サバカン SABAKANのレビュー・感想・評価
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ほのぼの、哀切、子供の冒険、友情。家族の良さ、故郷の良さ、旧友の有難さ 真の幸福がテンポ良く元気よく作品。
この作品は
「ミッドナイトスワン」のちょっとしたデープさ、湿っぽさはない。
だから親子で鑑賞ターゲットは間違っていない。
隣の席が母娘で若干、子供らしい「・・・ね」という母親への同意はあったが
なんとか基本無言で乗り切った。いやいや子供の雑音は怖い。
ひねくれジジイの警告の咳、感じ取って君はエライ。低学年くらいの女の子
ただこの作品は「そういった親子向け」なのだ❗️
現実感を出すために「ボロい家の子供 母子家庭 多人数兄弟」のボロ家屋が
同級生にバカにされるという小学校高学年特有の配慮のなさは良い
ただ実際はボロアパートというのが現実的・・1986
服装も当然揶揄されてるが、この貧乏な嫌われ者の竹本くん
孤高の強さを見せる。竹本くん、家をバカにされても、疎まれても平気なのだ。
実際はイジメに負ける人が殆どだから、逆にこの描写は良い。
主人公 久田君 を「島への冒険に誘った」のも
「お前だけ、俺の家を笑わなかったからな」というのも
脚本、セリフの王道中の王道。カタルシスがある。
主人公の、夫婦喧嘩ばかりで兄弟のやり合いもあるが賑やかな家族も
貧乏人で母子家庭、母親がスーパー勤務の多人数兄弟姉妹も
普通の家 と 貧乏オンボロ家の違いはあれど 共に楽しい家族に何ら違いが無いのだ
というメッセージは刺さる。
子供同士の冒険はありふれたもの、とはいえ沖での水泳は、非現実的、死んでしまうよ。
でも小学生だから「基本安っぽい」感情の起伏も、甘えも、リアルだ。
悲劇の哀切が痛いが、それを乗り越えていて湿っぽくはない。
売れないライターの草なぎ剛、帰る場所があって、別居らしい妻、娘とも関係修復も爽やか。
でも「クソジジイ」みかん🍊農家の岩松了👩🌾が「実は思いやりのある大人」というのがカタルシス的にはMAX。
【注意事項】エンドロール後もちょっとした映像あるので、オシッコ限界の人以外は明るくなるまで居ましょう。
有料パンフ集めが趣味のワシにとって「スシロー」とのコラボはキツかった。
ガチムチ筋トレ💪、ランニングマシン、エアロバイク、ジム通いの時代を思い出して
速攻金曜の夜「有料パンフとグッズのサバ缶」購入に遠路🚴チャリで疾走した。
「サバカン寿司」「アボガドサバカン寿司」は食さなかったが・・パンフは余裕の在庫だった。
だって」電子版パンフ、奇しくも【ミッドナイトスワン】で電子版購入せざるを得なくて購入したが
結局数ページめくっただけで、そのまま放置。
思うにこういう写真や少ない文章の小冊子は電子版よりも印刷物の方が良いのです。
【紙(スシロー専売)@880円 28ページ 電子版@1000円 スペシャルエディション 40ページ】
でも夜間疾走したジジイのワシ、はたからみたら「八つ墓村」「丑三つの村」の鬼気迫るジジイだったかも・・・
イヤー汗まみれで疲れた。
サバ缶 エピソードは皆さん独自に感じ取ってくださいな。
普通の好作品、劇場に笑いが多かった。
サヨナラ(bye)じゃなくて、またね(see you)
めちゃめちゃいい。自転車があればどこまでも行けそうな気がした少年時代、お姉さんの胸になぜか目がいってしまうあの頃、恐いけどやさしい近所のおじさん。自分の記憶もオーバーラップして蘇ってくる。ノスタルジーではない、今、もう一度前に進むための物語がそこにある。
どうやってこの子役を見つけたのか、信じられないくらい自然な演技と表情を見せてくれる。いたいた、こんな同級生。昭和時代に田舎の小学校で過ごした僕にとって、ものすごくリアルな教室と先生の雰囲気。
尾野真千子と竹原ピストルの息のあった掛け合いがほほえましく、股間を掻くお父さんを肝っ玉母さんがビシバシ叩きまくる。兄弟喧嘩も鉄拳でおさめてしまうんだけど、愛情に満ちていて、なんかうらやましい。こんな家族だったら子供はグレたりしない。
サヨナラ(bye)じゃなくて、またね(see you)を言いたくなる。そんな作品でございました。
ミッドナイトスワンからのPRは間違い
主演の2人の瑞々しい演技に心打たれた
在りし日の思い出
少年時代とスタンドバイミーを思い出す
取り戻したいキラキラしていた少年時代
タイトルなし(ネタバレ)
【良かった点】
長崎の綺麗な空、海、そして80年代の空気感。全てがスクリーンから伝わってきた。文句を言い合いながらの家族団欒、一夏の親友との大冒険、田舎で子ども時代を過ごした自分にとって、忘れかけていた大切な宝物のような思い出が引っ張りだされた。後半は王道ではあるが涙が止まらない。エモーショナルな雰囲気に包まれた傑作。
【良くなかった点】
文句なし、個人的には手放しでおすすめしたい作品。
昭和レトロ
またね。またね~
今週は「ご地域枠」が「凪の島」と本映画。迷ったら両方でも。
今年248本目(合計524本目/今月(2022年8月度)24本目)。
「バイオレンスアクション」で「んんん???」になった後(感想書いてます)、10分差で入ったこちらの映画。
