鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎のレビュー・感想・評価
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評判だったので劇場に行こうか迷った作品。時間が合わず行けなかったが...
評判だったので劇場に行こうか迷った作品。時間が合わず行けなかったが、早速アマプラで鑑賞できるとは。劇場の価値がやや心配(笑)
目玉オヤジ、かっこええやん。脚本が秀逸。ちゃんと水木作品の鬼太郎誕生につながっている。それとも、原作自体にこの話があった?漫画で読んだ記憶はないが。
とにかく良かった、大人向け鬼太郎、いや目玉オヤジ(笑)
犬神家の一族そっくりすぎ。ドラッグがうまく活かせていない。
オマージュと模倣を考えさせられる映画作りです。1976年の市川崑監督「犬神家の一族」と舞台設定も雰囲気も演出もキャラクターそっくりです。私としては戦後の雰囲気を調査し演出し脚本に落とし込み考証し…という手間を省くために模倣した、という風に見えてしまいました。もちろん制作者の意図がそこにはないのかもしれませんが、受け取り手としてはそう見えてしまうくらいの類似性でした。
で、水木しげる氏というのは戦争で生死の境をさまよった結果、達観し生死を超越することであちらの世界と通信できるようになったシャーマンです。主人公の名前を水木と名づけることによって水木しげる像がちょっとゆがめられている気がしました。
また、Mとはヒロポンです。その意味するところは兵士から企業戦士へ。家族と権力利益。そういうテーマがあるようで話が妖怪大戦争と復讐譚になっているのでどうも戦後の復興と何かを重ねているように見えません。
作画は素晴らしいと思いますが、しかし全体として創作物か?と言われると、なんとなく名前も映像表現も他から借りてきた、水木しげる氏の鬼太郎とは似て非なるものに見えてしまいました。
興味本位で見てみましたが…
鬼太郎生誕というタイトルに惹かれて鑑賞しましたが、思ったより楽しめないストーリー展開でした。
最後のエンドロールまで見て、ようやく満足できる作品なので、最後の最後までお見逃しなく!
そして、どうして目玉の親父になったのかもわかります!
結構エグい
鬼太郎を見るのが何十年ぶり?昔、チラッと見たのが人間の女の子がヒロイン的ポジションになってるので「なんで?」って思って以来か。
前半、横溝正史的雰囲気から妖怪ものへ。
設定が結構エグい。沙代の事も伝奇ものだと割と有るけど、それを鬼太郎にやるとは思わなかったな。
しかし、鬼太郎両親は自力で村から離れて水木の近くに隠れ住んでたんかな?
猫娘、美少女に違和感。
ちゃんとつなげてる
鬼太郎で最も好きな作品かもしれない
昭和の雰囲気漂う孤立した村を舞台にした良作なサスペンスを見ているようだった
主役の水木が村を訪れるところから随所に伏線が散りばめられ、どっしりとしたストーリーが伺える
大人向けの残酷な描写もあり、昔から鬼太郎を見ている世代でも満足できた
しっかりと怖さと醜さを見せてくれているのが良い
終盤に向かうとアクションも激しくなり、緩急の切り分けが見事
見たい物もバッチリと描いてくれ
鬼太郎の父親の活躍や鬼太郎誕生までの物語が90分に収められ、満足度の高い作品に仕上がっているのが、制作陣の愛を感じ取れた
面白かった
素直に
良かった。
あの、目玉の親父にこんな過去があったんだと…そして、鬼太郎の誕生シーンも。
本当にお墓から生まれていた!
ちょっと不思議なのは、目玉の親父の妻…すなわち鬼太郎の母が何故か猫娘に似ているのは何故か?
