ある男のレビュー・感想・評価
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事実
すごくテンポが良くて観やすい作品でした。
過去は変えられない。
自分の力ではどうにもできないことだって起こる。間違いだって起こす。
そんな過去を、どうしようも無い今を捨てたいと思ったことない人はいるのかな。
過去なんてどうでもいい。
そう言ってくれる人がそばに居たらそう思えるのかもしれない。
でも記憶にも、記録にも過去はついてくる。
人種差別だって、過去を見てるから起こること。
今だけを見られることができたら、色んな問題が解決するのに。
でもそういう訳にはいかない。
大切な家族がもし殺されたら、私は犯人が生きることは望めない。
事実はその人にとってひとつだけど、人の数だけ事実があって、過去を変えたいと願う人は、人になりすまさないと人生を変えられない人が、今この世界にいる。
お芝居の技術が素晴らしかったです。
その人としてそこにあること、それはどんなに難しいだろう。
不許複製 / Not To Be Reproduced
不許複製 / Not To Be Reproduced
エドワード・ジェームズの肖像
映画で重要な意味を持つアイコンから始まる映画
全般的に、好きなトーンである
が、内容が身近なだけに、少し引いた目で見てしまったかもしれないし、そうはならんやろ感はあったものの、役者たち、特に安藤サクラ演じる里枝の息子役の悠人くんの好演に引き込まれて、よくまとまっていた。
戸籍を売買してまで、自分の過去を打ち消したい男たちの話。
そこに存在している自分が自分であり、自分の過去なんて変えられないのにね。
その点には里枝が言及するのに、城戸(妻夫木聡)は、他の人の過去を自分の物語として語ってしまう。
うーん。その辺りは、原作そのものが甘いのでしょうか。。。。。それとも男は形式にとらわれる生き物だと主張しているでしょうか???
在日に対するヘイトを描くなら、そのテーマだけにしてほしい。上っ面で描くなんて、勘弁。
城戸が在日であることを恥じていて自分を、reproduceしたのだ、みたいなのって、わかってないなぁ、と社会の無知も痛感できる、まぁ勉強になる映画でした。
安定の安藤さくら
なかなか重いテーマでした
ピオトル・ニエミイスキじゃない
成りすましまでして代えたい人生
違う誰かになりたいと思う。
傑作。窪田正孝と安藤サクラは好演。なぞがいくつか残ったが。柄本明じ...
アマン
血と戸籍と家族
黄昏 ≒ 誰そ彼?
あなたも。。
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