衝動

劇場公開日:

衝動

解説

2020年の東京・渋谷を舞台に、違法薬物の運び屋として働く少年ハチと、あるトラウマから声を出せなくなった少女アイが出会い、ともに社会の片隅で生きる孤独な2人が、ぶつかり合いながらも互いにかけがえのない存在になっていく様を描いた青春サスペンス。初主演作「夏、至るころ」のほか「樹海村」「まともじゃないのは君も一緒」「街の上で」など立て続けに話題の映画に出演している倉悠貴がハチ役、テレビドラマ「ガールガンレディ」「きれいのくに」、映画「プリテンダーズ」など、こちらも出演作が続く見上愛がアイ役を務める。ハチが運び屋として働く半グレ集団の元締めとなるヤクザのサワダ役で村上淳が共演。監督・脚本はこれが商業デビュー作となる土井笑生。

2021年製作/117分/R15+/日本
配給:SAIGATE
劇場公開日:2021年12月10日

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(C)映画「衝動」製作委員会

映画レビュー

4.5名前

2024年4月10日
スマートフォンから投稿

主役の俳優さん、どこかで観たことあるなと思ったら朝ドラ「おちょやん」のヒロインの弟役だった方なんですね。その時も好演されてましたけど、今回もすごく良かったです。

世の中のありとあらゆる悪い事が描かれていて、本当にクソみたいな人生。
ネットカフェのメンバーズカードの「メンバー」という言葉に反応するほど、居場所に飢えている。
それでも惹かれてしまった異性がいることで、生きたい気持ちが湧いてくるが…

好きな映画でした。
村上淳はやっぱり存在感抜群ですね。

さらっと生活に馴染んでしまっている自分や家族の名前を、意識してみようと思いました。

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みゅう

3.0主演の演技が光る

2023年8月23日
スマートフォンから投稿

悲しい

倉くん見たさに鑑賞。
倉くんの目の演技がとにかく良い。そして顔が綺麗。
河川敷での話し方とかすんごい早口なんだけど、演技上手いから訴えかけてくるものがある。
目を覆いたくなるような話だったけど、2人が生きたいって思えたのなら良かった。
こんな闇の世界から抜け出せない子どもがいるんだろうけど、どこかで救われると良いな。

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なこ

4.0疾走感と破滅。

2022年1月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

おまけのおまけみたいな人生を生きる運び屋の少年と、ある出来事がきっかけで声が出せなくなってしまった体を売る少女。渋谷の裏路地。名前が呪縛のように纏わりついて離れてくれない最悪な毎日の繰り返しの中、ゴミ捨て場で出会い更に堕ちてゆく2人。希望さえない終幕に向かって加速してゆく後半の流れが良かったです。

私は全体的に好きな内容。お兄さんと対峙するシーンは鳥肌立ちました。しょうもないおまけだって誰かにとっては価値があったりする。2人が破滅的な痛みを共有する感じが若さゆえで切なかった。

見上愛が勝ち気な瞳でめちゃくちゃかわいい。逆に倉悠貴はちょっと期待ハズレだった。滑舌なのか台詞が聞き取りにくいし、表情からも心情が分かりにくかった。この役はハードル高かったのかな。(完全に個人の感想です。)そして土井笑生監督は商業デビューですか!次回作も楽しみです。

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はるたろう

3.0もっと練って欲しい。

2021年12月15日
iPhoneアプリから投稿

喋れない女の子、可愛い❤️

まぁ、言いたいことは分かるが…何で?葛藤とか、もっとこう時間が必要じゃない?一年でスパパッと進み過ぎ。

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Oyster Boy