スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバースのレビュー・感想・評価
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さらなるスパイダー次元へ、アクロス(渡って)!
OK、じゃあ説明するね。
『スパイダーマン』がアニメでやるって聞いた時、うんざりしたわけ。製作側の都合で何度もリブートされて、今度はアニメかよ。
でも、これが大当たり。黄金のおじさん像も獲っちゃって、スパイダーマン映画最高傑作なんて皆言ったり。否定的だった連中、ザマミロって感じ。(自分もだけど)
これだけじゃないの。今アメコミ界はこっち(マーベル)もあっち(DC)もマルチバースだらけ。それを流行らせたのも、そう!
『スパイダーマン:スパイダーバース』がどんだけ凄かったか、皆分かってくれたかな?
…という事で、待望の続編。この続編は周囲の期待やプレッシャーは相当だったろう。
斬新な映像表現や革命的な世界観もさることながら、後続の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『ザ・フラッシュ』がマルチバースを使ってさらに興奮感激させた。それを超える事が出来るか…?
興奮感激という点では旧作と絡めたその2作に軍配が上がるだろう。が、マルチバースという特異性を活かした点では、本作がまたまたやってくれた。
期待とプレッシャーを飛び越え、さらなる高み…いや、新次元へ!
情報量も半端じゃなく、どの角度から語ったらいいか…。
さらに進化した映像からか、それとも“スパイダーウーマン”ことグウェンのシーンから始まるのでそれに倣って…?(この冒頭だけでマルチバースや本作の設定を見事に説明している)
だけど、あくまで主人公はマイルス。なのでやはり、彼目線で。その方が分かり易い。
新たなスパイダーマンとして活躍中のマイルス。彼の経緯は…説明しなくても大丈夫だよね。
スパイダーマンあるある。ヒーロー活動を並行させての学校や進学の問題も。それを巡って最近両親とぎくしゃく。ホント、ヒーローって大変…。
その日もまたヘンな奴が現れた。
白い身体に黒い斑点の、牛かダルメシアンみたいな奴。それだけなら可愛いかもしれないけど、何か不気味。
序盤でサラッと倒されるザコかと思いきや、身体中の斑点は異空間に繋がる穴で、現空間にも自在に作る事が出来、あらゆる攻撃を交わす事が可能。思ってたより難敵。
あのキングピン事件の時いた科学者の一人だという。覚えてねーや。
“スポット”と名乗り、原作コミックでもマイナーキャラらしいが、マルチバース題材の本作にぴったり。
マルチバースを行き来するシーンで、レゴもさることながら実写の“ヴィラン作品”のある人物とリンク。もうマルチバース、何でもアリ過ぎっ!
掴み所がない感じのこのヴィランだが、不敵な事を言う。僕が君を作り、君が僕を作った。
表裏一体のヒーローとヴィラン。それだけじゃない。ヒーローというより、スパイダーマンとしての“宿命”が中枢を成す…。
父親が新署長となり、そのパーティーが開かれるも、マイルスは遅刻。例によって両親からお小言、喧嘩。
誰にもこの悩みや孤独を打ち明けられない。でも、“彼ら”なら…。
彼らに会いたい。特に会いたいのは…。
その思いが通じたのか、目の前に“現れた”のは…、グウェン!
夢幻じゃなく、本物。一体、どうやって…?
マルチバースを自在に行き来出来る装置を使って。今彼女は、あるチームに属しているという。
近況を話し合ったりして再会を喜び合うが、グウェンは何か秘密の任を帯びているよう。
グウェンの後を(透明になって)こっそり尾行。調べていたのは…、あのスポット。
スポットはある物を手に入れる為、別のマルチバースへ。
グウェンはこの世界とマイルスに別れを告げ、後を追う。
いたたまれなくなったマイルスもグウェンを追って。
前作はマイルスの世界に別マルチバースのスパイダーたちがやって来たが、今回は逆。マイルスが別のマルチバースへ。
そこはインドのような世界。
スポットを発見。後を追っていた事がバレ、共闘するも、ピンチに。
そこに現れたのは…、インドのスパイダーマン、インディア。
さらにもう一人。グウェンとはすでに何度か組んでいるイギリス人のギタリスト・スパイダーマン、ホービー。
闘いの最中、街に大被害。マイルスはインディアの恋人の父親の命を救う。
それは立派な行いの筈が…、“本部”から呼び出し。
一同が向かった先は…
“スパイダー・ソサエティ”。
別のマルチバースにある未来都市。
そこにはあらゆるマルチバースのスパイダーたちが集う。
グウェンの教育係の妊婦のスパイダーウーマン。
マイルスにとっては嬉しい再会。ピーター・B・パーカー! MJとヨリを戻したようで、何と今は一児のパパ。まだ赤ん坊の愛娘にも“スパイダー能力”が…!
