劇場公開日 2023年1月13日

「今の世の中を暗喩した大変重要な作品である」映画 イチケイのカラス ゆきとうさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0今の世の中を暗喩した大変重要な作品である

2023年1月17日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

原作もドラマも全く知りません。みちお(竹野内豊)と千鶴(黒木華)を中心として、健康損害賠償裁判を展開していく物語になっています。
私は映画を観る際、いつもこの映画が伝えたかったキーワードを探しながら観賞しています。
この映画のキーワードは「隠ぺい」と感じ、今の世の中を暗喩しているのだと思いました。
ご存知の通り、今の世の中は、政治家等によって多くの隠蔽がなされている疑いがあります。例えば、最近コロナワクチンの不都合な真実が週刊誌で報道されるようになりましたね。
そういった意味で、この映画が伝えていることは重要なことだと思います。
最後の方の人間ドラマもジーンときました。千鶴の成長も感じるドラマでした。
法律に疎い人でも分かる良作です。

ゆきとう