警察と泥棒
解説
Netflixで2020年12月28日から配信。
2020年製作/7分/アメリカ
原題または英題:Cops and Robbers
Netflixで2020年12月28日から配信。
2020年製作/7分/アメリカ
原題または英題:Cops and Robbers
実写混じりのアニメーション
1人の黒人男性だけが動画を観てる世間様に向かってしゃべり続ける
理不尽にも白人に殺された黒人少年の母が登場する
センシティブな内容に関しては削除対策として具体的な発言は避ける
アメリカなので差別的な殺人事件の一報を知ったらまたこの作品を観る予定
本数稼ぎの為に見た訳では無いが、まさか、3分少々で終了するとは思わなかった。
エンドロールの方が長い映画は初めて見た。
エンドロールが長くなる理由は、スタジオが沢山このアニメの為に関わっていて、素描から実写まであらゆる映像をVFXしているからだ。
がしたし、描かれる内容は強烈である。果たして、見る者の心を打つだろか?
僕は『否』であった。
大変に残念なアニメーションだと思う。
悔しいのでもう一度見る。
さて。やはり、もったいない。アメリカの現状は良くは知らないが、少しアナクロな所があるような感じを受けた。今『ニガ●』(差別用語)を強調されても、黒人と白人の理解には繋がらないと思った。寧ろ、現代の差別はアメリカを飛び出して、ロシア、中国、そしてアラブ(ベドウィン差別用語)へと暴力の連鎖は広がっているのではないか?
ー 「隔たる世界の二人」に引き続いて鑑賞。ー
■感想
・アメリカの警察による、人種差別と理不尽な暴力に抗議する怒りを押し殺したモノローグと多数のアーティストによるアニメーションのコラージュを使用して、現代アメリカの白人警察官たちに対しての怒りを、アーティスティックな手法で描いた短編作品。
<現代アメリカが抱える諸問題を、アート作品として定期的に配信するNetflixの姿勢には、敬意を表したい。>