劇場公開日 2023年1月13日

「令和 “月9” 1位高視聴率ドラマ映画化」映画 イチケイのカラス HILOさんの映画レビュー(感想・評価)

令和 “月9” 1位高視聴率ドラマ映画化

2023年1月17日
PCから投稿

もののけ姫と似てるかもしれない。勧善懲悪ではなく(勿論、法治国家においては国家機密の違法な隠蔽は犯罪だし大企業の裏工作は犯罪だし)悪にも理由がある。というか過疎化した村民にとって例えブラック企業が相手でも恩恵を受けて生活してるんだから話は単純ではない。お偉方の国家機密とやらには興味はないが過疎化した村民にとっての大企業の存在は単純な勧善懲悪では語れない。こういうお話はイチケイのカラスではなくHEROや相棒で扱うべきだったと思う(イチケイのカラスはミステリー小説のような難事件の方が向いてる)。HEROの久利生検事/キムタクならどうしたか。相棒の右京さん/水谷豊ならどうしたか。

HILO
cocoloさんのコメント
2023年1月19日

HILOさん、こんばんは。私もHILOさんと同じこと考えていて、このレビューを見つけて驚くやら、嬉しいやら🎵

あの、もののけ姫の名台詞 それでもいい。サンは森で、わたしはタタラ場で暮らそう。共に生きよう。会いに行くよ。ヤックルに乗って。

ラストの黒木さんの涙の決意で、このセリフを思い出しました。竹野内豊に、一緒に頑張った弁護士を殺した人達の弁護でも?と、念を押されていたけど、黒木さんはうなずく。

もののけ姫にせよ、イチケイにせよ、これ、苦渋の決断だったと、思います。

あの殺された弁護士を愛していたことを隠し、自分は法曹界の人間として生きていく。それが、あの殺された弁護士を、自分達を守る唯一の方法だったんでしょう。

キムタクなら、公開裁判で皆の前でバッサリ斬って恥をかかせ、そして返り血を浴びておしまいでしょうね( ^Д^) キムタクのドラマならそれでもいいけれど、裁判はエンターテイメントじゃなくて、問題解決だと思うし、私は個人的に竹野内豊の引いた感じが好きですね。

cocolo