屋根裏のラジャーのレビュー・感想・評価
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ピンときたのは間違いではなかった
想像以上でした。子供向けみたいなこと書いてる人何人か見たけど、はっきり言って大人向けだと思う。トイ・ストーリー3が大人向けだったように。何故なら子供はイマジナリーを忘れた経験がまだないから。
自分が持ってた経験があるならあの頃のイマジナリーにもう一度会いたいと思った(´ . .̫ . `)
とても面白かった
児童に向けたファンタジーとしてこれだけ面白い映画もなかなかないと思う。尺も110分程度でちょうど良い。大人に向けても大人目線でしっかり胸に突き刺さる号泣展開があり、そのあたりのバランスも素晴らしい。割と全年代で楽しめるはずだが、平日とはいえ夜19時台スタートの回で自分含め観客2名には唖然とした。宣伝の失敗としか言いようがないのでは。
キャラクターデザインなど一見ジブリ以降の見慣れた感じのものであるにもかかわらず、絵に今まで見たことがない独自性を感じた。アニメ技法はよくわからないが、実在感と手書きっぽいデフォルメの絶妙な溶け合い方に強く惹きつけられた。
動きも凄くて、絶対に映画館で見ないとダメなやつだと思う。
ポノック
宮崎駿は知ってるでしょ?
絶対面白いと期待しちゃう制作会社スタジオジブリ、あなたがアニヲタなら京アニとか知ってるっしょ。
サンライズとかカラーにトリガー、シャフト。
で今作スタジオポノックですよ、ジブリの系譜にアニメ実力ハンパ無いレベル!!
のはずだった・・
鬼太郎トットちゃんと年末、歴史に語られる超作が発表される中肩透かしに思ってしまったぞラジャー。
実力は一流な筈なのに何でだポノック。
脚本とその読み解きの問題じゃない?監督さん。
どこ刺すか不明確だし行くなら一点突破にしようぜ。
二兎追い三兔追って自滅な良作に思ったわ残念。
かつて子どもだった大人たちへ
イギリスの作家で詩人のA・F・ハロルドによる小説「ぼくが消えないうちに(The Imaginary)」を、スタジオポノックが映画化した長編アニメーションは、想像によって生まれた“イマジナリーフレンド”を主人公に、現実と想像が交錯する世界で起こる冒険をエモーショナルに描いていく。
主人公の少年ラジャーは、少女アマンダの想像が生み出した、彼女以外の人間には見えない「想像の友だち(イマジナリ)」だ。
ラジャーは屋根裏部屋でアマンダと一緒に想像の世界に飛び込み、喜びに溢れた毎日を送っていたが、イマジナリには人間に忘れられると消えていくという避けられない運命があった。
アマンダに忘れられれば、世界中の誰からもその姿は見えなくなり、消えてしまうという自分の運命に戸惑いながらも、或ることを切っ掛けに、かつて人間に忘れさられたイマジナリたちが身を寄せ合って暮らす「イマジナリの町」に辿り着く。
そこでラジャーと仲間たちは、彼らの大切な人や家族の未来を懸けた冒険を繰り広げることになる。
イマジナリの対極にある、厳しい現実に日々打ちのめされながらも、我々大人は、本作を通して過ぎ去りし時を求め、ノスタルジックな気分に浸ってしまう。
親子で是非
すごいなと思ったのが、子供視点だと純粋にワクワクしてちょっと怖くてストーリーに入り込んで楽しめるようになっているけど、大人視点だとまた別の感じ方ができる作りになっているところ。それぞれ感じて得るものがある。
親子で観る価値がちゃんとあります。是非親子で一緒に観てほしい。
ミスター・バンディングとそのイマジナリーのデザインやキャラクター性は小さい子にはちょっと怖くてトラウマになっちゃうかもしれないけど、そこを妥協しなかったのもすごくよかったと思う。
個人的には小雪ちゃんと骨っこガリガリがめちゃくちゃかわいくてお気に入り!
ジンザンもあんな渋めな感じなのに「小雪ちゃん」って呼んでるのすごいギャップあってよかった…
いっぱい考察できる部分もあるので1回だけじゃもったいないかも!
