エターナルズのレビュー・感想・評価
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面白いがMCU初心者にはオススメ出来ない。上級者向け。
MCU劇場作品第26作目は、前作のシャンチーが普段は気さくな感じの良い普通の兄ちゃんだったのに対して、今作のヒーロー達は存在自体が神的過ぎてドえらい緩急の付け方をしてきたなと思いました。
あくまで個人的な感想ですが、MCU初期の頃にこの作品をやってたら多分酷評しましたが、このタイミングでこの作品を公開したことはシリーズファンとしては好印象でした。アベンジャーズエンドゲームを超えるスケールの世界観としては良い規模だと思うけれど、多分シリーズ初心者の人がこの作品を観ると良くて置いてけぼり、悪くてドン引きされると思う。
ストーリーとしては他のシリーズ作品との接点こそありませんし、単独作として楽しめるようにはなってますが、それでもいきなりこの作品を観るのはオススメしません。
他のシリーズ作品を観て助走を付けてからの方が良いと思います。
おまけ映像有り
感想が難しい作品だ。
あくまでMCUの作品としてみると非常に興味深いし、シャンチーのリングにおそらく通ずるものがあったり、エターナルズ以外の新キャラとかテンション上がる部分はたしかにあった。
ただ、1つの映画としてみると少し厳しいかもしれない。
これは映画あるあるかもしれないけど、めちゃめちゃ壮大な割に話の筋はありがちに感じた。
しかもなんか同じような内容の話を繰り返してるような、代わり映えしないストーリー…
映像の壮大さに騙されないからな!
ドラマシリーズなら観やすかったかも
これまでのマーベル映画とはやってこなかった事に挑戦したのが伝わってきました。
人種や性別、恋愛や価値観、「ヒーローだから当たり前」という固定観念を打ち砕いたような自由性のある作品でした。
人間とは違う生命体のエターナルズでも社内恋愛はするし、同性愛もする。
黒人でも日系でも障害者でもヒーローとしてスポットが当たるんだと教えてくれました。
それはそれとして個人的な感想を。
156分は映画ファンもとい、マーベルファンでも長いと感じました。〈エンドゲーム〉ほどの濃密さがないとカフェインが必須です。
ディズニープラスのドラマシリーズで45分の全6話ぐらいにしてくれたほうがエターナルズの細かい心理描写も楽しめたんじゃないかと思います。
エイジオブウルトロンでナターシャ×バナーの恋愛が有耶無耶になったから仲間同士の恋愛、片想い、偏愛、同性愛を観れてヒーローの人間らしさを楽しめました。
スーパーマンに能力が似すぎているのを自らネタにするのは潔かったです。
今後のMCUはどこへ行き着くのか、楽しみにしてます。
Disneyの悪い癖が出たか…
いい映画ではある
ド派手なアベンジャーズ 好きはスルーして!
MCUとしては異色
世界観やストーリー展開、キャラクター描写、映像の作り方など、これまでのシリーズのアプローチとは異なっている、MCUとしてはかなり異色でチャレンジングな作品。
原作未読のため理解が不足している部分も多いため何回か観ることで捉え方が変わる気もしますが、MCUシリーズ作品が大好きな私にとっては、ちょっと期待とは異なるものでした。
サノスが雑魚キャラに見えるくらいの壮大なスケールで繰り広げられる戦いと、全員神様以上レベルのエターナルズという規模に面食らいながらも付いて行くのがまず大変。そしてずっと暗くてシリアスでDC映画のようなトーン。アクションはカッコいいけど、盛り上がる要素が不足してた感は否めず、ちょっと物足りない…。(あとエターナルズの皆さん、みんな人間臭すぎませんか。笑)
なにより、たくさんキャラクターがいるのに「みんなで力を合わせて地球を救う」感がなかったのが残念。分かりやすくカタルシスを感じられる要素も欲しかったな…。
個人的にMCU作品に求めていたこととの乖離があったことは確かなので不満も出てきてしまいますが、美しい自然と共にエターナルズの葛藤や想いが描かれるのはとても印象的でしたし、人間の愚かさや愛おしさを語るエターナルズの面々の言葉は、どれも胸に響くものがありました。
そしてカルーン(キンゴの付き人)がナイスキャラ!キツイ状況が続く展開で彼が癒しでした…。
初見満足度はMCU作品としては高くありませんでしたが、今後のMCUの世界観の広がりがまた楽しみになりましたし、他作品と融合することでまた感想が変わってきそう。
これからに期待!
