NOPE ノープのレビュー・感想・評価
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おもしろかったんだけどー
アスのジワジワ怖い表現が秀逸だったのでそれを期待しちゃった。まったく違うアプローチができてしかもちゃんと面白いのはスゴイけど、私はあのジワジワ感が好きなのでちょっと肩透かし食らった感じ。
理解するのが難しい。
ジョーダン・ピール監督作品3作目です。
1作目の『ゲットアウト』にはいろんな衝撃と強いメッセージ性を貰いました。
今作は前2作に比べても制作費用もかなりかけて作られたらしい。そして内容もめっちゃ難しい···
多分だいたいの人は何も理解出来ないままエンドロールに辿りついてます。
監督は何度も観てそこから見えてくるメッセージ性を伝えたいかのような感じもしました。
私は『ゲットアウト』しか観たことないですが、あの作品のような雰囲気で観て理解できる内容ではなかったです。
因みにジャンルはホラーっぽいけど完全にSFでしたw
少しよくわからなかった
藤原ヒロシさんと星野源さんが観たと言っていたのでSFもホラーも好みではないけど興味本位で鑑賞
アマプラ視聴のため1度目は寝落ち。
翌日最初から再視聴。2回目の最初は後ででてくるエピソードを知っている分、よく理解できたが、物語全体にどういう影響をもたらしているのかよくわからなかったり、でも、ドキドキハラハラしたりがあって楽しめた。
あのお二人もオススメでもなく面白かったでもなく『観た』というコメントだったような印象だったのがよく分かる。藤原さんは後でアレってアノことかな?とか話したくなると言っていたのもわかる。けど、誰かに勧めたいほどの驚きや感動はないかな…
メッセージを理解できる人ならいいと思う
UFOみたいなものが現れたので
それを撮影して一儲けしようとする兄妹の話。
前作に引き続き、作品に込められてる
メッセージを理解しきれずこの評価になりました。
とりあえず自分の得ばかり考えたらダメなんだな
ってことはよく伝わりました。
聖書や実際にあった時間との関係性もあるらしく、
ネタバレや解説を読むと
「なるほど、そういうことか!」と納得できますが
これらを初見で理解するには知識不足でした。
理解できなくてもSFとして楽しむことはできます。
UFOみたいなものとのスリリングな駆け引き、
それをひきたてる音楽と俳優陣の演技は
間違いなくよかったです。
猿の映像や元子役の登場など、
先が読めない展開もよかったです。
やっぱりダニエルさんの顔芸はすごいですね。
魂抜けたような顔大好きです(ほめてます)。
海外にいたので英語音声、英語字幕で観たので
理解間違ってるところがあるかもしれないです。
不気味さに惹きつけられた!!
空から何が出てくるの?
この猿はなに!?
とハラハラ見てたら一気見してしまった
すごい楽しんで見てたのに、
見終わってから訳わからないことが多すぎた!
色んな人の色んな解釈を調べまくり
なるほど…
とある程度はわかった気に。
でも立ってる靴とか
勢い込んで出てって喰われたカメラマンとか
まだまだわからないことが多すぎる!
もう一回見て自分なりの解釈を見つけてみたいと切実におもいます
あと血が降り注ぐところはシャイニングを思い出した。普通にホラーだったもので、前情報なしで見たからびびりまくり!
人間関係等におけるブラックカルチャーのノリに好き嫌いが分かれる作品では?
解説に「『ゲット・アウト』『アス』で高い評価を受けるジョーダン・ピールの長編監督第3作」とあり、これが3作目かと驚いた。どれも大きな話題となった佳作ばかりではないか。
1、2作と同様、本作もストーリーが念入りに作られており、意外性があるのに決して奇をてらっていないのがいい。
ストーリーとしては、①自分の飼育する馬をTVドラマで売り出し成功を狙う主人公ヘイウッド兄妹のチョンボの連続によるあえない沈没、②子役時代にショービジネス界で成功しながら今はつまらない西部劇パークの経営者に収まっているリッキーの数奇な運命、③UFOらしきものの撮影によりぼろ儲けを企む人々のドタバタ劇――の3つをサブストーリーに、後半から④UFOならぬUMAの襲撃と、その撮影と撃退に挑む人々のアドベンチャーがメインストーリーとして浮上する重層性に特徴がある。
また、登場人物のキャラクターは主人公たちだけでなく、脇役の造形もしっかりしている。
主人公のヘイウッド兄妹の性格、言動のアンバランスさ、過去の栄光を売物にしつつ、大きなPTSDを抱えているリッキー、儲け話に抜け目なく手を突っ込む男エンジェル、芸術家肌のカメラマン・ホルスト…これらの人物像が個性的な魅力を持って丹念に描かれている。
ピール作品の特徴はまた、全編を貫く黒人要素にある。1、2作では黒人差別に対し必死に抵抗して、勝利を収める黒人の姿が描かれていた。
本作では黒人差別の色彩は薄らいだものの、キャラクターや人間関係のノリにおけるブラックカルチャーが色濃く打ち出されており、それに慣れていなかったり、好きになれない観客には、特に前半部分でなかなか映像にのめり込めない原因になっている。
実は小生もこの手のノリに違和感があり、主人公兄妹に感情移入できず、退屈のあまり途中で眠り込んでしまった。特に妹エムの鬱陶しすぎる自己アピールや軽薄さにウンザリさせられたのである。これではイカンと再度見直してから、本作の面白みが分かってきたのだった。他のレビューを見ても、似た感想を持った人も少なくないようだ。
この辺は慣れの問題なのか、もっと奥深い価値観に根差しているのか、残念ながら今はまだ分からない。
「空の中」に棲むモノ
『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール監督、SFXを駆使したモンスターホラー。
グロシーンありなのでご注意を!
