流浪の月のレビュー・感想・評価
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バクバク、ドキドキ
悲しい。切ない。怖い。苦しい。
全部当てはまるけど、全部当てはまらない感情。
自分らしくいれる場所がそこにしかなくて、生きていくためにお互いが必要で、二人にしかわからない結びつきなんだろうなぁ。
男とか、女とか、年上とか、年下とか、関係なく一緒にいたいと思える人と出会えるのって、やっぱり奇跡だなぁ。
この映画の二人はキラキラした綺麗な関係じゃないけど、やっぱり奇跡だと思う。
松坂桃李さんと、広瀬すずさんの二人の演技もとっても良かった!
すずちゃんじゃなくて、すずさんって呼んでしまう位大人な演技するようになったんだなぁって感じたな。
横浜流星さんは、いつもカッコいいなぁってどの映画観ても思ってたけど、この映画では思えなかった。ということは、きっとこの役をとても素敵に演じてたんだなぁってことなんだと思います。
複雑な感情でしたが、とてもいい映画でした。
映画>原作
よわいものたちの愛のかたち
苦しくて観てるのが辛かった。
原作と違った印象
キャストも良さげで、楽しみにしていた映画でわくわくして見に行きました。
色々カットされてて、救いのようなものカットされて、バカラもりかちゃんもそのままで、ただただ冷たい世界と可哀想な私たち、の話になっていて残念でした。
文が体の違いを見せるシーンは付け加えられてました。
舌足らずにしゃべったり、喚き散らしたりする広瀬すずさんが、わたしにはわざとらしく感じ、残念ながら更紗に見えませんでした。
演技が上手いって一度誰かに言われたら、何を演じても「深い」とか「上手だね」と褒めるべきなのでしょうか。
演技が上手いの概念って難しいなと感じました。
可もなく不可もなく、無難にこなせる人こそが「演技が上手い」って言われるのかなとも感じました。
映画を見るときのあの「○○がそこにいる!」みたいな感動は今回はありませんでした。
殴られたあと街を彷徨うシーンは、みんなに鼻血姿の私を見て欲しい!くらいの勢いを感じました。
そんなシーンじゃないのに。
街の人にぶつかりながら、見せびらかして回るみたいな彷徨い方が、すごく嫌でした。
時間内に収めようとしすぎて、原作の救いのラストは映画にはなく、物足りない気持ちだけが残る映画になりました。
最後の幸せな光景が見たかった。
原作が面白かっただけに、映画を楽しみにしていただけに、残念な気持ちで映画を見終えました。
うーん、、、
真実は知られなくてもいいのかもしれない。
映画に入り込むととても感動的で心揺さぶられる映画である。 が、離れ...
映像と、横浜流星が良かった。内容には違和感。
李監督最強!!!
ひとつひとつの映像の連なりがとても美しい上に、そのひとつひとつのシーンが日本の気候の美しさや雰囲気や世相を見事に表現していました。
そしてそこに現れる人物たちの価値観がそれぞれ違い、その描写も演技も本当にリアルでした。上場企業に勤める旦那がいれば幸せと妄想するバイト先にいる女や、サラサの彼氏のような、脳みそがスポーツとビジネスでできてるような男とか、本当にいるよなと思った。
そしてサラサとフミが、世間から色々言われるから抑えているが、心が揺れ、愛のままに行動するシーンの映像と音楽のダイナミズムは本当に本当に素晴らしく、涙が出ました。
こういう作品が作られるということこそが、
現代の日本のような個々人のつながりがどんどん薄くなり、世間の声ばかりが大きくなってきているように思える社会に、必要な癒しであり表現ではないのかと感じ、そこにも感動しましや。本当に感動をありがとうございました!
広瀬すずが可愛いすぎたせい
原作未読です。
広瀬すずが可愛い過ぎて、話が頭に入ってこなかったです…
あんなに嫌な気持ちになるベッドシーンは凄いと思います。広瀬すずとイケメンなのに。
桃李くんの哀しみが明かされるラスト
死んでも知られたくないことを伝える痛くて哀しくて美しいシーンでした。
結局ロリコンじゃなかったってことでいいんでしょか?
でも、ロリコンとか世間では”悪”とされてるような嗜好の方がよかったかなと思いました。
もしそうなら、なんか、観客含め世間から誤解されちゃってた可哀想なやつってだけになっちゃうような。。
世の中の当たり前とされるモラルや正義に
深く考えもせず当たり前と思い込む事への批判というか、そのモラルや正義からはみ出してしまう人に対する不寛容なクソ社会の批判というか、
そうゆうのがちょっと薄れちゃう気がしました。
だって、小さいのは今の世の中でも悪ではないし…
そーゆうことじゃなかったらごめんなさい。広瀬すずが可愛いすぎるせいです!
