女優さんだと感じます。脇を固めるのは、斎藤工さん、吉田羊さん、向井理さん、平山祐介さんらで、確かな実力を備えた俳優陣の奮闘が光ります。
脚本にもう少し力が欲しい
原作漫画よりも、ドラマの方がエンターテイメント性は高い。今回の映画のストーリーは、昭和30年代以降のチッソによる水俣病問題をベースにした様に思われた。
コミカルな演出はTVドラマ同様に楽しかったが、最後の寸劇は今ひとつ。
一番残念だったのは、このドラマの華であり、肝である判決を言い渡すシーン。イチケイのカラスは判決文にこそ、入間みちおの人間性が表れ、ストーリーに骨を通していると思われるが、しかし、この映画においては判決文は殆ど省略されており、その点が不完全であり、消化不良であった。
脚本家が書き切れなかったのであろうか。甚だ残念である。
とは云え、全体を通してみれば、先ず先ず楽しめる作品に仕上がっていると言って良いであろう。
ウ~ん…何とも?
法廷ものにリアルじゃないとコメントするのは大人の対応じゃない
豪快な映画化作品
TVサイズではありますが飽きずに楽しめました!
金曜レイトショー『イチケイのカラス』
月9でやってた時から裁判官版のHEROって感じで外さない感じの物語
テンポも良く面白かったので、劇場版も楽しみでした。
独特の思考感性と間をを持つ竹野内豊演じる入間みちおと黒木華演じる超真面目な裁判官・坂間千鶴のやり取りが面白い。
今回は、お互いに地方勤務になっていながらもまさかの再会・・・・
2つの事件が交差して行きながら物語は進む!
WOWOWの”ふたりのアキラ”の向井理&斎藤工が、大臣と弁護士で対峙する!!
他の出演者の顔ぶれでだいたい展開は読めてしまいますけど最後まで飽きずに安定の面白さでした。
今晩SPドラマがあるので、ドラマと映画の比較を楽しみたいと見たいと思います。
しかし最近、津田健次郎さん出過ぎくらいに出てますね。
映画館では職権の発動は禁止です。
ドラマは毎週楽しく観てました。映画になってどんなバージョンアップするんだろうと思いながら着席。
あら、岡山県の話。知らない町の名前だけど、倉敷の近くかな。で、そこにやってきた、黒木華演じる坂間弁護士、え?裁判官が経験を積むために弁護士になるって?そんな事本当にあるの?ま、検事よりは人に寄り添う感じはあるけど、必要ある?
近所にもう1人、竹野内豊演じる入間がやって来る。こりゃ運命的だわ。もしかして恋愛モードもありか?って思ってたら、斎藤工演じるやり手弁護士の月本登場。坂間と組んで事件に挑む。なんかカッコいいぞ。こいつかぁって思ってたら坂間と同じで騙されてた。正義の定義って難しいな。
話としては裁判官の入間が担当する事件と坂間の担当事件が別だったので、どこでまとまるのかモヤモヤしてたら、ジワジワ真相が明らかになっていきます。
でも、こんな裁判あり得ないよね。裁判官が裁判しながら自分の考えをぶつけるなんてね。
自分の利益の為ではなく町を守る為に、違法な情報を隠すって、犯罪なんだろうか?難しい。
テレビと同じで入間の言動で結構笑えます。で、もやっとしていた月本の事件が最後に伏線回収されてウルウル。
楽しかったです。
期待以上の面白さで満足
ゆっるー
安定感
昭和的メンタルの集大成
正義とは、法律とは
初見でも大丈夫
映画版は....
悩んで悩んで…悩む~こと
裁判ものに99.9やHEROなどが
ありますがその類いになるのかな
このドラマはみてませんでした
竹野内豊がおもしろそうだったのと
もう一人黒木華とのやりとりもオモシロイ
他のメンバー
山崎育三郎や柄本時生そして西野七瀬の
三人が笑いを担当していて笑えます
…特に育三郎さんは
軽いノリがいいですね
他の映画で笑える役をやっていて
驚いたのを覚えています
竹野内豊はどちらかというと
傍聴席の人達に穏やかに話していく感じで
…雰囲気が田村正和ぽいな~
田村ほど癖はないですが。
人間味を感じます
ただちょっと事件の案件が
国、民間企業の隠蔽工作
そして住民が鍵となっていて
どこかで取り扱った様なおはなし
新鮮味がなかったかなという印象です
余談…
竹野内さんのキャラ好きだな~
二人の歌。
面白かった。
法の穴、正義感だけでは解決できないこと、
綺麗事だけではない、人間の愚かな所、
スッキリという後味ではないけれど見応えがあった。
脚本、監督演出の秀逸さだと思う。
ただ、自分が坂間なら人間不信になる。
植木くんもサクッとこわいし悦子さんこわすぎる。
法を扱う仕事はそれだけ覚悟を持って、強靭な心で向き合わねばならない仕事なのだと否応なく伝わった。
でも、坂間の絶望は入間がちゃんと救ってくれる。
冒頭なんであんなに挨拶を?も、理由がわかった。
主題歌は、二人の歌、だった。
舞台挨拶で斎藤工さんが仰っていたこと、再鑑賞でよくわかった。
あれは二人の歌だ。
夜の舟シーンは楽しかった。
余談、
八木くん、サイコパスキラー役とかにシフトしていきそう。。。
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