劇場公開日 2023年4月7日

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ザ・ホエールのレビュー・感想・評価

全171件中、141~160件目を表示

3.5先送りにする

2023年4月9日
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身勝手な男の最後の罪滅し
ちょっと宗教絡みで内容はイマイチな気がしましたがエリーとリズを演じた2人はとても良かった
娘はちょうど難しい年頃だし、父の言葉が心に響くのは果たして何年後だろうか
白鯨についてのエッセイがこの映画の全てだと思った

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ゆう

4.0たったひとつのシチュエーションでも、これだけ感情は揺れ動く

2023年4月9日
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全編、主人公の部屋の中だけで展開される作品。
少ない登場人物とワンシチュエーションでこれだけの感情が揺れ動く作品が作れることに感動をした。

彼の部屋の扉が一つのキーアイテムとなっており
見事な構成だと感じた。

全体的に湿度が高く、居心地が悪く感じる時間が長く続くが、これは監督の狙いであり、観る人に何を感じさせたいかを上手くコントロールしているなと思った。

鋭い終わり方により、見終わった後にどしんと心に残る作品だった。

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モトコ

3.0結局キレまくる登場人物たちがいとおしい。そして何しろ圧が、、、

2023年4月9日
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スタンダードサイズのスクリーンが幅狭く、暗い室内で心臓止まりそうな巨体をこれでもかと見せつけられる。
外の天気は玄関の扉越しのみで示され、外を通る人影はブラインド越し。舞台装置・部屋のしつらえの細やかな演出はとてもリアリティがあった。マジックハンド、必需品。
重要な役柄へのアジア人女性の配置、ど真ん中にLGBTマター、さらにタイムリーな宗教2世問題までストーリーの核に絡んできて、本格的な社会派ドラマかと思いきや、あるきっかけで太り続けてこうなってまった男の日常動作の一つ一つが、見る者によってはホラーっぽくもあった。
私なりに受けたメッセージは「正直に生きろ」、かな。
自分の行動の結果がどうなるかは良かれと思おうが悪意のあるものであろうが、制御不能。
とにかく見るだけでフィジカルな「圧」との伴走だったので、ラストシーンはあの演出で助かった!

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Kumiko21

4.0悪意と涙の感動の狂気の組み合わせ!

2023年4月9日
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素直に泣いていいのか?なんか嫌味を感じてしまう内容である。

太った人を小馬鹿にした差別的なタイトル、『ザ・ホエール』。しかし、それは、ハーマン・メルヴィルの『白鯨』のクジラのことだと、もっともらしく意味深な感じに見せようとするところの嫌らしさ。ゲイの人に対する気持ち悪さをわざと誘うかのようなオープニング。太った人やゲイの人を冷やかしバカにするという悪ガキじみた下品な感性をわざと刺激するかのような真性悪の仕掛けがところどころに散りばめられている。その際たるものは、異様な特殊メイク、そして、まさしく精神を病んで太ってしまったブレンダン・フレイザーという俳優そのものである。

結婚して子供をつくり、かつゲイであるが故に男性を愛してしまい、女房子供を見捨てた極悪人。そして、愛していた男性が自死し、ショックで精神を病み過食症で極度の肥満になってしまう。あるいは、人生を純粋に正直に生きようとしただけであり、憐れな人ともとれる。

彼はただの太ったゲイの極悪人、自業自得であり、差別的にみることを正当化できる人もいるかもしれない。しかし、一方で、人様のプライベートな生き方にいいだの悪いだの口だしをして、いい悪いなどを判断することがいかに醜悪なことであるか、彼の憐れな生活をこれでもかと見せつけられるたびに自制を促されるのだ。