他にもあのスパイダーマン、あれを彷彿させるスパイダーマン…性別も人種も様々で、中には捕まえたヴィラン(勿論様々な形態)や実写キャラも!
キャラデザやタッチも各々違う。前作の各々の描写もユニークだったが、本作は何倍、何十倍、いや何百倍…!?
って言うか、あらゆるマルチバースにスパイダーマンってこんなに居るんだ…!
独りでしょげていた自分が恥ずかしい。一人じゃない、僕らは“スパイダー仲間”だ!
…との喜びはものの見事に覆させられる。
皆のリーダーのスパイダーマン、ミゲル。
マイルスの存在や彼がした事を激しく咎める。インディアの恋人の父親を救うべきじゃなかった。
お陰で全マルチバースが危機に。
どういう事…?
スパイダーたちの宿命。全てを救う事は出来ない。
振り返ってみれば、確かにそうだ。
トビー・スパイダーマンはベンおじさん、アンドリュー・スパイダーマンはグウェン、トムホ・スパイダーマンはメイおばさん、そしてマイルスはアーロンおじさん…。
彼らだけじゃない。グウェンも彼女の世界でリザードになったピーターを救えなかった。ピーター殺しの容疑を掛けられ、警官である自分の父に追われている…。
ミゲルも悲しい過去が。いや、ここにいるスパイダー全員が。
誰か大切な人を亡くしている。そんな悲しみがあって、“スパイダー”として各々の世界を救っている。
大切な人か、世界か。どちらかしか救えない。それがスパイダーたちの宿命。
そうやって均衡を保ってきた。
それなのに…。マイルスがインディアの恋人の父親を救ったせいで、均衡が崩れた。
さらにマイルスはこれから起こるある悲劇を見た。自分の世界で、自分の父親が死ぬ…。
だが、これも宿命。変えてはならない。
冗談じゃない! 自分の父親が死ぬのを何もしないでいるのか…!?
救ってみせる。世界も、大切な人も。
マイルスは自分の世界に戻ろうとする。
こうなる事は分かっていた。だから彼を仲間に迎え入れなかった。
ミゲル率いる“スパイダーピープル”がマイルスを猛追。
たった一人スパイダーマンvsあらゆるマルチバースのスパイダーたちの“スパイダーバトル”が勃発…!
今回のアクションの見せ場はここ!
あらゆるスパイダーたちが入り乱れ、スピーディーでクールなアクション、映像表現はさらに“アクロス”!
このシーンを一体どう伝えたら…。私の文章力じゃ表現出来ない。とにかく、見て!
映像とアクションに最高にマッチした音楽、ユーモアもいっぱい。
だけどメインは非常にシリアス…。
グウェンもピーターBも事情を知っていた。信じていた仲間に裏切られたかのように、孤独感が募る…。
さらに追い討ちを掛けるのは、ミゲルに追い詰められた時、彼が言い放った言葉。
お前はスパイダーになるべきじゃなかった。お前がスパイダーになったせいで、お前の世界のスパイダーマン/ピーターは死んだ。
お前は“イレギュラー”。誰もお前を必要としていない。
そうかもしれない。自分だって望んでスパイダーマンになった訳じゃない。
が、スパイダーマンになった。それには何か訳がある。
大いなる力には大いなる責任が伴う。
大いなる悲劇も、宿命も、変えてやる…!
マイルスは元の世界に戻ってきた。
母親にスパイダーマンである事を告げる。
が、母親は“スパイダーマン”の事を知らない。
マイルスの身体を襲うあの“ビリビリ”。
マイルスは自分の世界に戻ってはいなく、酷似したマルチバースにいた。
目の前に現れたのは、まさかの人物。さらにもう一人。まさかまさかの人物…!