少女の思いと成長に泣いた
少女の成長を描いた作品であり、大人が子供の頃を思い出す作品でもあり。
幼少の頃に自分だけの世界を思い描いて、それを心の拠り所にする。しかし、大人になるにつれ、そんなことも忘れて現実世界に立ち向かわなければならなくなる…。その忘れていたものは純粋そのものであり、本当は大切なものなのかもしれない。
子供達が信じているものってこういうことなのかな?自分はどうだったかな?と過去の自分を思い出させてくれます。
クライマックスに流れる音楽もエンドロールの歌も最高でした!作品紹介を読んで「泣いちゃうかも…」と思って観に行ったら案の定泣いた(笑)寺田心の声はめちゃくちゃ良かったです。あと、敵のイマジナリーちゃん怖可愛い…。
夢の世界
澄み切った夢物語。イマジンする人間とされる側のイマジナリ。ピュアが沁み渡る。それに想えば叶う。もう幸せ者。あの頃を思い出しては奮い立つ。 Nothing's Impossible、かっこいい!
宮﨑的エンタメと高畑的感動を兼ね備えた快作
文句なしに名作。仇役の登場以降はハラハラドキドキ、
別れと思慕が交錯する中盤以降は目頭熱くなりっぱなし。敢えて例えれば、「紅の豚」までにあったの宮﨑駿のエンタメ性と、心の奥底を突く高畑勲の文学性を兼ね備えた快作。イマジナリーの楽園はトイストーリーも想起させるが、心の揺さ振り具合は本作が何倍も上だった。「君たちはどう生きるか」よりヒットしないなら、日本人の審美眼を疑いそう。
無垢なこころは貴重。伏線回収もうまいし、感動して泣けた
アマンダにしか見えないラジャーという少年。そういう子供の想像した存在を「大事なもの」として描くストーリーが良かった。ディズニーの「リメンバーミー」と似ているけど、もっと消えてしまいやすくて、はかなく切ない。子供の頃特有の無垢な心の貴重さを改めて想う。
妄想は、その人にとっては現実と区別できないことがある。特に子供の妄想は、その子にとって現実と言って良いくらいなのだろうと思う。
映画がラジャーの声で始まり、それがアマンダの想像の世界だと理解するまでに少し時間がかかるけど、そこがわかればストーリーに入って行けて、「夢の中って、こうだよな」と楽しめた。現実に戻って来るところもうまく表現できていたと思う。
最後のヤマ場の“レイゾウコ”。上手に伏線回収しているし、感動的。合言葉の「消えない・守る・泣かない」も伏線になっていて、特に「守る」の元の意味がわかった場面が泣けた。ラジャーが渡されたゴーグルのギミックも面白かった。
イマジナリーって凄い!
イマジナリーが主になって展開していく本作、光があれば闇もあるわけで。
イマジナリーが生きていくためにはある条件がありました。人間とイマジナリーの関係性を表す映画となっています。
是非とも劇場にてご覧ください。
お母さんリジー役の安藤サクラに◎
お母さんリジー役に安藤サクラさんでした。
安藤サクラがお母さん役で少し寂しいけど。
子供の想像の世界イマジナリーなので、内容的について行けない世界ですが、アニメでは当たり前の世界ですね。
“Nothing's impossible“
ターゲット層が丸かぶりな「ウィッシュ」と同日公開という時点から残念な感じが漂っており、初日の興行も惨敗と、観る前は大変な目に遭ってはいるけれど、そういう作品こそ応援しなきゃなと思い鑑賞。
観終わった後に、個人的にはこれはヒットできないわと思ってしまうくらい散漫な物語でした。アニメーションこそ良かったんですが、原作からの汲み取り方をミスったのかなと思ってしまうくらい、バラバラな感じが否めませんでした。
イマジナリーフレンドのラジャーが見えるアマンダがどう成長していくかというところに視点を置いた作品で、その道すがらファンタジーが織り混じるという作品で、否が応でもジブリが連想してしまい、どうしてもジブリの下位互換に思えて仕方がありませんでした。
