劇場公開日 2022年5月13日

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流浪の月のレビュー・感想・評価

全469件中、141~160件目を表示

3.5結局どっち?

2022年6月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

見応えのある作品だった。

横浜流星というイケメン俳優が気持ち悪く見える演技がすごい。枝豆の殻を机にそのまま置くとか帰ってきてすぐパンツを脱ぐところがリアル。

誘拐犯とその被害者と広告では言ってたけどこれは性をテーマにした話だったと思う。

文は結局ロリコンだったのか、それとも病気を隠すためにロリコンのふりをしていたのか議論が分かれると思うが私はロリコンであったと思う。最後の食事シーンで更紗の唇に触れる描写がそうなのかな、と。あと安西さんの娘にも入れ込んでたこと。安西さんの娘が連れていかれるシーンで必死に抵抗してたけどそこまで仲良かったか?って疑問に思ってしまった。毒親の元に返したくないということなのかもしれないがそこが違和感。あと、ロリコンって大人に拒絶されることで純粋無垢な子供を好きになる人もいるからそれで言うと納得がいく。

同居してた義母の息子から性暴力を受け、性嫌悪に陥ってた更紗という設定だったが、公園で見知らぬ男に声をかけられてついて行ったり、その後も彼氏作ってたり、結局男がいなきゃ生きていけないタイプか?と思ってしまったが、精神的に抱えてる女性はこういうタイプが多い。

最後の病気を告白するシーンがいまいち分からなかった。文が服を脱ぐ描写があったのだが、画面暗いしよく見えなくて「どういうこと?」ってモヤモヤが残る。あれは性器がない?のか極端に小さい?って認識で合ってるのだろうか。

キャストは、白鳥玉季さんが広瀬すずにそっくりで子供時代を演じるのは適役だったし、白鳥さんの子供らしさと大人びた達観さがある演技がすごい。可愛すぎて本物に狙われちゃったらどうしようって勝手に心配になりました。

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餅

3.0更紗の健全さ

2022年6月5日
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鑑賞方法:映画館
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トール

4.0なにこれ?(変な意味ではなく)

2022年6月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

幸せそうなカップルが実はそうではなかったこと、死んでも知られたくないことがあること、過去と現在が行ったり来たりで、エアコンが効いて快適なはずの映画館の中で、1時間程経ったくらいで汗が出てきた。立っていたとしたらしゃがみ込むような気分が悪くなる錯覚に陥った。この映画は150分あり2時間過ぎたあたりから「どういう結末を迎えるのか!?」という思いと「早く終わってくれ」という思いが入り交じって汗がふき出てきた。賛否両論あると思うが、私は、この映画は観ることを勧めるのを躊躇してしまう。観た人と意見を交わしてみたい映画でした。

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鈴龍

3.0『愛の嵐』を彷彿させる

2022年6月4日
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鑑賞方法:映画館

心に穴が開いた者同士が出会い、ジグソーパズルのように互いの穴を埋め合えた時、もはや人はどうしても離れようがなくなってしまうのでしょうか。

本作は、凪良ゆう氏の本屋大賞受賞作が原作で、女児誘拐事件の被害者・更紗と加害者・佐伯文の、時空を隔てても剝れない、心の奥深くに刻まれた桎梏で呪縛された男と女の物語です。
私には、シチュエーションは全く異なるものの、半世紀も前の1973年のイタリア映画『愛の嵐』を彷彿させました。

本編2時間30分の長編ですが、2時間経過する頃までは更紗の一人称による、ひたすら重く暗い心象風景をリリカルに描く、地面から50㎝宙に浮いたような浮揚感漂う映像詩が展開します。
登場人物は少なく、台詞も少なく、長いカットを多く使って、各人の心象を映像で描き尽くそうとしますので、やはり緩慢なテンポで尺だけが進みます。そのために手持ちカメラ、特にローアングルのカット、引いてパンやトラッキングするカットを多用し、手練手管を尽くして更紗から見える心象風景を描きます。
アクションや自然風景を見せる映画ではなく、専ら人と人とのやり取りが主体にも関わらず、一人の人物の顔アップは少なく、そのため観客は現実世界ではないような異様な感覚に覆われるでしょう。