そうですね。多くの方がかかれている通り、子供むけの映画というより、この時代に子供時代を過ごした方(私もそう。年齢がばれそう…)に共感がいきやすいと思います。かつ、さらに出身が長崎か、あるいは九州か…だともっと共感度は高いと思いますが、当時の文化そのものは、場所は変わってもあまり変わってはいないようです(いわゆる「ガチャガチャ」にハマったりとかという話など)。
原作小説なども存在せず、そのために結構「好きに作れた」模様です。どうしても法律系資格持ちなので、その観点(勝手に100円拾っちゃダメだとか何とか)は気にしましたが、この映画の主人公は子供なので…。そこは今回に限っては(あるいは今後も、趣旨的にそうである限り)減点なしか低めの扱いです。
あの年代を(5歳くらいは違っても)過ごした方なら、確かに長崎という「地理の特殊性」からくる文化の違いなどはあっても、「そういう思い出あったなぁ」というもので、そういった層をターゲットにしているのだと思います(したがって、逆に高すぎても低すぎても、共感度は低くなってしまう)。
エンディングロール、文化庁のお墨付きマークがついているのも納得の一作。こういう作品にこそどんどん補助金などを出してほしいな、って思います。またエンディングロールといえば、「ラストのお楽しみ」は2回ありますので(1つは容易に「あることが想定できる」想像がつく範囲ですが、もう1つは最後の最後に出ます)、席を立たないように工夫です。
若干、長崎弁がきついかな…とは思ったものの、前後関係から読み取れるし、いつも気にするこの手の映画で「勝手に自転車持っていっちゃダメ」「100円拾って勝手にネコババしちゃダメ」に関しても、そりゃそうだとしても、それで引く趣旨の映画ではないと思うので、指摘はしますが減点なしにしています。
なお、解釈上わかりにくい点については補足を入れました。
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(参考/みかんを取って農家の人から怒られるシーン(「果実」について))
・ 怒られるのは当然ですが、この「みかん」、法律上は「果実」と呼ばれるもので、その中でも「天然果実」と呼ばれるものです。「物から収取すべき産出物」をそういい、その権利はその収取時にそれを収取する権利がある人(通常は、通常の用法に従って土地を管理している人)に帰属します。したがってそれを勝手に持っていくと怒られるわけです。このような例(みかんやりんご)のほか、「牝馬が仔馬を生んだ場合のその仔馬」も天然果実です(結構「変な」例ですが、民法の専門書にはよくあげられる例です)。
これに対して、「物の使用の対価として受け取る、金銭その他のもの」を「法定果実」といいます。代表例は「家賃マンションを所有している人が、その住人から受け取る家賃」です(ほか、貸しているお金につく利息など)。こちらはその性質上、「勝手に第三者が持っていく」ということが想定できないものです。多くの方が「家賃の支払い」だと認識しますし普通はそうですが、究極突き詰めるとここまで分解されます(民法88、89条)。
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描きたい世界はなんとなくわかるが…。
おそらく、この脚本を見ると、よくできていると思ってしまうのかもしれない。
しかし、単調な音楽に、役者の演技に頼った演出が重なり、この映画を観るのに要する91分がとても長く感じる。
おもしろい掛け合いを作りたいのだとは思うが、しっくりはこない。
金沢知樹監督は元お笑いタレントで、劇団も作って活動しているらしい。
演劇の掛け合いを映画でやっても、あまりおもしろいものにはならないのだと思う。
みかんを盗んで追いかけられるシーンも、農家のオヤジが子供の足に追い付くわけない。
健次の家も貫地谷しほり演じるお母さんは夜、何の仕事をしているんだろう?「夜仕事だから」と言って出かけてしまったが、描きかたが足りないのではないだろうか。
ラストもぼやかして終わるが、それならば草彅剛はいらなかったように思う。
ただ、子役の演技もよかったと思うし、パーツなら映画になっていたと思う。
デビュー作で終わらず、次回作は長編としてまとめあげて良作に仕上げてほしい。
ぜひ、劇場でお確かめください!
誰にでもある‼️❓友情と郷愁に包まれた想いで‼️❓
またね!
1986年の夏、すべてに見覚えがある
友達、友達、友達
子役達の演技が光る、子ども時代の思い出
子役達が良かったです!
子どもの頃の思い出の映画なんだろうな、と分かってはいましたが、それでも展開に引き込まれました。
シンプルに最後のほうは泣きそうになったし、エンドロール後もおまけ映像があって良かったです。
途中、海の近くで描いた絵は何かな~と思っていたら、最後の最後で見せてくれました。この演出も良かったです。
子ども時代を懐かしく思う大人世代にほっこりと見てほしい、そんな映画でした。
少年時代の記憶が蘇る
カセットテープはAXIAのメタル!
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