THE FIRST SLAM DUNKのレビュー・感想・評価
全1219件中、21~40件目を表示
原作は何回も読んだ
*このレビューは既に別"えーじ"のアカウントで記載済みです
*サイトに連絡するも1つに出来ないとの事で再度掲載
*2023/1/27 投稿済み
スラダン…スポーツ漫画の金字塔であり、山王戦はその集大成となった試合。ファンはもっと先々迄読みたかった作品。。。当初は井上先生も先のストーリーがあったはず(既にライバル的なキャラクターも登場させていたし…)。しかしこの山王戦後で完結となってしまった。当時私は不完全燃焼に終わったと考えていた。そしてポカンと穴の空いてしまった気分であった。当時のジャンプ編集部の追い込みと週連載の厳しさは素人でも分かる状況であった事等を考えれば致し方の無い所なのかもしれない。。。(もう才能の擦り減らしをして欲しく無い…鳥山先生のように)ごめんなさい。本映画の事では無くわたくしの個人的意見を言ってしまった… それ程スラダンが好きであったのだ‼︎
上映を観て、日本アニメの新たなる可能性と井上先生らの凄さを見せつけられた。本当に素晴らしい作品であった。原作を読んでいない方は是非読んで欲しい。そして自分の好きなキャラクター達が命を吹き込まれて動くさまを見逃すな‼︎
複雑な気持ち
前評判の高さから大好きな原作(漫画)を超えたら、どうしようという訳のわからない複雑な気持ちで見ました。結果、それは杞憂となり子供のころから何度も読み直した漫画は素晴らしいものだったと再認識することができ逆に嬉しい?気持ちになりました。
モーションキャプチャによるリアルな選手の動きは見ごたえがあったし、10-FEETの曲との組み合わせは、神がかっていたと思います。今後、バスケ=10-FEETの第ゼロ感が印象づくぐらいインパクトがありました。
しかし、宮城の過去を掘り下げる内容は微妙でした。。。
おそらく、山王戦全てを収めると膨大な時間とコストが掛かるので原作カット部分を宮城回想シーンで埋めたのでしょう。そして、試合の合間に入る宮城の回想シーンは邪魔以外の何ものでもなく、別に試合に繋がる重要な内容でもないので、試合シーンおあずけ状態に陥ります。宮城リョータは、そんな暗い過去があったとしても平気なフリして飄々と振る舞い暗い過去があったなんて微塵も感じさせないカッコイイ男ということは知っていますから、別に言わなくていいんですよ。完全に蛇足です。
このクオリティで山王戦全てを原作通りに再現する狂気じみた情熱とアニメファンを慮り「君が好きだと叫びたい」「煌めく時に捕われて」等を少しでも流す演出があれば後世に残る名作になったかも。
最後に、なんで魚住の「泥にまみれろよ」をカットしたんですか。。
大好きなシーンなのに。。
アニメの良いとこだけを詰め込んだ映画、2時間で1本のアニメ最終回を観たお得感ある
アニメは数年前にひと通り鑑賞。ストーリーやキャラなどうろ覚え状態だったけど、問題なく楽しめた。
良かった点は2つある。
1つめは、一試合+回想スタイルの構成が面白かったこと。
山王戦だけで2時間持つか不安だった。しかし、合間に挟まれる各キャラの回想がはさまれるので飽きない。試合だけだけだとうるさく感じてしまいそうだけど、回想があったおかげで緩急があって良い。
2つめは、絵と音がアニメより臨場感あったこと。
絵がアニメより進化して、特に汗の表現がリアル。試合に奮戦している様子がひしひしと伝わってくる。爆音アゲアゲな音楽も加わり、終盤ラストスパートはかなり燃えた。
アニメの良いとこだけを詰め込んだ映画。2時間で1本のアニメ最終回を観たお得感がある。回想で軽くキャラに触れているので、スラムダンクを全く知らなくても楽しめそう。
全員を大切に扱うのでは?
何で宮城リョータ?一応主人公は桜木花道ですが試合中は相手すら大切にしてくれます。
なのにいちいち試合中に宮城リョータのストーリーを入れて、バスケットがあんまり伝わりません!
そして最後も宮城リョータのその後だけ。
主人公変えました?
知っててもドキドキが止まらん!!
