映画 イチケイのカラスのレビュー・感想・評価
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極上エンタメムービー 今年の1本目はまずこれ!
場面展開のテンポよし!
全体に散りばめられたユーモアのセンスもよし!
それでいて、
「法」を根拠に自分の正義を貫くということは
これほど恐怖との戦いで、
勇気が必要なんだ…と、
ぐっとくるところもあり!
そしてなんといっても、
キャスティング最高!!
ホント、「入間みちお」は竹野内豊のハマり役だ
黒木華演じる
一本気な「坂間千鶴」も堂に入ってきた
さらに!
WOWOWドラマ版「アキラとあきら」でライバルだった斎藤工と、向井理の共演!
今回は弁護士VS大臣でバチバチ対決かー?!
…と、期待してたのに、出会うことすらなくて
これはちょっとがっかり
そもそも、ストーリー的に
貨物船をわざわざイージス艦にぶつける必要があったのか?
ちょっと大風呂敷を広げ過ぎた感じもあったけど、
全体として
あー面白かったーって感想で、
終わること間違いなし!
もう少し…(^_^;)
楽しかったです。
映画を観て、凄くでもなく…、
とてもでもなく…、普通に楽しかったです。
一部日本特有の町社会!?的なところと、一部演出が、個人的に肌に合わず、何か早送りし過ぎて、大切な人物描写が足りないように感じたのは自分だけですかね!?
ドラマと同じぐらい面白い
ドラマが好きだったので映画化を楽しみにしていた。
ドラマには背景に大きなテーマがあったけど、映画は一話完結なので、大きな広がりはなかったように思う。
でも入間みちおの笑顔にほっこりし、弁護士になったら熱血な坂間千鶴にエールを送りたくなるのは、ドラマと同じで、好もしかった。
法律は正義と同じ意味ではないし、正義って何なのか、真実は酷なのか・・・
裁判の難しさと意義を考えさせられる。
現実は映画やドラマのようにいかないのだろうから、せめて物語の中だけでも夢を見たいものだと思う。
映画はCMが無いから物語に集中できて良かったわ。
フジドラマ映画化3作品の中では1番号良かと!
「ガリレオ」「コトー」の映画よりは、楽しめました。竹野内豊さん、黒木華さんはじめ俳優陣は、息のあったセリフ回し等ドラマと同じように楽しめました。脚本もまずまずだとおもいますが、最後のほうが少し緩んだ感じでした。ドラマでは、時々涙がでる話もありましたが、今回は泣けなかったです。このドラマは、非常にたのしかったので、またのドラマ化を期待します。
法律の勉強になる
ドラマ未視聴での映画鑑賞ですが、人間関係、主要登場人物の性格(役割含めて)もわかりやすく、見やすかったです。
物語はテンポは良いのですが、証拠は乏しいのに証言だけで信じて、話しが進むのは、基本善人の集まりを見せてるのか、
深追いしてないだけなのか。
人間、そんなに簡単に、促されて罪を認めるのかな。
ところどころ、気になりましたが次回作もあれば、視聴すると思います。
ドラマファンだから少しは楽しめたのかも
ドラマが好きだったので鑑賞。入間みちおと坂間千鶴の掛け合いが好きだった。
映画でもその掛け合いは健在。ただ、同じ職場ではなく職種も変わっているので関わり方がかなり変化している。岡山という土地に異動・移住しているから、ドラマ版のキャラクターを登場させるのに苦労した感じが伝わってくる。いろいろと強引な設定。偶然がすぎるだろ。
いろんな事件がからんで行く流れは面白かったが、結構強引なんだよな。それなりにミスリードもあるし、そうなんだ!と思うところもあった。でも、そもそもいろんな要素(土壌汚染?とか具体的な隠蔽方法とか)が気になってしまう。映画ですからね、ある程度は寛大な気持ちで観るんですよ、えぇ。でも、釈然としないところもあるわけ。ドラマ版を好きで観ていた立場としては受け入れられるが、映画だけ観た人はどうなんだろう。そもそもこれ、2時間ドラマでよくない?