そして、人間の主人公水木が水木しげる自身としたら、正しく鬼太郎の育て親は水木しげるなのがいろんな意味で良かった。
期待し過ぎたかな、、、前半は盛り上がるけど、後半の妖怪との闘いがしつこい
前評判が良くて興味があったので、アマプラで視聴
終戦後の日本をリアルで綺麗な絵で表現していた点は高得点、
確かに前半は物語が盛り上がり面白かった、前半はね。
鬼太郎の父親が魅力あるキャラで良かった、
でも中盤から普通のゲゲゲの鬼太郎になっちゃったかな、
やはり美少女キャラに託される、主要な設定で解り易かった(悪い意味で)
妖怪の執拗な同じ様な攻撃が続くのが、結構飽きながら見ちゃった感じです
鬼太郎の父親と母親の謎が解けたと言うけど解らない箇所もあったな、
これ、もっと設定とか戦闘とかもっともっと練ったら凄く面白い映画になったはず、
制作した人途中から疲れちゃったのかな、
エンドロール?の水木と妖怪との闘い?あれ、、、なに?
マジ意味わからん、
見終わって、「期待し過ぎた」と言うのが本音。
何を受け取るか
ただ暗闇が怖かった子ども時代。
自分にとって鬼太郎に出てくる妖怪たちは、その恐怖を具体的な形として示してくれるものだった。
世代を超えて今でも鬼太郎が愛されるのは、その時代に合わせた表現を用いながら、そうした得体の知れないものへの恐れを、もののけや妖怪に表してきた「日本の風土」が、我々の中に普遍性を兼ね備えて共有されているからだろう。
今作は、もはや戦後ではないという言葉が流行語になった、高度経済成長前の昭和31年。
そこに、王道の人里離れた謎の村を舞台にもってきた。これも、多くの日本人が共有する世界観だ。
それゆえに、物語はわかりやすく、絶対的な権力者のもと、外部からは伺い知れない因習によって動いている不気味な村の恐怖は、表現されている。
ただ、バランスが難しいと思うのだが、わかりやすさと引き換えに待ち構えているのは、ステレオタイプの罠。
出てくる人物たちが、みんないかにもな傾向は気になった。
共有イメージに託し過ぎて、セリフも表面的だった印象が否めない。
まあ、個人的な私利私欲を、国家や大義を口にして正当化する輩は、戦中戦後に限らず、今もうじゃうじゃいるので、そこはリアルなのかもしれないが。
自分が一番心に刺さったのは、ゲゲ助の「生まれてくる子どものために」というセリフ。
ただし、狂信的な差別者たちも、よくこの言葉を口にすることも忘れてはいけない。
あそこに描かれていた村人一人一人にも、生活があり、決してまとめて切り捨てられる対象ではない。
力を持たないものは、蹂躙されても仕方がないという刷り込みを無意識のうちに受け取らないことも大切にしたい。
水木しげるが、ずっと訴えてきたのは、そういう理不尽さだと思うので。
歴代アニメ版ゲゲゲの鬼太郎史上最もエグく救われない世界観。よくぞ描いたという怪作。
この世の中でありとあらゆるタブーと言われることを煮詰めた蠱毒のような作品。
小さい頃から鬼太郎を見てきて、原作に触れ、ルーツを知っているぼくからすれば『そうきたか!』『そこまでやるか!?』『よくぞ描いてくれた!』と思わせる内容でした。一般的なゲゲゲの鬼太郎とは仲間の妖怪や敵の妖怪が何種類もわんさかお祭りのように現れて強大な敵とヒーローの鬼太郎が人間を助けるのが王道、むしろそれが当たり前な感覚であったが、これはこれまでの鬼太郎の常識を全てぶち破る作風になっているのが衝撃でした。妖怪はたくさん出るけど登場控えめ、グロあり、ホラーマシマシ、敵は人間 と色々新感覚な内容で、かと言って適当な作風なのかというとそんなことなく時代背景やタバコなどの細かい設定、各キャラクターの描写のうまさが際立ってました。のちの目玉のおやじであるゲゲ郎もデザイン、アクション、声優さんのぴったり具合も素晴らしい。主人公の水木も過去の描写やゲゲ郎との交流、人間味を感じさせる動きもこの作品の清涼剤となってくれた気がしました。
