サバカン SABAKANのレビュー・感想・評価
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ミッドナイトスワンからのPRは間違い
主人公の少年世代の中年です。
聞いたことがある、見たことがあるような話ではありますが涙。
食べたことのある素材だけど、田舎で食べたなかなか素朴で懐かしい美味しい料理という感じです。
小学生の夏休み。そういうことあるよね、、と懐かしい。ノスタルジック。
また、周りの大人たちが良いね。こういう大人になりたいけど、今の時代は難しいのかな。
夏休みに観ると良い映画。特に、長崎県の方が感じるノスタルジックは相当なのかな。
ミッドナイトスワンと比較するのは間違っている。全く違う。共通点は草彅くんなのでしょうけど。PRの悪いところです。
余談ですが、鯖缶は水煮の方が好き。
主演の2人の瑞々しい演技に心打たれた
「またね」という言葉の大切さを覚えていた監督と、この時代の「またね」をナチュラルに表現してくれた少年2人に心打たれた。
竹原ピストルは誰がなんと言おうとカッコいい。
出演シーンこそ多くないが、ナレーションを担当した草彅剛の存在が映画を引き締めている。
在りし日の思い出
30年ぐらい会わない友達っているよね…
この映画のように友達と別れた経験があって、その日のことを鮮明に思い出した。
その友達とは、その別れから10年後に再会し、それから30年ぐらい会っていない。
会ってみたいな…と感じさせる内容だった。
昭和末期の話だったが、これぐらいの時代の方が幸せだったのかなあ…と思う。
竹原ピストルのお父さんは、まさに昭和のお父さんで、こういうお父さんになりたいかなぁ…と思った。
そして、サバ缶寿司、作ってみようかなぁ…。
少年時代とスタンドバイミーを思い出す
草なぎさんは本当に良い役者さんになられたものです。
元ジャニーズでピカイチじゃないでしょうか。
大人パートをウダウダと長く説明せず、スッキリ纏めて90分程の長さに抑えたのも好感。
内容が濃くて90分強に思えず。
昭和と平成の間にあった当時の流行や小物がキチンと据えられていて懐かしかった。
主要な登場人物が皆、優しさと愛情に溢れていて
見た後も幸せになります。
ラスト2回泣きました。
取り戻したいキラキラしていた少年時代
夏休みにはこういう映画いいな。
昭和の30年から40年代まだ田舎はやっぱり田舎。
山や川、湖に海。溢れかえる自然とそこで遊ぶ子供の世界。大人になり終活迫っても、思い出せるあのキラキラ時代を見事に描いている。
親の愛情、友達への友情を素直に描いている秀作。
役者皆うまいね。低予算でいい作品。
【良かった点】 長崎の綺麗な空、海、そして80年代の空気感。全てが...
【良かった点】
長崎の綺麗な空、海、そして80年代の空気感。全てがスクリーンから伝わってきた。文句を言い合いながらの家族団欒、一夏の親友との大冒険、田舎で子ども時代を過ごした自分にとって、忘れかけていた大切な宝物のような思い出が引っ張りだされた。後半は王道ではあるが涙が止まらない。エモーショナルな雰囲気に包まれた傑作。
【良くなかった点】
文句なし、個人的には手放しでおすすめしたい作品。
昭和レトロ
子役さん達の演技は、けっして上手いとは言えませんが… 昭和に育った自分の思い出と重なり、多くの共感があり、かなり沁みました。
大人達の演技は皆 素晴らしい!特に、尾野真千子さんと竹原ピストルさんの掛け合いは珠玉。
ピストルさんの唄、できればもっと聴いていたかった。
エンディングの「りりあ。」さん? いいですね!