【ストーリー】
動物タレントをテレビなどのメディアに出演させる牧場を営んでいるOJとエメの兄妹。
父が空から落ちてきたコインに当たるという謎の事故で死んでからは経営が上手くゆかず、隣にできた西部開拓時代のテーマパークに少しずつ動物を売りながら、どうにか牧場を延命させてきた。
牧場周辺では家畜が犠牲になる事件が増えており、夜にパトロールをしていると、いつのまにか厩舎を逃げ出した愛馬と、発光しながら雲間からのぞく巨大な飛行物体が。
——俺たちの頭の上に、何かが棲んでいる……!
空に異変があると勘づいた二人は、監視カメラを設置する。
その何かは、雲に隠れ、人や動物を喰う。
どうにかその生物をカメラに収め、助けを求め、あわよくば一攫千金につなげたい二人だが、そいつ「ジージャン」が近づくと全ての電子機器から電源が落ちる。
打てる手が尽きる中、「ジージャン」はついに本格的にその地の彼らを喰らい尽くす動きを見せる。
その最初の犠牲は、テーマパークのショーのキャストと、すべての観客だった。
「ジージャン」が食欲に狂乱し、牧場どころか家も出られない状況がおとずれる。
八方塞がりの中、兄妹とカメラの設置をした販売店店員のエンジェル、そして最初は撮影の要請を断ったが、信憑性高しと仲間に加わったホルストが、数少ない情報からその生態を分析し、手回しアナログフィルムカメラを使った決死の撮影計画を練るが——!
空に棲むUFOが異星人の超科学宇宙船ではなく、巨大な生物というアイデアは『図書館戦争』の有川浩のデビュー第二作目の『空の中』を思わせます。
あちらは不可視の超巨大知的生物でしたが、こちらも負けずに不気味な巨大生命体です。
その姿はアダムスキー型UFOに似て異様で、習性は貪欲にして狡猾、非常に厄介な生物です。
巨大生物でホラーを撮ると、某連作シャーク映画のように出オチになりがちですが、そこをストーリーテリングと演出で支えるのはさすがの力量。
一気に全容を見せず、徐々にその生態を明らかにしつつ、恐怖をあおります。
本格的に主人公たちをターゲットにすると、開放的なはずの広大な土地と空が、恐るべきジージャンの、逃げ場のない狩場であることをくり返し観客に突きつけてきます。
対するOJたちは、地形や設備を利用して謎の生物の攻撃を何度もかわし、ついに生き残るために反撃を決意。
クライマックス、何度も心を折られながら、4人がお互いを囮にして「ジージャン」を翻弄し、全力で戦う姿が熱く心に迫ります。
すべてが終わって、廃墟となった我が家と人の消えたウェスタン・テーマパーク、時間の止まった美しき風景が、安堵と失ったものの大きさを突きつけてきます。
役者陣も実力派を取りそろえ、なかでもウォーキングデッドのグレン・リー役のスティーヴン・ユァンがテーマパークのオーナーとして出てきたときにはテンションプチ上がりました。
あと子役時代の子、ユァンに激似。
あっと驚くアイデアと、幾重にも伏線が張り巡らされたストーリーの、非常に完成度の高いホラー・エンターテインメント映画です。
ピール監督にいつか”和製ホラー(日本が舞台)”を作ってほしい…(ネトフリとか活用して)
タイトル見て「なに馬鹿言ってんの!?」⇒振り返ってみる。
前半の神がかり的なじっとりめの想像力を掻き立てる演出と間の取り方を、そしてゲットアウトとは違う後半のアクションを。
前半★★★★★☆
後半★☆
=評価★★★☆
わかりやすさは前半★2。後半★3。
皮肉。演出。メタファー。
ゲットアウトのときも多少は感じたが、「正体見たり○○」みたいな直球過ぎる後半のネタバレ&アクションはあまり好きになれなかった。前半だけなら、印象に残るシーンや心の深層を逆なでするような演出だけでご飯三十杯。
もう正体わかった後なんて数分で映画終わらせてもいいんよ……。「わかるまで」に重きを置く意味不明の連鎖+この監督の演出+和製ホラーって相性いいと思うんだけどなあ……。遠くでなんか動いてたり、画面の隅に情報隠したりとか、パニくる陽のホラーじゃなくてじっとりした陰のホラーの意味で。
暗がりに溶け込む黒人の肌と、目と歯のコントラストほんとう上手いよね。
あと他レビューでも語られる社会派スパイスは健在。
おさるのジョージは何者やったんや?!
