ラストナイト・イン・ソーホーのレビュー・感想・評価
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ピュアなサイコホラーと思わせて‼️❓サースペーンス‼️‼️ミーステーリー‼️
ヒロインの二人がとてもチャーミング。
幻想的でノスタルジー。
前半はとにかく、驚きと、美のメリーゴーランド。
なんだか、着地点が平凡と思わせながらの大どんでん返し、驚愕。
そうきたか。
映画の評価としては、良い方に裏切られた。
ヒロイン二人にアカデミー賞あげたらどうですか。
サプライズが効果的な佳作でした、映画ファンなら是非。
【苦悩する女性たちへ】
アニヤ・テイラー=ジョイと、トーマシン・マッケンジーがとても可愛らしいので、ホラー色は薄めだし、実は、僕は最後の方まで、謎に迫ることが出来なくて、よって、それなりに楽しめました。
(以下ネタバレ)
性暴力をモチーフに、田舎から上京してきた女の子なんかを食い物にしようとする男たちと、密かに起こった事件を、エロイーズの悪夢に散りばめ、エロイーズがどう対峙するのか描いた作品です。
最後、エロイーズが、男たちの亡霊の望みは受け入れず、アレクサンドラが自ら命を絶とうとすることも止めようとするところが、実はミソかなと思ったりします。
結局、アレクサンドラが炎に包まれたのは長年の自戒の苦悩を表したかったのかななんて考えたりしました。
伊藤詩織さんへの誹謗中傷のケースで、最近、賠償金の支払いが裁判で判決として出されましたが、安すぎますよね、賠償金額。
あんだけ厳罰化の方向にあるのに、未だ無くならないあおり運転を考えたら、性暴力や、被害者を揶揄するような行為には賠償金額の高騰化は絶対必要だと思う。
ホラーエンタメだけど、実は、考えさせられるところがあるような気がする。
新感覚ホラーを楽しめました。
主人公のエリーはファッションデザイナーを目指してイギリスの田舎町からロンドンの学校に入学。最初、寮に入るんだけどルームメイトとソリが合わなくて、一人暮らしを始める。
この娘、元々霊感が強くて田舎にいた時も亡くなっている母親の霊を普通に見ていたっぽい。
で、鏡に映る女が出始める。
ん?60年代に行って、鏡に映ってた女になってる?いや、鏡の中にいる?なんだか分からない状況がバンバン繰り返されます。とにかく前半は全然分からない。こりゃだめだ〜って思ってたら、その女、彼女の部屋に昔住んでた人だったみたい。その辺りから、話しがはっきりしてきて、枕営業とか殺人とか当時の女の生きづらさと事件が見えてきて、面白くなった。
とにかく、主人公の女子がとても可愛い。そこにメイクやファッションがどんどん変化してしてって目が離せなかった。最後のオチも、まさかの展開で素晴らしかった。
内容は大した事無いんだけど、アイデアと脚本が凄かった。ホラーな展開なのに60年台の明るいBGMってのも良かった。
たまには、こんなのもいいね。
音楽と映像が素敵!
コミカルな作風の映画だったり、変化球の多い映画が多いエドガー・ライト監督の最新作は、芸術性が高まってやや路線変更した印象。
60年代のイギリスが最も輝いていた時代を描き、音楽、ファッション、クルマが美しい。
中盤までのテンポが遅めな分、後半はやや駆け足気味となって省かれた描写も多く、あのヒトはどうなったんだろうとか気になるのですが、濃密な1時間56分でした。
ホラー映画というジャンル分けをされていますが、そういった要素は一部ですし、イギリス好きには必見の映画でしょう。
華やかなスウィンギング・ロンドンの世界から一転
ロンドンに服飾を学びに来た女の子が60年代のソーホーの歌手を目指す女性の出来事の幻影に追われる話。
華やかなスウィンギング・ロンドンの話から一転、ホラー味が強く話もしっかりしていて面白い!
