劇場公開日 2021年8月20日

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ドライブ・マイ・カーのレビュー・感想・評価

全795件中、261~280件目を表示

3.0村上春樹さん原作の作品を西島秀俊さん主役で、となると見逃せない作品...

2022年3月28日
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鑑賞方法:VOD

村上春樹さん原作の作品を西島秀俊さん主役で、となると見逃せない作品だと思っていたら、アカデミー賞にノミネートされて(外国長編映画賞受賞おめでとうございます!)、アカデミー賞発表の前に急いで鑑賞しました。

「THE村上春樹」といいたくなるようなストーリーで、チェーホフのお芝居のセリフが多言語で展開されて、日本なのに車は赤いサーブだったり、どこの国の話だか分からなくなっていく感じと、観光名所ではない日本の風景がドライブをしながら描かれていて、車にのってどこか遠くに行きたくなりました。

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山川夏子

4.5アカデミーには会員編成にオマケ

2022年3月28日
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鑑賞方法:映画館

色んな角度で見れる、クルマ使い方と小説からの映像が良かったかと?ちゃんともう1回見てみたい。1回では分かりにくい箇所というか、、すっとは響きにくい、濱口作品に期待。

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たかなな

4.5丈夫な車

2022年3月28日
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原作は未読ですが映画のために構築された──となっていました。

『村上春樹の同名小説「ドライブ・マイ・カー」より主要な登場人物の名前と基本設定を踏襲しているが、同じく村上春樹の小説「シェエラザード」「木野」(いずれも短編集『女のいない男たち』所収)の内容や、アントン・チェーホフの戯曲『ワーニャ伯父さん』の台詞を織り交ぜた新しい物語として構成されている。』
(ウィキペディア、ドライブ・マイ・カー (映画)より)

主役は喪失──という感じ。(なのかな。)
いろいろな喪失がでてきました。

家福(西島秀俊)と音(霧島れいか)は娘を失っています。家福は音を寝取られています。家福は音に先立たれています。家福は片眼をゆっくり失明しています。みさき(三浦透子)は父親を知らず母親を失っています。

家福はそれだけの逆運に遭いながらも感情を出さずたんたんと生きています。
みさきも感情を見せずストイックなドライバーに徹しています。

つねに理性的な家福の悔恨がこの映画の結論のうちのひとつだと思われます。それは高槻(岡田将生)との対比で語られます。高槻は激しやすいタイプです。家福からみると未熟な男です。いみじくもこんな台詞がありました。

家福「きみはじぶんをじょうずにコントロールできない」
高槻「はい」
家福「社会人として失格だ。でも役者としてはかならずしもそうじゃない(後略)」

みさきの故郷へ弔いに行き、大切な者を失った者同士で感慨にひたったとき、いままで抑えていた家福の感情が噴出します。高槻は罪人になりましたが、家福のように感情を隠していなかった──少なくともじぶんに正直だった──というロジックにおいてひとつの結論が見えたわけです。

家福とみさきは埋もれた家のまえで抱き合って生き延びる決意を固めます。
総括な結論は手話で表現されるワーニャ伯父さんの有名な幕切れの台詞が、そのまま家福とみさきの行く末に重なっていることだと思います。

『「仕方ないわ。生きていかなくちゃ…。長い長い昼と夜をどこまでも生きていきましょう。そしていつかその時が来たら、おとなしく死んでいきましょう。あちらの世界に行ったら、苦しかったこと、泣いたこと、つらかったことを神様に申し上げましょう。そうしたら神様はわたしたちを憐れんで下さって、その時こそ明るく、美しい暮らしができるんだわ。そしてわたしたち、ほっと一息つけるのよ。わたし、信じてるの。おじさん、泣いてるのね。でももう少しよ。わたしたち一息つけるんだわ…」』
(ウィキペディア、ワーニャ伯父さんより)

これは家福の決意でもあり、みさきの決意でもあると思います。ふたりはこれから死んだ者を背負って生きていく──のですが、おそらくそれは諦観にみちたワーニャ伯父さんの台詞本来の意味よりも、明るいものとして描かれている──と思います。
みさきが最後に走り去っていく道はどこまでも続いていて「再生」といっても言いような明るさがありました。

映画には幾つかの短篇や戯曲を切り貼りしたとは思えないまとまりがありました。村上春樹にくわしくありませんが、おそらく原作を忠実に映像化したばあいより、わかりやすい決着点へ行き着いたと思います。