原作やアニメ知らずに見たら
???なんも知らずに見たら、ちんぷんかんぷんでした。わかりやすい死亡フラグからはじまって、まさかなって思ったら本当に亡くなって驚いた。
3Dなのかな?人物の動きがぬるぬるしてて気持ち悪かった。そのわりには背景はスケッチみたいなタッチで違和感。
せめてバスケが好きだったらもう少し楽しめたかも?
おもしろすぎた
全くのスラムダンク素人です。バスケもあまりよくしりません。このメンバーも、はじめましてでした。公開当初はアニメだしなあ、という偏見で見てなかったですが、YouTubeでちょい動画を見て、ん!いーなあと
思い見に行きました。期待ゼロ。しかーし、これは
かなりおもしろい。何にも知らなくてもかなりおもしろい、いい作品です。偏見でごめんなさい。最強常勝軍団山王高校に弱小無名高校がどうやって勝つのか?と
いう戦いです。全くの素人だが、運動能力最強とか
とにかくパスしない、けど強い、とかバラバラの個性が
徐々に燃え上がり完全燃焼ボオボオ燃えると言う、なんとまあ抜群の構成。原作者は間違いなく鬼才、天才です。序盤のリョータの前振りも、泣かせます。
あまりに面白く、レンタルで7回見て、映画館で二回みて、ついにDVDまで
買っちゃいました。笑笑。音楽が最高です。
ジンジン、ゾクゾクします。ぜひ。
うーん……。
アニメはチラチラしか見てませんでしたが原作はがっつりリアルタイムで読んでました。
公開前のポスターを見て「まさか主役をリョータにするの?えーちょっと見てみたいかも」とドキドキしつつも、多分中の人は一新されちゃうよなぁ……(なにせアニメは30年前ぐらいのものだから、中の人たちも当時は高校生の声出せただろうけど今は流石に無理だろうし)が気になりなかなか見に行く気になりませんでした(余談ですがそのせいで私は大山のぶ代さんから代わって以降はド◯えも◯が見れなくなった。声はめちゃくちゃ気になるタチなので)。
しかし見たいものは見たい。
なにせアニメ化されることなく終わった山王戦が見れるわけだし。
悩みに悩んで、結局は鑑賞を決意。
リョータを主役にしたのは新鮮に写りました。
思っているよりは違和感なかった。
声も実はそこまで覚えてなかったみたいでちがーう!!みたいなのはそこまでない。
むしろリョータとミッチーはこっちの方が好き(でも花道と流川くんはアニメの方が好きかなー)。
あと、リョータといえばミッチーとの確執だよねが全面に出ている作りになっているので、思いの外がっつりミッチーが出てたのが私には嬉しい誤算でした。
私はリョータとミッチーが最推しなので。
ただやはり本来は花道が主役なのでリョータを主役にしたがためにカットしたシーンがあり、原作を知ってるとそれが時たま「え?あれやらないの?」になりました。
それから敢えてテイストを変えたかったのか今だとコンプライアンス的にダメなのか、原作にあった男子校生特有のわちゃわちゃ感やおバカっぷりがごっそり抜けてました。
まぁそこは別にそこまで気にならなかったのですが、ダメだ私はどうにも解せぬと思ったのが2つあり、そのレベルは星の少なさに出てしまってます。
まずひとつめは、リョータの過去というか家族の話をなんであんなにがっつり描いたんだろう。
しかもビックリレベルで暗いヤツを。
もともとは週刊少年ジャンプに掲載してた作品なのでただでさえ家族の話を出されると違和感があるのに、なんで……?
そしてもうひとつは、……まぁこれは人それぞれでしょうけど。
宮城リョータといえばミッチーよりもヤスと彩ちゃんじゃないの?
なんでヤスと彩ちゃんのエピソードないのよって不満に思ったのは私だけ??
家族の暗い話なんかいらんしミッチーとの喧嘩シーンもくどすぎる、あんなに必要ない!
私はヤスと彩ちゃんの話がもっともっと見たかった!!
なんで?なんでなの??