主人公と60年代の女性のミラー効果など、ありそうで今でないと作れない映像もよかったなー
60年代の女性アニヤ・テイラー・ジョイよかった
上質なサスペンスミステリー
この作品をホラーと宣伝しているが、それは大変もったいないこと。ホラーと聞いて観るのをやめる人たちが出るだろうから。実際は、ホラーとは異なる世界。60年代音楽がテンポよく作品の世界に引き込んでいく。前半1/3くらいまでの60年代英国の楽しい雰囲気から、徐々に幻想と現実が交錯するスリリングな展開に変わっていく。ラストまで息つくことなく引き込まれたのは久しぶりのことです。音響効果を考えると、この世界にどっぷりつかるには劇場で鑑賞することは必須だろう。ぜひ劇場に足を運んで観てもらいたい傑作だと思う。
ワクワクからの
194本目。
クラシック、懐古調な始まりにワクワクしてたら、思ってたのと違う展開。
アメホラっぽいかな?切り先ジャックの女版?と思いながらも、行動には訳あるんであって。
呑み込まれるってこう意味も含めてなのかな。
面白くはあるけど、ちょっとオーバーな演技に引いてしまったかな。
女優2人含め惹きつける映像は必見!
やはり監督のテンポある編集とレトロ感ありながらも今までなかった映像効果に惹きつけられる
メインの女優2人の魅力もふんだんに出ている
音楽ファッション小道具全てが素晴らしく中盤まで食い入るようにワクワクした展開だったのに、後半はなんだかなーって少しガッカリ
でもトータルで考えても見て損はナシ!
60年代ポップカルチャーからホラーへ
サンディ役の女の子のチャーミングなこと
知らない女優さんでしたがアニヤテイラージョイはnetflixだったのね
しなやかに踊るダンスシーンに魅了されました 60年代の聴いた事の無い
音楽ばかりでしたが前半はとても楽しくウキウキ気分で
見てましたね 最高だったのに
最初はエロイーズが毎夜夢の中で60年代の世界に
憧れサンディを追いかけていた訳ですが
歌手になりたい少女が売れてくるにしたがい
段々男たちの食い物にされていくのを 堪えられなくなり
憧れが絶望に変わって心身を病んで行き
現実の世界にも亡霊が見えるようになり
少女を食い物にした男たちがなんで出て来るのか?
という思いが実はサンディに殺された無念の霊だったとはね
他の方が言うR15指定はサンディが自分に群がる男たちを
切り刻むシーンだろうね
何処にきわどいセックスシーンが出るのかと思ってたら
違ってました
最初の田舎娘然してたエロイーズも段々おしゃれに
なっていくかわりようも見所ですね
二人とも美人なのでこれはDVDBD 出たら欲しいなあ
と思って見ていたら
エロイーズが段々精神を病んでいくらあたりから
ホラー映画になってしまって
なんだこの展開は と目まぐるしく夢と現実が
交互に出て来て
区別が付かなくなりましたね
服飾学校の教室でいきなり悲鳴上げたり
逃げ回れば そりゃ周りの人は皆引いてしまいますよ
学生寮を飛びだし屋根裏部屋を借りたのは偶然ではなく
彼女の霊感がそうさせたのでしょうね
゛サンディ゛ に会うために
ラストシーンの悲惨な場面で終わるのかと思ってたら
最後はどんでん返しでした
よかったあ
劇中に不審な男で出てた人は何とテレンススタンプさん
彼は60年代から結構あちこち出てましたね
エロイーズのとんでもない勘違いで殺人犯扱いされてしまった
このエロイーズ最低な奴だなあとむかつきました
ホラーと呼ぶには余りにもカラフル、60‘sポップスの歌詞が物語に寄り添う『シックス・センス』ミーツ『君の名は。』みたいな血塗れ青春ムービー
母を幼い頃に亡くし祖母と二人暮らしのエロイーズは60年代ファッションとポップスが大好きな女の子。ファッションデザイナーになるのが夢だった彼女はロンドンにあるデザイン専門学校に合格、憧れのロンドンにやって来るが寮生活に馴染めず、ソーホー地区に大家の意向で改装されていない古いアパートを見つけて移り住む。実家から持ってきたビニル盤のレコードを聴きながら眠りに落ちたエロイーズは夢の中で60年代のソーホー地区に迷い込み、歌手になることを夢見るサンディに出逢い彼女に魅了されてしまう。それから毎夜夢の中でサンディに同化して夜のソーホー地区に繰り出すようになったエロイーズは現実でもサンディに感化されて生き生きと過ごせるようになるが、その裏でエロイーズとサンディには黒い影が忍び寄ってきていた。
