アフリカン・カンフー・ナチス

劇場公開日:2021年6月12日

アフリカン・カンフー・ナチス

解説・あらすじ

第2次世界大戦後、ひそかに生き延びていたヒトラーと東條英機が、落ちのびた先のガーナで世界征服のための武闘会を開催するというトンデモなストーリーが展開するカンフーアクション。第2次大戦後、アフリカのガーナに逃げ延びたヒトラーと東條英機は現地を制圧し、魔術的パワーを秘めた「血塗れの党旗」を用いて人々を洗脳。世界侵略のための新たな拠点を築いていた。ヒトラーたちによって地元のカンフー道場を潰され、恋人を奪われた青年アデーは復讐を誓い、最強のカンフーを習得するため過酷な修行に励むのだが……。日本在住のドイツ人監督のセバスチャン・スタインが、ガーナの映画監督ニンジャマンとタッグを組んで製作。スタインが自らヒトラー役を演じ、スタインの友人で一般人の秋元義人が、カラテの達人である東條英機を演じた。

2020年製作/84分/R15+/ガーナ・ドイツ・日本合作
原題または英題:African Kung-Fu Nazis
配給:トランスフォーマー
劇場公開日:2021年6月12日

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映画レビュー

3.0スーパーのパンコーナーに売ってる安いハンバーガーみたいな作品。

2023年11月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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共感した! 2件)
すっかん

3.5観客を現実から解き放つ、B級度数の高い酒

2021年7月6日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

 スタイン監督が酔っ払って2時間で脚本を書き上げたという本作。確かにこの、モラルの壁をなぎ倒す勢いは、気持ちよく酔った時の解放感に似ている。
 冒頭から神妙な語り口でシュールな設定を叩き込まれる。予告などで多少は知っていたものの、気圧されて「お、おう……」となってしまう。登場人物の字幕は薄めの関西弁である。なんでやねん。(←ガーナの民族アカン族の言語アカン語からの発想だそうです)

 ヒトラーと東條英機が、逃亡先のガーナで「血染めの党旗」の魔力とカラテスキルを使い現地の人を「ガーナアーリア人」として洗脳する。彼らにカンフー道場を潰され、恋人も奪われた青年アデーが、修行して強くなり彼らを倒す。ディテールはともかく、ストーリーはオーソドックスだ。
 一番まともな見どころは、ガーナ人俳優の俊敏なアクションだ(カンフーや空手としてちゃんとしているということではありません)。現地のアクションスターを揃えたらしい。B級映画のユルい空気感で油断していたところに、ん?なんかこの動きはすごくないか?と気付くとちょっと見方が変わる。
 ところどころに仕込まれたカンフー映画へのオマージュも、監督のワクワク感が伝わってきて楽しい。
 「ガーナのジョージ・ルーカス」ニンジャマンによるキッチュなVFXも注目ポイントだ。指や首がチョンパされるシーンが出てくるが、貼り絵状態だったりあからさまな粘土細工だったりして、温故知新的な感動を覚えた。

 スタイン監督は日本在住のドイツ人で、母方はロシア人、父方の祖父は元ドイツ軍の砲兵。「負の歴史は徹底してバカにしてシンボル性をなくす方がいい、タブー視して隠すと崇拝する人が出てくるから」という思想をインタビューで語っている。一見とんでもなく不謹慎そうなのに笑いをスポイルするような不快感がないのは、この考えが根底にあるからだろうか。知らんけど。

余談↓
 しげる氏による監督インタビュー(作品タイトルと「しげる」とかで検索すると見られます)が情報量多過ぎて抱腹絶倒。
・黒人女性が好きで、アフリカに行くためにどうするか考えた結果作品の制作に至る。
・室内での武道会シーン撮影をブードゥー儀式と誤解され警察沙汰に。
・アドルフの格好で銃を持ち、ドローン撮影していたら警察沙汰に。
・プロデューサーの車が爆発。
・アドンコはガーナで一番人気の蒸留酒で、メーカーは本作のスポンサー。差し入れのアドンコでスタッフは泥酔しながら撮影。
・エンドロールに朝堂院大覚が出ているのは、監督の昔からの友達だから。

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ニコ

3.0もっと面白くできたはず

2025年8月1日
PCから投稿

ストーリーや題材は凄くいいと思う。
だけど途中から格闘シーンばかりになってしかもその格闘シーンも盛り上がりにかける。
この題材ならもっともっとハジけても良かった。振り切って欲しかった。
不謹慎なら限界まで不謹慎を貫いて欲しかったけど微妙に失速しています。

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みる

2.0悪ふざけみたいな映画(笑)

2025年7月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品の続編2が近々公開されるということで、この1作目を観てみたんだけど、

B級どころじゃない、映画マニアが好みそうなマニアックなコメディ(笑)

ヒトラーと東條英機が生きていて、ガーナで武闘会を開催、空手とカンフーが火花を散らします(笑)

もうメチャクチャですわ(笑)

大笑いはしなかったけど、何度も鼻で笑ってしまった(笑)

バカバカしくて(笑)

舞台のガーナをミニ観光できるのとレゲエっぽい陽気な音楽が良かった。

安っぽいCGや下手な演技とか技術的なアラが目立つけど、退屈でツマラナイってことはなく、鼻で笑いながら、まあまあ楽しめた(笑)

この低評価の理由は技術的なことが大部分です。

続編は面白いのかな?(笑)

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RAIN DOG

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