子供の想像力の豊かさと、大人の想像力の乏しさの対比の描き方は良かったなと思いました。子供はワガママが故に色々な世界を構築することができますし、自分も小学生くらいの頃が面白いこと考えていたなと思いました。アマンダが自分中心に考えてしまっているのも、自分に何かできない事はないかとか、自分の言ってる事を信じてもらいたいという感情が先走っているからだよなと優しい目で見守ることができました。
大人になってしまったら、生きることに必死になってしまうが故に考えることを放棄してしまうんだよなというのも今の自分に重ねてしまうところがありました。
アマンダが昏睡状態になり、ラジャーが1人で世界を生きていく様子、図書館に集まっていたイマジナリーの様子、だいぶ端折られていたなと思いました。個性豊かなイマジナリーたちも背景と化していたので、ここをもっと観たかったです。
突然ラジャーが男女どっちにもなれるという要素には目を飛び出させましたが、良さが出ていたかと言われると唐突過ぎてなんとも言えませんでした…。ここがもっと丁寧に描写されていたら良かったのになと思いました。
ミスター・バンディングが悪役としての役割はしっかり果たしていたなと思いましたが、ストーカー的要素が強烈過ぎたせいか、ただの危ないやつにしか思えませんでした。目的もはっきり言わないままラジャーを捕らえようとしてもヤバさが際立つだけでキャラとしての良さが出ていなかったので残念でした。
長髪少女のイマジナリーはなんだかいただけだったなぁと高速移動するなというくらいの印象で、最後飲み込まれるところもそっかーって思うレベルで何にも残らないキャラクターになってしまっていたのが残念でした。
アマンダの想像した世界にラジャーと共に飛び出していくシーンはワクワクしましたし、水や空の描写が独特なアニメーションと一緒に世界観を構築していて面白かったです。
この世界観がメインで進めていたら、子供心弾んだと思いますし、スタジオノポックの良さも出たんじゃないかなとモヤっとするところでした。
声優陣はメインキャストに本職不在と不安要素はありましたが、概ね良かったと思います。
寺田心くんも鈴木梨央さんも違和感なかったですし、仲里依紗さんと杉咲花さんは何度も声当てを経験されてるのもあってキャラに合っていたなと思いました。
安藤サクラさんは、まんま安藤サクラさんだったので、酷いとは思いませんがそのまんま過ぎて浮いていたかなと思いました。
興行的な伸びは壊滅的らしく、口コミで伸びるかと言われたら難しいところ…。
公開タイミングもファミリームービーが多く公開される時期のど真ん中上映と全体的にツイていないなと思いました。もう少し宣伝が大規模だったらなぁとか思うところはありますが、結局は作品の良さが今後を左右すると思うので見守っていこうと思います。
鑑賞日 12/16
鑑賞時間 9:30〜11:35
座席 K-14
またもや有名俳優陣・・・・
日本のアニメを担うはずが声優陣をないがしろにする・・・
それだけで評価が下がってしまいます
登竜門として門戸を開いてほしい
それとも有名俳優陣を使わないと売れない?
画像は綺麗で話も面白いのですが、今一つキャラクターデザイン設定に疑問が。
これまで見た様な悪役や猫は良いにしろ、主人公二人の顔立ちが日本人の好みと少し違うかなと、海外展開も考えての作品でしたっけ?
一番の疑問はカバサン、小児向けでしょうか?
最近の子供はそこまでだと思うのですが・・・・
イマジナリー(想像)を題材とした大人でも楽しめるアニメ。 本年度ベスト級。
予告編の映像が美しかったので鑑賞。
出だしで本作を観たことに後悔した感はあったけど、徐々に作品にのめり込んでしまった感じ。
鑑賞して良かったです!
