劇場公開日 2022年9月9日

百花のレビュー・感想・評価

全203件中、101~120件目を表示

5.0考えさせられた映画。身近な人を思い浮かべながら

2022年9月16日
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泣ける

悲しい

難しい

今、日本の映画でトップ男性俳優と個人的に思える菅田将暉の主演映画を観てきた。評価が分かれている作品だが私は高く評価。まず、菅田をはじめ女優原田美枝子の演技が素晴らしかったこと。そして、必ず起こりうる親の認知症に対して今回は息子だったが子がどう向き合うかこのテーマ設定が一番良かった。個人的にも今、身近な人間が病気の関係で認知症一歩手前の母と過ごしているので母を思い浮かべながらこの映画を見ていた。とにかく考えさせられる映画。もし、自分が泉だったらと思い浮かべて観るのがこの映画は一番いいのかもしれない。女性の方で菅田のファンの方ならもし自分だったら母とどう向き合うか考える題材にもなる。近いうちの日本はこういうケースが必ず増える。馬鹿にできない映画だった。私の中では今年の日本映画No.1候補の一つ。おすすめしたい映画。ただし一人で鑑賞したほうがいい作品です。

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ナベウーロンティー

3.0母と息子の物語

2022年9月16日
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えみ

1.5親だからって正しく生きるわけじゃないし。お母さん、ずっと謝ってるね。いつまで謝らせる気?

2022年9月16日
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忘れていく母親。
忘れられない息子。
忘れないでいる母親。
忘れてしまっていた息子。

終始辛気臭い映画。最後の「半分の花火」への期待も、まがい物(僕にはそう思えた。たとえ綺麗であっても母子の記憶にとってはそれはまがい物)が雑音のように物語を曇らせている。
原田美枝子の若い母親役には無理がある。それは「北の国から」のあの若々しい凉子先生が頭から離れないからだ。ただ、そうはいってもこの年齢幅をこなせる女優を探すとなると、そうそういないのだろうなあ。・・・と、雑念が入り込む余地が余りある映画。もういいですよ、不幸をさも幸せなエピソードにすり替えるチープな映画は。

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栗太郎

5.0考えさせられました

2022年9月16日
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世間のレビューがなかなか酷評で驚いています。
本日2度目の鑑賞でした。1度目からの余韻が残り、もう一度観たいと思いました。
認知症介護を経験した人にしかわからないかもしれません。わたしは大好きな祖母が晩年、認知症になりました。誰よりも可愛がってもらったと自負しています。体の不自由な母に代わって、祖母のお世話をしていました。会話がとんだり、同じことを繰り返し聞いたり、一点凝視の目になったかと思えば正気な目になったり。しっかりしていたからこそ、認知症の変化についていけない家族、うまく関われない家族の気持ち、菅田さんの表情が胸を打ちました。まだ若い母親なら尚更苦しいはずです。受け入れて笑えるまでには時間が必要です。その葛藤がすごく伝わりました。
祖母は、認知症進行により、わたしの名前だけを毎回間違えるようになりました。でも、わたしを見る目は優しいまま。だから、もういいや、わたしが誰でも、祖母が笑っているならとおもえるようになりました。
わたしが幼かったときの出来事を、いつも楽しそうに話してくれました。忘れない記憶なんだと嬉しかったです。

この映画は、母との埋められないつらい記憶と時間があるのに、息子として泉はよく頑張っていたと思います。何年経ってもなかなか許せないこともあると思います。心の変化がすばらしく描かれていました。
原田さんも素晴らしい演技でした。
母であり、女である。その葛藤の中で、生きていたんだなと思います。子供を捨てることはわたしにはできないけど、そう言うことも世の中にはあるのだと思いました。

伝えたいことはたくさんありますが、世間で言う感動映画ではないと思いますが、わたしは本当に胸が熱くなり、涙が溢れ、素晴らしい映画に出会えたと思っています。

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ひろ

0.5詰まらない

2022年9月16日
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よく詰まらないと言うと、
観客は分かってないと言う人がいるけど、観客はそれほど馬鹿じゃない。
詰まらないものはやはり詰まらなく
理解力が足りない云々ではない。
しかもアート作品ならまだしも、これだけの上映館数で勝負してるんだから。
それなり取り込む内容でないと、
会社は泣くしかない。あとワンシーンワンカットって撮り方が分からなかったからやないか。

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hi

3.0 すだがわるいのか、脚本が悪いのか、息子からの一人芝居で母が本当の...