「ツイスター」と「サイン」と「ゴジラ対オルガ」をごった煮したような作品。
ゲットアウトもアスもギリギリ意外性を保っていたので
この監督は見続けようと思うのですがうーん、てなところ。
山場にたどり着くまでが摩訶不思議な雰囲気だけで抑えようとしていたので
ちょっとキツかったですねえ。最終決戦も腹下しだけが攻略法なのに
これだけ持たすのは大したもんかもしれないが。
あーそれと監督の志向なのかもしれませんが主役が黒人である必要は
全くありません。それと洋画でアジア系は見たくないなあ。
60点
3
TOHOシネマズ日本橋 20220915
社会風刺の詰め込み映画
鑑賞後の気持ち
風刺の仕方や演出は面白いと思ったが、一本の映画としての出来は悪いと感じた。
鑑賞後の心の変化
動物は大切にしよう
鑑賞後の行動の変化
映画のレビューを見るのはやめよう
好きなシーン
チンパンジーが暴れてるシーン
嫌いなシーン
チンパンジーが射殺されるシーン
馬が可愛い
これは話がよくできていた。寓話的でもあり、考察が必要になるタイプの映画。
実はストーリーをあらかじめ読んでいたのでオチは知っていたが、それでも楽しめた。一応ホラー映画なので「こいつは死ぬのか…?死なないのか…?」という観点でも楽しめるしね。
まず登場人物が少なめなのがよかった。ホラーによくある、たくさん出てきてどんどん死ぬみたいな雑さは一切無し。それぞれのキャラにちゃんと役割があった。
ストーリーは、たまによく分からない所があった。ジュープは雲のことを知っていて以前から馬を食わせてたって、見てたら普通気づくもの?
冒頭のチンパンジーのシーンも、「え、見る映画間違えた?」と思ってるうちに終わるので、見返しが必須な気はする。
恐怖シーン以外のちょっと退屈なところは馬の可愛さでカバーできる。時代物以外で馬がたくさん出てくる貴重な映画。ただし馬が何頭か死ぬので馬好きは注意。
主人公の、静かなること林の如し動かざること山の如し感がヤバかった。ホラー映画で主人公一度も叫ばんことある?車の中から静かに上(の化け物)を見てまた静かにドアを閉めるのおもろすぎた。ホラー映画だと「おいなんでそんな軽率なんだ!」と思わされることはよくあるけど、この主人公は重厚である。
含蓄のあるストーリー、魅力的なキャラクター、適度な怖さ。大変素晴らしい。
ひとつだけイチャモンつけるなら、主人公が最も「生物に対する対応」を理解していたのに、倒すのは妹なんかい!とは思わないでもない。
タイトルなし
兄貴の会話や動作がノッソリとした物に徹しており、パニックムービー寄りの作品だというのに走ったのは、たったの1回だけ。この辺りが苦手で主要キャラだというのに最後まで牧場兄妹の事が好きになれなかった。ただ、他の演出や話の進め方には引き込まれてしまい、結局のところは楽しめた作品でした。
何度も観る事に成るチンパンジー暴走現場に不自然な姿勢で立っている靴。日本だと天気を占ったりするけど、これなら空から遺留品くらい降ってくるよねと思った。
アニメ作品「AKIRA」をオマージュした電気バイクの停車シーンには痺れた。
ハラハラ時々ドキドキ一時ビックリ後ゲラゲラ
まあ、タイトルの通りです。
・IMAX4Kレーザーで鑑賞。音を上手く使った「恐怖」「脅威」の演出が秀逸でした。また、牧場の壮大さだったり「スピード感」がきれいに表現されていました。
・ストーリーは、牧場主が長男の前で死んでしまいます。不気味な物音と共に空から何かが降ってきてそれに貫かれてしまうのですが、散々見てきた予告ティーザーから想像もつかなかったものでびっくりしました。そして予想通りの伏線でした。馬の尻に注目してみて下さい。
・話が進むにつれて恐怖からギャグ(おふざけ?)が混ざっていきます。徐々に気づかないうちに仕込んでいく様は伏線回収しながら、お!と気づいていきます。
・で、ラストは壮大な作品のオマージュ?(パクリw)でした。なんか、「何者か」の弱点が推定された時点で予感はあったんですけど、まさか、テツ・・・なんでもないです。まんまのアレをぶっ込んでくるとはw
