劇場公開日 2021年7月16日

  • 予告編を見る

プロミシング・ヤング・ウーマンのレビュー・感想・評価

全249件中、61~80件目を表示

3.0心が潰れそうなほど辛い

2022年3月27日
iPhoneアプリから投稿

悲しい

人間の醜さと世の中の不正義を嫌でもかと言うほど真正面から突きつけてくる。
レイプもレイプ動画も実際に起こっていて
命をたっている人もいる訳で、楽しく観ることは出来なかった。ドキュメンタリーでは伝えられない人たちに、これを観て、酔ってて悪ノリでもダメな事はダメだよね、と思う人が一人でも多くいる事を願う。(また、記憶がなくなるほど酔うことの危険性も伝わるといいと思う)。
キャシー(キャリー・マリガン)が30歳なのに10代の女の子のようなファッションなのは
彼女のなかで時が止まってしまっていることを表している気がする。(そうなってしまうほど辛い出来事なんだと思う。)また、キャッチーなファッション、音楽にすることで若い世代に届けられる気もした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
はるみ

4.0プロミシング・ヤング・ウーマン

2022年3月18日
Androidアプリから投稿

たくさん仕掛けて離れてくれたけど

あなたはどこにいた?

誰だった?

あなたは誰?

どこにいる?

コメントする (0件)
共感した! 1件)
iamm

4.0男性になったことがないので

2022年3月6日
iPhoneアプリから投稿

分からない。
それは、どれくらいの重さなのでしょう…?
女性としても、気づいてないことに気付かされ。
見終わって、考えずにはいられない映画。

メッセージは直球だが見せ方が上手すぎる。
とにかく、作品として抜群に楽しんでしまった。抜群に。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
ジャム太

3.5キャリー・マリガンかわいい

2022年3月6日
Androidアプリから投稿

復讐劇大好きです。キャリー・マリガンも大好きです。復讐し始めるタイミングがボンヤリしてるし、弁護士のところでひよってやめかけたり、いろいろ気になるところはあるけど、ライアンとの関係をただのハッピーエンドで終わらせないあたりはグッときました。キャリー・マリガンのほんわかした可愛らしさと役のギャップにだいぶ助けられてましたね。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
三毛猫泣太郎

5.0何故、アカデミー賞でない?

2022年2月24日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

楽しい

怖い

重いテーマをポップな映像と音楽で表現。若者に観て欲しいのかな🤔一つの作品の中で、感情があっちこっち揺さぶられ、ふるぼっこにされたよ。ドキッとしたり、同情したり、スカッとしたり、何もそこまでと思ってみたり…。さすがアカデミー脚本賞、お見事👏

コメントする (0件)
共感した! 2件)
movie freaks

3.0フェミニズムの犠牲者

2022年2月20日
Androidアプリから投稿

夜な夜な一人でノコノコとパブに出かけ、ヘベレケに酔っ払っちゃあ男にお持ち帰りされるビッ○キャシー(キャリー・マリガン)。部屋に連れ込れこまれ、さらに酒をを飲まされたあげく、男のベッドでうとうとしだしたイケてる女を目の前にして、スケベー男が黙っていられるわけがない。パンティを脱がしてさぁこれからという時に…

この映画、とにかく女とSEXすることしか考えていない男どもを精神的に虐待することに命をかけているサイコ女子の物語なのだ。いわゆるフェミニズム映画の変態バージョンなのである。冒頭、酒を飲みながら腰を前後にカクカクさせる男どもの醜態を、このうえなく低俗に描写したショットを見た途端にピンと来たのだが、とりあえず本作品が監督デビュー作となるエメラルド・フェネルに最後まで付き合うことにしたのである。

医者になる夢を諦めてまでも、そんな一文の得にもならないリベンジに執念を燃やさなきゃならん理由がちと弱い。相手の男がサイコだったりしたら逆にかなり危ない目に会うぞと心配していたら、実際その通りになってしまうのだ。相当の護身術(あるいは寝技?)でも身につけていない限り、映画のようにスケベー男どもを自在に操ることなどまず不可能だろう。

最近ハリウッドで異常な増殖傾向を見せているフェミニズム流やりには、いかなる背景が隠されているのだろう。ちょっと前まではLGBTQ映画が大流行と思いきや、今度はフェミニズムである。両ジャンルとも異性間SEX=子作り行為を目の敵にしているという共通項があることに、我々は気づかなければならない。要するに、これ以上の人口増加を望んでいない支配層の意向が反映されたムーブメントなのである。