この作品のすごいのはエグさです。グロもありますがエグいんです。何度も言いますがエグいです。これまでのアニメゲゲゲの鬼太郎に登場する人間は妖怪に蹂躙される側ですが、この作品に登場する人間はろくなやつがいないなんてかわいい言い方なんて生ぬる過ぎて、村の人間も村のやってきたこともラスボスのやってきたこととやっていることが吐き気を催すくらい。ヒロインの生い立ちの救いのなさ、唯一汚れのない男の子のラストは救いなのか難しいところ。とはいえこれくらいしか救う方法がなかったとスタッフのコメントがすべてを表している。まさか鬼太郎シリーズでこれほどまでに同族嫌悪を発症させるようなことになるとは思いも寄りませんでした。最後の村人たちの因果応報の末路で『この殺される人たちの中には水木にいたずらした無垢な子どもたちもいるんだろうな〜』とかM生成に利用された人たちの中にはゲホゲホと苦しそうに咳をする屍人とそれを心配そうに見るとなりの屍人を見て『これって電車の中にいた席してた子どもとお母さんなんじゃ』と思うととても胸が締め付けられます。
ここまでの感想を書いておいてなんですが気持ち悪い、後味が悪い、二度と見たくない、という訳ではなくラストの感動的な救い、水木とゲゲ郎の種族を超えた友情、鬼太郎の両親の夫婦愛、エンドロール後の原作とのリンクさせる演出はまた見たくなるような作品でした。
紫煙恋し二月目 子の刻九ツ。めっちゃナメていました。骨太の大人向け映画でした。
なんかまた自由律俳句みたい。(意識はしています・笑)
禁煙を初めてから、まだ二カ月目なんですよ。こんな真夜中にタバコをプカプカ吸う絵に出会うと、どうしても火を灯して一服したくなります。
モニタの中に度々映る喫煙シーンを見て、意味もなく二本の指先を唇に添え当てたりもしてみました。
珍しくアニメを鑑賞です。別に避けていたわけでもなく、嫌っているわけでもなく。
観たい映画を優先すると、後回しになるのは事実であり。
ですが「つい最近上映があったばかりやん!」の誘惑には勝てず、アマプラで鑑賞です。
アニメを観て、いつも思うことは、実写映画を作るよりも難しいってこと。
絵柄で作品の評価の9割が決まっちゃうってこと。
絵そのものが作品の世界観を構築する9割だってこと。
本作も、まず絵柄で★2つの評価から入りました。猫娘が今どきの萌え絵タッチだったということも、実は不満なの。めっちゃ日和ってると思って。
水木を始めとするキャラクターの目の描写に感情移入できなかったの。初めのうちは。
それに馴染めなかったの。初めのうちは。まさに死んだ魚のような目でしたもん。(もちろん、それは狙ってのことなんでしょうけれど)
ですが紗代が、私の片想いだった女性に瓜二つなので★半個加算です。ヘアスタイルだとか、左目じりの泣きぼくろとか。あんなに積極的な女性じゃなかったけれど(笑)
(〇〇さんお元気かな?)
でもね屋敷の地下の鍾乳洞の件で「成人するまで教えてもらえないのです」って言ってたじゃないですか。
あの佇まいでまだ未成年やったんや!
大変斬新でカッケーって思ったのは、物語中盤、般若のお面を被った一団とゲゲ郎との格闘シーンのザクザクとした線描!