なんでなの井上さん。
なんでなのよー。゚ヽ(゚`Д´゚)ノ゚。
せっかく絵もキレイになってたし山王戦そのものは面白かったのに、そこが私の中ではなんでなのよー!!!!!……でした。
原作者の井上さんが脚本&監督と聞いていた分、余計にガックリです。
とにかくそこが不満すぎて星は大幅に減らしてます。
スポーツアニメの映像表現としての完成度の高さ
復活上映にてIMAXで、初鑑賞。
評判の高さは、本上映時から知っていたが、機会が無く今回ようやく観ることができました。
原作や旧アニメの世代とは外れるため、予備知識ゼロで鑑賞しでしたが、問題無く楽しめました。
試合のシーンをメインに、キャラクターの背景などを差し込む形の展開でしたが、映像表現の完成度が非常に高い評判に違わぬ作品でした。
映画として星5とはならないと思うものの、アニメの映像表現としては必見で、満足度も高いです。
オープニング
あの対戦相手が分からないロッカールームのオープニング。しゃがれたチバユウスケさんの声で動き出す5人。
ここだ、ここに尽きる。
凄いチョイスだ。テンションと心が
後押しされて高陽感が満ちてくる。
リョータの過去はしんどかったけど……。
『ドリブルこそチビの生きる道』
と自分に言い聞かせ、対峙していく姿は
大切だ。特性を信じる精神は色々な物事に通じる。
安西監督の『諦めたら、そこで試合終了です』
も名言。しかし、上手に選手を誉めるなぁ。
また、あのオープニングを観たいと思ってしまう。
満足感とフルCGの自然さ
アニメーション
原作者が関わりこだわり抜くとこういう作品が生まれるという事でこれはすごいと思います
マンガでは伝える事が不可能な間合いや視線の動き
復活上映で再認識しました
音表現も良いです
視点をありえないところに持ってくることで生まれる表現にもチャレンジしている
細かいところですがアニメの醍醐味です
絶対見る事のできない映像を見る事ができる…
少し注文をつけるとするとモブシーンが貧弱
試合表現に注力しすぎてそこまで気持ちが回らなかったのかもしれません
回想シーンが入ってくるので一直線にならず
背景説明も自然に入る建て付けになっている
テンポの悪さを生んでると言えなくもないけど
試合をただみせるのは多分ダメだと思います
かつてのテレビアニメーションと比べるとか原作がどうとかそういう事ではない
文字通り
THE FIRST SLAM DUNK
観てみたい(妄想)
THE FIRST
宮城リョータ 山王戦
THE SECOND
仙道彰 湘北戦
THE THIRD
流川楓 海南戦
THE FINAL
桜木花道 陵南戦(練習試合)
なんて話があれば面白い
音楽だけは最高だった
見たことないから映画館で見ようと思って行ったら300席中6人だった。
原作もアニメも見てきた人間からしたら物語を知らないで見る人間に寄り過ぎてエピソード詰め込みすぎ。
好青年三井がグレてロンゲになって喧嘩して髪切って急に何でバスケ部にいるのか、流川と花道の関係性も湘北バスケ部を支えてきた赤木のこれまでもぶっこ抜いてるから物語の背景がどっちみちよく分からない。
流川と花道のパスの送り合いから最後のハイタッチの意味もそれまでの物語見てなきゃただのチームメイトのそれでしかない。返せ、入ってろのセリフになんの感動も出来なかったのは何であんなに軽く言わせてOKなのか意味不明。
三井の安西先生への描写なんて急にあれは何ってなるしかない。
とにかく初見に向けた構成が中途半端であんなんなら映画2部作にでもして最初から描けば良かったろう。
Netflixにあるから海外日本アニメのリアクターも見てるけど反応が悪いのはこれ何?って場面が多すぎるから。
宮城リョータ物語が軸だから仕方ないのか知らんけど何十年待った山王戦はどこにもなかった。
井上雄彦は漫画の天才であってもアニメの監督の才能はなかった。
音楽の選曲は最高、アニメとして物語を完結させる映画として本当に駄作。
チバユウスケを聞けたの始め音楽は良かった。
過去があるから今がある
公開時は都合で観られなかったので、復活上映はありがたいです。
スラムダンクはアニメからのフアンで、今回宮城リョータの過去のエピソードを知れて、スラムダンクの物語への理解が深まったような気がします。
桜木花道の声優さんが変わって、初め少し違和感を覚えましたが、観終わった頃には気にならなくなりました。