(実写ではまだ結成していない“ヴィラン・チーム”の名が…)
マイルスの世界にやって来たミゲルら。スポットも。
グウェンも自分の世界に戻されたが、ある方法でやって来る。その時、父親と和解を…。
そうだ。変えられないなんて事はないんだ。
まずはマイルスを見つけ出し、救出する。待ってて、マイルス!
グウェンを筆頭に、今回のメンバー、待ってました!の前作メンバー。
失われたと思われた絆。
父の命。
マルチバースの危機。
全ての宿命を変える。救ってみせる。
スパイダー新次元。
“アクロス”から“ビヨンド”へ!
1作でまとまってればもっと良かったです。
スパイダーマンCGアニメ版作品「スパイダーバース」の続編。
ストーリー的にも前作の続きとなるが、まずはグェンパートから始まるオープニング。
マイルズよりよっぽど魅力的なキャラに描かれていて、グェンが主人公でもよかったかと思うくらい。
アニメーションとしては、今作も素晴らしく、ただのCGアニメではなくカートゥーン調であったり、水彩画調であったり、スケッチ調であったりと、様々な表現方法が入り混じり、芸術的で面白い!
今作も様々なスパイダーマンが登場するが、メインヴィランがスポットというのは何とも意外。
何となく2流ヴィランのイメージがあったのだけど、あれほど厄介な相手になるとは・・・
ストーリー的にもマイルズの存在自体がキーポイントとなり、思わぬ展開に息を呑み、さあいよいよ盛り上がってきた!ってところでまさかの
つづく
作品としては良かったものの、正直二部構成(二部作で終わるのかも知らないけど・・・)にする程のストーリーとは思えない。
この後、どんな展開に持っていくのか分らないが、できれば1作でキレイにまとめてほしかったというのが正直なところでした。
やっぱり最高!
満点です。
このスパイダーマンに関してはもうあまり言葉が出てこないかな。
むちゃくちゃ期待度上げて行ったら
やっぱり期待どおり。
前回はIMAX 3D(だったかな)で観たけど
あまりの素晴らしさに感動した記憶がいまだ残ったままでの今回。
ストーリーはちょっと難しいところはあったけど
映像•表現•見せ方•音楽 どれも素晴らしい。
3Dやアニメの中で断トツだと思います。
感覚は前回と同じで、アニメなのに気付いたらリアルなものを観てるような錯覚におちいるようです。
またマルチバースか…とそれだけで評価下げる人は
いるかもしれないが、
それが嫌なら今後観ないほうがいいでしょう。
時間長いけど、緩急ではなく徐々にテンション上げていくパターンなので、この先も楽しめそうです。
※エンドロール後のおまけはありませんが
よくあるやつです。
エンディング曲(日本人)だけはなんかちょっと違うかな…って気がしました
事象
スパイダーバースの衝撃からはや5年…。
まちに、まちに、待ちわびたスパイダーバースシリーズの最新作!!
前作はまさしくアメコミとMovieの融合させた新たなカタチの作品に興奮が冷めやらなかったのを今でも鮮明に思い出す。そのあと食べた焼肉屋すら思い出せる。
ヒーローになる"運命"を受け入れて、前へ進む姿を描いた前作は多くの人を魅了し、アカデミー賞に輝きました。
そんな素晴らしい作品をどうやって続編を作るのかと思っておりましたが…これはまたとてもメタ要素に溢れた鋭い切り口で描かれた新しいヒーロー映画になっておりました。
こいつはすげーぜ!!!
スパイダーマンシリーズには、免れぬ宿命が待ち受けている。
大いなる力には、大いなる責任が伴う。
力を正しく行使すればヒーローになれる。けれど、その力で全てを解決出来るとは限らない…。それが運命なのか。何かを得るためには、何かを失わなければならないのか。
そんな定石をぶち壊す為、次世代の主人公マイルスはスパイダーマン達へ立ち向かうことになる!!
