スパイダーマン ノー・ウェイ・ホームのレビュー・感想・評価
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どうなんだろう。
スパイダーマンの世界がよくわかる作品
ヒーローには大いなる責任が伴う!
ヒーローは孤独に耐えねばならないということを、示唆している映画です。この作品の大テーマでもある「大いなる力には、大いなる責任が伴う」の思想が、隅々に生きているような感触がありました。極めて真摯な作り方にリスペクトします。とはいえユーモアのセンスもあり、サラリと展開されていて劇場内ではしばしば笑いの渦が巻き起こります。スパイダーマンとMJの恋や、仲間との繋がりも丁寧に取り上げていて感動します。また、ドクターストレンジの登場で、魔術の力によって異次元の世界が引き出されるところ、アベンジャーズならではの面白さを味わいました。その異次元の世界から来たスパイダーマンたちや、かつての敵との戦いがなんたって凄い。激しいアクションのスピードについていけないくらいでした。いずれにしても今までのスパイダーマンシリーズの積み重ねて来たストーリーの上に咲く大輪の花のような作品でした。もうお腹が一杯になりました。
大いなる力には、大いなる責任が伴う
20年間が報われた
(多少ネタバレなのでご注意)
まずは、これまでの「スパイダーマルチバース」をちゃんと『成仏』させてくれたことに、心から感謝を送りたい。
自由の女神の足場の上での座談会なんて、(ちょっと長かったけど)ファンにとってはニヤニヤしか出てこない。
「あの」シーンでは、
(そうだよ!ここはお前がキメるんだよ!)
そんな思いが無意識に沸いて、胸がグッと熱くなった。
そして、ラスト。
こんなに優しくて幸せなはずの結末が、こんなに切ないなんて。
個人的には、この「HOME」シリーズは(大変名残惜しいが)これで終わり、くらいの感じが良いな。
この後、また記憶を取り戻す…ってのも、なんか白々しいし。
正直私も、MCUの広がり続ける世界観にはウンザリしているクチだが、このスパイダーマンシリーズは過去2回の断絶があり、20年間追いかけてきたファンにとって、そんな無自覚に残る遺恨のようなものについて「魂の救済」を与えてくれる。まさに『成仏』。
ほんとは★5つでも良いんだけど、結局このマルチバースの収め方がこんなに切なくなるのって、Dr.ストレンジ、ひいては作り手の胸三寸。言わばマッチポンプなんだよなぁ…と思うとさすがに満点というワケにはいかないかな。
あと、前の2シリーズを観てないとちゃんと理解できないってのも、我々古参のファンとしては喜びがあるものの、そうでない方には申し訳ないし(これだけ「曰くありげ」に登場する膨大な小ネタをスルーさせられるのはやはり気分の良いものではないよね)。
でも、サイコーに良い作品でした。
AKB48の『チームB推し』を最後に歌ってほしい
途中からEDでこの映画に出たメンバー皆でAKB48の『チームB推し』歌ってくれと思った(余韻台無し)。素晴らしい楽曲はオリジナルメンバーがいなくなってもしっかり継承されリスペクトとともに再生・再製される。何でもありのMARVELですぜ…NWHはそんな映画。
ただ魔法が出てくるところ明確に醒めますよね…アクション映画としての醍醐味が…このあたりは今後も引きずっていく課題になると思います。
ラスト3シーン良かったな…
シンエヴァみたいなもんでしょ。ファンサービス満載で古参が古参面したくなる映画。でも1本の映画としてもよくできてる。
マーベル映画の暴力を観た。今回もネタバレ厳禁!
今作のスパイダーマンはマルチバース展開。
PVにあるように、スパイダーマンシリーズの歴代ヴィラン達が登場してわちゃわちゃする映画ですが……
こんなマルチバース展開、マーベル映画しかできねーよ!と思わず叫んでしまいそうな映画でした。
前作のミステリオも大概ネタバレ厳禁でしたが、今作はそれ以上にネタバレ厳禁です。
観るかどうか悩んでいる人の為に深くは言いません。PV見て思考を止め、脳死状態で映画館に行きましょう。
びっくりします。
トムホーのスパイダーマンしか見ていない人は、過去作の無印スパイダーマン1,2,3、アメイジングスパイダーマン1,2を観てヴィラン達を予習しておきましょう。というか必須!
今作登場のヴィラン達は過去作において死亡してしまったキャラクター達ですが、彼らの「治療」、過去作の「救済」が今作の冒険です。
自分は無印スパイダーマン1とアメイジングスパイダーマン1,2しか見ていなかったので激しく後悔しました……それでも最高の映画体験だったんですけれども!
めんどくさかったとしても過去作を補間してから観に行った方が驚きも100倍くらい違うと思います。
アベンジャーズからのスパイダーマンシリーズは、勧善懲悪よりも毎回主人公ピーターの成長に焦点を当てられていますが、今作はプラスして「作品を大事にする」というリスペクト性も含まれており、観ていてとても気持ちが良いです。
このあたりのリスペクト性というのは過去作を踏襲しているシリーズ映画なので、今作で得られる映画体験は単発の作品ではまず不可能。
そしてターミネーターやマトリックスなどのシリーズ作品にはできなくて、マルチバース展開が許されたマーベルスパイダーマンだからこそ成し遂げられた偉業だと思っています。
メタの水平線すれすれを飛行している気もしますが、登場人物たちにメタな発言は無かったのでマルチバースの映画に収まっていると言えるでしょう。
唯一の減点ポイントとしては、アメイジングスパイダーマンから登場のエレクトリックのマックスが別人だった(過去作とは別の役者さんだった?)こと。
配役の都合などもあるのでしょうし、ストーリー進行上大きな問題はありませんでしたが……
アイアンマン1,2のローディくらいの違いはあったので、過去作を知っている自分としては違和感が結構ありました。
そこだけが残念ポイントです。でもそこだけ。
長々と書いてしまいましたが、この映画を観て言いたいことは2つ。
1つは最高だった!という感想。
そしてもう一つ……
……今作で一番やらかしているのって、ピーターにロクな説明をしないままに忘却の魔術を使おうとした、Dr.ストレンジじゃね?
マーベルファンにはたまらないでしょう。
全てのスパイダーマンファンへ贈り物
めちゃくちゃ泣いた
ファンへのご褒美
シリーズ物について
え?何これ?スパイダー愛に満ち満ちた作品。泣けた
こんなまとめ方ありかーーーー
なんというストーリー!
というのがまず第一声
今回のスパイダーマン最新作
めちゃくちゃエモーショナルですよね。
それにしてもストレンジさん、えらいことやらかしてくれましたね。笑
これからは魔法かける前にちゃんと確認をしましょうね!
個人的には初代ピーター・パーカーが好みな私ですが、何なのこれ、もはや家族愛みたいな?
今回は泣けましたね。
トム・ホランドくんが実は娘と同じ月生まれの同い年なので、可愛くて仕方なくて、息子を見るような感覚なのですが、ちょっと軽いんだけど愛すべきキャラで、当作品は彼の成長物語でもあります。
大切な人を失い、自信を失い、ほとほと自分を情けなく思い、どん底まで行って下した決断。
ピーター・パーカーは最後に【男】になりました。
その決断でいいの? 頑張ったね。
いやはや、脚本あっぱれ!です。
スパイダーファンにはたまりませんね。
賛否両論ありますが、私はこの最新作アリですし、好きです。
できればぜひ、シリーズ全7作品を観た上でご覧ください。
そうじゃないとよくわからないと思います。
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