現在北京五輪で俄然注目を集めている、スキージャンプのユニフォーム規定違反や、フィギュアスケートのドーピング問題も、なぜかすべて女子部門で起きているのである。おそらく、失格となった高梨紗羅や選手生命も危ぶまれるワリエワを、今後マスゴミの間で一種の“被害者”として扱う論調に変わって来るだろう。つまり、本作のキャシー同様、フェミニズム運動を盛り上げるための人身御供にされたのかもしれないのだ。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
かなり悪いオヤジ

4.5;)

2022年2月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

とってもアナーキー。
キャシーの立ち向かっている相手はきっと、
社会システムだとか旧来の”モラル”とか
そういうみんなが正しいとすら感じている常識で。
そんな相手と戦うにはあの方法しかなくって。

キャシーの行動は決して正しいと言えないけれど、
じゃあ正義って何なのかという問いに応えるのは
彼女のような行動でしかない気もする。

あまりに肝が据わった、でもそれしか選べなかった切ない最後の一手。
”面白い”なんて言葉が不適切なほど強烈な映画体験だった。

コメントする (0件)
共感した! 12件)
mar

3.5これしか

2022年2月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

若気の至りで済ませてはならないが、
命を懸けた復讐劇だが、
果たしてニーナはそれを望んでいるだろうか?
これしか方法は無かったのか?

コメントする (0件)
共感した! 2件)
上みちる

5.0彼女は生ききった

2022年2月2日
スマートフォンから投稿

泣ける

悲しい

興奮

キャシーの、愛情に裏打ちされたネガティブな感情の発露に涙が止まらない。二ーナが彼女にとって、どれ程大切な人だったかを、エピソードシーンなど入れずに、キャシーを通して描く事で、その思いが深く突き刺さる。彼女は復讐を望んでたわけじゃない、ただそれしか生きる術がなかった。この世界で、欲しいものは何もなかったのだから。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
アメリカの友人

3.5ストーリー展開

2022年1月24日
iPhoneアプリから投稿

が読めないというか、そうなるかという展開に。

この先どうなるのと思う後半戦。
プロミシングリベンジャー

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たかひろ

4.0キャリー・マリガンの演技力

2022年1月24日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

今まで、こういう役柄を演じてこなかった、
キャリー・マリガンが予想よりも役に
マッチしていて見事。
よく練られた脚本と単純に銃を使う復讐劇じゃない
展開に見入ってしまう。
キャシーの衣装も心情を表していて、変化に富んだ
色使いも目を引く。
でも、他の結末がなかったのか、どうしても
それだけが残念で。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
マイタケ

3.0くだらない

2022年1月22日
PCから投稿

これがアカデミー脚本賞?大した実績もない若い脚本家のストーリーが?ハリウッドもやっぱりコネの世界だなあ。
エピソードの一つ一つに斬新なものもなく主人公のキャラクターに惹かれることもなくストーリーの流れは全般的に退屈。きっとこういうどんでん返しがあるだろうな・・・でもベタすぎるのでまさかな・・と思ったらそうだったし。クライマックス部分だけが結構盛り上がってドキドキした。そこは良かった。(あと、全体的なそつのなさはあった)一番いけないのはラストシーンの音楽の使い方、醸し出されている雰囲気がテーマに合っていない。無理やりエンターテイメントにしてゴマかしたという感じがした。それが非常にくだらないと思った。
映画コムでもこの作品に高い得点与えてる人が多いようだが一言わせてもらおう。・・・伝えたい内容の真摯さと映画の評価は違う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
タンバラライ

4.0期待感と罪悪感

2022年1月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

男が女性に抱く期待感と、過去の過ちに対する罪悪感かのごとく、
シーンの移り変わりのたびに、次のシーンの期待感、罪悪感を感じさせるつくりになっていると感じた。

映画をいくつか観ていれば、なんとなく話の展開に予想はつくが、
この映画はそういった舐めた観客をことごとく裏切り、嘲笑い、本当のエンターテイメントを教えてくれる

コメントする (0件)
共感した! 5件)
Eeee

4.0まじめなふしだら

2022年1月11日
PCから投稿

活動家は冷静であってほしいが、環境保全や女権拡張や反捕鯨/イルカ漁や反体制や菜食主義や動物愛護のひとたちは、概してみんな過激である。

自分と違う意見をぜったいにゆるさない。とりわけフェミニズムを標榜している著名人はあたまのおかしい人ばかりだ。と思う。(偏見です。)