なかなかに…
長編
規模がデカい!
エターナルズ公開初日に鑑賞。
冒頭のロゴにシャンチーが追加!
アベンジャーズエンドゲームのその後を描く。
公開前は10人もいるキャラの多さで心配してたけど、
冒頭にバチバチとアクションシーンを見せることでそれぞれの能力を理解できた。
キャストはいろんな国籍の人や聴覚障害者を起用し、
ラブシーン、LGBTなどいろいろ挑戦している部分がある。
けどドラマの一部のシーンとして自然に描写しているので嫌悪感は無かった。
ロケに拘っていたらしく美しい背景の描写が多かった。
小ネタとしてDCヒーローの名前が出たのも初。
恐らくフィクション作品と思われるけどコミックなのか映画も存在するのか…
映画があるとしたらバットマンは誰が演じているのか気になった…笑
キャラが多いことでドラマ部分が多かった為アクションシーンは若干少なめに感じたけどとてもかっこよく描けていた。
とくにマッカリ(高速移動の能力)のアクションは個人的にとても気に入った。
この人たちがいればアベンジャーズいらないんじゃない?
てことが無いようにうまくパワーバランスを描けていたと思う。
「このチームが地球を守る」といった単純な内容ではないのも良かった。
他のヒーロー作品とは違ってあまり子ども向きではないかな。
ここまで作品数がありながらも内容がダブることなく毎回魅せてくれるのはさすが。
キャラも設定も多い中うまく纏ってたと思う。
公開時間も単独映画では最長の156分ながらも最後まで飽きることなく見れた。
ミッドクレジット
サノスの弟「エロス」登場
ポストクレジット
セルシに恋心を抱いていたウィットマンの正体…(ブラックナイト)
追記:「いいのか、ウィットマンさん」と声を掛けていた正体はブレイドを演じる予定のマハーシャラ・アリの声と判明
エターナルズは帰ってくる。
最後に出てきたキャラも含め今後に期待。
1度見ただけでは完全に理解するのが難しい
マーベルが威信をかけた
フェイズⅡのMCUエターナルズ
全世界に向けて公開するので
白人、アフリカン、アジア人、ヒスパニック、北欧系?までズラリと揃えるあたり
芸が細かい
人類の文明発展には
エターナルズの貢献が欠かせず
彼らは人類の成長も過ちも
介入せず見守ってきた
なんならサノスの横暴さえも介入せずに
新展開の設定を説明する2時間半なので
理解するのは大変
しかもご丁寧に伏線も回収しようするので
テンポも鈍くなる
これから続くシリーズのため
1回で理解出来なかった人は
複数回見るのがオススメです
この一作を起点に
色々な作品を展開していくとして
10年くらい楽しませてくれるはずだが
女神役のアンジーは今年で46歳だから
10年経つと56歳
女性がアクションをするのには
年齢的に相当キツイけど大丈夫だろうか?
しかもエターナルズではエース的な扱いだし
と心配してしまう
キャラクターがやや地味
賛否ありますが私はまぁ好きな方。
序盤まで「これハズレか‥??」と思ったけれど後半は良かったのでは。
ただ過去と現在のシーン、しかも場所もバラバラなのをいったりきたりするので少しややこしく感じてしまった。
とにかく主人公の女性が麻生久美子そっくりで途中から麻生久美子にしか見えなくなってきた。私だけか⁉️
綺麗だけどナターシャみたいなインパクトのあるキャラじゃなくて普通の女性といった感じ。
他のキャラクターもちょっと地味かな。。アンジーもアクション少なかったし残念。
テーブルをIKEAで買ったなどのファニーなエピソードは良かったと思う。
途中少し退屈で朝起きるの早かったから寝そうに‥
ちょうど寝そうになったときに敵が現れて助かった!(*-ω-`*).゚。. ウトウト‥( ゚д゚)ハッ!