2022年9月15日
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 すだがわるいのか、脚本が悪いのか、息子からの一人芝居で母が本当の意味で描けてない。置いていかれたトラウマとその背景としての恋愛の描き方はいいけど、認知症になる母への愛情とかあまり感じられない。すだという人が、そもそもすごく冷たいやつなんじゃないか。
 認知症を受け入れられない自分だけ描く。認知症者への視線が冷たすぎて古い。
 最後に忘れないと言ってた自分が忘れてた罪に気づくところはいいけど、それさえそこ止まり。
 半分の花火という言葉に惹かれて見に来たししょうがないけど。

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えみり

3.0最後に

2022年9月15日
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私には面白い映画ではない。ずっしり重くも感じない。でも魅入ってしまうくらい俳優さん女優さんの演技が素晴らしかった。若い頃の母親役は原田さんではなくて違う女優さんの方が分かりやすいかもって思った。なぜなら子供登場していない場面では何才くらいの場面なのか分かり難くかったので。妻役の長澤まさみさんは、働く強い女性ってイメージではあるけれど、どこか違和感。半分の花火で全て救われた様な気分になった。

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よっしーな

4.0【認知】と【記憶】とゴダール

2022年9月15日
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病院で多くの人が経験した事があると思います。

医師または看護師さんから、
ベッドでいろんなチューブを、
繋がれている寝たきりの大事な人を指して、
◯◯さんは、聞こえているから、認識してるから、
いっぱい話しかけてくださいと。

そんな言葉を思い出しました。

こちらには、認知できないなけど、
いっぱい記憶してる事はあるよ。
表現できないけど、
憶えてる事はアンタより多いよ、、、。

そんな、認知、記憶に、
敬意を払ってカメラを向けて、
愛情を込めてピントを合わせる。

そんな張り付いたカメラによって、
【認知】【記憶】が炙り出されて、
テンポやプロット、ストーリーを超えて、
客席まで押し寄せてきて驚きました。
本当に驚きました。

何が押し寄せてきたのか?

5秒以下のカットでないといけない、
観客を飽きさせてはいけない、
わかりやすくないといけない、
そんな、
いけない、いけないの、
防波堤を越えてきた新たな波、
逆ヌーベルバーグ?
被写体にカメラを向けなかったり、
映画を解体したゴダールさん、
解体された映画のピースを拾い集めたような、
長い長いカット、
こんな波が来ましたよ。

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蛇足軒瞬平太

4.0原田美枝子は本物の女優です

2022年9月15日
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泣ける

先日テレビに出演していた原田美枝子が、若い頃、黒澤明監督に美容整形してはいけないと教えられ、守ってきたと話していたが、それが、功を奏して、認知症の老女も、リアルに演じられるほんまもんの女優さんになられている。もちろん、若作りもお手のものであるが、人生の年輪を重ねた皺の深い表情が素晴らしいです。映画は、アルツハイマーの症状を同じシーンを繰り返して表そうとしていますが、それには疑問を感じます。また、仮にもピアノ講師を生業とするものが、小学生を放置したまま、一ヶ月も、平気でいられるものか、そこも共感できませんが、菅田将暉の魅力と、原田美枝子の女優力のおかげで、余韻を残す、感動作となっています。ちむどんどんのオーナー役もサバサバしてて好きです。

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カナカナキット

4.5逃れられない現実

2022年9月15日
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泣ける

悲しい

久しぶりに俳優菅田将暉の魅了させられた。
台詞は多くなく、感情も全体的には一定。そんな中、母を探す泉の息遣いやもどかしさからなる泉の怒りや悲しみ。
少ない台詞の中でもあれだけの存在感を魅せてくれた菅田さんに
久々に心撃ち抜かれました。
長澤まさみさんの起用に勿体ないという声も何度か見ましたが
あれは長澤まさみさんじゃなきゃ成り立たなかったとすら思う。
『嫁』という立場も当然重要だからである。実の母ではなくとも泉と寄り添い続ける限り『母』である事には変わりないからだ。
そして命を繋ぐ重要な存在。
欲を言うなら出産シーンをもっと濃い時間にして欲しかった。
次へ繋がれた命の誕生をもう少し潤いあるものにして欲しかったな。