子供が想像で考えたイマジナリと遊ぶ様子を描いたストーリー。
女の子のアマンダが想像した架空の男の子のラジャー。
当然ラジャーは他の人からは見えないんだけど、アマンダが不慮の事故で入院してしまう事に。
イマジナリはその子供から記憶が無くなると消滅してしまう設定。
他のイマジナリの助けもあり消滅しそうなラジャーがイマジナリが生き残れるある場所に。
色んな子供が想像したイマジナリのキャラは独特なタイプが多目(笑)
冷蔵庫と言う名の犬のポイントが高目。
そんな中、ラジャーを食べようとする怪しい人物が現れる展開。
昏睡状態のアマンダからラジャーの記憶が無くなりそうになってからのラジャーや仲間の行動が熱かった。
登場するイマジナリのキャラが濃い目が多く、消滅してしまうイマジナリには泣ける。
この手の作品はハッピーエンドはお決まりだけど鑑賞して正解でした。
自分が子供の頃に想像したイマジナリ。全く覚えて無いけど会ってみたくなりました( ´∀`)
ジブリ?
映像は間違いなく美しかったです。
美しい絵本を読んでいるようで画面いっぱいに映し出された景色を惚れ惚れと鑑賞しました。
ただ、ちょっと詰め込み過ぎなのか、大人には考え過ぎなのか、評価のし辛さを感じました。
絵本や児童書の映像化ならこんな感じだろうなと思うけれど、それを映画として観た際、本で読むのとは異なりいろいろと推測や推理、考察をしてしまい、あの場面は必要だったか、結局なんだったのだろうか?等答えを探してしまう気がします。
子供のように、あるいは児童書のように自由に観れたら作品の良さがわかったのかなと、自分に残念に思います。
とは言え、久しぶりに図書館で児童書を読んだような満足感がありました。
映画館で観れて良かったです。
今ジブリにたりないもの。
イマジナリーが主役なのか
前情報なしで挑みました。
作画は流石な出来でジブリみがないわけではないが
薄くてポノックの個性が出てる感じがして好き
中だるみがあり
そこそんな長くやらなくても?と思うとこはあり
もっと深耕してほしいとこいっぱいあったし
伏線わかり易すぎて使うとこクライマックスかよだし
おもうとこはあれど……あれこれ子供向けでみたら
かなりワクワクするし夢あるしサイコーぢゃね?
ってなりおっさん目線で怒ってる場合でした。
子供たちに是非みてほしい作品
いま、ジブリにたりないものは
こういうわかりやすいくらいの物語と
こういう子供たちが共感する世界観と
子供たちに夢を与える作品なのではないか?
良作でした。
公開3日目19時台の上映でみましたが
貸し切りでした。
いい作品だけに
冬休み家族連れでなんとか盛り上がってほしいな
儚きイマージナリー‼️❓
最初、忘れられたら、消えてしまうイマージナリーに心を与えるなんて、何て罪深いのだろうと思いつつ、ほとんどのイマージナリーは、歌舞伎町で酩酊してるような化け物ばかりで、こんなのが子供のイマージナリーなのだろうかと、訝りつつ、違和感。
主に出逢う、戻るところから、幾分、本当に、人間🧑のイマージナリー、子供のイマージナリーなんだと、我に帰る、そう、それこそ本来の姿。
最後に、感動のシーンだと、思えるのだが、あのイマージナリーを食う化け物はなんだろう、不快感が残る。
原作を端折るとこんな変なのできるんでしょうね、トホホ。
どこにでも出てくる、杉咲花、彼女の声だけが救いでした、ありがとうございました😊
トイストーリーを思わせる子供とイマジナリーの話。
子供が生む想像力が作り出すイマジナリー。子供の頃には自分にもそんな友達がいたのか…大人になると幼少期に抱いていた気持ちや感覚が薄れていくことをこの映画を見て実感しました。子供の頃には容易くできていたことがなぜか出来なくなっていたり、そういうことも思い浮かびました。
幼少期の自分を見つめ直すという点では、トイストーリーに似たものがあると思いました。今作は子供の持つ想像力が存分に表現されていて少し現実離れして子供向けの映画だとも思いましたが、大人になると忘れてしまう大事なことを思い出させてくれる、そんな映画であるとも感じました。
忘れないこと、守ること、そして泣かないこと
見ながら泣いてしまった。すごく純粋なキャクターたちでストーリーもめちゃくちゃ良かった。
ユニークなところもあるしハラハラドキドキもある。
海外っぽいのに日本語があるところに違和感があったけどそれは少しだけでした。そんな世界線なんだね。
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