人間とは、不完全なものであり、救いが必要であるとキリスト教的な慈悲の目でみることもできるが、キリスト教の欺瞞的な教えに対するチラチラとした批判がある。キリスト教とはさも矛盾に満ちた宗教でありながら、そのことを十分に理解していた主人公が最後はなんと文字通り天に召されるのである。なんとも人を混乱させ、クジラが空を飛ぶ!と見たまんまを言葉にすれば、それは人を小馬鹿にしたブラックな笑いを誘うシーンでもあるが、自制心をもってみれば彼は神のもとへいったのであり感動的結末でもあるのだ。ダーレン・アロノフスキーは悪意に満ちたものと、感動を誘うものを無理やり両立させようとする本当におかしな趣味の監督だ。なんだこのセンスは!といつも首をかしげたくなるが、面白いのでつい気になってしまう。

非常に憐れであり、かつ下品な感性を刺激し、小馬鹿にされうる存在、ザ・ホエール。矛盾にみちた存在の映画のエンドロールの終わりに、ほわ〜んというクジラの鳴き声をインサートしてくるところが、悪意に満ちあふれていると思ったが、笑えてしまうという自らの愚かさを反省させられるという、キリスト教的にいえば、告解を誘発する内容である。

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屠殺100%

3.0BP238/134

2023年4月9日
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悲しい

幸せ

太り過ぎて鬱血性心不全で今週末にも死にそうと言われた大学のオンライン講師の男が娘と交流しようとする話。

9年前、彼氏との人生を選び妻と8歳の娘を捨てたチャーリーと、太り過ぎて生活のままならない彼を気にかけ身の回りの面倒をみてくれている看護師のリズ、そして高校卒業が危うい記憶力抜群のやさぐれ娘エリーに、死にかけた時にたまたま訪問してきたカルト宣教師トーマスを軸に数日間のやり取りをみせていく。

頑なに病院に行くことを拒むチャーリーの罪と後悔、そしてチャーリーの悲しみを知るリズ、何だかんだと父親が気になるエリー。

登場人物がみんな善人で、性善説でしか成り立たない話しではあるけれど、人との関わりはそういうものだろう?という感じですかね…。

人の目や意見を気にして良い子ちゃんぶるなよと、おぞましいと思われる本性を明かせよと、それこそが本質であり、そこから生まれる明るい未来はあるはずだと訴えかけてくる気がした。

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Bacchus

4.0彼は恋人との愛と共に沈んでしまうのか。それとも、 娘への愛を梃子に浮上できるのか

2023年4月9日
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泣ける

知的

難しい

長い間離れて暮らしていた娘との絆を取り戻す。

本来なら{ロードムービー}で描くべき主題も
本作の主人公『チャーリー(ブレンダン・フレイザー)』は
そうはできぬ事情がある。

死期が間近はありがちな設定も
270キロを超える巨体は、
歩くことはおろか動くことや呼吸すらままならぬ。

歩行は補助具を使わねば不可能だし、
喘鳴も酷く、時として酸素吸入が必要。

ため、カメラは居室であるアパートの中から
一歩も外に出ることは無い。

ほぼほぼ{ワンシチュエーション}ドラマの体裁。

勿論、彼がこのような体になってしまったのは
怠惰が原因ではなく、
恋人であるゲイの男性が拒食で亡くなってしまい、
その反動から引きこもり、過食に走った結果。

とことん、ナイーブなメンタルであるのだ。

そんな彼を何くれとなく気遣う介護士の『リズ(ホン・チャウ)』だが、
次第に明らかになる二人の関係性は、あまりに悲しい。

窮地に陥っていた『チャーリー』を
布教に訪れ、たまたま救った宣教師の『トーマス(タイ・シンプキンス)』も
ストーリーにアクセントを添える。

物語の発端は至極シンプルも、
主人公が囚われている恋人の死には、
キリスト教的な倫理観も絡み、
日本人には相当に縁遠いし、判り難い。

とりわけ、肉欲を二重の意味
(愛欲と食欲)に使われても、
聖書に詳しくはない我々には
どうにもピンと来ない。

肝心の娘との関係性は一向に進行せず。

自身から会いに来はするものの、態度は傍若無人。

遺産が目当てなのか、それとも
大学の文学の講師であった父の技量を利用しようとするだけなのかも
判然としない。

母娘を捨てて、しかもゲイの恋人の元に走ったことを恨む思いの一方、
想像を絶する姿に成り果てた実父をそれでも救いたいとの感情がないまぜになり、
なんともエキセントリックな行動を取ってしまう。

