月の満ち欠け

劇場公開日:2022年12月2日

解説・あらすじ

2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。

小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。

小山内夫妻役を大泉と柴咲が、娘と同じ名前を持つ女性役を有村、三角役を目黒がそれぞれ演じる。

2022年製作/128分/G/日本
配給:松竹
劇場公開日:2022年12月2日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第46回 日本アカデミー賞(2023年)

ノミネート

最優秀作品賞  
最優秀監督賞 廣木隆一
最優秀脚本賞 橋本裕志
最優秀主演男優賞 大泉洋
最優秀助演男優賞 目黒蓮
最優秀助演女優賞 有村架純
最優秀音楽賞 FUKUSHIGE MARI
最優秀録音賞 深田晃
最優秀編集賞 野本稔
新人俳優賞 菊池日菜子
新人俳優賞 目黒蓮
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(C)2022「月の満ち欠け」製作委員会

映画レビュー

2.5 もっさりもっさり

2025年10月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

なぜだか広瀬すずの映画はもっさりもっさり感がある

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かずたけ

2.0 やっぱり小説の映画化は難しい

2025年9月30日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

カワイイ

原作は4人に渡る生まれ変わりと前世の記憶を題材にした恋愛小説なんだが、やはり映画はいろいろと変えている。1番大きいのは生まれ変わりの3番目をカットして3人に減らしているところ。またその影響もあってか登場人物が原作よりも全体的に若くなっている。他にも原作と変えられたところがかなり多く、映画を観る少し前に原作を読み終わっただけに、あー、ここは変えられたか、ここもカットされちゃったかの連続で、そういうところばかりが気になってなんだか映画そのものに集中できなかった。まあ原作よりかなり薄味になっちゃった感が強いのは確かだ。

『鳩の撃退法』の時も思ったが、佐藤正午の長編小説は文章ならではの表現や展開が多く、映像化するのが難しいものが多いように思う。また文章表現の部分にこそ“味”があるので、あらすじだけを追ってもそれこそ味気なくなってしまう。かといってそこまで表現していると上映時間が長くなるというジレンマ。そのあたりは廣木隆一監督をもってしても上手くいかなかったようだ。あと1980年パートの風俗再現がなんだか甘いように感じた。実際の80年代の現代劇映画なんかを観てるとなおさら。

ただ有村架純は相変わらず演技が上手い。相手役の目黒蓮も決して下手ではないんだが、有村架純が上手すぎてなんだか下手に見えてしまった。

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バラージ

3.0 時間があって何観ようって悩んで、直木賞取ってる原作だから観てみた ...

2025年9月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

時間があって何観ようって悩んで、直木賞取ってる原作だから観てみた
みなさんの演技は良かった気がするけど、個人的にはイマイチだったよ、全体的に暗いばかりだし…生まれ変わりとかタイムリープ的なのは好きじゃ無いからかな。。
きっと原作はもっといいんだろうね

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ひでを

4.0 ちょっと泣いた

2025年8月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

一言で言うと輪廻転生、生まれ変わりという個人的なテーマだが、そこに愛する人の喪失という男女や親子の心理を交えて感動に繋げている。
原作を読んでから鑑賞した。低いレビューが多いが、小説を読んでいたらそんな内容のレビューにはならないんじゃない?時代が跨っているので原作は相関図でも書かないと混乱しそうな感じだったが、うまく端折りながらまとめた感。ただ、正木竜之介の同僚が妙な遺書を残して自死をするエピソードなど重要そうなエピソードがカットされていた。あと映画ならではの音楽の使い方、これが正解なのか不明。1980年、ラジオがジョン・レノンで一色ですねと言うが彼が殺されたのは1980年12月8日だから1980年は残り少なかったので時期が限定的だなと思いつつ。そしてイマジンじゃなくてウーマンなんだねと思いつつ。瑠璃が口ずさむ曲は知りません。
当時の高田馬場の様子は知らないが、東海銀行などはリアルだった。映画館のロビーも。
めめの演技が激賞だったというが、そこまでかどうかは素人には分からなかったけど、ほんとオーラを消すのが上手いよね。ボソボソした話し方で、地方出身の誠実で平凡だけどなんとなく好感が持てる大学生役に合っていた。
キャストと時代考証は大事。

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ミーノ