劇場公開日 2022年9月23日

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LAMB ラムのレビュー・感想・評価

全286件中、241~260件目を表示

3.0予想を上回る謎だらけの展開。

2022年9月25日
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アイスランドの羊飼い夫婦、イングヴァルとマリア。ある日、飼っている羊から、首から上は羊で身体は人間の雌の羊人間が産まれた。夫婦はその子にアダと名付け家族として育てる。
えっ!2人はその子、キモくなかったの?それから続く家族の生活は本当に普通の子育て。流石にアダは喋れないんだけどね。途中から現れるイングヴァルの弟ペートゥルが、色々やらかすのかと思ったら、兄嫁狙いくらいでアダとはいい関係。誰が父親なのかを明らかにしてラストかと思っていたら、まさかの!?
それにしても、この映画に出ていた、羊、ワンコ、ネコ、馬達、ちゃんと演技してたよね。表情見てるのが楽しかったです。でもストーリー的には伏線無回収で、疑問点はすべて謎のまま終了。終わった瞬間、ウソッ!て声が出ちゃった。

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涼介

2.5これぞ羊たちの沈黙、てか

2022年9月25日
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リーアム・ニーソンの映画だったら、ここからスタート!てところで終わる。
(奪還!)
つまりエンタメ映画で分類すると何も始まらないまま終わった事になる。
この後どうやって話を展開させるか、映画学校の宿題にもってこいですね!

羊たち、犬、動物の表情があんだけ深淵で豊かなのに、
CGがスカスカで驚きを隠し切れませんでした。大減点!

んでこの格好って、つまりキリスト教が言うところの悪魔の姿をしていると言う事??
タロットの悪魔のカードもこんな感じだったような。
そして悪魔崇拝といえばイルミナティ

悪魔ちゃんの復讐(キリスト世界への)て事でよろしいですか?
深読みですね、だってそんな信心深い描写もなかったし。

じゃ、こんな山間部もイルミナティ支配しました!
て言う、めっちゃコスパの悪いデストロンの世界征服計画的な?

うーん、色々と思いを巡らす映画ではあります。
だって余白だらけなんだもん!

とりあえず家で見てたら倍速!

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ababi

4.0違和感を否定し、幸せを手に入れようとすることの不自然

2022年9月25日
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予告編にネタバレ要素つめちゃった感じだけど、最後は予想できなかった。
家族と羊しかいない、アイスランドの静かで厳しい自然の中の全編にわたる不気味な雰囲気は素晴らしかった。
アダちゃんの登場は予想できていたのに、初めて全身が映るシーンはギョッとしてしまった。なかなか見せなくてうまいなあ。
ラストのマリアは不思議とスッキリしているように見えた。

アダちゃんは笑えもするし不気味でもあるしかわいくもある。
ある意味子供とはみんなそうなのか?

サッカーではなくハンドボール?
ほとんど外部の世界が描かれない中でああいうシーンにはホッとする。

実は一番共感できるのはクズかもしれない弟なのかもしれない。

アイスランド行きたい。
遠いけど言語難しいけど行きたい。

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本まぐろトロ子

2.5色々と言いたい事があるんだろうけど

2022年9月25日
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他人の子供を奪うとか、
兄嫁に手を出そうとするところとか、
何か教えを描こうとしているのだろうが、
最後の○○○男のインパクトに全てを持っていかれたようだ。

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ムーラン

5.0羊飼い夫婦の『スプライス』かと思ったら『パンズ・ラビリンス』でした

2022年9月25日
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羊飼いの夫婦イングヴァルとマリアが飼っている一匹の雌羊から産まれたのは羊ではありませんでした、という話。“アダ“と名付けられた少女はすくすくと成長し、という辺りまではヴィンチェンゾ・ナタリ監督の『スプライス』みたいかな程度の期待をしていたのですがそれにしては様子がおかしい。ちょっとしたサスペンスはあるもののすぐに解決してしまうし、途中から物語に加わるイングヴァルの弟ペートゥルが物語をまぜかえすかと思いきや全然そんなこともない。雄大にも程があるアイスランドの牧羊地での淡々とした生活をボーッと眺めていると微かな前振りの後に訪れる唐突な展開にビックリ・・・要するに、これは説明的な描写を一切排除した『パンズ・ラビリンス』。アダはオフェリアなんですね。これはビックリしますわ。