が、その根底には
(母親も同様だが)分かち難い愛情があり、
それが終幕では父親の魂の救済に繋がりはする。

タイトルは白抜きの「The Whale」と示され、
ここで劇中繰り返しふれられる「白鯨」を暗喩する手の込んだ仕掛けと理解。

『メルヴィル』の小説の主人公『エイハブ』は
結局は「モビィ・ディック」と運命を共にするも、
これは復讐の成就なのかは微妙に思えるところ。
多くの乗員すら道連れにしているわけだし。

いみじくも劇中のエッセイの内容が言い得て妙であり、
過去の呪縛から逃れることこそが
真の救いなのではないか。

とは言えこれも、キリスト教的倫理観ではあるけれど。

それらが詰まったラストシーンと解釈したい。

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ジュン一

3.5日本にも似た夫婦がいる

2023年4月9日
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それでも なぜ太ったの?って感じた!
演技に魅了される 常に部屋の中で外は雨が降り暗い印象の映画

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シゲゾ〜

4.0すごい・・・ブレンダン・フレイザーさんの演技に圧倒される名作

2023年4月9日
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ホントに特殊メイク?と思わせるほどリアルな太り様、過食症による300kg近い肥満体で常に痛々しく苦しそうなブレンダン・フレイザーさん渾身の演技は2023年オスカーの Best Actor (主演男優賞)受賞をもたらし、ここ10年ぐらい姿を見なかったブレンダンさんの輝かしい復活を世界中が大歓迎したのも納得です

監督はダーレン・アロノフスキーさん
私もお気に入りの名作「ブラック・スワン」でも主演のナタリー・ポートマンさんを2011年オスカー Best Actress(主演女優賞)受賞に導いた名匠
2017年の「マザー!」以来の新作で、本作でも素晴らしい演出に魅了されました

ブレンダンさん演じる主人公チャーリーが死期を悟り、8歳の時に見捨てて以来 会っていなかったティーンエイジャーの娘と再会、親子の絆を取り戻そうとする密室劇

ほとんどの時間がチャーリーの薄暗い家の中で展開されます
終始映像が暗く、外は雨、見るもおぞましいチャーリーの風貌に加えサスペンスフルな暗い映像、意味深なカット、不穏な音楽
全編に渡って全身が強く締め付けられているようなものすごい緊張感に包まれ、全てが結実していく後半からラストは圧巻、こんなに疲れた作品は久しぶりでした

そして、娘役のセイディー・シンクさんも常に爆発寸前のティーンエイジャーをエネルギッシュに演じ、特にラスト辺りの演技は素晴らしかったです

良い意味で見終わった後どっと疲労感に襲われる、すごい作品でした

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Jett

3.5食べ過ぎとレビュー保存には気を付けて

2023年4月9日
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悲しい

壊れていく主人公になぜ周りの人々は救急車を呼ばないのだろう、肥満や貧乏(保険がきかない)というアメリカの闇なのか、と思いながら見ていた。しかし、静かに彼を死に向かわせることが却って救いなのか。最期に絆を取り戻しつつある娘は、遺産をなげうってでも救急車を呼ぶのか?答えは観客に委ねられた。ぜひ、呼んで父もろとも立ち直って欲しいと願わずにはいられない。
我ながら傑作?! なこのレビューを保存の仕方が下手くそだったのか、一度ぶっ飛んでしまった。何とか記憶を頼りに復元してみたけれど…父親が娘に促したように紙に書いて残しておくんだった…チッキショー、小梅太夫かっ