ここは、アクションそのものも相まって、身震いするほどでした。
と同時に、観続けていると、かなり骨太なお話だということもわかってきて。
語弊のある言葉とは十分にわきまえつつも、これ、実写でも十分に通用するお話だと思いました。
まぁ実写だと、キャスティングに“色んな忖度”が入って失敗するのは目に見えているけれど。
だからアニメで正解か。PG指定的にも霊的描写にしても、どこまで再現できるかも不安だし。
クライマックスでの音楽も秀逸でした。
そう考えると本作は、映画としても大人の鑑賞にも耐えうる素晴らしい作品だと思いました。むしろ、真っ当な大人向け作品だと思います。
私が毛嫌いする、おかしなタイアップソングなど持ってこず、美しいインストゥルメンタルで締めてくれたところも素敵でした。オリジナルテーマを絶妙にアレンジしていましたし。
これまたおかしなお涙頂戴にせず、伏線回収を含めた綺麗な幕引きにも感動しました。
総じて、かなりの高評価です。★2どころか、その倍の評価に変更です。大いにナメていました。ごめんなさい。
ここでビッグニュースが入りました!5月3日からアマプラで『ゴジラ-1.0』の無料配信が決定らしいです!!
観るしか!(੭ु ›ω‹ )੭ु⁾⁾ワーイ!
企業戦士・水木とバディのゲゲ郎(目玉オヤジ)
ゲゲゲの鬼太郎の基礎知識がまるでなくて、
聞き覚えがあるのは、熊倉一雄が歌っていたテーマ曲で、
ゲ、ゲ、ゲ、ゲゲゲのゲ(略)
楽しいな!!楽しいな!!
お化けには、学校も試験も何にもない、
お化けは死なない、病気も何にもない、
と、歌っていて、そこんところは羨ましかった‼️
(下調べとしてドラマ第1シリーズの一話だけ見ました。
(水木しげるさんはきっと大変な《野球好き》だったのかなぁ?》
鬼太郎の視線が子供目線で、子供の味方なのかなぁ・・・
そこがきっとゲゲゲの鬼太郎が長く愛される秘密かもしれないのかも、
とか感じました。
ところがこの映画は大人向けのオドロオドロしいSFホラーでした。
【ストーリー】
鬼太郎誕生秘話
作者の水木しげるさんの戦争体験をベースにしている。
☆☆昭和31年。
血液銀行に勤める水木(若くて男前です)は取引先の
龍賀薬品の会長の葬式のために、とても辺鄙で山奥の哭倉(なくら)村
を訪れます。
哭倉村も龍賀一族も怪奇でまるで犬神家の一族のような、怨念とたたりを
感じさせる幕開けです。
水木はゲゲ郎と勝手に名付けた中年男と列車の中で知り合う。
そして彼と力を合わせて龍賀家の秘密と血液製剤【M】製造する、
哭倉村の離小島の秘密を知ることとなる。
【M】は旧日本軍の兵隊に飲ませれば、不眠不休飲まず食わずで、
3日〜4日歩き続けるという妙薬。
南方で片腕を失っても漫画を描き続けた水木しげるさん。
上官の「玉砕と決めたんだから、生きて返すな!!」
「上官はどうするんですか?」
「俺は生きて報告する義務がある」
な訳あるか!!
戦争への怒りはよく分かります。
戦後は復興に励む日本の企業戦士のエネルギーの元として重用される
血液製剤の【M】
ところがその【M】の製造法はとんでもないものだった。
龍賀家の一族は、孤児や身寄りのない人をさらってきて、
離小島の秘密工場で、生体から血液を抜いて【M】の原液を製造していた。
そして一族は運命の娘後継(沙代)など直径の女に当主の子供を孕ませて、
その娘の血を混ぜて【M】を完成していたのだった。
そしてゲゲ郎(のちの目玉オヤジ)の行方不明の妻は、
離小島で血を抜かれて
屍のように衰えていたが、ゲゲ郎と再開した日には妊っていた。
(これってゲゲ郎の血を引くというより、龍賀一族の当主の血を
引いているのでは?ないのでしょうか?
その辺、基礎知識がなさ過ぎて、単なる憶測なのですが・・・
(出来ることなら鬼太郎のDNA鑑定をしてみたいな!!)
