Mank マンク

ALLTIME BEST

劇場公開日:

解説

「ソーシャル・ネットワーク」「ゴーン・ガール」の鬼才デビッド・フィンチャーがメガホンをとり、「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」のオスカー俳優ゲイリー・オールドマンが、不朽の名作「市民ケーン」の脚本家ハーマン・J・マンキウィッツを演じたNetflixオリジナル映画。フィンチャー監督の父ジャック・フィンチャーの遺稿を映画化した。1930年代のハリウッド。脚本家マンクはアルコール依存症に苦しみながら、新たな脚本「市民ケーン」の仕上げに追われていた。同作へのオマージュも散りばめつつ、機知と風刺に富んだマンクの視点から、名作誕生の壮絶な舞台裏と、ハリウッド黄金期の光と影を描き出す。「マンマ・ミーア!」のアマンダ・セイフライド、「白雪姫と鏡の女王」のリリー・コリンズ、テレビドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のチャールズ・ダンスら豪華キャストが個性豊かな登場人物たちを演じる。Netflixで2020年12月4日から配信。一部の映画館で11月20日から劇場公開。第93回アカデミー賞では作品、監督、主演男優、助演女優など同年度最多の計10部門でノミネート。撮影、美術の2部門で受賞した。

2020年製作/132分/G/アメリカ
原題または英題:Mank
劇場公開日:2020年11月20日

スタッフ・キャスト

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受賞歴

第93回 アカデミー賞(2021年)

ノミネート

作品賞  
監督賞 デビッド・フィンチャー
主演男優賞 ゲイリー・オールドマン
助演女優賞 アマンダ・セイフライド
衣装デザイン賞 トリッシュ・サマービル
音響賞  
メイクアップ&ヘアスタイリング賞  
作曲賞 トレント・レズナー アティカス・ロス

第78回 ゴールデングローブ賞(2021年)

ノミネート

最優秀作品賞(ドラマ)  
最優秀主演男優賞(ドラマ) ゲイリー・オールドマン
最優秀助演女優賞 アマンダ・セイフライド
最優秀監督賞 デビッド・フィンチャー
最優秀脚本賞 ジャック・フィンチャー
最優秀作曲賞 アティカス・ロス トレント・レズナー
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Netflix映画「Mank マンク」12月4日(金)より独占配信開始

映画レビュー

4.0フィンチャー映画史上、最も熱い物語かも。

2021年3月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 2件)
村山章

3.5「市民ケーン」と共にクレイジーなハリウッド黄金期が蘇る

2020年11月23日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

デビッド・フィンチャーが今は亡き父親で作家だったジャック・フィンチャーの脚本を手に、30年来製作を目指してきた執念の作品は、ハリウッドのゴールデンエイジに正しく評価されなかった「市民ケーン」(41)に関わった、不遇の脚本家の才能を再評価し、その存在を救済しようとする。膨
大な台詞が吹き荒れる中、クレイジーだった時代の空気感が蘇り、観客は次第に混沌とした映画製作の闇へと引き込まれて行く。予想に反して、主人公の脚本家、 ハーマン・J・マンキウィッツと監督オーソン・ウェルズのガチ対決はラストの数分で、フィンチャーは主に、マンキウィッツを通してMGMの創設者、ルイス・B・メイヤーや、「市民ケーン」のモデルになった新聞王、ウィリアム・ランドルフ・ハースト等、映画の都の巨人たちの実像を詳らかにしていく。特に、輝くスターの宝庫と言われた自社MGMについて、「いや、スターは他社で輝いているだけだ」(お抱えだったジョーン・クロフォードがコロンビアで女優開眼したりとか)と切り捨てるメイヤーの怪物ぶりが笑える。メイヤーは「ジュディ 虹の彼方に」でも子役を食い尽くす悪魔のようだった。そんな風に、華やかなハリウッド好きの知識に新たなページをユニークなタッチで書き加えてくれたフィンチャーに感謝しつつも、繊細な明暗法を取り入れた風合いのあるモノクロ画像が、反面劇場では暗すぎて俳優の顔が判別できない恨みも。近く始まる配信ではどうだろう?

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共感した! 5件)
清藤秀人

3.0映画という文化にとてもこだわりぬいた映画

2024年9月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

デヴィッド・フィンチャー監督作品はあまり好みでないことが多いが、93回アカデミー賞最多10部門ノミネート作品ということと現代モノクロの美しさに惹かれて鑑賞。
期待して観てみたのが、のっけから何だか入り込めない。ちょっと難解だったこともあるが、たぶん本作の最大のポイント「市民ケーン」をもうほとんど忘れてしまっていることが入り込めなかった大きな要因かも知れない。30年以上前にVHSで観たっきりでは、さすがに本作の醍醐味を享受しきれないか。
そんなに盛り上がれず観たゆえに、モノクロの美しさも想定内に感じてしまう。
どうしても期待はずれだったと言わざるをえないのが正直な感想ではあるが、「市民ケーン」をあらためて無性に観直したくはなった。

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共感した! 1件)
いけい

4.0独特な

2023年11月25日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
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共感した! 0件)
ハンバーグ

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