そして、ラストは脱力と爆笑でした。あまりに予想通り過ぎて・・・
・早々に結論が見えたアスよりは、話そのものも楽しめました。でも、雰囲気はなんとなくアスだったり、メッセージだったりを想起しました。
ということで、単純なSFホラーではないです。ホラーからコメディへの転換は見事じゃないでしょうか。そこは全然予想してませんでした。
大画面で観たかった
思わせぶりな予告を観た時点で、前作『US』の内容と相まって、ジョーダン・ピールは正しく(?)シャマランの後継としての道程を歩み始めたのでは⁉︎と妄想したが、わりと当たっていた…。巨大円盤型生物襲来絵巻としての映像は実写版エヴァみたいで迫力があったので、これは劇場で観るべきだったかとも思った。ちゃんとそんな映画だって宣伝してくれてたら観に行ってたのに。
チンパンジーが撮影中にキレて大暴れというエピソードは、その後、生き残ったジュープが他の生命を意のままに操れば罰が下るという教訓を活かせないで悲惨な末路を辿る件と、それがそのまま有色人種への扱いのメタファーだったりする件として、テーマ的に本編に絡んではくるけど、それが有機的に一本の映画に結合せず、意識高いことをやっている映画とB級のノリでやっている映画を並行して観ているような気分になってしまった。それは黒人が映画誕生の始めから映画に存在していたにも関わらず疎外されてきた、というエピソードも同様で、そこらあたりの思わせぶりに色々やっているけど、総体として散らかっている感じは、味といえば味だが、やはり少し物足りない。西部劇を取り入れたりというのも、あまり消化されていない印象だったり。
とはいえ今作のように色々と現代的テーマやジャンル横断的なアレコレを詰め込んで提示しないと巨大生命体襲来なんて映画を今どき予算を掛けては作れないだろうし、実際に力の入ったSF的スペクタル映像を見せてくれたので、当然に楽しませてはもらったのだった。なので有り難いし、文句をつける気は毛頭ないんだけど、楽しかった分、もっとこうだったらという欲張りなオタクの欲求がムクムクと湧いてきちゃうのだった。
違法でしょ
近所のテーマパークのいたずらっ子が侵入してOJを驚かすシーンが一番怖かった笑
チンパンジーが人を襲うシーンの後、馬が暴れることを想像してハラハラしてしまった。
馬の後ろに立つなって言われているだろーが!
寡黙なOJに対しておしゃべりなM。
プレゼンはやたらはしゃぎ過ぎて、空回りが虚しくて。
カメラ設置を頼んだ後、違法承知で動画を見ていた店主。
や、違法だからね。
ドタバタ騒ぎでうやむやになってるけどさ。
その後出てくるやたらと低音ボイスの映画監督。
生き証人になったんだっけ?彼の活躍は…?
アメリカ国土広しと言えど、誰かしらあの未確認飛行物体に気づくのでは?
と思うとあまりホラーっぽく感じなくて、人を喰う巨大イカみたいなヘンテコな物体から馬で逃げるというのも無理がありそう。
有刺鉄線とか、消化?しなさそうなのは吐き出すらしい。
意外と内臓はデリケートなのか?
ちょいちょい、ゴーディ・ホームが出てきたが、どうしても繋がりがわからなかった。
隣のテーマパークのオーナーが何を貫き守ろうとしていたのか、とか。
観客にいた顔に怪我を負った女性は、あの悲劇のサバイバーの1人ということか。
むしろ、そっちはそっちで一つの作品として作れそう。
UFO?てかエイリアン?
空から色々降ってきたら死ぬよね〜、危ない危ない😣
本編と直接関係のない、過去のチンパンジーの事件のが怖い😱
結局は未確認飛行物体というより、巨大エイリアンだよね、なんか巨大なエイ、マンタイが空を飛んでる様。人や動物を吸い込んで、余分なものを吐き出す。OJたち、命懸けでトクダネとろうとしてたのに、結局は他の記者たちに先をこされちゃった、残念。まあ、お兄ちゃん助かって良かったけどね。
映画の話だけれど、コレを観てから、空の雲、ちょっとじっくり観ちゃってる自分がいます。
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