たとえばそんなフェミの集団が、ジェンダーにまつわる差別や迫害や不満や疑問を、一般大衆にもわかる創作物にしたいばあい、武闘派だけだとやっぱムリである。

世間に向けてプロパガンダするなら男は全員ケモノだ!と息巻いても効果はあがらない。映画なんて特にそう。冷静で頭のいい人がつくらないと、なんにも伝わらない。

クレジットを見たら監督は女性。女優で初長編とのこと。製作にマーゴットロビーがいて主演はキャリーマリガン。布陣からもタイトルからもジェンダーっぽいものを予想した。

とりわけ明確にフェミニズムの映画というわけではない。が、女性に対する侮辱や暴力を、ひねった方法でつたえている。

救われない展開をするのだが、なぜかみょうに笑える。イギリス人らしい。そして冷静。基本的に女性が女性の難や偏頗をうったえる映画なので、男の描写によって監督の理知を測ることができる。

──つまり、日本のフェミがフェミな映画をつくったら、男を抗日映画の日本兵のようにしか描かないだろう。冷静じゃないんだから。

女性がフェミな映画をつくって、そこにでてくる男の描写が冷静ならば、それをフェアな映画と見ることができる。──という話。

本作で冷静な描写をされる男はふたり。
Emerald Fennell監督心得たもので、どちらも名バイプレイヤーを充てている。

ひとりはキックアスなどに出てくるギーク役がとくいなChristopher Mintz-Plasse。カサンドラが酔っていないことを知って、かんぜんに怖じ気づく。状況に乗じただけの与太公で、女の敵となる真の捕食者じゃない。カサンドラはかれを見逃す。なお、このシークエンスは、すごく笑えた。

もうひとりがAlfred Molina。昔からよく見るバイプレイヤー。無罪にしたことで良心の呵責にさいなまれている弁護士役。かんぜんにまっとうな男で、死後を託された。

リーワネルの透明人間(2020)は凝ったSFだったが、DVに対する警笛になっていた。いや、むしろあれは女性のDV被害を申し立てる映画をつくろうとして、透明人間になったわけ──である。

本作も初動にはレイプ犯許すまじ──があったはずだが、そこへ猟奇色や復讐劇やなんとなく安っぽいスリラーの風合いを肉付けした。そもそも理知的なマリガンがへべれけな(ふりをする)だけで、すでにじゅうぶんなエンターテインメントたり得ていた。

すなわち。

世間に何か伝えたいことがあるならば、それを娯楽作品にトランスフォームする必要がある──という話。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
津次郎

4.0今風の復習映画

2022年1月10日
Androidアプリから投稿

プロミシング・ヤング・ウーマン、直訳すれば有望な若い女性といったところなんだけれど、気の利いた邦題を付ければよかったのに。80年代末の映画スリーメン&ベビー並に気の利かない題名じゃないの。

映画では、キャリー・マリガンのファッションや音楽も楽しみつつ、彼女の復習と調査が進んできいくのだけれど、それも終わりなのかなと思わせといて、さらにまたもう一段階という構成がうまい。
最後の方は、何だか既視感があるのだけれど、何だったかなぁ。女性目線で野郎の身勝手さをさらけ出すホラーサスペンスものとしておすすめです。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
矢吹 貴

5.0悩み苦しみ考えた‼️❓でも、答えは、まだ出ない‼️❓

2022年1月9日
PCから投稿

さすが、アカデミー賞5部門で、脚本賞受賞のことだけはある。
最後まで、引き込まれたが、誰にでも推薦できるわけでもなく、感動すると簡単に割り切れるわけでもない、複雑な印象。
復讐は、身を滅ぼすが、そうせざるをえない気持ちもわかる。
レイプ犯がのさばるのは我が国も同じだ。
この映画が、みんなが考え、議論する、端緒になれば、そう思う。
ヒロインの演技は、多分、史上最高だった‼️
ミナリやノマドよりもアカデミー賞に相応しい、史上最高の映画の一つ🎞🎟🎬です、映画が好きなら、必ず是非。

コメントする 2件)
共感した! 36件)
アサシン5

4.5既成概念を覆された

2022年1月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

固定観念、既成概念をひっくり返されたときに映画が面白いと思う まさにそのお手本のよう 無意識に決めつけていた性別のロールモデルをぐらぐらと揺るがす前半、中盤からの展開も抜群のエンタメ性で目が離せない。どこか箱入り娘と感じさせる美しいカット構成と、夜の場面の対比など、いちいち印象に残るし刺さってくる

