月の満ち欠けのレビュー・感想・評価
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輪廻転生あるのかな
以前はピンク映画を手がけたという廣木隆一監督、最近はどんな映画を作っているのかと気になって見ました。前情報、一切なしで見たので、どんな展開になっていくのか最初はさっぱり読めず。途中から、「ははーん。有りそうで無さそうな話かぁ」と思いながら進んでいくと、結構、主要な登場人物が多く、人物関係がややこしかったです。
前世や輪廻転生があるのかどうか? どちらかといえば現実主義なので、スピリチュアル系は信じない方です。しかし、芸能人などでも自分の前世を語っている人もいるし、実際に前世や生まれ変わりを信じている人も多くいるので、「絶対に存在しない」とも言い切れないでしょう。
ファンタジーなラブストーリーとして、まあまあ楽しめます。ただ、瑠璃が2度生まれ変わるのはちょっと、くどかったように思います。有村架純演じる瑠璃の旦那さん(田中圭)が、かわいそうな役で気の毒でした。あそこまで、怨念のようにつきまとうキャラ必要? 目黒くん、年月経ってるのに若いままで笑えた。
しかし、文句を言いながらも、ラスト、伊藤沙莉の娘(瑠璃)と大泉洋が抱き合うところで泣いてしまいました。(T_T) そして、新幹線の中で妻と娘のビデオを見て涙ぐむところも、涙を誘います。大泉洋にすっかりやられてしまいました。あの人、普段はコメディタッチだけど、泣きの芝居、上手ですね。
原作はベストセラー小説で直木賞を受賞したとか。読んでみたいです。映画もアカデミー賞、多部門受賞したんですね。
ここまで来ると……
2回目まではいいとして、3回も戻ってくるのはある意味ホラー過ぎて怖かった……しかも奥さんも身近に(・_・;)にしても、クソみたいな元夫……最初の事故は自殺ではなかったんだねぇ。ちゃんとまわりみようね。
やっぱり小説の映画化は難しい
原作は4人に渡る生まれ変わりと前世の記憶を題材にした恋愛小説なんだが、やはり映画はいろいろと変えている。1番大きいのは生まれ変わりの3番目をカットして3人に減らしているところ。またその影響もあってか登場人物が原作よりも全体的に若くなっている。他にも原作と変えられたところがかなり多く、映画を観る少し前に原作を読み終わっただけに、あー、ここは変えられたか、ここもカットされちゃったかの連続で、そういうところばかりが気になってなんだか映画そのものに集中できなかった。まあ原作よりかなり薄味になっちゃった感が強いのは確かだ。
『鳩の撃退法』の時も思ったが、佐藤正午の長編小説は文章ならではの表現や展開が多く、映像化するのが難しいものが多いように思う。また文章表現の部分にこそ“味”があるので、あらすじだけを追ってもそれこそ味気なくなってしまう。かといってそこまで表現していると上映時間が長くなるというジレンマ。そのあたりは廣木隆一監督をもってしても上手くいかなかったようだ。あと1980年パートの風俗再現がなんだか甘いように感じた。実際の80年代の現代劇映画なんかを観てるとなおさら。
ただ有村架純は相変わらず演技が上手い。相手役の目黒蓮も決して下手ではないんだが、有村架純が上手すぎてなんだか下手に見えてしまった。
時間があって何観ようって悩んで、直木賞取ってる原作だから観てみた ...
