金の国 水の国のレビュー・感想・評価
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あんまり入り込めなかった
主人公のナランバヤル君の見た目がタイプだなと思って観始めたのですが、本来持っているであろう(と私が想像してた)賢さの芯というか、思慮深さが賀来賢人さんの声だと追い付いてなくて、ちょっと背伸びしたような演技だったので、そこで冷めてしまい、集中力が途切れてしまって、あとはよく覚えていません…。ちょっと夢を見すぎたかもしれません。
ちゃんと声優さんを起用していれば大分印象は違ったのかなと思いました。
映像はとても良かったです!
子供向けファンタジー
全体として、予想内の捻りのない、でも、ちゃんと作られたアニメ、っていうのが一番近いですかね。
人を殺したりしないし、優しいといえば優しい人たちの物語なんだけど、、、
いやー、もう少し映画とかアニメがたどってきた色々な深さや挑戦や失敗とかの上に、新たな何かを書き加える気概で作って欲しかったかなあ。
悪くいうと、へ?それだけ?って感じ。短いのでエピソード一つ一つに納得感もないし、どちらかというと、薄味の昔話をそのままみせられた感じ。
人様の評価にあれこれ言う気はないけれど、、、もうちょっと色々な作品を見たらどうかな。
いい映画だった、面白くはなかったが普通にいい映画だった
面白はさなかった。展開が遅くて少し長く感じたから80分くらいにしたらもっといい感じだったかもしれない。
ただ、いい映画だった。見終わったあと映画を見たなと言う満足感といい映画だったと言う感覚になる。ただ、面白いとは思わないと言う謎の感覚に襲われるので、疲れてる時に見るには最適な映画かもしれない
優しさにあふれた童話
国と国とのいざこざの話だけど、賢いキャラがちゃんと賢いのでテンポよく進む。子供向けとはいえ、これだけサクサク進めるのは凄い。
有能なキャラが多く、見た目より実はいい奴ってキャラも多い。
あまりに味方が優秀すぎるので、大人が見たらやや物足りないかも。
兵士20人より強い学者とは…?
他に難点を上げると、浜辺さんの声が若干鼻声なのが気になった。
子供と一緒に観るなら、安心して観れる良質な映画。
💧💧💧
すごい良かった。
なんだか嬉しくて気持ちのいい涙を流した。
すれ違ったりしているけど登場人物みんなが誰かのために一生懸命生きている。
なんてステキな物語でしょう。
ずっと見続けていたいと思うくらい心が暖かくなる物語でした。
主役二人の演技は、なにも問題無し!
キャラクターにバッチリ合っていた。
凄く有名な作品という訳では無いかもしれないけど、ぜひ老若男女に観てもらいたいと思います。
個人的にはライララが気に入った。
児童文学にした方が良いかもね。
お互いにつまらない理由で戦争していた隣国同士。
後に金の国と呼ばれる砂漠の国は怒って国境に塀を作ってしまった。水の国と呼ばれる国は塀ができた事で街道が封鎖されてしまい何処の国とも交易出来ず衰退の一途をたどっていった。
そんな塀ができて50年、水の国は50年前の戦争の傷跡も癒えないまま極貧生活。対して金の国は大儲けして繁栄を極めた。が、お陰で僅かしか無い水資源を使い果たし限界に来てしまった。
このままでは生活もままならない。
そんな時に過去に臆病者で物分かりの良いと良いとされた王の遺言で水の国で最も頭の良い若者と
金の国で最も美しい娘をそれぞれ派遣して結婚させる事を実行。だがお互いに送ったのは犬と猫。
両者とも真面目に履行する気は無いし、何となれば戦争のきっかけにしようとしたフシもある酷い話。
それに巻き込まれてしまった水の国のお調子者の技術者と、ふくよか過ぎる金の国の末娘の王女。
翻弄される二人と両国の関係は?二人の恋?の行方は?