コメントする (0件)
共感した! 3件)
UNDO08

0.5無理ありすぎて乗れない

2021年12月26日
iPhoneアプリから投稿

最初の10分でこんな事してたら危ないでしょって感じで全く乗れなかった…考え方も偏りすぎだし、こういう考えが嫌だと思った。あと何でここまでやらなきゃならないのか理由がハッキリしないからカタルシスにもなってない。親友なのはわかるけど、自分の人生かけてそこまでやるかね?恋愛感情みたいな裏設定はありそうだけど、あるならそれをちゃんとやって欲しかった。ツレがモロにこういった考えにブレインウォッシュされてる人だったから見終わった後、めちゃくちゃ意見ぶつかったけど、男には理解できないで話は終わった。それじゃ最初から建設的な歩み寄りはこういう考えの人々には無いんだって事だけはハッキリした。機械じゃないんだから、世の中よくしたいなら調和を考えなさい!

コメントする (0件)
共感した! 3件)
yoshuggah

3.0脚本が素晴らしい。しかし、痛快さや爽快感は無くて残念。

2021年12月14日
PCから投稿

親友を亡くした元医大生の女性キャシーが主人公。
今は何故かカフェで仕事をしている。
夜になるとバーで酔ったふりをして、獲物?の男を引き寄せてホテルへ・・・。
彼女には親友の復讐のために大きな企てがあるようです。
これからどういう動きをしていくのか、観ている側には予想がつかない展開に
目が離せず、どんどん引き込まれていきます。
その脚本力が実に見事で、観ていて終始、唸らされっぱなしでした。

2年前に観て、好きだった映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』、
その監督を務めたボー・バーナムが、主人公の恋人役として多くの場面で好演。
これはちょっと意外でした。

この映画、女性を性欲のはけ口としか見ない男性が、やたら多く出ています。
そんな男達への復讐劇がメインの映画なので、そういう設定なのでしょうが、
この映画を観ると「女はいつも被害者で、男はいつも加害者」みたいな、
女性尊重・男性蔑視の印象操作が入り込んでるような部分が気になりました。

純粋に主人公キャシーの事が好きで近づいてくるボー演じるライアンに対して、
キャシーは凄く失礼な態度で、彼を何度も傷つけているところが嫌でした。
女性が傷つく事に関しては敏感なのに、男性を傷つけている事には鈍感。
ちょっと身勝手過ぎる女性と感じます。
やがて良い関係にはなっていくのですが・・・。
ネタバレはしたくないので、この辺でやめておきます。

あくまでも娯楽作品として、スリリングな展開を楽しむのが良いでしょう。
本当に脚本が素晴らしく秀逸なので、高い評価をつけたいところなのですが、
映画として爽快さや痛快さには欠けるのがネックで、惜しいですが3つ星。
復讐心ばかりでは、人は幸福になれないと感じました。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
beast69

4.5痛快なのにモヤるのは、きっと弱者は弱者のままだから。

2021年9月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

スカッとしきれないから、奥が深いというか、なんというか。

本作に思い出すのは、痴漢に遭うのは短いスカートなんかはいているからだ。
云々のやり取りである。
ならそうしたものを前にしたとき人の心から、
自制心や善悪の区別、良心なんてなくなっていても問題ないよ、
ということなのか。

社会の目という他人事と、当事者視点が交錯することで、
本質をあぶり出してゆくサイコ・ホラーのようで復讐劇のような本作。
キレ者主人公が単独行動、無双なだけにハラハラも止まらない。

加えて「正義を行っている」と信じて邁進する女性の
堂々たるたたずまいが痛快だ。
同時に、そうまで駆り立てる怒りや絶望はもの悲しさを誘い、
のっけからチープ感漂う楽曲に退廃的な雰囲気も重なれば、
醸し出されてくる破滅感に懐かしの「テルマ&ルイーズ」さえ思い出してしまった。

この辺り、弱者が誰なのか最初から示しているようで、
ただ中で主人公が頑張れば頑張るほどぐっときもする。

シナリオはアッ、と驚くようで案外、古典的でカタイ展開をなぞっていると感じている。
ただパンチがこれほどまでに効いているのはひとえに、
その弱者が最後まで救われることがないところにあるのだろう。
やっぱりそこは令和の「テルマ&ルイーズ」だからかも。
スカッとしきれずモヤモヤ残る。
ここが何よりいい本作だ、と思うのである。

コメントする (0件)
共感した! 4件)
N.river