プロミシング・ヤング・ウーマンのレビュー・感想・評価
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おとこなんて
レイプで亡くなった親友の復讐に燃える女性の物語
前知識なしで鑑賞。鑑賞者の性別は男。
大学のパーティーでレイプ事故があり被害者の女性は告訴したが、双方お酒を飲んでいたこと、その場にいた人からの証言もなく、また「お互い酔っていたならしょうがない」という雰囲気が当時はあり、結果的にレイプとして立証されず、被告が罪に問われることはなかった。被害者はその後、自殺をしてしまった。
この作品は、その被害者の幼少期からの親友かつ大学での同級生だった女性の、「泥酔した女性を本人の合意なく性欲のはけ口としようとする男性(持ち帰り男)」や「レイプを訴えても真剣に取り合ってくれない周囲の人々」への復讐と怒りの物語である。しかしそんな彼女の復讐物語も、「精神的にちょっとやばいところがある」と見放されてしまう。。
要所要所でポップな演出があり全体的なテーマの重さが一部中和されており「重すぎて見れない」ということはなく、また序破急な展開により、重い内容ながらも引き込ませる演出となっている。
テーマ的に、内容に共感する女性がメインの対象なのかもしれないが、男性でも引き込まれる作品となっている。
過剰な復讐劇、左巻きのマッチョ映画
映画としては面白くないわけではなかった。
ラストも含めて意外性が2点あった。
だが、なぜここまで評価が高いのかという疑問は最後まで消えなかった。
いや本当は評価が高い理由は紹介文を読んだけで察することができたが、それを言葉にする面倒くささは、SNSで過激な人間を相手に不毛なやり取りをするのと同じ位に感じたので放置していた。
映画でのやり過ぎな復讐劇を見ることはそんなに珍しくはないが、キャリーの描き方で解せないのは、親友を失わせた自分自身に対する後悔の念や責任の所在を少しも描かず、全ての責任を加害者とされる側に求めるその態度であり、そこになんの疑問を挟む余地のない、おそらく監督はガチなんだろう。
この時点でこの映画はエンタメとして楽しむんだと分かるが、問題なのはこれをリアルな社会問題をからめようとしミスリードさせる評論家である。
最終的に親友を守ることができなかった自分への復讐としてのラストであれば、もっと評価は違っただろうとも思う。
ただのエンタメ映画に思想的な下駄を無理くり履かせ過ぎる風潮は、むしろ白けさせる。
感情のジェットコースター★
命の価値
とってもいい映画
音楽が印象的
久しぶりだ
キャリーマリガン、
30歳にはちょっと・・・🤣
「shame」「華麗なるギャツビー」の時の
ショートカットより色っぽい♥️
そんな彼女が、
学生時代に起こった事件により、
謂わば男性不信になり、
(この言い方も男目線な感じで気が引ける)
友だちも彼氏も作らず、
夜な夜な男たちを成敗していく。
欲を言えば、
この夜な夜な成敗する男たちに、
社会的制裁を与えられたら、
とも思ったが、
あーオレ調子こいてたー😩
酒飲んでたからしょーがないよねー😅
くらいの反省では、
また同じ事しかねない。
コレが現実としては限界だろうか。
未遂だし。
「サイコ女」で片付けられてしまっているのが残念。
学生時代の事件の当事者、
モンローに辿り着いたのも、
ライアンが店に現れてキャシーに気付いたから、
であって、偶然の産物。
いつか果たしたい目標だったのかな。
キャシー最後の三文芝居も、
意外な結末😱
ライアンが助けに来ると思ってました。
でもそんな結末だと、
この作品の大命題たる、
性的搾取へのアンチテーゼ、
が完成しないよね。
裏切ってくれたプロットに拍手👏
モンローの逮捕容疑は、
ニーナの事件に因るから、
ライアンも避けられないなー😅
「これからよ」
あのメール、ゾクゾクキター❗️🤣
身を呈してまで、
友人の性被害を訴えたキャシーの執念、
見事な勧善懲悪‼️
私事①
「宮本から君へ」の後にこれ観た感覚は、
ジェットコースターな気分だが、
こーゆー作品が出来る土壌を讃えつつ、
宮本の決闘の高揚感も捨て難い🤣
私事②
病んだ医者って、
アルフレッドモリーナですよね❓
エンドロールに無かったですが、
人違い❓
ヒドい
スーパーフリー
人生のための復讐か、復讐のための人生か... 崇拝対象を亡くした女性が仕掛けた恐怖の世直し!!
I can’t sleep
だからこそ、のもうひとつの世界
酒に酔ってたので覚えていない。若気の至りで当時のことを忘れてしまった。
この男どものもっともらしい言い訳を、ものの見事に打ち破る主人公。
復讐はいいとはいえない。法律に則って行動しなければならない。
そんなのは先刻承知の世界。
レイプ事件における長期にわたる裁判では、傷ついた女性の気持ちは救われない。男どもが本当に悪いことをしたという自覚もいまひとつ見出せない。
だからこその、もうひとつの世界。
そういった世界だから、現実を超越した奇抜な色彩に違和感はない。
映画だから、だからこその世界を描くのだ。そこに女流監督エメラルド・フェネルのポリシーを感じる。
描き方は自由。現実離れした空間で、真実を絞り出したい。その思いが伝わってくる。
表向きはエリート医学生だからといって、男の部分では欲望のおもむくまま、酒の勢いで女性を傷つけた。その天罰は重すぎるのだ。
そこは譲れない。加害者と被害者という事実は変わらない。そして真実はひとつ。
本作を観て、同じレイプ事件の秀作で、ジュディ・フォスターが主演した『告発の行方』を思い出した。
本作のケリー・マリガンが、ジュディ・フォスターの思いを、新しい視点で代弁しているように見えた。
復讐!
大学生の時に友達を亡くしたキャシーが、友達を自殺に追い込んだ奴らに復讐する話。
自殺に追い込まれた事件の映像はないけれど、酷い話で,あんなことをされたら死にたくなるよなあ。当事者たちはもうすっかり忘れているような状態。とても腹立たしいのに、画像がポップだからかあまり重く感じない。
キャシーの服装もいつもポップでかわいい。家のインテリア等もとてもかわいい。パーティーに復讐に行く時のナース姿はとってもキュート😍まさかあんな結末とは思っていなかったが。
でも覚悟はしていたんでしょうね、結婚式にタイミングを,合わせてキチンと綿密に計画していたキャシー。さすがです。
ただ、復讐を終えて前向きに新しい人生を歩むポップなキャシーを見たかった気もします。
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