またね。またね~
さば缶…を見て幼き頃の友を
思い出して懐かしむstory
大なり小なり誰にでも忘れられない
友がいると思いますが。。
この幼き二人の関係がオモシロク
感動をもらいました
主人公の二人が
今風の可愛い(垢抜けた)子供だったので今の時代を生きている感じがした
草彅のナレーションが上手くて
それだけで終わってしまったのは
勿体なく思った
現代パートも同じくらいの内容にしてもらえたらもっと良かったかも
最後のシーン長崎の駅のベンチで
草彅がたけちゃんと会ったとき
たけちゃんの顔が出なかったので
ちょっぴり残念な感じがした
今週は「ご地域枠」が「凪の島」と本映画。迷ったら両方でも。
今年248本目(合計524本目/今月(2022年8月度)24本目)。
「バイオレンスアクション」で「んんん???」になった後(感想書いてます)、10分差で入ったこちらの映画。
そうですね。多くの方がかかれている通り、子供むけの映画というより、この時代に子供時代を過ごした方(私もそう。年齢がばれそう…)に共感がいきやすいと思います。かつ、さらに出身が長崎か、あるいは九州か…だともっと共感度は高いと思いますが、当時の文化そのものは、場所は変わってもあまり変わってはいないようです(いわゆる「ガチャガチャ」にハマったりとかという話など)。
原作小説なども存在せず、そのために結構「好きに作れた」模様です。どうしても法律系資格持ちなので、その観点(勝手に100円拾っちゃダメだとか何とか)は気にしましたが、この映画の主人公は子供なので…。そこは今回に限っては(あるいは今後も、趣旨的にそうである限り)減点なしか低めの扱いです。
あの年代を(5歳くらいは違っても)過ごした方なら、確かに長崎という「地理の特殊性」からくる文化の違いなどはあっても、「そういう思い出あったなぁ」というもので、そういった層をターゲットにしているのだと思います(したがって、逆に高すぎても低すぎても、共感度は低くなってしまう)。
エンディングロール、文化庁のお墨付きマークがついているのも納得の一作。こういう作品にこそどんどん補助金などを出してほしいな、って思います。またエンディングロールといえば、「ラストのお楽しみ」は2回ありますので(1つは容易に「あることが想定できる」想像がつく範囲ですが、もう1つは最後の最後に出ます)、席を立たないように工夫です。
若干、長崎弁がきついかな…とは思ったものの、前後関係から読み取れるし、いつも気にするこの手の映画で「勝手に自転車持っていっちゃダメ」「100円拾って勝手にネコババしちゃダメ」に関しても、そりゃそうだとしても、それで引く趣旨の映画ではないと思うので、指摘はしますが減点なしにしています。
なお、解釈上わかりにくい点については補足を入れました。
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(参考/みかんを取って農家の人から怒られるシーン(「果実」について))
・ 怒られるのは当然ですが、この「みかん」、法律上は「果実」と呼ばれるもので、その中でも「天然果実」と呼ばれるものです。「物から収取すべき産出物」をそういい、その権利はその収取時にそれを収取する権利がある人(通常は、通常の用法に従って土地を管理している人)に帰属します。したがってそれを勝手に持っていくと怒られるわけです。このような例(みかんやりんご)のほか、「牝馬が仔馬を生んだ場合のその仔馬」も天然果実です(結構「変な」例ですが、民法の専門書にはよくあげられる例です)。
これに対して、「物の使用の対価として受け取る、金銭その他のもの」を「法定果実」といいます。代表例は「家賃マンションを所有している人が、その住人から受け取る家賃」です(ほか、貸しているお金につく利息など)。こちらはその性質上、「勝手に第三者が持っていく」ということが想定できないものです。多くの方が「家賃の支払い」だと認識しますし普通はそうですが、究極突き詰めるとここまで分解されます(民法88、89条)。
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描きたい世界はなんとなくわかるが…。
おそらく、この脚本を見ると、よくできていると思ってしまうのかもしれない。
しかし、単調な音楽に、役者の演技に頼った演出が重なり、この映画を観るのに要する91分がとても長く感じる。
おもしろい掛け合いを作りたいのだとは思うが、しっくりはこない。
金沢知樹監督は元お笑いタレントで、劇団も作って活動しているらしい。
演劇の掛け合いを映画でやっても、あまりおもしろいものにはならないのだと思う。
みかんを盗んで追いかけられるシーンも、農家のオヤジが子供の足に追い付くわけない。
健次の家も貫地谷しほり演じるお母さんは夜、何の仕事をしているんだろう?「夜仕事だから」と言って出かけてしまったが、描きかたが足りないのではないだろうか。
ラストもぼやかして終わるが、それならば草彅剛はいらなかったように思う。
ただ、子役の演技もよかったと思うし、パーツなら映画になっていたと思う。
デビュー作で終わらず、次回作は長編としてまとめあげて良作に仕上げてほしい。
ぜひ、劇場でお確かめください!
誰にでもある‼️❓友情と郷愁に包まれた想いで‼️❓
特段、凄いことがあるわけじゃ無いんだけど、時折、あるあるなんて共感したり、心の動きに共鳴しちゃうんだよな。
草なぎくんのナレーション聞いてるとブラタモリ思い出して笑えるけど。
少年たちやお姉さん、お兄さんみんな自然な演技で、なんか引き込まれる。
良い自然だし、なんかほのぼのしたな。
ジジイの岩松了、渋いね。
たまには、こんなスタンドバイミーの小さなノスタルジーもいいもんだね、是非。
またね!
