ベイビーわるきゅーれ

劇場公開日:

解説・あらすじ

社会不適合者な殺し屋の少女たちが、社会になじむため奮闘する姿を描いた異色青春映画。高校卒業を目前に控えた女子高生殺し屋2人組のちさととまひろ。組織に委託された人殺し以外、何もしてこなかった彼女たちは、高校を卒業したらオモテの顔として社会人をしなければならない現実を前に、途方に暮れていた。2人は組織からルームシェアを命じられ、コミュ障のまひろは、バイトもそつなくこなすちさとに嫉妬し、2人の仲も徐々に険悪となっていった。殺し屋の仕事は相変わらず忙しく、ヤクザから恨みを買ったことから面倒なことに巻き込まれてしまい……。ちさと役を高石あかり、まひろ役を伊澤彩織がそれぞれ演じる。監督は「ファミリー☆ウォーズ」「ある用務員」の阪元裕吾。

2021年製作/95分/PG12/日本
配給:渋谷プロダクション
劇場公開日:2021年7月30日

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(C)2021「ベイビーわるきゅーれ」製作委員会

映画レビュー

3.5日常とアクション。バランスと振り切り。

2023年10月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 3件)
すっかん

4.5アクションも日常描写もずば抜けている傑作

2021年8月27日
PCから投稿

『ジョン・ウィック』みたいにシステマチックな殺し屋業界が存在して、そこに所属している女子高生の殺し屋コンビが、高校卒業を機にアパート暮らしとバイトを始める。だいたいそんな話だ。

日常あるあるを散りばめながら、ときおりキレッキレのバイオレンスが炸裂する。まるでアイスを食べるくらいのテンションで人を殺せるティーン女子たちのアクション映画である。

スタントマンとしても活躍する伊澤彩織と、舞台版鬼滅の刃の禰豆子こと高石あかりの、脱力したやりとりが素晴らしい。これをユル過ぎると感じる人もいるかも知れないが、飾ったり媚びたり持ったりしない日常描写が続くだけで、とてつもなく豊かな時間なのは、もうロメールとかを引き合いに出してもいいのではないか。

そして女性のアクション進出が加速する中で、どうして気になっていたのが体格差、体重差はどこいった?問題で、例えば巨体の男が軽いケリですっ飛んでいったりするような、重力を無視した表現は多い。ところがこの映画、小柄な女性が、軽々と持ち上げられたり、パンチを受け止められたりしながら、的確なスキルで相手を倒していく。伊澤彩織の身体能力と、ウソをウソに見せないコレオグラフィーで、なんならハリウッドを凌駕する傑作アクションが、超低予算で誕生してしまった。この映画、何度でも観られる。

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村山章

4.5史上最も軽いノリの殺し屋

2025年3月23日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

興奮

何故、殺し屋になったのかは特に描かれないが特に気にならずに映画に没頭出来る。設定に少々無理はあるがそこは受け入れて観るべし。良いのは2人の軽いノリと緩い日常と殺しの時のギャップ!それでいてアクションはハリウッド級ときた!何故なら金髪役の方はスタントウーマンだとか。周りを固める役者もキャラの癖が強過ぎーwヤクザのメイドカフェのシーンは笑えたwいやー面白かった!

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映画食わず嫌い

2.0アクションがすごかった

2025年3月22日
iPhoneアプリから投稿

茶髪の女の子のアクションがすごかったけど、昔このテイストの映画をアメリカでみた気がして既視感があったので
この評価です。

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ねじまき鳥