また濱口監督は日本/日本人をきれいに撮ると思います。──米欧韓の映画を見てその合間に邦画を見たとき日本の景色や日本人に見劣りを感じることが(個人的には)よくあります。あまり美しくないとかかっこわるいとか趣(おもむき)がないとか、もっときれいに撮ればいいのに──とおもうことがよくあります。が、濱口監督は寝ても覚めてもでも感じましたがシーナリーも人もきれいに撮ります。遜色を感じません。本編では車もきれいに撮っていました。

棒演技と棒読みが着色や偏った印象になるのを避けている──と同時に多義で多元な捉え方があると思われ──観た者それぞれが違う印象をもつであろう自由度も感じました。が、前述のとおりワーニャ伯父さんと重なる明解な結論がありました。
本作の(rotten tomatoesの)海外批評家評は断トツですがアート系映画にしては海外一般観衆評も高めなのは、その明解な結論のおかげだと思います。

しかし、こじんてきにおそらくもっとも感心したことは(少なくない日本映画を見ているはずなのに)見たことのない種類の日本映画だったこと──でした。

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津次郎

3.0少し難しい

2022年3月28日
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たけさん!

3.0このくらいかな。

2022年3月28日
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週1ぐらいで映画館で観ている。当初国内ではあまり評価がされなかった?ような記憶があり、上映場所も先細りだったように思う。スケジュールが合わず、見られない予定だった。

その後海外で評価され上映館も増えみることができたのだが、期待度が高い分イマイチという印象。ふーん。というのが感想だ。ただ展開が読めないこともあり、3時間は楽しめた。

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tom

4.0あらすじとテーマ

2022年3月28日
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f(unction)

2.5かしこそうな作品

2022年3月28日
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アキ爺

3.5「ワーニャおじさん」買いました

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

日比谷シャンテそばの居酒屋で,映画好きの友人が「ドライブ・マイ・カー」どうだった?と質問してきたので,「うーん...」と言葉を探していると,彼は私の答えを待たずに「すっごく良かったでしょー」と絶賛.

友人は若いころ演劇論の講義を受けたり,映像制作にかかわっていたこともあり,いろいろと琴線に触れるところが多かったようです.
「作劇にチェーホフの『ワーニャおじさん』を選んだところが,すごい!
ピアノでいえばバイエルみたいに,「ワーニャおじさん」は初歩テキスト的な位置にあり,それだけにいろいろと奥が深い脚本,storyであって………云々かんぬん」とのことでした。

確かに,思い返すと,わざと感情を入れずに脚本読みを繰り返したり,手話や日本語以外の言語での台詞だったり,なんだか奥深そうと思います.

なので,「ワーニャおじさん」を買ってきました.読んでみます.

いたるところで高評価なので,きっといい映画なんだと思う...
いやいや,『偶然と想像』を撮った濱口竜介監督の作品なんだから,すごい映画なんだと思う.

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night runner

3.5ハッピーアワーの後で

2022年3月27日
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鑑賞方法:映画館

先週ハッピーアワーを観て濱口監督に興味が湧き、
こちらも鑑賞。
5時間17分は休憩があったので良かったが、
こちらは後半カックン😴
それでも、濱口ワールドは堪能できたので
評価は3.5としました。

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ilctr

2.5映像作品としては楽しめますが、ピンとこなかったな〜

2022年3月26日
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おでん

4.0それでも、生きていく。

2022年3月26日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

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しゅうへい

3.5春樹ワールド

2022年3月25日
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Hiro

3.0まぁでも普通

2022年3月25日
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タロス99

5.0中高年には

2022年3月25日
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こう

5.0ただただ良かった

2022年3月25日
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鑑賞方法:映画館

アカデミー作品賞にノミネートされただけあります。長い映画でしたが,まったく飽きさせない展開。監督の力量がうかがわれます。ラストもいい余韻。西島さんかっこ良かったです。

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ぽんぽこ

1.0オスカーおめでとうございます

2022年3月25日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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かぴ腹

2.0気持ち悪い夫婦

2022年3月25日
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鑑賞方法:DVD/BD、VOD

どうも好きになれない。
極論だが内容も気持ち悪い。
やや狂ったとは言え、あんな性癖の妻はイヤだし、あれを許容する夫もイヤだから。

日本アカデミー賞も取りまくってるけど、「おくりびと」を思い出してしまう。「おくりびと」は海外賞取る前に日本で公開されたがその時はあんまり売れてなかった。
ところが海外で賞を貰うと、情報番組が山ほど宣伝して大ヒットした。日本アカデミー賞は海外の評価に左右され過ぎと思う。

