劇場公開日 2024年3月15日

「IMAXでの鑑賞がオススメ!でした」デューン 砂の惑星 PART2 ネコと映画と人生とさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0IMAXでの鑑賞がオススメ!でした

2024年5月18日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

[IMAX 2D字幕][2D字幕]共に鑑賞済みの(今更ながらの)レビューです。

Part.1を鑑賞して「ストーリーの内容が理解出来なかった」「世界観や人間関係や諸々の用語が覚えられなかった」「退屈・つまらないと感じた」方には Part.2の鑑賞はオススメしません。
逆にPart.1を鑑賞して「作品の内容が理解出来た方」「作品の世界観やストーリーに(少しでも)魅力を感じた方」は是非鑑賞して貰いたい作品です。

【ストーリー(脚本) & 演出】
Part.1のレビューでも書いたのですが、前作は[プロローグ的な構成]で 主要な登場人物の顔見せや 物語や作品世界の紹介的な内容になっていて やや盛り上がりに欠ける部分もあったかも知れません。…が 本作からは[物語が大きく動き出す]ストーリー構成となっております。
『DUNE』という壮大な物語の《起承転結》で言うならば、Part.1は起承転結の『起』として物語の始まり・作品世界への導入の役割を担い、本作Part.2は前作での出来事を承って 登場人物達が物語を動かしていく『承』と『転』が しっかりとストーリーに反映されていて、この後に制作されるであろうPart.3(起承転結の『結』)への期待や興味が盛り上がる内容となっていたと感じました。
脚本評価★★★★★
演出評価★★★★☆

【キャスティング(配役) & 演技】
前作で「死ななかった」登場人物は ほぼ本作でも登場します。 そして新たに『皇帝』『皇女』『ハルコネンの甥っ子(弟)』が登場します。前作同様 個人的には「それ程の不満は感じない」演技や配役でした。まあ前作・本作含めて「全ての配役に納得している訳ではない」けど わざわざ「不満」として言う程でも無いのかなぁ と。
配役評価★★★☆☆
演技評価★★★☆☆

【映像 & 音楽】
ストーリーの内容的には「前作での出来事の内幕」や「作品世界における政治的駆け引き」なども描かれてはいるのですが、映像的には「ほぼ砂漠」か「ほぼ戦闘」のシーンが印象付けられる感じで 地味で単調になりがちなのですが、IMAXでの鑑賞に於いては その地味な砂漠のシーンですら《映像の迫力》や《音の圧力》を感じらる事が出来ました。 また劇中の音楽も ストーリーやシーンを盛り上げる良い楽曲であったと思います。

[IMAX2D字幕]での鑑賞後に日を改めて 通常の[2D字幕]でも鑑賞してみましたが、本作はやはり《IMAX》での鑑賞がオススメだと考えます。
映像評価★★★★☆(IMAXなら★+1)
音楽評価★★★★☆

【総括評価】★★★★★
「前作(Part.1)を鑑賞している」事を前提で言うならば、前作を楽しめた方なら 本作(Part.2)は[前作以上に]楽しめる作品だと思われます。 なので迷わず★5評価の作品として鑑賞をオススメ致します。

レビュー冒頭でも書きましたが、前作を鑑賞して「ハマらなかった方」にはオススメはしません。また「前作を鑑賞していない方」には [先ずは前作(Part.1)を鑑賞してみて]から 「本作を鑑賞するかどうか」を考えた方が良いかと思われます。

【追記】
エンドロール後にシーンは無し。

コメントする
ネコと映画と人生と