しかし最後の30分から、カメラの視点は佐伯の一人称に移り、その深層心理描写を追っていきます。それまでのメルヘンタッチの靄がかかった非日常的感覚から、現実の世界を突き付けられていき、新たな再生を仄めかして物語は終局を迎えます。

前述の『愛の嵐』は退廃的耽美的な映像が続いた挙句の悲劇的結末でしたが、本作はアンニュイな空気感はやや共通しつつも、画調に透明感があり、ラストは挫折しつつも希望を持たせるエンディングでした。
広瀬すず、松坂桃李の、陰ある主役二人の抑制した熱演、そして彼らを引き立てた横浜流星、多部未華子の、各々の立場から湧き出る熱い息吹漂う好演は評価できます。ただ私には感情移入し難い作品でした。

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keithKH

4.5重く暗く悲しい。でも観るべき映画。

2022年6月4日
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泣ける

悲しい

難しい

李相日監督の作品は性的描写や暴力シーンが目を覆いたくなるほどリアルであり、作品をより現実的に感じさせるものがある。
この作品を2度観る勇気は今のところないが、文や更紗のような悩みを抱える人がいるということを是非知ってほしい。

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Shin K

5.0余韻

2022年6月4日
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鑑賞方法:映画館

観終わった後、立ち止まって気持ちを整理してしまうほど衝撃でした。

いろんな辛さがうま〜く描写されている。
その中で、違和感があるほど楽しそうなシーンも印象的。

松坂桃李さんも広瀬すずさんも迫力すごかったです。

個人的にはすごく好みの映画だった。
タイトル、こういうことか。

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ポメラニアン

4.5ずっしり重い内容。 難しい内容にもかかわらず、広瀬すずちゃんをはじ...

2022年6月4日
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悲しい

ずっしり重い内容。
難しい内容にもかかわらず、広瀬すずちゃんをはじめ、俳優陣はみんな表情を含め非常に素晴らしい演技をしていた。

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ナガグツ

2.5小骨が刺さる…

2022年6月4日
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鑑賞方法:映画館

料理で例えるなら、腕前も、食材も、器も、雰囲気も、サービスも良いけど、
何か心揺さぶられるものがない感じ。
たまたま一品目の料理の小骨が喉に引っかかり、その後の料理が楽しめなかったみたいな。

その小骨がなんなのかというと、それはロリコンの定義。
ここでそれを論ずることはしないけど、この定義は三者三様で非常に曖昧だと思う。
そんなふわふわした題材を観客自身の解釈に任せているため、ロリコンの罪に迫れていない。
なのでロリコン=犯罪者と言う視点を用いて物語を展開するやり方も強引に感じた。

また、松坂桃李演ずる文のシーンでロリコン要素が映像として映されていない。
何をもって彼をロリコンと見たらいいのか分からず、ただの無口な男性にしか見えなかった。

所々良いところはあるのだけれども。

ただ、はなっからロリコンなんてものは絶対悪だと考えている人にはその小骨はないに等しく、
美味しい料理が食べられるかもしれないと感じた映画でした。

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jojo助

4.0バクバク、ドキドキ

2022年6月4日
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泣ける

悲しい

難しい

悲しい。切ない。怖い。苦しい。
全部当てはまるけど、全部当てはまらない感情。
自分らしくいれる場所がそこにしかなくて、生きていくためにお互いが必要で、二人にしかわからない結びつきなんだろうなぁ。
男とか、女とか、年上とか、年下とか、関係なく一緒にいたいと思える人と出会えるのって、やっぱり奇跡だなぁ。
この映画の二人はキラキラした綺麗な関係じゃないけど、やっぱり奇跡だと思う。
松坂桃李さんと、広瀬すずさんの二人の演技もとっても良かった!
すずちゃんじゃなくて、すずさんって呼んでしまう位大人な演技するようになったんだなぁって感じたな。
横浜流星さんは、いつもカッコいいなぁってどの映画観ても思ってたけど、この映画では思えなかった。ということは、きっとこの役をとても素敵に演じてたんだなぁってことなんだと思います。