現在と60年代を頻繁に行き来する物語ですが、60’s英国ポップスの柔らかくきらびやかなサウンドと60年代的な色遣いのシックな映像が全編を覆っているので半世紀の時間を跨いているのに一本筋の通った統一感がある不思議な作品。エロイーズがサンディに同化していく様を序盤からトリッキーな撮影と編集で念入りに描写しているので、時制が交錯する中盤以降のサスペンスに軽い眩暈のような快感が伴います。序盤からポツポツとばら撒かれる伏線が終盤に近づくにつれて矢継ぎ早に回収されていくのでクライマックスの展開がうっすらと読めてきますが、こちらの期待よりも少し遠いところにポトリと落ちる結末には凄惨と清涼が綯い交ぜになっていてホラーと一言で片付けるのが勿体ない血塗れな青春映画です。
とにかく主演のエロイーズとサンディを演じるトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの凜とした美しさが鮮やか。物語を彩りながら歌詞の内容を物語に寄り添わせるサントラチョイスにも一切隙がないところは、現代の話なのに70’sぽい映像で統一されていた『ベイビー・ドライバー』と双璧。物語が突然暗転する冷たいサスペンスは『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』にも通底していて、作品ごとに全然異なるテイストを持ち込みながらも一貫した作家性を滲ませるエドガー・ライトの力量に驚嘆しました。
意外と印象的だったのはソーホーを徘徊する謎の男を演じるテレンス・スタンプ。物語を一瞬であらぬ方向に振り回す鋭い眼光は忘れ難い余韻を残します。
美しくも哀しい物語
大好きなアニャ・テイラー=ジョイとトーマシン・マッケンジーが共演なんて夢のような作品だから楽しみでしょうがなかった。
エロイーズが迷い込んだ1966年のナイトクラブ「カフェ・ド・パリス」で周りを寄せ付けない眩さを放つサンディが登場する。スクリーンに目が釘づけになったのは僕だけではないと思う。さらに魅惑的なダンスを見せられるとアニャ以外のことが考えられなくなる。
極めつきは、アニャがアカペラで歌うdowntown。アニャの個性的なアルトヴォイスに体が包まれて幸福ホルモンが出まくった。この絶頂感があるからこそ、その後の物語が哀しい。
変身したトーマシンもすごくよかったが、今回は、アニャの貫禄勝ちだね。
鏡を破ってエロイーズがサンディを抱きしめるシーンが好き
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督であるが、それ以前に「アントマン」の脚本を書いている。
そして少し言いづらいが「アントマン」は大好きな映画だ。
彼の映画は、音楽が映画の中心にあり制作手法はフィルム時代の映画スタイルなのだと思う。
短いカットをつないで違和感なくシーンを構成する術に長けている。
そしてかなり言いづらいがこの映画はストーリーはくだらない。
60年代のロンドン。
「サイコ」へのオマージュ。
私にとっては、それだけで十分楽しいのだ。
鏡を写すと
鏡は映像トリックの宝庫なので、映像の面白さを求める製作陣は良く使うけれど、そんな鏡でやってみたいことをいっぱいやってくれているのは楽しい。1時間を越えると夢の世界の終点についてしまい、そこからがダラダラ、何度も同じ展開を繰り返すので興醒めしてしまった。
イギリス60年代文化の『光』と『闇』
エドガー・ライト監督作品の良作の方。ワールズエンドを観た後に観るといろんな意味で茫然とする。
後世の人は昔の文化に触れる時に良い側面ばかりを見がちですが、なぜ、その文化が生まれたのかを紐解くと、実はあまり良い理由ではなかったりする。
美大生と女優志望の女性という2人の人生を通じ、英国60年代文化の『光』と『闇』を描き出した手法は実にお見事でした。
あと、ショーンオブザデッドもそうでしたが、相変わらずホラーパートがやり過ぎ感ありますね。特にラスト。ストーリーは全然笑えませんが、絵面がシュール過ぎて何とも言えない気持ちになりました。
ダーク&ネオン&ホラー&ポップ!