ドラマを映画化することが増えているが、そのメソッドもそろそろ再検討してもいいんじゃないか。個人的にも好きなドラマだったとしても劇場で観ないケースが増えている。これはサブスクでよかった気がしてしまった。ま、一人のレビューアーがこんなこと言っても制作側に届きはしないんだろうけど。
もっと悩め〜 坂間千鶴
竹野内豊さんの声がいい。
もちろん、キャラも。
TVシリーズは観てないけど、また、すぐに黒木華さんと竹野内豊さんに会いたくて、ソッコーレンタルしてきた。
ここ最近の日本映画の中では一番くらいに楽しませてもらった。説明の飛躍などあったけど、それもさほど気にならないくらい、小気味よく勢いがあって、完成度もたかく、今年初めての映画がこの映画でよかったと思った。
元気にさせてもらった。
黒木華さんの、泣きのシーン。
あとは…、
きっと、ウルトラマンで蘇るから大丈夫。
令和 “月9” 1位高視聴率ドラマ映画化
もののけ姫と似てるかもしれない。勧善懲悪ではなく(勿論、法治国家においては国家機密の違法な隠蔽は犯罪だし大企業の裏工作は犯罪だし)悪にも理由がある。というか過疎化した村民にとって例えブラック企業が相手でも恩恵を受けて生活してるんだから話は単純ではない。お偉方の国家機密とやらには興味はないが過疎化した村民にとっての大企業の存在は単純な勧善懲悪では語れない。こういうお話はイチケイのカラスではなくHEROや相棒で扱うべきだったと思う(イチケイのカラスはミステリー小説のような難事件の方が向いてる)。HEROの久利生検事/キムタクならどうしたか。相棒の右京さん/水谷豊ならどうしたか。
今の世の中を暗喩した大変重要な作品である
原作もドラマも全く知りません。みちお(竹野内豊)と千鶴(黒木華)を中心として、健康損害賠償裁判を展開していく物語になっています。
私は映画を観る際、いつもこの映画が伝えたかったキーワードを探しながら観賞しています。
この映画のキーワードは「隠ぺい」と感じ、今の世の中を暗喩しているのだと思いました。
ご存知の通り、今の世の中は、政治家等によって多くの隠蔽がなされている疑いがあります。例えば、最近コロナワクチンの不都合な真実が週刊誌で報道されるようになりましたね。
そういった意味で、この映画が伝えていることは重要なことだと思います。
最後の方の人間ドラマもジーンときました。千鶴の成長も感じるドラマでした。
法律に疎い人でも分かる良作です。
盛りだくさんの事件だった
あってはならない政界からの圧力、三権分立のバランスが崩れてしまっている中で裁判官と弁護士の絶妙なかけ引きで正義感を貫く姿勢が面白かった。
海難事故、傷害事件、企業の疑惑、更に風習化した社会の問題の解決への糸口が見えた様だった。
SPドラマを見てからがおすすめ!
俳優さんの方々の演技が素晴らしく、細かいことは「あれ?」と思うことがあったが大筋に影響するほどではなく、期待通りの内容でした。しかし映画公開(1/14)されてからのSPドラマ放送(1/15)はタイミングが悪すぎる!せめて一週間前に放送してほしかったです。
これSPドラマは見ておいたほうが映画につながる内容があり何倍も楽しめますし、新ドラマの「女神の教室」とつながるシーンもあり、本当に面白かった。まだ未視聴の方はTVerで見逃し配信もやっておりますので、ぜひそちらでSPドラマをご覧になってから劇場でご覧になるとよいかと思います。
キャラ崩壊ムービー
こんなに飄々とした竹ノ内豊さんは見たことがない。『シン・ゴジラ』や『シン・ウルトラマン』など堅物な役が多く、暗い印象を持っていましたが、今作で破天荒な一面を見せてくれて非常に面白かったです。
黒木華さんもクールな印象の多い女優さんでしたが、熱血正義感バリバリの新米弁護士で尚且つ、感情的な人物という設定で、劇場を大いに楽しませてくれました。
今作で邦画俳優の固定観念みたいなイメージを変えてくれる実験的映画でもありました。
ストーリーの中心は坂間千鶴VS工場の場面が多く、イージス艦とタンカーの衝突事故は物語をよりシリアスに描くおまけのような印象でした。
伏線が多く、細かい演出もその一つがこの映画の見どころ。映画とドラマのハイブリッド作品という印象でした。
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