黄龍の村

「ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ」から。冒頭はよくあるホラー映画の流れでつまらないなあと思ったのですが…。

最初のカメラ目線から入っていくのがよかった。それはそうとしてなにこれ　陽キャ死んだのはいいの？あと箸隠したのと助けての紙はなんだったの　最初の雰囲気と後半の雰囲気が一気に変わって驚いた。猟銃以外の武器も持ってくべきだし最初殺された人たちは巻き込まれただけじゃん‥と思った。それはそうとしてあんまり陽キャのノリが好きじゃなかったので別に死んでもとくに何も思わなかった。いきなりシリアスな展開になって遺影みたいな動画が流れたと思ったらいきなりばさばさ倒し始めて面白かった。そんなに苦戦せず(なにかもうちょっと武器とか使ったら？)村長も倒してしまったのがある意味清々しい。手榴弾ぐらい気づけ。中指たててその次の瞬間爆破はなんか爽快感あった。最後の終わり方がよかった。スマホの動画っぽい映像が流れて、平和に楽しそうに過ごしてるところが流れた。神様馴染んでておもろい。

スマホでの撮影からの入りはとても効果的（悪ノリの若者は嫌だけど）。ベイビーわるきゅーれと同時期に撮ってる割には自主制作感がかなりある。特に後半、アクションシーンが増えてから。でも銃の扱いが大森立嗣や黒沢清よりちゃんとしてるのが好感を持てる。

カンニバルっぽくしたかったのかな？もうちょい練れれば良かったと思うけど、そんなに余裕が無かった感じが出ちゃってる。

環境を与えれば良い作品を作れますよ、っていうアピールには充分すぎる映像かな。