凄く良い話なんだけど出てくる人物、敵も味方もいい人過ぎる。それ故に話に深みや重みが足りない気もするが、ややこしくすると話が無駄に長くなりダレてしまうか?だから児童文学にでもした方が良いかな?って気がした。
魔法も何も出てこないけど一般向けのグリム童話の様な感じと言うか魔法使いや魔神の出ないアラビアンナイトの様な話というか。
万人向けではあるができれば小学生に見てもらいたい映画かな。ご家族でどうぞって感じ。
あまり見にくる人が多く無いのは心配。
けして駄作では無いしむしろ見て欲しい映画だと思うのだが。
最後にボヤキ、こんな世界だったら良いのにね…
いやボヤいてないで目指すべきなんだろうけどね…
とかくこの世は難しいね。
美しい物語
色々忙しくて、ようやく新作映画今年1本目です。1発目から最高の映画に出会いました。まず作中の音楽が凄い良かったです。エンドロールで確認したところ、音楽の担当が、私の1番好きな映画である、ジョゼと虎と魚たち(2020)でも音楽を担当していたEvanCallさんであったのを知って納得しました。そしてなんと言ってもストーリーです。ネタバレになるので詳しくはいえませんが、最高でした。そして感動しました。アニーメーション映画をよく観る私の中で3本の指に入るくらいとてもいい作品でしたので、ぜひ劇場でご覧ください。
内容は子供向けだけど大人も十分楽しめる
お話がシンプルなので、少し物足りないけど、十分楽しめました。
世界観がファンタジーで良い世界ですね。
おとぎ話のように善人がしかいないけど。
主人公が美男美女じゃないってのも教育に良さそう。
特に音楽が良いですね。エバンコール。
声優はプロがやるべきだと思いますが、賀来賢人は本職並みに凄いですね。浜辺美波も良いのですが、どうしても本人が思い浮かびます。今回はキャラクターの印象と違うのでちょっと違和感。
浜辺美波さんは好きですが。
公開から1週間、夕方の回で観客は6人でした。
そのうち子供連れの3人家族が何か喋っててうるさかったな、、、子供向けアニメだから子供が喋ってしまうのはしょうがないと思うけど、お父さんお母さんも注意もせずに何やら一緒にコソコソと話して、、、この子も大人になってもマナーの悪い大人になるんだろうな。もっと言えばこの夫婦の両親もきっとマナーが悪いんだろなと、エンドロールの家族像観ながら思ってしまった。知ったこっちや無いけど。
設定に説得力がなく物語に入り込めない
国同士の友好の印に、美しい嫁と賢い婿を交換し合うという設定が、まず、ピンとこない。政略や人質のための結婚ならば、双方の王族同士でないと、あまり意味がないのではないか?
しかも、相当昔の盟約であるはずなのに、過去にその実績があったように見受けられず、主人公たちが初めてのケースのように描かれているのは、どうしたことか?
さらに、犬や猫を送るくらいなら、最初から、主人公の2人を、嫁や婿として隣国に送ればよかったのではないか?
ラストで、金の国の王が、水の国の建築士の言葉をすんなりと受け入れる展開にも、釈然としないものがある。
ほんの些細なことでいがみ合っている両国の対立の原因は、人種でも、宗教でも、イデオロギーでもなく、単なるコミュニケーションの不足であると考えられるが、王族同士が結婚することで、もっと早く話し合いの場が持たれていれば、とっくの昔に国交を開くことができたのではないだろうか?
そんなことを思いながらモヤモヤしていたら、物語にまったく入り込めなかった。
人と人との繋がりが、国と国との友好に結びついていく様を描いたファンタジーで、だからこそアニメーションという手法が用いられたのであろうが、それでも、最低限、説得力のある設定が必要だったのではないだろうか?
宮廷ドロドロ政争ドラマに疲れたらこれを観よう!的一作
岩本ナオの原作を未読のまま鑑賞した観客による感想です。
おおよそ予告編で予想できた展開ではあったのですが、『ゲーム・オブ・スローンズ』をはじめ最新作『ノースマン』に至るまでの、「宮廷ドロドロ政争物」によって、いつしか「この世に善人は一人もいない!」というダークサイドに侵食されかけていた心を、この物語は優しく包摂してくれるのでした。
ひょんな縁で結ばれた敵国同士の二人が、やがて大きな国家間対立に巻き込まれていく物語、です。一言で表現するならば。しかしながら、頑迷固陋な王、高慢な義姉妹、様々な野望を抱いて王に侍る臣下達、潜伏する暗殺者、そして庶民同士ですら憎み合う国家間対立、などなど、ロバート・エガースであれば嬉々として地獄絵図を現出させる要素をちりばめつつ、暴力ではなく信じる心で世界を動かしていく物語を紡ぐ、という一貫した姿勢で物語を描ききったことに感嘆しました(甘い物語はいいからハードな展開を見せてくれ、という方は、やはり真っ先に『ノースマン』を観るべきでしょう)。