原田美枝子さんは当然ながら素晴らしい演技で『母』『女』としての苦悩や葛藤、己の幸せ…理解は出来なくても、きっとこんな事はいくらでも世の中にあるのかも知れないと思えた。母として落第であったが故に晩年は罰が与えられたかの様な最後となるのもまた人生かも知れない。

映像酔い?するとSNSで幾度となく見掛けたが、真ん中より後ろで鑑賞するとそんな事はあまり感じなかったので参考にして欲しいなと思います。

自分自身、母でありまた母もまだ健在とする中で、今この作品を観ることが出来たのは良かった。
母親って勝手に元気だと思いこんでいる節があるので、たまには電話したり食事に連れ出したりしてみよう。

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みっちゃん

1.0そして、疑問ばかりが残る映画だった。

2022年9月15日
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りー

3.0わたしはすべてを覚えているのか。

2022年9月15日
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mami

2.5花火がとても綺麗

2022年9月14日
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あすパパ

4.0人の闇を描いた、けれど昇華されるストーリー

2022年9月14日
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綺麗事では済まされぬ普通の人々の闇を
描いて、見る人によっては苦しいかも。

そんなの見たくない。
それで低評価なんでしょうか、、

評価の低いレビューは、自分含め、
映画を理解出来ていないか
個人的体験を元に難癖付けてるように感じるので
読んでも発見がないので、読まないから
分からないですが、、

難しい役どころを主演2人が演じていて
親子の微妙な距離感が何とも生々しかった。

とても印象に残る静かな良作でした。

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ゆうすい

5.0そして、愛は残っていた 記憶のすれ違いで起こる親子愛の秀作

2022年9月14日
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泣ける

悲しい

ラストは涙が溢れそうな位、感動しました。
息子の泉(菅田将暉)が認知症になった母親の百合子(原田三枝子)を支える物語です。
2人の間には、泉が子供の頃、空白の1年がありました。
そのことで、記憶が曖昧になっても自分を責め続ける百合子。少し恨みながらも献身的に支える泉。
半分の花火の記憶が、2人の親子愛をしっかりと繋いでいたのです。
高齢化社会の日本は、これから認知症患者がどんどん増えていくでしょう。
本作の百合子は、決してほめられた母親像ではありませんが、泉を思う気持ちが随所に表れていました。ラストは何とも切ないですね。
2人の演技も素晴らしかったし、脚本やカメラの演出も上手いと感じました。
親子愛の素晴らしさを表現した秀作だと思います。

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ゆきとう

3.0卵、ケチャップ、黄色、ピアノ

2022年9月14日
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泉の気持ちがとても伝わってきた

母の変化
どうして忘れちゃうんだよ!ってもどかしく苦しい。

自分は全部覚えているのに‥
でも、忘れていたことを忘れていた記憶
半分の花火

菅田将暉さんの演技、とても良かったです

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M U

4.5今年は花火、見れずにいたが、9月に印象深い花火を観ることができた

2022年9月14日
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ワンシーン、ワンカット。

長澤まさみさんが、映画の中盤で夫である菅田将暉さんに言った

「お母さん、『ごめんね』っていつも言ってるね…

いつまで言わせるの?」

このセリフを聞いて、我慢していた涙があふれ出た。

原田美枝子さん、綺麗ですごい。

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night runner

2.0え? そこそこの期待値だっただけに 肩透かし感が強すぎる

2022年9月14日
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え?

そこそこの期待値だっただけに

肩透かし感が強すぎる

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jung

5.0まるで記憶の森に迷い込んでしまったかのような錯覚に囚われる純映画的な語り口の傑作

2022年9月14日
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最凶線

1.5マーザー

2022年9月14日
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ブレミン
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