わたしは分断を許さない

劇場公開日

わたしは分断を許さない
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解説

「変身 Metamorphosis」で日米の原発メルトダウン事故の実態に迫ったジャーナリストの堀潤が、国内外の様々な社会課題の現場で深まる「分断」を題材に撮りあげたドキュメンタリー。「真実を見極めるためには、主語を小さくする必要がある」という堀潤は、香港では「人権・自由・民主」を守るべく立ち上がった若者と出会い、ヨルダンの難民キャンプではシリアで拘束された父との再会を願う少女と出会う。美容師の深谷さんは福島の原発事故により未だに自宅へ戻ることができず、震災以来ハサミを握っていない。震災後に水戸から沖縄へ移住した久保田さんは、辺野古への新基地移設の反対運動を行なう人々と知り合い、「声をあげること」を通して、未来のために自分ができることを見いだしていく。

2020年製作/105分/G/日本
配給:太秦

オフィシャルサイト

スタッフ・キャスト

監督
脚本
きたむらけんじ
プロデューサー
馬奈木厳太郎
撮影
堀潤
編集
堀潤
高橋昌志
音楽
青木健
ナレーション
堀潤
コピーライター
阿部広太郎
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映画レビュー

3.5分断を乗り越えるためにまずは知ること

2020年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

インターネットは近い意見の人が集まる「エコーチェンバー」を引き起こし分断された状況を生んでいると言われることが大い。その意味で、本作のテーマはとりわけ現代的を言えるのだろうが、ジャーナリスト堀潤は、分断の現場をネットではなく、歴史ある土地に見出している。この映画には世界の様々な地域で起きている分断をカタログ的に見せていくが、パレスチナや沖縄、香港、シリアなどなど、昨日今日始まったわけではない分断の現場が数多く登場する。さらにメタ的にそうした世界の過酷な状況とそれを知らない観客の間にも分断があると指摘する。戦場ジャーナリストの安田純平氏へのバッシングがそれだ。国際情勢に関心をもはや示さない人間が大勢いるのだ。
どうすれば分断を乗り越えられるのか明確な答えを出さないところが本作の良い点だ。最も印象に残ったのは、福島から沖縄に移住し、基地反対運動に加わっている女性が、米軍基地のフェスティバルを訪れるシーン。普段、反対をしている相手にも家族があり生活があることを知り、言葉を失う。分断を乗り越えるためには、わかりやすいバッシングよりも、この「言葉にならない感情」をこそ共有するべきかもしれない。

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杉本穂高

4.0繋がることが大事かを改めて感じる

2020年6月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

何故、人は他人を殺すのか?
何故、作り上げたものを壊すのか?
何故、人は他人を虐げるのか?

誰かが得をするため
誰かが欲を満たすため
『分断』を使うのだ。

正しい人が『繋がる』ことが
怖いのか?
不都合なのか?

「主語を小さくする」
とても素敵な言葉。
一人一人を
観て
聴いて
感じよう
何に困っているかを。

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邪悪ばうあー

2.0ネタ不足

隣組さん
2020年6月20日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

国内外の様々な分断を題材にしたドキュンメンタリー。前半は見応え充分で面白かったが同じ出演者の繰り返しで後半は尻すぼみ。数々の社会問題に対する問題提起は素晴らしいがネタ不足感は否めない。次作に期待します。
2020-100

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隣組

2.5ディスコミュニケーションが「分断」をもたらす

regencyさん
2020年4月22日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

知的

フリージャーナリストの堀潤が、東日本大震災後の福島をはじめとする、シリア、パレスチナ、朝鮮半島、香港、沖縄など、国内外の様々な社会課題の現場で生まれた「分断」をテーマに取材。
一番大きいのは、堀自らカメラを持ち現地取材を敢行している点で、単にスタジオ席にふんぞり返って偉ぶるだけのキャスター(アンカーマン)やコメンテーターと違う。
「分断」の理由は多々あれど、突き詰めていけば人同士のコミュニケーション齟齬、いわゆるディスコミュニケーションが大きいのではと思わせる。
劇中で安田純平が語る、日本国民が他国事情に関心を示さない見解が痛いところを突く。これも一つの「分断」なのかも。
シリア内紛は『プライベート・ウォー』、難民問題は『ヒューマン・フロー 大地漂流』などと併せて観ると、事の起こりがより理解できると思う。

元々NHK出身だけあってか、構成が『NHKドキュメント』を思わせる作りで、映画というよりテレビ番組を観ている感覚になる。でも扱っているテーマ的に、今のテレビメディアでは取り上げにくい。
映画という“表現の自由”を使い、堀は「分断」を埋めようと試みる。

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regency
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