マッドハウスの手がけるアニメーションは、表情、風景、そして光の描写まで美しく、これが作品を貫く優しいトーンをさらに強化しています(男の人たちの肌つやが良すぎる問題もあるけど)。
あえていうなら、様々な展開をこの時間に収めた編集の手際は見事だったんだけど、やはり初見で物語を理解しきるにはかなりの集中力を要したので、むしろもうちょっと上映時間を延ばしてゆったりと描いて欲しかったなぁ、と。
脇役にもしっかりライトが
主演や重要な脇役以外の端役の人物描写がしっかりされていて、手頃な鑑賞時間でありながら、しっかり丁寧に物語が紡がれていた。
じんわり感涙。
主演の浜辺美波さん大好きな女優さんだし、違和感は無いんですが、ギャグシーンやびっくりするシーンでは棒読みになってて、やっぱりアニメは声優さんを使って頂きたいです。
『動く箱』が上昇するときは『浮遊感』は感じないと思う。
物語の世界観、
キャラクターの人格、ところどころででてくるギャグテイスト、
おとぎ話のようでおとぎ話ではなく、ファンタジーでもなさそう。
ストーリーの流れてゆく方向やリズム、あんまり必然性のない展開等など…、
この映画の世界に入り込めなかった…。
でも、最後のタイトルバッグの絵(『絵巻物』)はすごく良かった。
やさしい心が紡ぐやさしい物語
予告で観たときには、キャラに魅力が感じられず、絵のクオリティもそれほどではなかったので、鑑賞するつもりはなかったのですが、みなさんの評価が高いので急遽鑑賞予定に入れて観てきました。なるほど、鑑賞後に心があたたまる素敵な作品でした。
ストーリーは、長年にわたる争いで国交を断絶していた、経済的に潤うが水の乏しい金の国・アルハミトと、豊かな自然に恵まれているが貧しい水の国・バイカリは、昔の誓いによりアルハミトは嫁、バイカリは婿を相手国へ送るはずだったが、無礼にも犬や猫を送り合ったため、戦争の危機を感じたアルハミトの王女サーラとバイカリの青年ナランバヤルが、偽りの夫婦を演じながら両国の危機を救うというもの。大筋はこんな感じなのですが、その中で実際に描かれるのは二人のラブストーリー。これがとてもわかりやすかったです。
主人公のサーラとナランバヤルは、言葉や態度がとにかく優しく、思いやりにあふれています。その人柄のよさが惜しみなく発揮された物語に、擦れた心が癒されるような温かさを感じました。それに伴い、あのポッチャリ王女がどんどんかわいく見えてくるから不思議です。一方のナランバヤルも、イケメンとして描かれているわけではないところがよかったです。そんな二人が惹かれ合う姿が微笑ましく、こちらも幸せな気持ちに浸れます。
他の登場人物の中にも根っからの悪党はいなくて、みんないい人か普通の人ばかりなのもよかったです。だからこそ、持ち上がる戦争の火種が、現実に起こりうる争いの原因にもつながるようで、考えさせられるものがありました。また、序盤から用意された伏線が、収まりよく回収される感じも心地よかったです。ラストで両国が手を結ぶ場面は、なんだかこちらもうれしくなりました。
キャストは、サーラ役が浜辺美波さん、ナランバヤル役が賀来賢人さんで、二人とも十分に及第点でした。声の演技という点ではやや力不足と思えるシーンも多少はありましたが、声質はキャラによく合っていたと思います。なにより浜辺美波のやさしい声と穏やかな口調は、サーラにベストマッチだと感じました。脇を固めるのは、神谷浩史さん、沢城みゆきさん、木村昴さん、茶風林さん、銀河万丈さんら一流声優陣で、主演の二人を盛り立ててます。
ちょっと幸せな気分に浸れる、お伽話のメルヘンチックな作品です
予告編を観て、登場するお姫様が太めの体型なので、どうして、美少女タイプのお姫様にしなかったのか、不思議に思っていました。
そのキャラクターが、何となく気になって、観ることにしたのですが、敵対する国の男女が、ひょんなことから知り合い、最後にめでたく結婚にゴールインするという、昔懐かしい、お伽話のメルヘンチックな内容でした。
出だしに、その敵対する国同士の紛争の原因の説明が有りますが、ギャグそのものです。
美しいアニメーションのお伽話に引き込まれて、ちょっと幸せな気分に浸って、楽しい時間を過ごしたい人には、良い作品だと思いました。
原作は漫画だそうで、私は、このお伽話は面白いと思ったので、電子書籍版のコミックを買いました。
良い話でした。
どんな内容なのか全く知らず、ヒロインがぽっちゃり型なんだ〜って知識くらいで見に行きました。
実はぽっちゃり型って事でちょっと見るの躊躇してたんですよ。ヒロイン向きじゃないなぁ〜って。
けどけど、めっちゃ良かったです!
こんなに可愛らしい子も珍しい!
内容的にはあり得ない話なんだけど、涙するシーンがいくつも有りました。
ライララのキャラクターも面白かったですね。
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