複雑な感情でしたが、とてもいい映画でした。

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Ayako

3.5映画>原作

2022年6月4日
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鑑賞方法:映画館

原作読了。
原作を先に読むのも良し悪しかなぁ…。
そもそも、原作がそこまで感動しなかった部分もあったので、
映画の方が、
上手に脚本されていて良かったです。

演技が皆さん、とても素晴らしかったです。
ただ、すずちゃん、頑張ってるなぁ…って思ってしまう時点で、
入り込めてなかったのかもな…。
みんな、がんばってるなーって思っちゃいました。

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hkr21

4.5この作品に1秒も無駄は無い。

2022年6月3日
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アメリカではヒーローが映画化され、日本にはヒーローなんていない。先入観という悪魔しかいない。と感じた作品でした。

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わんわん戦車

3.0よわいものたちの愛のかたち

2022年6月3日
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少女誘拐の加害者青年と被害者少女、2人が時を経て再会することで、自身と周囲の人々に様々な変化が生まれていく様子が、じっくり丁寧に語られていきます。

2時間半近い長尺で、主人公2人の心の内を少しずつ紐解いていくので、冗長的に感じる部分もあり、良くも悪くも小説のようや映画。語られない行間を感じ、読み解くことが求められますが、本作のテーマにもマッチして、雰囲気のある作品になっていました。

個人的にはあまり好みではなかったのと、ラストはやや駆け足で未回収のエピソードも多く、予告編から感じた期待値には届かずでした。

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まだまだぼのぼの

3.0苦しくて観てるのが辛かった。

2022年6月3日
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大人の男性と女の子って一緒に居るだけで、世の中の人は"変態ヤロー!ロリコンヤロー"って言うんだ。
親の立場で考えれば、確かに不気味で子供を近づけたく無いと考えるのは分かるけど、逮捕されて事情を話しても、誰も信じてくれず、子供を洗脳したとか言われるんだな。
15年経っても、まだ世間は面白おかしく二人を執拗に責めて追い込む。
何だかとても悲しかった。苦しかった。
これは映画なんだ物語なんだと何度か言い聞かせた。
実際に色んな性的な問題を誰にも言えず、一人で人生送ってる人って意外に多いのかも。
それでも人肌の暖かみって誰でも恋しいよね。
この主人公達もやっと寄り添うことが出来て、そこは良かったね。

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myuw myuw

2.0原作と違った印象

2022年6月3日
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キャストも良さげで、楽しみにしていた映画でわくわくして見に行きました。

色々カットされてて、救いのようなものカットされて、バカラもりかちゃんもそのままで、ただただ冷たい世界と可哀想な私たち、の話になっていて残念でした。
文が体の違いを見せるシーンは付け加えられてました。

舌足らずにしゃべったり、喚き散らしたりする広瀬すずさんが、わたしにはわざとらしく感じ、残念ながら更紗に見えませんでした。
演技が上手いって一度誰かに言われたら、何を演じても「深い」とか「上手だね」と褒めるべきなのでしょうか。
演技が上手いの概念って難しいなと感じました。
可もなく不可もなく、無難にこなせる人こそが「演技が上手い」って言われるのかなとも感じました。
映画を見るときのあの「○○がそこにいる!」みたいな感動は今回はありませんでした。

殴られたあと街を彷徨うシーンは、みんなに鼻血姿の私を見て欲しい!くらいの勢いを感じました。
そんなシーンじゃないのに。
街の人にぶつかりながら、見せびらかして回るみたいな彷徨い方が、すごく嫌でした。