ちょっと泣いた
一言で言うと輪廻転生、生まれ変わりという個人的なテーマだが、そこに愛する人の喪失という男女や親子の心理を交えて感動に繋げている。
原作を読んでから鑑賞した。低いレビューが多いが、小説を読んでいたらそんな内容のレビューにはならないんじゃない?時代が跨っているので原作は相関図でも書かないと混乱しそうな感じだったが、うまく端折りながらまとめた感。ただ、正木竜之介の同僚が妙な遺書を残して自死をするエピソードなど重要そうなエピソードがカットされていた。あと映画ならではの音楽の使い方、これが正解なのか不明。1980年、ラジオがジョン・レノンで一色ですねと言うが彼が殺されたのは1980年12月8日だから1980年は残り少なかったので時期が限定的だなと思いつつ。そしてイマジンじゃなくてウーマンなんだねと思いつつ。瑠璃が口ずさむ曲は知りません。
当時の高田馬場の様子は知らないが、東海銀行などはリアルだった。映画館のロビーも。
めめの演技が激賞だったというが、そこまでかどうかは素人には分からなかったけど、ほんとオーラを消すのが上手いよね。ボソボソした話し方で、地方出身の誠実で平凡だけどなんとなく好感が持てる大学生役に合っていた。
キャストと時代考証は大事。
原作が大好きだったし、キャストも大好きな方たちばかりなのでワクワク...
皆さん、評価低めなんですね。
まともなのは堅さんだけ
冒頭の小山内堅さんと亡くなられた瑠璃さんの生まれ変わりである
緑坂さんの娘さんとの再会が非常に素っ気ないのが不思議です。
実の親を小山内さんと呼び、絵を書くことに集中し挨拶もしないで黙っている。
前世の記憶があるなら出会った瞬間涙を流して抱きつくくらいあると思いますが。
三角さんと正木瑠璃さんとの不倫も常識外れで普通の感覚なら受け入れられない
そして最後中年の三角さんと幼女が・・・・
三角さんも生まれ変わりで子供同士で再会するストーリーにして欲しかった。
1ST KISS好きな人に刺さりそう
偏見まみれの推測だけれど
韓流にはまるタイプの人、世代が
謎に好きそうなジャンル
現実離れした純愛
自分たちだけ特別でチートの許される設定
人の死や孤独を感動のための道具として使用
ご都合主義の不器用による災難
文学的な雰囲気で崇高さを出そうとする稚拙さ
私は読解力と想像力がまるでないので
何が描きたかったのか、何を伝えたかったのか、
人々はこれを観てどんな感動や思いを抱くのか
全く分からなかった
脚本・演技に関しては、以下辺りが気になった
柴咲コウの話し方があまりに時代錯誤すぎる
目黒蓮が年齢不詳過ぎて時代設定に戸惑う
説明的な台詞に不自然さを覚える
伊藤沙莉は端役では演技できる方の印象だったけど
よく見るといつも同じ演技でつまらなさを感じる
設定されたコミュニティが小さすぎて
作り物の奇跡の白々しさが際立つ
タイトルとストーリーの橋渡してきに
月の満ち欠けを人の生死に掛けたセリフとして
「月は死んだのに」みたいながあったのかと思うけど
月に死ぬとか生き返るのような言葉をぶつける
幼女が怖くてなんかぎょっとした
昔の高田馬場のセットが良かった
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<あらすじ 覚書>
両親に捨てられ祖母に育てられた瑠璃(有村架純)
幸せな人生を保障すると言い結婚した相手(田中圭)は
外面、ステータス命のクズモラハラで、
瑠璃が子宮の病気で子供が作れないと分かると
悪態を吐き非難するものの
体裁を気にして離婚はしない、
解放はしないと言い放つ
そんな生活の中でたまたま出会った
歳下のアキラくん(目黒蓮)と心を通わせ
一緒になりたいと願う瑠璃