これはもはや現代アートなのでは無いかと思いました。映像表現の美しさ、面白さ、複雑さ。それでいて、これまでのスパイダーマンの築いてきた世界に立ち向かうパンクさ…。
またここからの後編次第でとんでもない作品になって行くかもしれませんが、期待通りのぶっ飛んだ素晴らしい作品になっておりました。
ここから後編がどんな物語を奏でてくれるのか。期待せずにはいられないのは、言うまでもありません。
満足感のある未完
鑑賞後の興奮そのままに書き殴ります。
*出来る限り時系列
・冒頭の入り、バンド風でオシャレだなと思ったけど、ラストもバンド結成風で一貫性があり、とにかくオシャレ。
→あえて、アベンジャーズ風を感じさせ無かったんだと思う。
・グウェンとマイルスのW主人公設定で、どんな感じになるのかと思ったけど、グウェンが喰ってくる感じが良かった
・子連れ、妊婦という新しいキャラ属性をつけたのがチャレンジングだと感じた
・逆にインド系の場所は今となっては普通だけど、設定としては面白かった
・とにかくボリュームが多く140分でも詰め切れない2部構成ということに賛否はあるだろうが、私はとにかくマーベル好きで作品増えるのが嬉しいから良いですよ。そもそもスパイダーバース観てないのにこれ観るのは無理がある。
・後半かと思ってたんだがおそらく中盤の、全スパイダーマンのバトルはかなり面白かった。何やってるか分かんないけど、迫力はあった
→その前のミゲルの諸々の説明の所は、長すぎて意識無くなりました。
・その後のピーターとグウェンが、マイルス視点では裏切り者、という立ち位置で感情が難しかったけど、ラストで回収してくれたのでOK
・ラストシーン直前の違うバースに来ていた、というオチはこういう多次元もののお決まりでかなり良かった。まだ映画終わらないのかよと率直に思い、そういえば前半後半ものだったと思い出した。
・スパイダーマンがいないバースを匂わせつつ、そのヴィランが自分自身という熱い展開は、普通に生きている人ならアガる!
おれは、面白かった!
みんなでこの祭を楽しんで盛り上げよう!
『見ないという選択肢は無い』
ライムスター宇多丸さんがあそこまで激賞していた前作。
確かに映像は凄い。
が、ストーリーは普通。
そのため、映画リテラシーがゼロの私としては、まぁ、面白かったです、くらい。
そして、同じく宇多丸さん曰く『見ないという選択肢は無い』という今作。
信じて跳んだ結果、メチャクチャ面白かった。
映像は更にパワーアップ、ストーリーもちゃんとヒネッてる。
クリフハンガーのイイやつ。
昔、深夜番組で井筒監督が自腹で映画を鑑賞し好き勝手に批評するというコーナーがあったが、そこで奇しくもスパイダーマンを扱ったとき、半ば呆れながら『コイツら、ドコに金つこてんねん』と笑いながら言ってましたが、正にそんな感想。
普通にCG映画として相当ハイクオリティなのに加えて、全然違う表現の映像を大量にガッチャンコするという無謀。
そこまでするかとばかりに、微妙な目や口の動きで、キャラクターの感情を表現して見せる執念。
ホンマ、コイツらドコまで手間・暇・カネかけとんねん!
しかし、ストーリーの点で言うと、あのラストは明らかにミスリードではないかと。
今回、3部作の2作目を見た日本の配給会社は「やっちまった」と思ったのでは。
と言うのも1作目の原題は『Into the Spider-Verse』のところ邦題は『スパイダーバース』。
1作目で完結してればそれで良かったのだが、2作目が出ておかしくなってしまった。
つまり、1作目「into」でスパイダーバースに「入り」、2作目「across」でスパイダーバースを「横断」するという、タイトル通りのストーリー展開。
1作目のタイトルにちゃんと『イントゥー・ザ』を入れなければいけなかったのだ。
そう考えると、問題は3作目の『Beyond the Spider-Verse』。
スパイダーバースを超えちゃうって、どういうこと?
普通に考えれば、更にMCUとのガッチャンコか、となりそうですが、wikipediaの記事では制作側で否定してました。
とすると、全てのスパイダーバースが融合しちゃうとか?
何はともあれ、次回作は今回のラストの敵を倒してからが本番なのでは?
見ないという選択肢が無くなった!
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wikipediaを見てて個人的に一番驚いたのは、昔、TVで見てた日本版特撮スパイダーマンが今作に出るかも知れなかったこと(出なかったけど)。
コミックス版のスパイダーバースではすでに出てるそうなので、おかしくはないけどその発想は無かった。
もし、次回作で巨大ロボ「レオパルドン」とか出て来たら、興奮してもらしちゃうかも!
