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「アウシュヴィッツ・レポート」の動画配信サービス(VOD)・視聴方法をまとめてチェック!

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見放題やレンタルなどサブスクで「アウシュヴィッツ・レポート」を楽しむ方法をまとめて紹介します!
「アウシュヴィッツ・レポート」の配信サービス一覧
配信サービス | 配信状況 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
| 見放題 / レンタル / 購入 | 2,189円(税込)~ | 今すぐ見る |
「アウシュヴィッツ・レポート」の配信サービス詳細
おすすめポイント
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配信状況
見放題 / レンタル / 購入
無料期間
31日間
月額料金
2,189円(税込)
ダウンロード可否
可能
複数端末同時視聴
可能
※最大4台まで同時再生可能
特典
(ポイント付与等)
毎月1200ポイント付与(購入・レンタル・コミック購入・ライブ配信チケット購入・映画館で使用可能)
支払い方法
クレジットカード(Visa/Master Card/JCB/アメリカン・エキスプレス/ダイナースクラブカード)、キャリア決済(d払い/au PAY(auかんたん決済)/ソフトバンクまとめて支払い/ワイモバイルまとめて支払い)、楽天ペイ、Amazon.co.jp、Apple Account、Google Play、ギフトコード、U-NEXTカード
全作品数
340,000本
見放題作品数
300,000本
映画作品数
見放題17,700本以上/レンタル1,200以上
ドラマ作品数
見放題5,400本以上/レンタル680本以上
アニメ作品数
見放題5,800本以上/レンタル260本以上
※2025年5月時点の情報です。最新情報は各社サイトにてご確認ください。
作品紹介

解説・あらすじ
アウシュビッツ強制収容所を脱走した2人の若いスロバキア系ユダヤ人のレポートによって、12万人のユダヤ人の命が救われた実話を映画化した人間ドラマ。第2次世界大戦中の1944年、ユダヤ人が収監されたアウシュビッツ=ビルケナウ強制収容所で、過酷な労働を強いられて殺害される人々の遺体記録係をしているスロバキア人のアルフレートは、ナチスドイツによる、その残虐な行為の証拠を持ち出し、有力者に届けるために脱走を企てる。協力した仲間たちは「正直に話せば全員宿舎に戻れるんだぞ」と執拗に拷問されるが、アルフレートたちはホロコーストの真実を世界に伝えるため国境を目指す。奇跡的に救出された2人は、赤十字職員にアウシュビッツの実態を告白し、レポートとして提出するが……。脱走する2人を「オフィーリア 奪われた王国」のノエル・ツツォル、新人のペテル・オンドレイチカが演じるほか、2人を救済する赤十字職員役を「ハムナプトラ」シリーズのジョン・ハナーが演じる。第93回アカデミー国際長編映画賞のノミネート作品選考に際し、スロバキアの代表作品に選出された。
レビュー

talismanさん
悲しい
怖い
投稿日:2021-08-06
新しく入所してきた人々はまず名を尋ねられる。その後に名前は忘れろ、これからお前たちは番号だと言われる。美しき青きドナウが演奏され、大量に効率的に最終解決-ユダヤ人虐殺ーが実行されたのがアウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所だ。
赤十字もまずは「当事者の国の」赤十字とネゴシエイトしようとした。今の観点から見ると信じられないが戦時中の組織というのはそういうものなのかも知れない。アイヒマンが作らせたというユダヤ人評議会が収容所への移送者リストを作成したりユダヤ人の財産没収の手伝いをしていたという。それがなければあれほど組織的な大量移送は不可能だったという指摘もある。
アルファベット順に氏名が並べられ住所が記され強制移送目的の為に作成されたオーストリア系ユダヤ人のリスト。これが30分以上も延々とスクロールされる場面ー映画「ハイゼ家 百年」ーが蘇る。個々の人たちの存在と彼らの生活がタイプライター打ちの文字と数字に還元される、権力と暴力によって。タイプライターで書かれたレポートは真実を伝達した、脱走した二人の人間によって。
戦後、みんな「知らなかった」と言った。戦後の西ドイツを包んだ巨大な沈黙が、多くのナチ残党が普通に生活したり産業界に帰り咲いたり反共の組織で要職を占めることを可能にした。空間における罪ー庇い合う沈黙があったからだ。
ポストコロニアルの観点から、ヨーロッパの植民地主義が招いた悲惨とナチスの虐殺は地層で繋がっているのではないかという議論もある。ナミビアでの大規模虐殺(1904~5)、ニュー・イングランドの清教徒達による「インディアン」虐殺、オーストラリアやカナダで発見されている1950年代の先住民の子どもへの大規模虐殺が例えば挙げられる。このような数多くの虐殺の歴史を確認しながらナチのホロコーストを相対化して免罪することもない追悼が提唱されている。時間における罪である忘却に陥らない為に、以前も今もこれからも想起し議論し続けていかなければならない。
この映画は沈黙と忘却に対して静かに警告している。
おまけ
反イスラエルと反ユダヤ主義は異なる。イスラエルの政治に対する批判を安直に反ユダヤ主義と結びつけてはならない。
赤十字もまずは「当事者の国の」赤十字とネゴシエイトしようとした。今の観点から見ると信じられないが戦時中の組織というのはそういうものなのかも知れない。アイヒマンが作らせたというユダヤ人評議会が収容所への移送者リストを作成したりユダヤ人の財産没収の手伝いをしていたという。それがなければあれほど組織的な大量移送は不可能だったという指摘もある。
アルファベット順に氏名が並べられ住所が記され強制移送目的の為に作成されたオーストリア系ユダヤ人のリスト。これが30分以上も延々とスクロールされる場面ー映画「ハイゼ家 百年」ーが蘇る。個々の人たちの存在と彼らの生活がタイプライター打ちの文字と数字に還元される、権力と暴力によって。タイプライターで書かれたレポートは真実を伝達した、脱走した二人の人間によって。
戦後、みんな「知らなかった」と言った。戦後の西ドイツを包んだ巨大な沈黙が、多くのナチ残党が普通に生活したり産業界に帰り咲いたり反共の組織で要職を占めることを可能にした。空間における罪ー庇い合う沈黙があったからだ。
ポストコロニアルの観点から、ヨーロッパの植民地主義が招いた悲惨とナチスの虐殺は地層で繋がっているのではないかという議論もある。ナミビアでの大規模虐殺(1904~5)、ニュー・イングランドの清教徒達による「インディアン」虐殺、オーストラリアやカナダで発見されている1950年代の先住民の子どもへの大規模虐殺が例えば挙げられる。このような数多くの虐殺の歴史を確認しながらナチのホロコーストを相対化して免罪することもない追悼が提唱されている。時間における罪である忘却に陥らない為に、以前も今もこれからも想起し議論し続けていかなければならない。
この映画は沈黙と忘却に対して静かに警告している。
おまけ
反イスラエルと反ユダヤ主義は異なる。イスラエルの政治に対する批判を安直に反ユダヤ主義と結びつけてはならない。
鑑賞日:2021年8月6日 映画館で鑑賞
コメント(8件)
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