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印刷局員

4.0人は他の人を気にせずにはいられない生き物だ、だから人間は素晴らしい

2023年4月8日
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「白鯨」モビー・ディックと自身を重ねる悲痛なエッセイに胸が痛い…。大きく(醜く?)、無感情と作中でも形容されている鯨に。作者は自身の悲しみを先延ばしにしている。愛したパートナーとの過去を機に過食状態に陥り健康状態を著しく崩している肥満男性が自らの死期が近いことを悟ったことから、自身を嫌っている娘との関係修復に向けて行動する5日間を描いた本作は、アロノフスキーによる実にアロノフスキーらしいダークで壮絶な作品。つまり、息もできないほど内側へと掘り下げ追い込む究極のキャラクタースタディ。作中でキリスト教、引いては宗教それ自体の存在自体に疑問符を投げかけるような揚げ足取りなど、神の不在あるいは沈黙。
だけど、最後には微かに救いもあって、それらは何より主演ブレンダン・フレイザーの魂の宿った名演と共に見る者の心を広く掴み記憶されるだろう…。別にオスカー獲らずとも既にソダーバーグやスコセッシなど素晴らしい監督たちの作品にも次々と出て復活は間違いなかったけど、やっぱり彼が主演男優賞を獲って本当に良かった。"カムバック好きカムバック好き"と言いながらなんだかんだ、同監督の本作と共通する『レスラー』のミッキー・ロークや、『バードマン』のマイケル・キートン、『クリード』のスタローンなど獲り逃し続けているイメージのほうが近年圧倒的に強かったから。

disgusting
勝手に関連作品『レスラー』

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とぽとぽ

4.0歩いただけなのに、こんなに胸が熱くなるとは

2023年4月8日
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“隣人を愛せよ”と説くのに、
“同性愛”を嫌悪する宗教。
“自分らしく”と導くのに、
テンプレートな解答を求める教育。
全ての者を幸福というのは、
一部の者のみの優越感しかない。
世界は欺瞞が溢れている。
だからこそ、
一人娘の幸せを純粋に願う彼の思いに心打たれるのだった。

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ムーラン

0.5ザ、自己中の‼️❓キモいヒトデナシ‼️❓アンビリーバブル‼️❓

2023年4月8日
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ゲイに偏見はありませんが、不倫の果てに家族を捨てて、生活習慣病で死にかけて、捨てた家族を愛してて、愛してほしい、だなんて、なんてしょうむない映画なんでしょう。
超デブも、食べなければ、何十年でも生きれるし、余命もググルだけの結論だし。
アカデミー賞主演男優賞も、セリフが多いだけのトムハンクス崩れの演技の様だし。
宗教青年の話もくだらないし、解決も、なんか全てが空疎。
元妻も娘もまともでない、主役の元恋人の妹である介護士のみ。
結末なんて、本当に空々しくて、久々の最低映画でした🎞🎬🎦
最低を観たければ、是非。

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アサシン5

半分寝てました。故に評価出来ません。

2023年4月8日
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知的

前夜の深酒がたたり、開始から半分くらい寝入ってしまいました。数分間ぐらいは眠ったことはあるのですが、こんなに長いのは初めてです。

故に評価のレビューを書いたら、作品に失礼です。
小難しい会話劇だなと思っていたら、もともとは舞台作品で、それを映画化したものだと知りました。
妻子を捨てて、教え子(男性)と同棲する創作科の大学教授の物語。いかにも現代劇にありそうな話でした。過食症で巨体となった主人公の体から「ホエール」と思っていたら、メルビルの「白鯨」とも掛けていました。知的だぁ。