マリアを演じるノオミ・ラパスの存在感が圧倒的ですが、それと拮抗するのが馬、羊、犬、猫といった動物達。彼らの“演技“の重厚さにも呆気に取られます。

とにかくアイスランドの風景が壮絶なので、スクリーンで観るのは大正解でした。

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よね

3.0北欧スリラー

2022年9月24日
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yoshuggah

3.5リバーオブファンダメント

2022年9月24日
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マシューバーニーの前述作品を見た時と視聴後の感覚が同じ。というのは言い過ぎだろうか?本質的には過ちを犯している白人世界もしくはキリスト教世界への警鐘だと僕は感じた。そもそも本作を見る上で、キリスト教における羊の意味合いを知っている方知っていないかでも全然受け取り方は変わるのであろうが、そもそも人間には純然たる羊飼いにはなれない。と言うことを伝えているのだと理解すると結末までの経緯もくっきりはっきりわかって味わい深いはずだ◎良い悪いは別で見ておいて損のない映画だと感想を残したい。
人間は喪失を産めるために代わりとなるものを見つけると盲目的にそれを受け入れきっちりと埋め合わせを行うが、その埋め合わせが本当に正しい埋め合わせで有るのかは見直す必要が有る。これが本作から僕が得た格言

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tomokuni0714

3.5キリスト教的なモチーフが潜んでいる不気味な超自然北欧ホラー

2022年9月24日
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この映画は何かとキリスト教的なモチーフが散りばめられていたように感じました。
まず、羊と羊飼いという時点でかなりキリスト教っぽい。
さらに、主人公の名前がマリアだし、生まれた半羊半人の子どもの名前はアダ(おそらくアダム)だし、とにかくキリスト教のモチーフとして読み取れそうな要素が多く散見されていたように思います。

この映画はストーリーもかなり衝撃的でしたが、やはり作り込まれた絵画的な画作りを楽しむ作品な気がしました。

まず、左右対称のシンメトリーを意識した構図。
被写体にカメラがじわじわにじみ寄っていくような不気味なショット。
横スクロールで移動する被写体の真横にピッタリ付きながら撮影しているドリーショット。
そして、雄大な山岳を映し出した超ロングショット。

まるで美術館で展示されている絵画のように作り込まれた画作りを見ているだけでも元は取れた気がします。

最初はあれほど不気味な存在だったアダくんが、終盤に進むにつれて段々と可愛らしく見えてくるのが不思議でした。
ちょっと大人しめの男の子って言われても違和感がないレベルまでには半羊半人であることを意識しなくなっていました。

あとは何と言っても、ラストの衝撃的な登場人物。
えっ、こうゆう映画だったの?って、結構普通に度肝を抜かれたのでまだ観ていない人がいたら是非劇場でこの衝撃を楽しんでください。

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最凶線

4.5家族とは?正義とは?

2022年9月24日
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興奮

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LADA

3.0どんでん返し?

2022年9月24日
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まあまあ、最初はスローモーですがラストは怒涛の追い込み、そして....これ以上は、劇場にて御覧あれ。

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流浪の旅人ぱぱや

3.0#71 人間の欲望に対する罰なのか?

2022年9月24日
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冒頭は真っ暗な真冬から始まるのに、その後はずーっと白夜の世界。

最初白夜がわからなくて、こんなに明るいのになんで寝るの?って思ったもん。

その違和感は、羊の子供を自宅の部屋に連れて帰ったところから最後まで続く。

本来なら家畜として犬や猫よりも低い地位にいた羊が、主人公夫婦の感情によってのみ人間に格上げされ、それにより主人公達を違和感を感じるようになる。

大自然のなかで不自然さを表すことで世間の違和感を表現したかったのか。

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chicarica

3.5【”異形・・”子を亡くした若夫婦に突然訪れた束の間の”幸せ”と、自然が産み出した人智を越えた”畏怖すべきモノ”の所業を荒涼たるアイスランドの山間地を背景に描いたダーク・ファンタジー作品。】

2022年9月24日
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悲しい

怖い

知的

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NOBU

3.0「不安の種」レベルに理不尽

2022年9月24日
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weakboson

3.0深読みした方が良いのか?