素敵な空気感の映画でした。ナチュラル。やんちゃで不器用でかわいい素敵な少年たちの夏休みを切り取った感じ。演技もこなれてないからこその普通感がいいですね。またねーがかわいい。
尾野真千子と竹原ピストルの夫婦も最高でした。掛け合い、叩き合いのテンポ完璧。素敵な家族ー。ほんと尾野真千子素敵すぎたなぁ。。
あとは茅島みずきがスタイル美しくて映えてましたね。少年の中でゆきよりゆかやな、ってなったんだな、うん、笑。
時間も短めで、草彅剛の優しいナレーションに包まれて、とても居心地良く見られる映画です。
1986年の夏、すべてに見覚えがある
1986年長崎、その頃の一つ一つ、もう全部見覚えがある
極端に短い子供の半ズボン、丸くて平べったい水筒、境内の奥でカピカピになってるエロ本、JPSってロゴの黒い帽子、250ml炭酸の錆びたスチール缶、道端に無造作に実る蜜柑、改札のない無人駅、そして同級生のボロい家
小学生の夏休みの大冒険、拾った100円をくすねたら刑務所行き、ガムを万引きしたら刑務所行きという、振りかえると他愛もない世界観の中での出来事なんだけども、それが結局それからの人生に効いてるっていう
いやー、よかった
特に、九州北西部に所縁があり、語尾にバッテンつけたり、自分のことオイとか呼んでた人なら尚、もう必見も必見
友達、友達、友達
またねー、またねー、のシーン、特に最初のシーン、ボロボロ涙が止まりませんでした。何故かは分かりません、涙が。
又ねは、関係持続、友達の、意思表示だと思いました。ケンジはそれが伝わらなかったんでしょうね。
子役達の演技が光る、子ども時代の思い出
子役達が良かったです!
子どもの頃の思い出の映画なんだろうな、と分かってはいましたが、それでも展開に引き込まれました。
シンプルに最後のほうは泣きそうになったし、エンドロール後もおまけ映像があって良かったです。
途中、海の近くで描いた絵は何かな~と思っていたら、最後の最後で見せてくれました。この演出も良かったです。
子ども時代を懐かしく思う大人世代にほっこりと見てほしい、そんな映画でした。
少年時代の記憶が蘇る
一見、子供向けの映画かと思いきや、大人、特に40代後半の方にストライクな映画だと思います。自分も少年の時に似たような境遇がありましたので眼頭が熱くなりました。
竹原ピストルと尾野真千子の夫婦の掛け合いも漫才を見ているようで面白かった。
そして昭和な内装の再現も良かった。
AIWAのラジカセ、私も同じ物を持っていたので懐かしかったです
カセットテープはAXIAのメタル!
いやぁ、良かった!
一夏の冒険、あるあるの設定なんだけど、時代背景と、子どもたちの半ズボンと長い靴下と、長崎長与町の懐かしい田舎風景と、すべてが程よくマッチして、のめり込めました。。
子ども同士の冒険って、甘えが許されないし、シビアですよね。「決めろ!走るって。」の友達の声で走り出す少年。このエネルギーにやられました。
草彅くんのナレーションも心地よいし、竹原ピストルのお父さんもとても良かったですねー。
温かく、瑞々しく、切ない
「子どもが主役」
番家くんも原田君もすごくいい表情と佇まい
この時しかない透明感が感じられ、とても魅力的でした
30年以上前ですが
スタンド・バイ・三―を初めて見たときのような
心の奥を揺さぶられたようなみずみずしく切ない感覚を覚えました
家族の温かさが加わった和製スタンド・バイ・三―
小野さんや竹原さんの夫婦も素敵
草彅さんの存在感で深みを増す
またね、が心に響く
こういう映画を作ってくださってありがとうございました
最後まで席を立たずに観てください
主演は演技をするのは初めての番家一路くんと原田琥之佑くん、この2人めちゃくちゃ良かったです。ほんとにあの頃の長崎のあの町にいた子どもにしか見えなかった。2人の「またね」にこんなに泣かされるとは思いませんでした。
子どもが子どもらしく、子ども時代を過ごすためには周りの大人の存在も大きいのだなと改めて感じました。
全270件中、221~240件目を表示