僕もシンプルなシャツ着て、アイロンかけて、コーヒー入れて、読書する、そんな生活したいと思いました。
あと、あいつがあんなモラハラクソメンヘラ野郎になったのも、広瀬すずが可愛い過ぎたせいだと思いました。
複雑な気持ちになる
ベットシーンが多かったイメージ。
内容は高校生の私には少し複雑だった。
DVのシーンがちょっと怖かった。
あなたが思ってるより可哀想な子じゃないよ。の言葉が耳に残ってる。
世の中は不平等だなって思った。もっと警察の人とかも話を聞いてあげるべき。広瀬すずと松坂桃李2人とも助けたくなる。幸せになって欲しい。子供を引き離すところはほんとに悲しかった。
優しかった
ほぼ5点(4.9999)
タイトルなし(ネタバレ)
内容はとてもおもしろかった。
広瀬すずが可愛かった
ふみは一体何を隠しているのか、なかなか掴めない答えが最後にわかり色々と合点がいった。
子役の子の演技が素晴らしかった
映画館で見る必要はないと思った。配信されて携帯でみるので充分だと思う。
色々と考えさせられました
オープニングでブランコを静かに漕ぐ少女。その目はどこか虚で、物憂げで、それでいてきれいだなあと思った。やがてベンチで赤毛のあんの本を読み、雨に降られてもなおそこを動かない。そこへ傘を差し出す男性。帰りたくないという少女に、うちに来る?と声をかけてついていく少女。
そのまま一緒に暮らす2人、少女役の玉季ちゃんがほんと良いなあと思った。
ただ、、ストーリーとしての違和感は残った。性的暴力を受けていた少女が、知らない男性に声をかけられるのは怖いと思う。ましてやついていって一緒に暮らすなんて、、。いくら家に帰りたくないと言っても、原因となったお兄さんとそう変わらない年齢なのでは、、?
しかも2ヶ月もしないうちに笑顔で笑えるとか、そんなすぐ相手を信用してトラウマから抜け出せるものかな?
2人が警察に保護された時、湖で更紗は水着を着て泳いでる、、いくら信用したとしてもちょっと警戒心なさすぎ。
大人になりすずちゃんになった時、これもまた違和感があった。大人になって恋人作って、同棲して、、ってできるもの? 役柄としては玉季ちゃんの方があってる感じはした。すずちゃんは個性が強くて、ほかの役やってもやっぱりすずちゃんだからかな、、。
そういうのは置いといたとして。
文と更紗は、お互い辛い過去を持ち、何も言わなくてもどこか通じるところがあって、心で繋がっているだけなのに、何を言っても周りには理解されないでいる。
何年か経って再開して、離れた方が良いことはわかっていても、あの時の心の拠り所を求めて、会わずにはいられない。誰にもわかってもらえなくても、2人がわかっていればそれでいいのに、周りのいろんな干渉が邪魔をする。
桃李が時々見せる表情が、誰?と思うほど違う人にも見えることがあった。自分は必要ないと母から切り捨てられ、大人になりきれない子供だった。
流星の演じる亮もまた不安を抱え、わかっていてもどうしようもない自分の心の葛藤を見事に演じていたと思う。最後のシーンが切なかった。
後半はほとんどずっと泣いてました。
みんな幸せになってほしい。原作読んでないので、読むとまた違うかもしれませんね。また読んでみよう。
下調べ無しでの感想
音楽と台詞が胡散臭い。
最初から最後まで、濁流のような展開。ずっと重苦しく、息がうまくできないような、暗くて、張り詰めた空気。
その空気をちゃんと体感したかったのに、よいしょよいしょに挟まれるテンプレ台詞やテンプレシーンに、心が萎えてしまった。
横浜流星さんのキャラクターは最近多い単なるパワハラ彼氏だし、趣里さんのシングルマザーも、再現ビデオに出てきそうなあるあるキャラ。
そして、ここぞというときの台詞がやや安っぽい。。
古道具屋でバカラのワイングラスを見つけるくだりとか、二人が本当の意味で再開した瞬間の15年前を想起させるやりとりとか、うーん、、、この台詞いいでしょ?みたいなトーンでありきたりな台詞言われると、おーい!役者こんなに上手いのに勿体無すぎる!と悲しみが。
もっとドライに、淡々とみたかったなぁ。
このままじゃ、ただ不幸と後味悪いシーンを撮りたい監督としか思えない。
とはいえ、俳優さんの演技はほんとにすごくて、それがすごくて、だから、、、余計脚本がお粗末なのが悲しかった。
なんだろ。
これで泣く人もいるんだろうな。
何に泣いてるんだろう。
そういう人こそ、現実世界では主人公の二人の状況を「ありえなくない?!」と一蹴しそう。。
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