離婚届を置いて
アキラくんの元に向かおうとしたところ
モラハラ夫に追われ踏切で電車と衝突し事故死
大泉洋と柴咲コウの娘 瑠璃(2代目)は幼い頃
数日原因不明の高熱にうなされるが無事回復
回復してから人が変わったように
急に大人びた言動をするようになる
(有村架純の生まれ変わりに覚醒)
まだ小学生なのに
1人で青森八戸から東京高田馬場行くなど謎に思えたが
有村架純時代にアキラくんに出会ったのが高田馬場
当時のアキラくんのバイト先に
アキラくんに会いに行ったものだった
結局アキラくんには会えず連れ帰られた瑠璃
父親 大泉洋は仕事の関係で田中圭と関わっており
2代目瑠璃は田中圭と出会ってしまう
田中圭は2代目瑠璃の中身が
有村架純瑠璃であることに気付き粘着
2代目はこの危害がアキラくんに向くことを恐れ
母親に頼んで共にアキラくんの元に向かうが
田中圭が追いかけてきて交通事故に遭い事故死
2代目瑠璃の高校時代の親友(伊藤沙莉)の娘は
3代目瑠璃となっており、
アキラくんに会いに行こうとしている
妻子に先立たれ悲しみに暮れる大泉洋の元に
伊藤沙莉が現れ上記を話し、
大泉洋はそんなふざけた話あるかと激昂するが
3代目瑠璃が2代目瑠璃と同じ言葉で
親になってくれたことに感謝を述べ
その生まれ変わりを認める
3代目瑠璃は「生まれ変わりは私だけじゃないかもよ」
と意味深なことを言う
母の体調悪化を受け八戸に帰った大泉洋に
大変懐いておかえり!と声を掛ける
母の介護士の娘(小学生くらい)
そしてその娘が柴咲コウの
生まれ変わりのような発言をする
なんかそういう話
ホラー
この手の話はコメディにすべき
この映画は公開当時それなりにヒットしてたが、ちょっと評価が低かったこともあり劇場に足が向かなかった。配信も始まり大泉洋と柴咲コウが出てるんなら見なきゃと思い鑑賞することにした。前世の記憶を持っての甦りは韓国ドラマでは定番で日本では近年の名作「ブラッシュアップライフ」を思い出すが、どうしても有村架純、目黒蓮の恋愛に共感できないし、悪役となった田中圭はとんでもない奴だし、甦りした子供たちも頑張ってたが、。ごめんなさい。としか言えない。このような話なら全く真逆のコメディに振り切った方が良かったのではないかと思う。
そのようななか大泉洋は安定の演技で妻子を亡くした父親役を好演。ラストシーンの新幹線の中での号泣にはホロリときました。
伊藤沙莉が「子どもは親を選んで生まれてくる。雲の上からどの人の子供になろうかと母さんを選ぶんですって」と言ってたが(そんなことある訳ないと思いつつ)私の一人娘はきっと私の妻をお母さんに選び生まれてくれたんだと思うと、とってもありがたい。
この世に何の未練もないが、生まれ変わり前世の記憶を持つならやはり妻子の近くにいて彼女たちを見守っていたいかなぁ、。
気持ち悪い映画…
Netflix のランキングに入ってたから観てみたけど、新興宗教の勧誘のような映画だった。。
久しぶりに映画観て最悪の気分になった。。
良いところ:
・大泉洋
悪いところ:
・同じ曲使い過ぎ…気持ち悪い
・待ち伏せ多すぎ、ストーカー多すぎ…気持ち悪い
・登場人物、性悪自己中おおくて気持ち悪い
・小学生女子に女っ気出させるの気持ち悪い
・謎の自分語りの不思議ちゃん…気持ち悪い
・どこで好きになったんか謎過ぎで気持ち悪い、顔だけっぽい
・家着いて、いきなり歌い出す女…気持ち悪い
・それを無言で動画撮りだす男…気持ち悪い
・ろくな会話もなく、いきなり家行ってやりだして気持ち悪い
・しかも、不倫でやり捨てで気持ち悪い
・久しぶりに会ったら手引っ張って走り出して、キザな台詞吐いてどこ行くんかと思ったら、そっこうで家行ってやってて気持ち悪い