(そうしたらきっと生みの親の水木しげるさんのDNAが検出されるのかも)
水木しげるさんは自身の戦争体験から、反戦の気持ちを強く持ち、
子供たちの未来は、時弥くんに言ったように、
「きっと数十年後には、貧困も病気もない未来が来る」
そう信じていたのに、70年後にも、貧困も病気も無くは、
ならず苦しい生活が続いている。
そして平和も訪れていない。
それでもなお未来を信じて子供たちのために、
可愛いくて怖い妖怪を描き続けた水木しげるさん。
この映画は鬼太郎の父親・目玉オヤジと水木しげるのモデルである
企業戦士・水木の成り立ちと思想をベースにした大人向けの
「ゲゲゲの鬼太郎秘話」
狂骨との凄まじいアクションシーンも華麗なVFXで見事な
アニメーション。
洗練された映像に満足度は高かったです。
捻り出した鬼太郎誕生
墓場鬼太郎に繋げるために
必死に頭を捻って捻り出したんだなと言う
スタッフの努力が垣間見えた。
どう鬼太郎に繋がって行くんだ?
と言うのが一つのフックになってると思うのだけど、
無理矢理、墓場鬼太郎にくっつけた力技を目立ったように思う。
ちゃんちゃんこの件とかは何がどうなったかよく分からないけど、なんとなくスゴい事が起こったぞ!
って感じだった。
墓場鬼太郎の冒頭のシーンをドラマチックにしよう。
と言う気持ちは伝わったけど、
記憶をなくしたと言うのは何か卑怯な手のようにも思った。
ただ物語やアクションシーンは大人も子どもも見応えがある出来だと思うし、とても引き込まれました。
ゲゲ郎のビジュアルも発明だと思う。
墓場鬼太郎をエンドロールと一緒に見せる手法も
面白かったけど、
墓場鬼太郎を知らない若い子たちはここを
ちゃんと見たかったのでは?とも思いました。
市川崑には遠く及ばない上にアニメなのに画が動いてない。
AmazonPrimeで鑑賞。
公開時は評価が高かったので映画館に行きたかったが、行かなくて良かった!
その理由は入場料を払って映画館の大画面で観るアニメなのに,画が全く動いてない、会話のシーンなんて口しか動いてないし、動作もカクついて手抜き感が半端ないから。
キャラ設定も主要女性キャラは今風の萌えキャラ?っていうのか?そういう感じで、目を瞑って微笑んでるキャラ(長田幻治)とか、アニメ定番のデジャブを感じるキャラばっかりで、全くこの映画の世界観に合ってない。しかも鬼太郎の母親や妖怪などは水木しげるの原作風なので統一感がなく、その両極端のキャラが同一画面に写ってると違和感バリバリです。
水木原作寄りにした方が絶対良かった。エンドロールでやってるのに。
本当はこういう風にしたかったけど、大人の事情があったのか?
しかも結構な頻度で顔のデッサンが歪んでるし、特に主役の女の子、全体的に作画って言うのかな?が酷い。
それと、ラスト赤ん坊の鬼太郎の左目がないのは何故?ここだけ原作通りの「墓場鬼太郎」にしたから本編の話と繋がってないよ。これは結構な問題点じゃないのか?
あと、市川崑の「犬神家の一族」からパクった演出が多すぎ、冒頭の遺言書のシーン、2階の屋外テラスのデザイン設定、遺影が笑うカットバックなどなど、血の桜のシーンは地獄少女のパクリ?
不満点はまだまだある。
鬼太郎の父親やラスボス?の老人の台詞回しがおかしい自分のことを「わし」と言ってるかと思ったら見せ場では「我が妻」とか仰々しい台詞になる。「わしの妻」で良いでしょ?これ声優さんは違和感なかったのか?
アクションシーンもデジャブ感満載、高いところからの着地では片膝と両手を着くどっかで観たことのある定番ポーズW
監督さんもう少し独自の演出を開拓したほうが良いんじゃないの
人のパクリばかりやってて恥ずかしくないのかな?
そもそもこれは誰に向けて作った映画なの?
萌デザイン誰のため?