時間内に収めようとしすぎて、原作の救いのラストは映画にはなく、物足りない気持ちだけが残る映画になりました。
最後の幸せな光景が見たかった。
原作が面白かっただけに、映画を楽しみにしていただけに、残念な気持ちで映画を見終えました。

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まひろ

3.0うーん、、、

2022年6月3日
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悲しい

難しい

主人公(更紗ちゃん)の行動、言動に共感できず…
自分自身、幼少期にこういう経験がないからかもしれないけども。

他人のことは表面上ではわからないし、ましてやニュースやネットで取り上げられる事件の関係者のことなんて絶対にわからないですよね。

自分にできることは、いま身近にいる人を大切にするということだけだと思います。

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みーくん

4.0真実は知られなくてもいいのかもしれない。

2022年6月3日
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当事者を無視した世間の声、事実の一方的な解釈や同情、優しさのつもりの行動が本人にとっては迷惑だったりする。
気持ちのすれ違いだらけで、見ながらモヤモヤしました。

サラサももっとこうすればいいのに…と思いながら見ていたけど、こういうのが日常だよなぁと納得。
それぞれに事情があって、解決しない問題ばかりだし、他人の価値観を受け入れられなかったりする。

誘拐中(本当は誘拐ではないんだけど)に2人で過ごす場面がとても綺麗に描かれていて、2人にとって大切な時間だったことが伝わりました。

自分だけの真実、2人だけの真実があって、それは他人に理解されなくてもいいのかもしれないと思った。

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miztamari

3.0映画に入り込むととても感動的で心揺さぶられる映画である。 が、離れ...

2022年6月3日
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映画に入り込むととても感動的で心揺さぶられる映画である。
が、離れて、視点を変えて見てみると普通?常識的?な人間が2、3人しかいなく、変わった?異常な?人間ばかりいる現実的ではない世界に違和感を感じる。
主演2人の演技は突出していて引き込まれる。さすがと言ったところ。だからこそ急に違和感を感じてしまった。

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とよ

3.5映像と、横浜流星が良かった。内容には違和感。

2022年6月3日
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李相日監督には「怒り」でズーンと暗くさせられながらも、考えさせられて、すごいなと思っていたので、本作も体調良い日に覚悟決めて鑑賞。

なんだろう。演者も素晴らしく、噂通り映像も美しくて印象深くて、キャラクターは皆闇を抱えながらも愛おしいところもあるのに、キャラクターそれぞれに感情移入はできなかった。

すごく端的に言ってしまえば、松坂桃李演じるフミに寄り添いたい思いもあるが、共感できなかった。

横浜流星が、スパイスになってて、非常に良かった。

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肉玉ぶっかけうどん

5.0李監督最強!!!

2022年6月3日
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泣ける

興奮

幸せ

 ひとつひとつの映像の連なりがとても美しい上に、そのひとつひとつのシーンが日本の気候の美しさや雰囲気や世相を見事に表現していました。
 そしてそこに現れる人物たちの価値観がそれぞれ違い、その描写も演技も本当にリアルでした。上場企業に勤める旦那がいれば幸せと妄想するバイト先にいる女や、サラサの彼氏のような、脳みそがスポーツとビジネスでできてるような男とか、本当にいるよなと思った。
そしてサラサとフミが、世間から色々言われるから抑えているが、心が揺れ、愛のままに行動するシーンの映像と音楽のダイナミズムは本当に本当に素晴らしく、涙が出ました。

こういう作品が作られるということこそが、
現代の日本のような個々人のつながりがどんどん薄くなり、世間の声ばかりが大きくなってきているように思える社会に、必要な癒しであり表現ではないのかと感じ、そこにも感動しましや。本当に感動をありがとうございました!

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hiraoka1917

3.0広瀬すずが可愛いすぎたせい

2022年6月3日
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ともひろ