四畳半タイムマシンブルース

劇場公開日:

四畳半タイムマシンブルース

解説

森見登美彦のベストセラー小説「四畳半神話大系」と劇団ヨーロッパ企画の人気舞台「サマータイムマシン・ブルース」がコラボレーションした小説「四畳半タイムマシンブルース」をアニメ化。

大学生の「私」が暮らす、京都・左京区の古びた下宿「下鴨幽水荘」。ある夏の日、下鴨幽水荘で唯一のエアコンが使えなくなってしまう。悪友の小津が昨晩、エアコンを水没させてしまったのだ。「私」が映画サークル「みそぎ」の明石さんと対策を協議していると、田村という名の見知らぬ男子学生が現れる。田村は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。その話を聞いた「私」は、タイムマシンで昨日の夜に戻り、壊れる前のリモコンを持ってこようと考える。しかし、小津たちが勝手気ままに過去を改変してしまい……。

「私」役の浅沼晋太郎、明石さん役の坂本真綾、小津役の吉野裕行ら、2010年に放送されたテレビアニメ版「四畳半神話大系」のキャストが再結集。森見原作の「夜は短し歩けよ乙女」も手がけたサイエンスSARUがアニメーション制作を担当した。

2022年製作/92分/G/日本
配給:KADOKAWA、アスミック・エース
劇場公開日:2022年9月30日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

  • 画像1
  • 画像2
  • 画像3
  • 画像4
  • 画像5
  • 画像6
  • 画像7
  • 画像8
  • 画像9
  • 画像10
  • 画像11
  • 画像12
  • 画像13
  • 画像14
  • 画像15
  • 画像16
  • 画像17

(C)2022 森見登美彦・上田誠・KADOKAWA/「四畳半タイムマシンブルース」製作委員会

映画レビュー

3.5あー、京都での大学時代って楽しかったなあ。そうだ!タイムマシンがあるじゃないか!

2023年3月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

最初は退屈だったが、物語が加速するにつれ自然と笑みが多く。。 少しの違和感も全てが伏線なのね!すばらしい。 鴨川デルタ、下鴨神社の古本市、大文字、吉田山、京大の時計台、鴨川の亀石、、、 どうして「京都と大学生活」ってこうもマッチするのだろう? 原作者の森見登美彦や「鴨川ホルモー」の万城目学が京都を舞台にした大学生の小説を世に出したから? それもあるだろうが、むしろ「京都は大学が多く学生の街である」「歴史ある京の街並や逸話(天狗・妖怪も)が清貧でアカデミックな学生に合う」「特に京大にユニークなやつ(=変人)が多く発生する」こういう要素がああいう小説を生む土壌になっている、ということだろう。  ・体育会系の先輩  ・皮肉屋の先輩  ・何年もいる主のような先輩  ・悪友  ・美しいが少しぬけたところのある芯の強い乙女  ・翻弄されるメガネ主人公。。。 居た、こういうの居た!(笑) 個性ある人間が集まって織りなす馬鹿馬鹿しいエピソードが、如何にも大学時代らしくて楽し! あー、タイムマシンねえかな。物置漁ってみるか! ※この映画だけは京都の出町座で観るべし!

コメントする 2件)
共感した! 10件)
momokichi

4.5夏目真悟がノッている

2022年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

湯浅政明監督によってアニメ化された『四畳半神話大系』の自由闊達なアニメーションセンスを引継ぎ、『タイムマシンブルース』のダイナミックな物語展開を掛け合わせて絶妙なエンターテインメント作品に仕上がっていた。くだらない理由でタイムスリップしてはどんどん歴史が改変されてしまい、帳尻合わせに四苦八苦なキャラクターたち。まさか、そんな方法で帳尻を合わせてくるとはという意外性、というかあれは帳尻があったことになるのかという気もするが、強引さも含めて面白い。 夏目真悟監督がこのところノッているなーと感じている。『Sonny Boy』につづいてクセの強い絵柄の作品を見事に料理していて、今の日本アニメ界で鬼才とか異才とか言われそうなポジションになってきた。次回作はなんだろう。 やはり、中村佑介のキャラクター原案なので、横顔がキレイ。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
杉本穂高

5.0「四畳半神話大系」×「サマータイムマシン・ブルース」という、まさかの合体をしたら、非常に面白いアニメーション映画が誕生した!

2022年9月30日
PCから投稿

フジテレビ系列で2010年に放送されたテレビアニメ版「四畳半神話大系」は見ていませんでした。 ただ、テレビアニメ「四畳半神話大系」の制作陣が再集結した、湯浅政明監督作「夜は短し歩けよ乙女」は見ていたので、何となく作風はつかめました。 今回は、実写映画化もされた、劇団ヨーロッパ企画の「サマータイムマシン・ブルース」との合体で、とんでもないモノが出来そうな予感はしていました。 そして、見てみると、個人的には「大好きな作品」となっていました! まず、作画のクオリティーは独自性も加わってイイ感じでしたし、何といっても物語が面白かったです。 本作は「ペンギン・ハイウェイ」の森見登美彦の小説がベースとなっているので、若干、SFの部分は説明のスピードが速いのかもしれませんが、まぁ雰囲気で十分だと思える心地よさです。 本作の面白さは、言語化するようなものではないので、とにかく気になったら見てみてください!

コメントする (0件)
共感した! 19件)
細野真宏

4.5すごく良く

2024年10月13日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

出来てる!四畳半神話体系の土台を上手く使って!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
太郎