デューン 砂の惑星 PART2のレビュー・感想・評価
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他にどうすればいいのか
前作でDuneという作品の存在を知り、細かい設定が分かりにくかったので原作小説も読みました。数年待って待望の本作でしたが、原作とは多少は違う所があっても映画としてはこれ以上ないクオリティーでした。
Duneという作品は例えばスターウォーズみたいな分かりやすい世界観ではないのですが、世界観が分からなかったとしても映画として映像的に十分に楽しめると思います。分からない所は今は自分で調べられますしね。
自分はimaxで見たのですが、IMAXで見るべき映画だなと感じました。ただ映像というよりは音が大きいですけどね。。。特にこだわりがなければ普通の映画館でも十分だと思います。
ポールの内面の葛藤はティモシー・シャラメのビジュアルでしか表現できないものがあると思いました。音楽も素晴らしかったですね。
SF映画というよりベン・ハーとかの叙事詩
Part1がいい出来だったので期待は高まるわけである。
原作のうち、アトレイデス家に起きた悲劇を主に描いたのがPart1。砂漠に消えたポールとジェシカが、ベネゲセリットによって植え付けられた救世主神話に準えて、巧みにフレメンに溶けこみ、預言者リサーン•アル=ガイブとして定着していく•••。
矢野徹師匠の翻訳は名作だが、この独特の世界観と名称がやたらとめんどくさい。各巻の巻末には辞書が載るほどだった。
新翻訳は、あれ?って言うほど読みやすい。映画もそんな印象。つまり、おどろおどろしい部分や謎めいた部分はさらっと流し、スペクタクルでエキサイティングな部分に焦点が置いてある。だから、初見でも置いてきぼりにはならないだろう。でも、アバター1をみないで2はないように、パート2を見る前におさらいは必要かな?
できれば映画の前か後で原作を読んでおくことをオススメしますね。
スタイリッシュな演出で、見事にDUNEを映像にして見せたヴィルヌーブ監督に拍手。オスカーとって欲しい。
part3の制作も決定し「砂漠の救世主」が初めて映画になるそうだ。コレは楽しみ。
2024 31本目(劇場 9作目)
前作を観てしまったので・・PART2も・・ ビルヌーブワールドの「...
前作を観てしまったので・・PART2も・・ ビルヌーブワールドの「スターウオーズ」に「グラディエーター」スパイスもちょっと加えて・・(笑)。 前作の時も思ったけど・・登場人物の相関関係図が欲しい♪
それぞれの登場人物の背景や、行動の動機などがわかりずらくて・・、???が浮かぶ脳内・・そんなことに引っかかり続けて、映像になかなか入り込めず・・でした。
オールスター感謝祭の様な豪華なキャスティング。一瞬登場の、アニャ・テーラー・ジョイと、映画の終わり方から察するにPART3があるのでしょうね・・・。
ジョン・ウイリアムスに音楽を担当させたら。全く違う印象の映画になっていただろうなぁ♪
話は違うが・・予告編「猿の惑星」のCGの完成度が凄い・・。これ、実際のチンパンジーやゴリラ、オラウータンに観せたらどんな反応するのだろ??と、そんな事も気になった映画鑑賞でした♪
決闘と血統
前後編で終わるものだと思っていたのに、登場人物がどんどん増えてくるし、救世主であるはずのポールが徐々にダークサイドに落ちていく雰囲気。さらにはアニヤ・テイラー=ジョイが登場だなんて・・・それ、未来の妹でしょ。もう3部作だか4部作だか知らんけど、相当長丁場になりそうなエンディングでした。ジャミスとの決闘で終わった前作から今作ではハルコンネン男爵(ステラン・スカルスガルド)の甥フェイド=ラウサ(オースティン・バトラー)との決闘へ。
そしてポールの母親レディ・ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)の出自がクローズアップされ、領主、皇帝の家族も血筋が大切なんだと訴えてくる。「勝ったら皇女を娶る!」というシーンでも、ジェシカの台詞の中でも、皇帝の地位を狙うにはそれなりの血統が必要なのかと・・・いやはや、ゼンデイヤちゃんの心の動きが痛いほどよくわかるシーンでもありました。