誰に観てもらいたいのかがわからない。
こんな映画なのにタイトルがドヤ顔的に最後に出るのも意味不明。
この映画に限らずタイトルが最初に出ないとなんだか落ち着かない、延々とプロローグ観せられているような感じになる。ロボコップ2とか、、、例えが古いけど今はこれしか思い浮かばなかった。
そう言えば、ゴジラ−1.0は気にならなかったな。
やっぱり、のめり込める映画はそんな事気にならないんだなと、納得。
以上、気になるところが多くてストーリーに集中できませんでした。と言うか面白くもなんともなかった。
映画館で観なくて本当に良かった。
水木サンへのメッセージ
最新のTVシリーズは観ておらず、原作(たぶんマガジン版)も少し読んだことがある程度。当時リアタイしてた第3期(夢子ちゃんがヒロイン)は今見るとポップだけど子供にはおどろおどろしいムードが怖かった。
鬼太郎誕生の経緯を戦記ものの水木作品と、犬神家+八つ墓村+旧日本軍の闇+劇場アニメらしいアクションというモリモリな枠組みで描く。
全体的に子供向けではないが、PG12だからその気になれば見られる。とはいえ説明は大変そうだし、なんなら両親より祖父母と観た方がいいかも。
アニメとしては絵柄がなー。一部にスタイリッシュなシーンもあったけど、やや古臭くて昨今の尖った作品に比べると映えない感じ。一方でねずみ男とか水木顔のキャラはうまく落とし込んでたと思う。
背景は水木作品より淡いタッチだけどきれい。ホラー演出も気持ちはわかる。という感じだけどテンポよく見やすい。総じてリソースはそこまで潤沢じゃない中でがんばった力作って感じで好印象。
内容は盛りが盛りだけに、かなりスピーディ。水木しげるの背景とか知ってれば言いたいことはわかるけど、展開が早いので情緒がやや遅れる。
それでも、日本軍の行状と非人間性をちゃんと面白半分じゃなく、妖怪と人間という鬼太郎の構図に落とし込んだ狙いどころはすばらしい。水木しげる作品を継承しようという確かな意欲を感じるし、100周年記念の看板は伊達じゃなかった。
なので少なくともこれがどういう視点をもっているのか、背景にどんな出来事があったのか、できたら大人が伝えてほしい。
金田一耕助も等々力警部も出てこない
まず感じたのは『犬神家の一族』。時代も昭和31年、人が訪れないような哭倉村という設定なのでピタリと当てはまる。しかもヒロイン的存在の娘沙代という名前も犬神家の小夜子と符合する。よーし、わかった!てな感じで。ついでに禁域の島に通ずる洞窟というのは『八つ墓村』からか・・・
とは言え、横溝正史風ではあるものの、帝国血液銀行の水木による回顧シーンは南方へ送られた兵士目線。明らかに水木しげるが一貫して反戦を貫くテーマを大切に扱っていた。そして諸悪の根源たる龍賀時貞の傲慢かつ征服欲の権化ぶりに反吐が出るほど憎々しく描かれ、ゲゲ郎の妻の悲惨さに涙してしまう。マモー以上に酷い奴。
帝国血液銀行という会社名も謎だったけど、アンプルMとはどんな薬品だったのかも気になる展開でした。これを国民に飲ませれば全ての戦争に勝てる!なんてところは、覚醒剤としても知られるヒロポンをイメージしたものだろうか。メタンフェタミンの頭文字なのかもしれません。色々考えさせられます。
終盤の見せ場ではキョウコツだとか幽霊族の工場にも圧倒されましたが、これも戦争をイメージしたものでしょう。上官は玉砕を叫びつつも自分は生き残ろうとする始末。さらにその上がいるのだから、みんな独裁者みたいなものですね。
さすがに最近はアニメの鬼太郎を見ることもなく、野沢雅子が目玉おやじのCV担当だと知り驚きを隠せません。やはりオヤジ世代にとっては鬼太郎=野沢雅子なのですから。
全645件中、101~120件目を表示