翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめてのレビュー・感想・評価
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壮大なる茶番、愛あるディスり、これが観たかった!
公開を楽しみにしていたものの、ちょうど公開日に滋賀旅行に行っていて、公開4日目に鑑賞してきました。琵琶湖を一周して滋賀を満喫してきた直後だったので、滋賀県民になったような気分で楽しむことができました。しかし、早くも入場特典が品切れだったのは本当に残念。それだけ出足は好調なようです。
ストーリーは、大阪府がもくろむ世界大阪化計画を阻止するために、埼玉解放戦線の麻実麗と滋賀解放戦線の桔梗魁が協力して奮闘する姿を、熊谷で開かれる埼玉県綱引き大会に向かう車内のラジオで流れる「埼玉伝説」の体として描くというもの。滋賀県を舞台に近隣の県を巻き込んで壮大な茶番劇を繰り広げます。
とにかく、さまざまなネタを盛り込んでいて、最後まで楽しく鑑賞できます。他県民とのディスり合いは、それぞれの県民性や特徴をうまく捉えていて本当に楽しいです。他県の人間にはピンとこないネタもありますが、それだけ相手のことを知っていてディスっていると考えると、その全てに愛を感じます。そんな感じで、笑いの中にもそれぞれの郷土を愛する気持ちが汲み取れて、関西圏以外の人間でも優しい気持ちになれます。
また、脚本がしっかり練られていたのも好印象です。序盤のタワーのくだりや武蔵野線計画、ヤバさ全開の“白い粉”などの伏線も、終盤できっちり回収しててよかったです。行田の展望タワーは以前に訪れたことがあるのですが、まさかあんな秘密があったとは驚きです!(笑)
ただ、滋賀に渡った麻実麗を中心として描かれるため、壇ノ浦百美の活躍が薄くなってしまったのは残念。二人のやり取りをもっと見たかったです。その代わりといってはなんですが、新キャラの桔梗魁が抜群の存在感を発揮しています。麻実麗と並ぶ姿は本当に絵になります。
キャストは、GACKTさん、二階堂ふみさん、杏さん、片岡愛之助さん、藤原紀香さん、川崎麻世さん、朝日奈央さん、和久井映見さん、小沢真珠さんら、多彩な顔ぶれです。前作から続投のGACKTさん、二階堂ふみさんはもちろんですが、本作では杏さんと片岡愛之助さんの存在感が抜群です。杏さん扮する桔梗魁が大阪の軍門に降ろうとする仲間たちを鼓舞する場面は、不覚にも熱いものが込み上げてきそうになりました。また、片岡愛之助さんにいたっては、強烈なキャラで全編にわたって大活躍し、完全に本作の立役者です。藤原紀香さんとの共演にも驚きましたが、さらにそこに隠された演出意図にしてやられました。
続編としては合格
これぞコメディ
まぁまぁ
ほかす、の意味は。
まさかそのためだけに…
モーレツに武蔵野線に乗りたい
埼玉も滋賀もなにも関係ないだけに、思い入れポイントははずれている今作。しかし、武蔵野線の「オレも繋げてくれっ」のくだりが突き刺さり、いま武蔵野線に乗車したい欲求を押さえるのに必死です。
とにかく、芸達者達の実力を堪能させられました。コメディは下手くそがやったら終わり。
杏さんの実力を思い知りました🙏素晴らしかった👏👏
あとミーちゃんを引き続き出してくれるなんて、原作リスペクト精神にブラボーでした。
次回作もきっと見に行きます
笑いました!
次回作、あんの?! 知らんけど。。。
GACKT、二階堂ふみなど1作目から横すべりした皆さんに加えて、
片岡愛之助、藤原紀香、野生爆弾くっきー、和久井映見、あきら100%など芸能界オールスターズが大真面目に茶番劇を演じるのが見どころ。
中でも、杏は主役級の役どころをそつ無くこなし安定感があった。これから、喜劇系の引き合いも増えるのでは?
タイトルが示す通り、今作は関西が舞台となる。
白浜海岸、甲子園、琵琶湖、祇園、通天閣などなじみの地名は出てくるが、現地で撮影されてないので、かえってマンガの世界観が再現されているのは面白い。
実際、むかしから『しがさく』『みえさく』など、滋賀や三重などを蔑む言葉があった。しかし、所詮は関西ローカル。
悪者は強いほど面白い、のが鉄則だ。
東京を悪の主役に据えた第一作ほどには盛り上がりにくい。というか、大阪はじめ関西には、ネイティブにお笑い要素を含んでしまっているので、意外性や、″そこを突いてきたか?!″という発見がほぼない。
「第三作では福岡vs佐賀を」、というレビューも見たが、やめておいたほうが良いのではないかな、というのは大きなお世話か。。。
あ、私が佐賀に縁が深いのとは無関係ですからね。。。
愛のあるイジリ
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