めちゃくちゃ面白い…なんだこの映画!?説明できない!ホラーだけどポップで、、、ミステリーだけど生々しくて、、すごく新感覚の映画です。展開の予測がつかないままラストまで行きました。主演二人が可愛い。可愛いがゆえに、この映画のダークな一面がめちゃくちゃ似合う。観終わったあとの、なんともいえない爽快感と、疲労感と、絶望感が混じった感覚。なんとなく、、、パラサイトを観た時の感覚と似ています。
鏡の中も夢の中も四次元
やっぱりエドガー・ライトの音楽の使い方は大好きだし、どんなネタで撮っても「エリート」を感じさせるクオリティの高さには脱帽です。
粘りのあるシナリオです。が、全ての謎解きには、親切な伏線が張られてて、卑怯やぞ!と裏切られる感は有りません。つまりは「娯楽」としての域を超えない、映像作家としての潔さ。難しい話は無しで、サクサクと展開するスピード感が楽しい。
映像のクオリティは高いです。手抜き無し。ファンタジーなホラーですが、エドガー・ライトらしさに溢れてて、霊の怖さに頼りません。怖さより、次の展開への期待を膨らませる仕掛けで、ドキドキ・ワクワク重視。ほぼ2年に1本撮ってるのに、このクオリティは凄いとしか。
純粋なホラーでは有りませんし、そんなん狙ってない。エドガー・ライト品質でロンドン・プチ・オカルト・ツアー。ラストの「見えちゃう」の「出来過ぎ感」は、優等生過ぎて。ここは、うすら怖さを感じさせる締めを期待してしまったのでw
良かった。かなり。
映画としてのクオリティが高すぎて。と言うか、上手く出来過ぎてるせいか、不思議と愛おしさが足りない映画じゃあるけれどw
ベイビー・ドライバーは、やっぱり傑作でしたわ。今更だけどw
憧れた街は
あの元ルームメイトのブサイクさがたまんない。
ブス〜っって感じ。
2人がシンクロしたりするダンスシーンは
見入ってしまいました。
最後は
燃えて終わりかと思ったら
ホッとするエンドシーンで良かったです。
ホラーなのかと言われたらホラーだけど
最近の作品は
ホラーさらにプラス要素が多くて
ひとくちで「単なるホラー」と言えない
様々なエッセンスが入っている。
あのこのドレッドヘアーすごーい。
憧れた街の光と影。
よくテレビで
「昭和の東京」をノスタルジックに
「あの頃は良かった」なコメントよく見る
まさにこれだ。
この映画の主人公だ。
ただ本当に良かったのか、
思い出したくない過去を上塗りしていないか。
と、昭和を生きた人たちに問いたい。
色々考えさせられる映画でした。
これは予想を上回る!今年のベストワン!
これはいい!
公式サイトでは、「タイムリープ・サイコ・ホラー」となっているが、「ミステリー」な要素も入っている。
ファショナブルでカラフル、間延びすることなく、ラストまで、サンディの魅惑的な目線が、観る人をスクリーンへと釘付けにしていく。
洋画では今年のベストといえる完成度。本当に素晴らしい。
115分の尺だが、90分程度に感じる。
ぜひ劇場に脚を運んでもらいたい!
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