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いなかびと

3.0デブへの寛容 宗教への不寛容 LGBTQ への理解 A24にしては普通すぎて心理的負担大きいのだ。アカデミー効果大。

2023年4月8日
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悲しい

幸せ

体重272❓キロ。
そんな彼でも人生や絆があった。今はポンコツで立ち上がることもできないけど❗️

実は要約するとそういうこと。
ブレンダン・フレイザー独壇場。

有料パンフがさっき見た「AIR」のデカさと対照的なミニサイズ。

ネタバレにならない程度に述べると

愛の色々
宗教の救いとは
自分に向き合おう

ということかと思う。

「エブ・エブ👀」はアカデミー以前の公開で効果がよくわからないけど
本作は確実に「アカデミー主演男優賞 ブレンタン・フレイザー メイクアップなんやら賞=デブの特殊効果❓」
の影響大で
スクリーン前には 予告編段階で 咳すら無い😷 紳士淑女が大集合だ❗️

そんな まじめな観客 に答える
よく言えば正統派 悪く言えば 演劇的平坦な密室劇。

A24にしては正統派すぎて かえって不気味だった。

人生いろいろ、おデブちゃんもいろいろ、LGBTQもいろいろ、信仰の自由
まあ ワシ的には 眠れるほどは退屈では無かったから・・うまく見せている

だが、超現実主義者のワシ的には 2つの疑問が 頭から離れなかった。
①体重はどうでも良いが、立ち上がれないレベルでは、掃除とか洗濯、食料調達どうすんだよ❗️
 元彼氏の妹は看護師&フランスパンのサンド持ってきてるだけ、いくら宅配ピザやUberやAmazonあるとは言え
 掃除も洗濯も料理もできないレベルでは2015 2023レベルでは生活が成立するはずがない。50年後は知らんんけど

②女房から鞍替えした 彼氏の死因 背景が 霧の中🌁のように薄弱でフワフワしててよくわからない。

ワシ無宗教ですが 宗教全般への指摘は正鵠を射る感じで鋭い・・何らかの宗教の信者の人にとっては「向き合いたくない、耳が痛い」だろうね。

前述のとおりA24にしてはオーソドックスで
デブへの受容寛容の心構えができている紳士淑女の観客 的には「まあ普通ですね」作品。

ワシはデブでも痩せでも良いのだが、そんだけ毎日、ピザL🍕サイズ2枚頼んでたら
大学講師の金無くなっちまうよ @8000円以上だろから それともアメリカ🇺🇸はピザ破格の安さなのだろか?
要らん心配した。
まあ普通の普通の作品です。チコっとだけ長いカモ🦆

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満塁本塁打

3.5ダーレン・アロノフスキーの映画が日本で劇場公開されるのは『ノア 約...

2023年4月8日
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ダーレン・アロノフスキーの映画が日本で劇場公開されるのは『ノア 約束の舟』以来 9年ぶりという事実にまずは驚く

内容はともかくブレンダン・フレイザーがアカデミー賞とったのは納得の熱演だったけど

エンドロールへの入り方がアロノフスキーだなあて感じでしたね

英米文学科に身を置いていたのにメルヴィルの『白鯨』読んでない(挫折した)のはいかんなと思わされました

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teraox

4.0白鯨が繋ぐ父娘間の愛憎劇

2023年4月8日
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本作で今年のアカデミー賞主演男優賞を獲得したブレンダン・ブレイザーが、主人公のチャーリーを演じた父娘間の愛憎劇でした。チャーリーは、かつて自分の教え子・アラン(男性)と恋仲になり、妻と娘を捨てた過去がある。ところがアランが亡くなってしまったことから、過食症かつ運動不足に陥り、今では272キロもの巨漢になってしまい、自立歩行すら出来ない状態。収縮期の血圧が優に200を超えるなど、本来なら入院治療が必要なのに、お金がないことを理由に病院にも行かない。そんなチャーリーを手助けしていたのが、アランの妹でホン・チャウが演じた看護師のリズでした。
チャーリーは目前に死が迫っているたことを悟り、娘のエリーとコミュニケーションを取ろうとするものの、エリーは自分を捨てた父親に悪態をつきまくる。それでも自分の遺産を全てエリーに与えるという、極めて打算的ではあるものの、恐らくは唯一の解決策を使ったことでコミュニケーションが続き、それを端緒に父娘の間柄がグダグダながらも回復していき、遂には本人的には願いが叶ってエンディングを迎えることになりました。