今回は時間の都合でIMAXで観ることになりました。
IMAXで観る必要は無いかもしれないけど、IMAXのおかげで臨場感たっぷりの試合になった気がします。
なので+0.5ポイント
物凄い感動作品
26 年前に完結している優れたバスケットボール漫画の劇場版である。2022 年の12月に封切られた劇場版アニメは 2023 年8月31日までのロングラン上映される大ヒットとなり、2024 年の8月13日からリバイバル上映されている。娘がこの映画の熱烈なファンで、帰省した娘が6回目の鑑賞をするというので、私も強制連行された。原作コミックスをはるかに超えた目から鱗が落ちる大傑作であった。
原作コミックスでは、選手一人一人の家庭的事情に立ち入ることはほとんどなかったが、映画では冒頭から宮城リョータの子供時代の話が語られて意表を突かれた。リョータが沖縄出身であることや、母子家庭で兄と妹がいたことなどは初耳だった。聞いた話では、沖縄には宮城姓が多いらしい。
父が亡くなった時に母を支えると言っていた6歳上のバスケットボールの上手かった兄が不幸なこととなり、兄と比較されてプレッシャーを受けて育ったリョータの生い立ちは胸が痛む話だった。画家のサルバドール・ダリも優秀な兄がいて、夭折したために同じサルバドールと名付けられて育ったそうで、ダリは自分が兄の代わりだとずっと思っていたらしい。優秀な兄に先立たれた弟という立場は、西郷隆盛と従道兄弟にも当てはまる。
このエピソードを物語に取り入れたことで、単なるバスケットボールのアニメの枠を超えた話に爆変していた。脚本は原作者の井上雄彦が自ら手掛けており、監督も務めている。全国大会の秋田山王工業戦は2回戦の話であり、次に対戦するはずのライバルが伏線として何人も登場していたが、原作は山王工業戦で終わってしまってファンを唖然とさせた。原作者も描き足りないところがあって映画化したのだろうが、ここまで深い話になっていたのには驚かされた。秋田山王工業というのは能代工業がモデルになった架空の高校であるが、秋田の山王と言えば、全日本吹奏楽コンクールの全国大会に連続 33 回出場してそのうち 15 回の金賞を受賞した秋田市立山王中学校が私の脳裏には蘇った。
誰一人悪役がいない映画で、原作と比べて宮城リョータの比重が極めて大きく、桜木や流川がやや傍に回った感じがしたが、桜木のその後がどうなったのか非常に気になったのは原作と同様だった。スポーツマンシップに則ったゲームの進め方は心地よく、味方はもとより、敵チームの選手の人物像も丁寧に描かれており、原作にないシーンも多数加えられていた。これこそスポーツの真髄であり、観客を熱狂させる根源である。昨今のオリンピックで誤審だらけの柔道の審判などに強制的に観せるべきだと思った。
手描きの画風を保っているが、実際には 3D CG が下書きになっているらしく、バスケットボールのシーンもボールが通過するネットの動きを始め、物理的な違和感が全くないばかりか、頻繁に挿入される海岸に打ち寄せる波のリアルさには度肝を抜かれた。これだけの画力を見せたアニメというのはちょっと記憶にないほどである。音楽もこうでなくてはという曲が付けられており、息を呑むシーンでは一切の音がなくなるなど、演出的にも優れたセンスを感じさせた。娘がリピりたくなる理由も良くわかった。
(映像5+脚本5+役者5+音楽5+演出5)×4= 100 点。
作者の意思を最大限に尊重している
そろそろ100回超える。
懐古厨だったり新しいものを受け入れられない人には少し難しいのでは、と思った。
あと本当に原作しか読んでいない人にはなんで?になる点が多いのだけどこれらは原作以外から作者からヒントが出されていて、その答え合わせがしっかり提示されている良い意味で作者の意思が最大に尊重されている映画だと思う。
カットされた部分などに批判があるけど、あれは花道目線で重要なわけであってリョータ目線ではそうでもないのでカットでいいの。むしろ花道の怪我も主役を食ってしまう場面なのにあのようにいれたところは尊敬する。
あと包丁持った魚住がコートに乱入なんて今の御時世コンプラ的に出来ないこととかも含めて考えて見たほうが色々納得できていい。
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