1作目ではビルヌーブ監督お得意の重低音が感じられなかったので3.5にしてしまいましたが、今作ではハンス・ジマーの音楽+重低音が響いてきたし、『メッセージ』のような空中浮遊する飛行物体が不気味だったのと闘技場が三角だったことに笑ってしまいそうだったので加点。さらにはスターウォーズシリーズのような重苦しい家族模様も面白かった。あと、サンドワームを操るところも良かったかな・・・
それにしても救世主としての呼び名や読真術?ベネ・ゲセリットといった用語が覚えきれません。リサーン・アル・ガイブ、ムアディブ、クイサッツ・ハデラックとか・・・単純に観てしまえば予言者(prophet)として覚醒して砂漠の民フレメンの救世主となりめでたしめでたしなのですが、今後独裁者として君臨し、悪政を続けるような気がします。3作目があるとすれば、兄の悪政を糺すべく妹アニヤちゃんが立ち向かい、最期はチャニによって殺されると予言しときます(夢の中で殺されてるからね)。砂ばかりじゃ飽きちゃうので緑豊かな世界も描かれることでしょう。
前作の内容覚えて無くてもそれなりに楽しめる
2時間半が長く感じない、IMAXとの相性抜群の大作
キャスト陣が豪華すぎるからそれだけで話題になるけど、中身もちゃんとすごいから映画史に残る作品。
戦闘シーンやサンドワームが荒ぶるシーンは映画館の音響で観ると圧倒される。一方で豪華キャストなだけあって、キャラクターにフォーカスしたシーンは音がなくても惹き込まれる完成度。
スケールのデカさで魅せるシーンと俳優の演技で魅せるシーンの塩梅が良くて、約2時間半が全く長く感じなかった。
サントラも良い意味でハンス・ジマーっぽくなくて良かったなあ。
ハンス・ジマーが担当すると「あ、ハンスっぽい」ってなることが多いけど、今作はハンス・ジマーの世界観ではなく、デューンの世界観としての楽曲に溢れてた印象。
P.S.
娶るんかーい!と叫びたくなったのは私だけじゃないはず
ラストのチャニの表情がなんとも言えない。不穏すぎ
独特な世界観に浸れる!(途中、話がすっ飛んでたけどw)
PART2を観たとたんにPART1を観たときに感じた面白さが戻ってきた。
かなりの長編だが水分補給さえコントロールすれば楽しんで観ることができるw。
途中2か所くらい、いきなりポールがフレメンの戦士として活躍したり、行くことを拒んでいた南のエリア(名前は失念)で早々に青い液体を飲むくだりなどは、話の流れが唐突でストーリーがショートカットされているように感じた。(原作を読んでいないのでカットのされ具合は何とも言えないが)
そのあたりもしっかり描いて3部作くらいにしてもよかったのに・・・と思っていたら、パート3の制作が決定したと後日知り、また期待を膨らませている。
とにかく映像化不可能と思われていた作品の一つだと思うが、ロード・オブ・ザ・リングと同様にCGによる映像表現の大進歩の恩恵を受けて成就した映画だと思う。
古き良きSF
古き良きSFつまりSFの皮を被った歴史ドラマ。
ローマ帝国っぽい銀河帝国の植民星で暗殺された公爵の子ポールが、現地の人々を従え下剋上する。
ポールが救世主として現地人に認められ、支持が広がり、救世主として覚醒していくのは良かった。
最後の戦いがちょっとあっけなかったのと、救世主になることにためらっていた主人公の背中を押したヒロインがいざ主人公が救世主になると背を向けるのは『?』だった。
まあ歴史ドラマとして概ね面白かった。
Part1は地味地味くらいままで終わったので65点くらいだけど、Part2はそれなりにカタルシスがあったので80点くらいあってもいい。
備考
SF要素については、現代のウクライナ戦争を見ている我々からするとあまりにも…と思うことがよくある。
メカはでかくなり、鎧はシールドがつき、剣は振動して切れ味をマシているが、1950年代をパワーアップさせただけに感じた。
あんなに人は強くないし、わざわざ地上に降りずに宇宙から攻撃すればいいし、皇帝がわざわざ砂の惑星まで降りてくるのも?だった。
Dolbyで!
また3年も待つ、 のか…
スケールのデカさに圧倒されまくる
歴史的瞬間に立ち会ったかのような衝撃
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