奥が深いけど、、
相変わらず絵作りは素晴らしい。
ストーリーは色んな人が絶賛しているけど、よくよく考えるとクラシックな素材がリメイクされまくって、擦れすぎたので自作自演で再構築しようとしているだけに思えるのは私だけでしょうか?次作でどうまとめるのかで評価が変わると思いますが、見ていて冗長で尺の無駄使いに思たり、、、あのソサエティはどのアースにあるんでしょうか?なんでも有りの設定も心が踊らない理由のひとつです。時間の解釈も無茶苦茶だと思いますし、ニューヨークの街を救うのがスパイダーマンで、それ以外はスパイダーマンじゃないと思いますが。
しかし絵は本当に美しくまた実写版も見てみたくなり、次作も見に行くと思います。
日本人では創れそうにないセンスあるグラフィック映像と音楽が融合したアート作品
ものすごい映像だった。
バースごとにタッチを変えるアイデアや過去実写映像やレゴでの表現など、さながらアート作品を観ているかのようだった。
CG技術の進化によりリアルなタッチに真っ直ぐ進んで行くと思っていたアニメ作品だが、そこに人のセンスやアイデアをしっかりと練り込むことでこんな方向にも進んでいくのかと前作以上に驚かされた。
2時間半という尺でも長さを感じさせないほどのスピード感だったが、途中でトイレに席を立つ人たちも多く、またアニメだからと思い子連れで来たお客さんも多かったが、中学生辺りでも内容を理解することは難しいと思われ、小さい子達には少しかわいそうな気がした。
自分はマーベル作品について思い入れも基礎知識もないが、結局本作や「スパイダーマン・ノーウェイホーム」、(DCだけど)「フラッシュ」などを観る限り、マルチバースを創ってしまう能力はスーパーヒーローしか持ちえない訳で、マルチバースに寄って引き起こされた様々なトラブルや悲劇は未熟なスーパーヒーローに原因があるという事に決まりでいいですかね。
この件がネタバレなのか、よく分からないけど。
前作で成功した方法論をアップデート、どの場面もアーティスティックな絵画のようでありながらアニメーションのダイナミズム満載で、サウンドとのシンクロもより強烈になり全篇怒涛のハイテンション、ストーリーはこれまで当然のようにやってきた『スパイダーマン』としての物語構造に意義を唱え(るのかもしれない)、そしていよいよ燃える展開に!と思ってたらto be continued、で終了。あれ?完結せんのか。確かにこれは一本で収まる内容じゃなかったけど、凝縮して一つの作品にしてくれたら、というのはあるよね…。そこだけは残念!まあ単に早く続き見せてよ、という気分なだけかも知れんけど。ところで今作が続き物だというのは、ネタバレなのかな?
マルチバース…。
ハッキリ言って数々の人が口揃えて「最高傑作!!」と言っているのにはあまり納得が出来ない。
ストーリーに真新しさ乃ち新鮮さがあまりない。嫌というほど見た"親子愛"の物語、そして近年ものすごい勢いで増加傾向にあるマルチバースの物語。僕もマーベル映画ファンなのでもちろんスパイダーバースの事は認知している。ありきたりなストーリーで丁寧に描いてたのかもしれないが、途中ダラダラと物語が進んでダラケてしまい、ましてや知識がある程度あるマルチバース設定でも頭がグチャグチャになってよくわからなくなる。つい先週「THE FLASH 」を観たばかりで過剰反応なのかもしれないがこれも同じ様な物語で飽き飽きとしてくる。マルチバースの話はただ単に「サプライズ登場!!ダダン!!」なんてもはや今後通じないと思われる。(斜め上のサプライズは別)例えば、「これがお前ら見たかったんやろ???アイアンマン100体や!!マルチバース!!」なんて考えは安直すぎるし、ストーリーの軸がしっかりと立っていないと映画として終わりである。もはやマルチバースは愛が無ければ成り立たないのかもしれない、スパイダーマンNWH、ドクターストレンジMoM、THE FLASH、そしてスパイダーバース。ほぼほぼ愛が関連してくる。なにかマルチバースを有効活用した話はないのか……。
だが前作に続きキレあるスパイディたちのウェブアクション、かっこよさ、絵コンテの素晴らしさは健在である。これについては申し分無い。最高の一言である。ありがとう!!
映画が終わった第一声が「スパイダーマンになりたい」と思ったくらいだ。(運命を背負うのは嫌だけど!!)