本作は見て好きに感じて理解する作品だと思うので、「面白くない」も意見の1つだし、「凄く面白い」も同様だ。
で、自分は面白くなかった。
この作品はこう言った作品を見馴れているユーザーに喜んで貰える作品だから、普段こう言った芝居っぽい作品を見馴れてないユーザーの評価は別れると思う。

感想より長いけど、コメントくれた人が居たので追記

世間的に高評価を得てるこの作品を悪く書くと、叩かれるのは分かる。自分が気に入った作品を貶してる奴に一言言いたいのも理解は出来る。多様化に寛容なら否定してる意見にも寛容にしてほしいとは思う。
意味や内容が分かってても好きになれない事はあるのだから。
あと作中の演劇で多言語を織り混ぜてやってるが、実際観るときの客はどうする?イヤホン着けて翻訳聞きながらになるのだろうか?聴覚障がいのある人が観るときは横に字幕をつけるのだろうか?観劇するユーザーはこの試みを楽しんで観られる人が多いのか?色々考えてしまう。昔、邦画に字幕を付けろと言われた事があったが、字幕付けてると邪魔くさいと言う客もいた。 どっちにせぇっちゅうねん?となる。多様化も多言語も口で言うほど簡単じゃない。

感想書いてから都合4回目を観てみた。
普通に観て、普通に感想を書くとしたら、最初に書いたのは“芝居嫌い”の自己都合も混ざっていたので辛めに書いたと思う。
しかし、飛び抜けて良いとは思えない。
まず長い…三時間の長尺、あの内容に入り込めた人には問題ないだろうが、主人公たちに共感できないと「なぜあの時に怒らなかった?」とか言いたくなる。
人情ものを間延びしてアーティスティックにした作品みたいに思ってしまう。
そう思えるようにはなったので☆一個増やした。

今後、こんな作りの作品が増えるならこの作品のやり方が世間的に受け入れられるものだったと思えるが、恐らくはそうならない。

グローバル化や他者、他国への理解は誰にでも都合が良いものでもないし、争ってる国や勢力、経済的な競争などを含むと尚更だ。

ただ邦画の皮をかぶったこの作品が評価された事は良かったとは思う。
この作品観たさに瞬間でも映画館に足を運ぶ人が増えたら映画館が潤うから。
「おくりびと」の時には本当に有り難かったから、「ドライブマイカー」で喜んでる映画館もいるだろうと思いたい。

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うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

3.5どうなんでしょう?

2022年3月23日
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話題の映画なので見に行かないと!
日本映画らしい、村上春樹らしい
繊細な感情が伝わってくる
そしてモヤモヤ、フワフワした作品
演劇を観るのは好きなので
最後まで興味深く観ることができましたが、
観る前からハードルが上がった分
ちょっとフラストレーションが残ってしまった
みんなにどうなんでしょう?って聞きたい作品

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TAKU

3.5人は他者の立場に立てるか

2022年3月22日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

不慮の事故であっても、自分が殺してしまったという思いから抜け出せず苦しむ人がいても仕方ないが、他人の心の中は、自分が考えているのとは全く違うかもしれない事に思い至らないのが普通だ。だから何時迄も重しになって苦しむ。
最愛の妻のあられもない秘密を見てしまった演劇人が、妻の急死に直面して、硬い殻の中に閉じこもった時、すっと入ってきた無表情な女性運転手の、プロに徹した仕事ぶりと、互いに口が軽くなっていく過程が見どころで、この静かな映画に、計らずも涙が出てしまった。「人は他者の立場に立てるか」
村上春樹やチェーホフを知らなくても、演劇に関心がなくても、自分なりの解釈から心に染み入る演出だ。山陽道らしき高速道路を疾走する車の中からエンディングに向けてストーリーは走り抜ける。

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ezu

2.0注。アカデミー賞だからと言って家族そろって鑑賞・・なんて厳禁

2022年3月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

こういう「話題の作品」って悪く言ってはいけない雰囲気が出来てしまうのが嫌ですが、決して気軽に見るタイプのロードムービーではありません。
PG12ですが、どうせならR18+の方がいい内容です。家族そろって鑑賞・・なんて絶対考えてはいけません。
主要キャラがみんな歪んでて、マトモでない人間ですし、冒頭30分は無駄に濃厚なシーンや下品?な言葉が飛び交い昔の良質な日活のポルノを思い出します。一応終盤に回収される伏線とはなっているものの家族で見てはいけないです(苦笑)。
やたら韓国びいきなのも気になります。

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ベーコンえっぐ
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