・子供できなくて、とんだハズレくじだなとか言い放つ暴力旦那も気持ち悪い、そんなに嫌いなのに執着してるのも説明なくて意味不明で不気味
・旦那との結婚理由も金っぽくて気持ち悪い
・女子高生に前世が云々とか言って詰め寄る男、気持ち悪いし確信してるの謎過ぎで不気味
・しかも車で追い回して気持ち悪い
・妻子失った人を前世知ってるマウントで追い詰めてて気持ち悪い
・気持ち悪い女が娘の前世とか聞かされてて気持ち悪い
・知らん男が急に訪ねてきて、娘の前世との不倫の話聞かされてて気持ち悪い
・娘の友人が自分の子供に娘と同じ名前付けてて気持ち悪い
・転生したやつ、身近に多すぎで気持ち悪い、ただでさえ精神まいってる人がそういう団体に狙われているみたいで可哀想にみえた
・登場人物、雑に◯し過ぎ
・全体的に台詞回しが腐ってて気持ち悪い
・急などしゃ降りの中抱き合ってて気持ち悪い、すぐ近くのムトウの屋根の下いけよ
・大人フィルター入れてるけど実際抱き合ってるのは小学生とおっさんっぽくてなおキモい
・あの女優さんにセーラー服着せるのは無理がある
・旦那から逃げるのに荷物持ち過ぎ
・部屋が雰囲気重視で生活感無さすぎ、バイトでそこ住むのには無理あるだろ
・信じる、信じないとか、いちいちうるさい
・7歳の子供だったら月の満ち欠けぐらい知ってるわ
・ジョン・レノンの年の設定なんなの、意味あんの
言いたいことは、分かる
なんだこれ。
台詞回し、演出、展開、どれも残念。
この筋書きでどうやったらこうなるの。
娘は前世の記憶を持っていた。
その設定を、もうちょっと活かせなかったか?
大泉洋、ただただ可哀想。
記憶が戻ったら、まず来てやれよ。
アキラくんより、8年耐えたお父さんでしょう!
なにハッピーエンドみたいに終わらせてるの。
新幹線で流した涙、返してやれ。
ってかアキラくんとの再会を、ファンタジーすな。
全体的に演出が残念。
キャストに金使いすぎたか。
事故車のCG、酷い。
電車に牽かれて、鞄が飛ぶて。
昭和か。
くずの圭が洒落にならんw
きっと本はいいんだろうな。
本当に、残念すぎる。
やっぱり大泉洋最高!
ストーリー展開は何処かで見たことがあるようなという感じですが(有村架純も重なり、さよならの続き の様な)
さすが大泉洋の演技は引き込まれる。
電車内で過去のビデオを観るシーンは号泣でした。
前世の記憶を持ったエピソードは聞くことがあるので、不思議だなと思いながらも、そういう事もあるかもねと思います。
娘を持つ父としては。。。
感情移入してわんわん泣いてしまった。生まれ変わりはあると思う。我が娘もお母さんを選んでお腹に入っていったと言っていた。でも、冷静に観ると、「そんなにポンポン身の回りで生まれ変わりに会えないでしょうよ。。。」というのが正直な感想。
凡評価なのが観れば分かる
全体的に愛に溢れたいい作品と見せてるが、ストーリーとしてはありふれてて新鮮味はない
この原作が受賞してるとは信じ難い
演出もおいおいと突っ込みたくなるようなシーンが散見
手を引っ張って走る しんどいやろ そんな言葉言わんって
いかにも人工的な雨で抱き合う2人 無いって
生まれ変わりだから記憶がある
でもさ、自分の子供が生まれ変わりで、過去を知った風に話しかけられたら、それはどうよと思うわけでとても神秘的〜なんて事にはならないでしょ
ビデオレター的な梢の想いの種明かし
娘にそこまで話すか??と違和感しかない
いくら愛情に溢れているとしてもあんなカミングアウトはないよ
とは言え嫌悪感が出るわけでもないので及第点で収めます
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