タイトルの「ザ・ホエール」というのは、言うまでもなくハーマン・メルヴィルの不朽の名作「白鯨」から来ているもの。これはチャーリーの巨体を表しているとともに、エリーがかつて書いた「白鯨」に関する感想文が、物語のキーになっていることとも繋がっていました。映画を観たついでに「白鯨」を読もうかと思いましたが、上下巻で1000ページにも及ぶ超大作なので、読み終える自信が持てず止めました。。。

ところで本作では、チャーリーの巨体や所作が、実にリアルに再現されていました。巨体の造形は言うに及ばずですが、その動きをリアルに演じたブレンダン・ブレイザーの演技は、アカデミー主演男優賞に相応しいものだったと思います。また、「ザ・メニュー」で薄気味悪いウエイトレスの役を演じていたホン・チャウが、献身的な看護師の役を演じていました。こちらはアカデミー助演女優賞にノミネートされ、惜しくも受賞は逃しましたが、なかなか印象深い演技だったと思います。
娘役のエリーを演じたのはセイディー・シンクでしたが、父親を毛嫌いするいかにも今風の女子高生の姿は、父親が自分を捨てた過去があるとは言え、結構引くくらいに酷い態度でした。これも彼女の演技が良かったという証拠なのでしょう。

総括すると、父娘の愛憎劇という点では平均点をやや上回るものであり、巨体を再現したメイク技術とその所作を演じたブレンダン・ブレイザーの演技はそれなりに良かったかなと思う作品でした。

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鶏

1.0これは難しい映画だ。

2023年4月8日
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難しい

ここまで自分を痛めつけてるやつに共感はできないし、主人公のシチュエーションが特異過ぎて、まるでスクリーンの向う側とこっち側(観る側)に結界が張られているように感じた。

美味しい料理なんだろうが、どこから食べていいのかわからないし、食べ方すら要領を得ない、

そんな感じの映画です。

鑑賞される方々が、一人でも多く結界を破らんことを御祈り申し上げます。

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ちゆう

4.5タイトルなし

2023年4月8日
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 まず圧倒的な肥満の身体。ラスト近くの過食自傷シーン。
 タイトルは、白鯨と、彼の身体。
 様々な人たちとの関わりはきついと共に美しい。
 宗教者のテーマは、必要だったと思うが、キリスト教社会でない分にはわかりにくい。

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えみり

5.0退屈で退屈で、エブエブも酷い出来だったので今年のアカデミー賞はハズレだな

2023年4月8日
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と思っていたが、エンディングで評価が一変した。
この作品のメッセージが明確に伝わってきたからだ。
お前のせいで私の人生は滅茶苦茶だ。
父への憎しみで自分の人生を生きられない娘。
しかしそんな復讐心に何の意味もないことは
本人が一番よく分かっている事だった。
自分が書いたエッセーを父に読まされ、そのことに気づく。
娘の心の闇を救い、父は安らな気持ちで旅立つ。

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馬券師

4.0緩やかな自殺

2023年4月8日
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2023年劇場鑑賞80本目。

自力で歩けないくらいの肥満の男の最期の5日間をハムナプトラでおなじみブレンダン・フレイザーが演じ、日本公開に先駆けてアカデミー主演男優賞を受賞したと言う作品。

まぁアカデミー賞が絶対という訳ではなく、そうかなぁという作品もあるわけですが。

疎遠になっていた娘との分かりやすい心の交流の話かと思ったらそうでもないな、という印象で、他にもあと3人主要登場人物がいます。そのうちの若い宣教師が最初は愛すべき間抜けみたいな感じで描かれていたのが段々そうではないことが分かり、でも彼の思っていない方法で結局彼の目的が達成されたのが皮肉だと思いました。

最後ギリギリ泣けました。

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ガゾーサ