次作アクロスに期待!!!
映像も曲も、とにかく全体の雰囲気が素晴らしい
最高
おもろすぎて2時間30分が一瞬だった
主人公と別世界の主人公の対立で幕を閉じるの上手すぎる
ガチで続き気になる
リーダーの人なんか可哀想だったから救済されてほしいな
次回作は一作目のキャラも活躍してほしい!
マルチバースむずいけどな
Spiderman assemble
アニメーションのレベルがとても高いですが、映像がめまぐるしかったです笑😂
キャラクターが別世界に適応できずバグが発生していましたが、目がバグりそうでした!
字幕だと理解が大変なので吹き替え版の方が良いかもしれないです…
死んでしまう運命の人を救った事によって、上層部から指名手配のような扱いになってしまう主人公が可哀想でした😥
1人を責めるのではなく、他のスパイダーマンが味方になって救いの手を差し伸べるべきだと思います。
心理描写が丁寧でしたが、上映時間はもう少し短い方が良い気がしました。
3作目では皆んなで協力し、無事に覚醒した敵を倒せることを祈っています🙏🏻
続くんかい!
スパイディファンのためのスパイダーバースが本格的な展開を見せる第二作だが、前後編なのに注意
発表当初から前後編であることが伝えられ、後編のアナウンスが前編の予告に流されるという制作サイドの「これ途中で終わるから気を付けてね」の気遣いがすごかった本作だが、なぜか日本版ではその気遣いがキレイに消えてしまって評価が別れてしまった。公報のミスとしか言いようがないが、まぁそれはそれとして本作は大変にスパイディファンの期待に応えてくれる仕上がり。
前作はただのアニメーション作品ではなく、あらゆるアニメ手法が織り交ぜられてその映像表現の幅が話題になった。あれ以上は無理だろうと思われていたが、本作は軽々とそれを超えてきている。アニメーションと一口に言っても、ここまで手法があるのだ!と技術力で頬を殴りに来る。マイルズたちの3Dアニメーション表現がいまやスタンダードになった現在、コラージュ風や絵画風といった古典的な手法のほうがアニメーションとしては新しく見え、オシャレですらある。そういった発見もまた、本作の面白い所。
シナリオはファン向けなものであるため、初見ではまずついていくのが厳しい内容なので、そこは注意してもらいたい。先にも書いたが前後編なので、そこも予め注意されたし。
後編は少し先になるが、そちらも期待したいところ。
1本の映画として成り立っていない
まず、前作の内容を把握しているのが大前提
前作はここのところの実写版のスパイダーマンより抜群に面白かったという記憶はあるものの、ストーリーがほぼ抜け落ちた状態で鑑賞
そのためか、スタートの段階で話について行くのに四苦八苦
なんとか話に乗ってきたなと思ったところで、うん?時間配分大丈夫なの?と思ったところで、to be continueって
えー、聞いてないよとなっちゃいました
最低限、タイトルなりにちゃんと明確にして欲しい
この映画、次回作ありきのストーリーで、風呂敷広げるだけ広げてなんにも解決されずに後半にぶん投げてあって、1つの映画として全く楽しめない
唯一ストーリーとして決着をつけてあるのが、グウェンの親子関係の修復ぐらい?
もう少し、ヒーロー物の映画1本としてのストーリーのの締めはなんらか必要でしょ
完全に時間だからここまでみたいな終わり方は酷すぎるわ
これ、次回作のビヨンドで大きく広げた風呂敷ちゃんと綺麗に畳んでくれるんだよね?
一番好きなヒーローはやっぱりスパイダーマンだ‼︎
•最初のグウェンのドラムのシーンから興奮がおさまらなかった‼︎
•スパイダーマンの定めのシーンですごい悲しくなる、(アメイジングスパイダーマンのシーンが流れた時涙腺やば過ぎ!)だけど笑えるシーンもあるし、バトルシーンでは興奮がやばすぎた!
•ヴェノム出てこなかった、(店のおばちゃんは出てる)ちょっと残念、
•あっという間に時間が過ぎてto be continued 出た時マジかーとなった。頑張って待ちます笑
•マイルスとグウェンのもどかしい関係性もなんかいい、、
•家族とのシーンでもいい言葉が沢山あった!
二部作の前編!
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