ある男のレビュー・感想・評価
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最後まで展開が気になる
役者揃いで見応えがある。
妻夫木聡が良い。
安藤サクラも良い。
窪田正孝もすごく良い。
柄本明は安定の怪演。
さらには息子役の坂元愛登はこれがデビュー作とは思えない程、思春期の揺れる心情を見事に演じていて、役にハマってた。(不適切にもほどがあるの主役二人はここで共演してたんだね)
自分がどんな環境で生まれるのかは選べないから。。。誰にでも共感できる作品だと思う。最後までちゃんと見て!
25点
映画評価:25点
なんか良作風に作られてますが、
実際は小難しくて、陰鬱で退屈。
たぶん原作があると思うので、
そちらをオススメしたいです
(見たことないですが)
まず『大祐』が死ぬまでの流れが
急展開の連続でついていけない。
それを、何とか飲み込んで
その後の本題(大祐は何者なのか?)に入る訳ですが
これに関して「どうでもいい」ですよ。
だって、
私自身がまだ大祐に感情移入してないんだから。
どこかの他人が、実は別人で、
どこかで氏名の交換をして、
ひっそりと生きていただけなんですから。
安藤サクラさん家族からしたら、
とても大事ですし、この作品の様な展開に繋がっていくのも解りますが。
でも私にとっては、
大祐と心を通わせる前に
どんどん展開していくので
本当にどうでもいい話しでした。
この劇場版の最大の失敗は、
その一番重要な感情移入させる工程を
省略した事なんだと思います。
[2025.2.20観賞]
❇️『真木よう子さんの一人勝ち!』 ★彡抑えた演技が凄い。
自分が見ている世界が全てでないことはわかっているけれど、自分の都...
⭐︎3.5 / 5.0
血のつながり
事実
すごくテンポが良くて観やすい作品でした。
過去は変えられない。
自分の力ではどうにもできないことだって起こる。間違いだって起こす。
そんな過去を、どうしようも無い今を捨てたいと思ったことない人はいるのかな。
過去なんてどうでもいい。
そう言ってくれる人がそばに居たらそう思えるのかもしれない。
でも記憶にも、記録にも過去はついてくる。
人種差別だって、過去を見てるから起こること。
今だけを見られることができたら、色んな問題が解決するのに。
でもそういう訳にはいかない。
大切な家族がもし殺されたら、私は犯人が生きることは望めない。
事実はその人にとってひとつだけど、人の数だけ事実があって、過去を変えたいと願う人は、人になりすまさないと人生を変えられない人が、今この世界にいる。
お芝居の技術が素晴らしかったです。
その人としてそこにあること、それはどんなに難しいだろう。
不許複製 / Not To Be Reproduced
不許複製 / Not To Be Reproduced
エドワード・ジェームズの肖像
映画で重要な意味を持つアイコンから始まる映画
全般的に、好きなトーンである
が、内容が身近なだけに、少し引いた目で見てしまったかもしれないし、そうはならんやろ感はあったものの、役者たち、特に安藤サクラ演じる里枝の息子役の悠人くんの好演に引き込まれて、よくまとまっていた。
戸籍を売買してまで、自分の過去を打ち消したい男たちの話。
そこに存在している自分が自分であり、自分の過去なんて変えられないのにね。
その点には里枝が言及するのに、城戸(妻夫木聡)は、他の人の過去を自分の物語として語ってしまう。
うーん。その辺りは、原作そのものが甘いのでしょうか。。。。。それとも男は形式にとらわれる生き物だと主張しているでしょうか???
在日に対するヘイトを描くなら、そのテーマだけにしてほしい。上っ面で描くなんて、勘弁。
城戸が在日であることを恥じていて自分を、reproduceしたのだ、みたいなのって、わかってないなぁ、と社会の無知も痛感できる、まぁ勉強になる映画でした。
安定の安藤さくら
なかなか重いテーマでした
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