2022年9月24日
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140本目。
産まれた所を見せなかった時点、そういう事かと思ったけど、成長した姿を見て一瞬コントかとも思ってしまった。
日常生活での人に見られたらとか、社会的にとかといった展開のハラハラする感じは、この環境からではね。
でも、あの大人の半獣を見た時は、宗教的な何かとは思ったけど、そんな事を考える性格ではないので止めた。

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ひで

3.0傑作まで行きつけなかった不条理もの

2022年9月24日
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悲しい

怖い

寝られる

設定は奇抜ながら、それぞれのシーンは常時不穏な空気を纏わせていて映像としての吸引力はまずまずだったと思います。

うまく脚本をコントロールすれば「極上の愛憎劇」も狙えたかもしれないです。弟さんがいろいろ問題児なので起点になるかと期待してたんですがとんだ肩透かしでした。

ラストは一気に深みがなくなり、期待していた伏線も崩壊したのであんなのなら要らない(笑)。

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やまちょう

2.0なげぇ〜

2022年9月24日
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2022年劇場鑑賞216本目。
羊飼いの夫婦にあることが起きるという話なのですが、あらすじ全部書いても三行位で終わりそうな話を約2時間かけてやるので、このカットいる?というシーンが何回もありかなり退屈な映画でした。そのくせ隠し方露骨すぎて一番の衝撃シーンは先に予想ついちゃったし。
主人公二人も出来事をあっさり受け入れて葛藤もなにもないのでそこを楽しめるわけでもなく、見どころのない映画でした。

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ガゾーサ

1.5気味が悪いが内容は・・・。

2022年9月24日
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結構期待していたのですがもっとホラーテイストかと思っていたらそういうモノでも無く内容も微妙でした。
結局は親からの復讐を受けたと言う内容なのか悪魔に魅入られたと言う内容なのか今ひとつわかりませんでした。

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しじみの短い感想文

3.0彼は何なんだ

2022年9月24日
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kawa

4.0造形が良い

2022年9月24日
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アレの造形が良い。最後のも。不思議な居心地の悪さがあって。そういうのって大事だと思う。
全般に、意図されていることとは思うが、長い。不気味な雰囲気もあれだけ長いと慣れてきちゃうな。
子羊だったり、処女受胎的に子供がやってきたり、聖書からの寓意が多々あるのだろうが、読み解けなかった。
しかし予想を大きく超えるものはなかった…

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ぱんちょ

3.5よって「件」のごとし

2022年9月24日
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悲しい

怖い

興奮

日本でも昔から「件」の存在が巷で噂に上る。

人面牛体の妖怪で、生まれると直ぐに死んでしまうのだが、
その際に一つの予言をし、それが必ず当たるとの言い伝え。

それにインスパイアされた
原作『小松左京』/漫画『石ノ森章太郎』で〔くだんのはは〕のような作品もあり。
もっともこちらは、牛の顔に人間の体と、
江戸時代の瓦版に描かれた姿とは真逆なのだが。

山奥に住む羊飼いの夫婦『マリア』と『イングヴァル』が、
ある羊の出産に立ち会うと、
生み落とされたのは、羊でもない、
人でもない異形の生き物。

しかし、嘗て子供を亡くしていた二人は
『アダ』と同じ名前を付け、
その者を育てる決意をする。

授乳期間を終え、二足で歩行し、
言葉も理解するようにもなり、
我が子同然に育った『アダ』を愛しみ、
幸せに満ちた暮らしが続いていた。

中途、突然訪れた、夫の弟が波風を立てたものの、
直ぐに治まり、家族は平和な日常を過ごせるはずだった、が
突然の悲劇が一家を襲う。

我が国でも、牛頭・馬頭の例があるように、
獣頭人体の存在は不吉のサインであるに違ないない。

西洋でも「サタン」の姿が、頭の両の角で描かれるように
羊頭人体は禍々しいものではないのか。

それを夫婦は知っていて、目を塞いでいたのか。

北欧で、獣人説話があるのかは知らないけれど、
本作では冒頭から、その存在が示唆され。

いつどのようなタイミングと形で姿を現すのかがサスペンスも、
今回のそれの提示のされ方は衝撃的。
思わず、ぞっとしてしまう。

とは言え、本作は
おそらく〔オーメン(1976年)〕の流れをくむものに思われ。

勿論、ディテールに地域らしい要素は混み込まれてはいるものの
斬新さには欠けるよう。

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ジュン一
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