広島の原爆投下された後のシーン(数分)出てくるのはちょっとびっくり。
エンドロール後の映像は2回流れるので最後まで席を立たないようにしてくださいね( ゚∀゚ )
エンドロール後の映像で次回作が楽しみになりました!やっぱり君、絡んでたのねー!的な感じです(笑)
愛をめぐる神々の神話
MCU過去作、ドラマシリーズ、ホワットイフは観ています。
感想
圧巻のスケールでした。見終わった後に疲れるような圧倒的スケールと情報過多の映画で監督の個性が炸裂している作品でした。
・物語
物語は自分の予想とは全く違う方向に転がっていき驚かされました。エターナルズとディヴィアンツとの善悪の戦いかと思いきや現代社会の縮図を再現した社会派な物語で圧巻でした。いつでも人を動かすのは愛。愛故に救い、愛故に決裂する。深いテーマだと思いました。今作のメンキャラクターであるエターナルズ達の多くのメンバーは愛しあっています。愛するが故に待ち受けるクライマックスの展開は驚愕でした。今作最大の難所に新設定、新用語の連発があります。今作は地球誕生からエターナルズvsディヴィアンツまでを描く物語なので新用語がとにかく多いです。最初のファーストカットからまさかの画面で始まった直後にこの映画は覚悟してみなければと思いました。覚悟してみても新用語が続々出現するので結論一回目で全てを理解することは出来ませんでした。設定の難しさが一番の今作の壁になると思われます。
また、ヒーローチームとしてエターナルズは予想通り史上最強でした。一人一人が最強クラスの強さで戦闘シーンは開いた口が塞がりませんでした。特にイカリス、セナ、マッカリの戦闘シーンがど迫力でした。戦闘キャラでなくてもメカニック担当のファストスや幻を作り出すスプライトなど視覚的に美しいキャラクター達も魅力的でした。基本コメディに徹するキンゴが面白かったです。
・演技
演技は皆さん一流俳優さんなので素晴らしかったです。
主役ポジションのセルシの葛藤場面を見事に演じられたジェンマ・チェンさんの演技は親やすいキャラクター見事に表現していたと思います。個人的にはマ・ドソンソクさんが新感染の時と同じレベルで格闘キャラを演じられていたことが嬉しかったです。カッコいいアクションシーンと緩いコメディシーンの演じ分けが上手かったと思いました。
他のキャラだとイカリス、セナが難しい役所だったと思いますがどちらとも自然に演じられていて素晴らしかったです。
・監督の作家性
アカデミー賞を受賞された監督さんの映画なので背景描写がとても美しかったです。特に浜辺での戦闘シーンでの波の美しさには度肝を抜かれました。また、終始重苦しい雰囲気で背景も暗い場面が多い⁈のでノマドランド風味がしました。
・他作品の小ネタ
今作では思わぬ小ネタが登場し、そこは驚きました。ある意味史上初のコラボでした。
・この先の展開について
今後の活躍も期待の新ヒーローチームですが、規模が大きすぎるので今後のMCU作品たちもそれに似合う規模になってくると思うと新規MCUファンには辛い未来が待っていそうだなと今作を観て感じました。
総評
予想とは全く違っていた愛する神々の戦いの神話潭。社会派なテーマも秘めていてとても興味深い作品だと感じた。
好みが激しく分かれそうな作品ではあるのであまりオススメはし辛い印象。ちなみに私は現在混乱していて答えを出せずにいます。ひとまず、深く理解したいのでもう一度見てみたいと思いました。
宇宙スケールのドラマ映画
壮大なんだからしょぼいんだか…
よくまとめたなと思った
・マーベル映画が好き
・アンジェリーナ・ジョリーが出る
そんな理由で観に行った人間目線のレビューです。
凄くいい訳ではないけど、よくできてる映画だと思います。まず、大勢のキャラクター(10人のヒーローと+α)の紹介と深掘り、紀元前まで遡る壮大なストーリー…。これらを2時間半でまとめようという試みが凄い。物足りなさはかなりあるものの、わかりやすくまとまってるほうだと思いました。それだけでわりと満足度は高いです。
細かいところの感想ですが、10人のヒーローのうちの1人、スプライトにはかなり心を揺さぶられました。両手にうちわを持って応援したくなります。(子供の頃のリバー・フェニックスに似ててびっくりしました)また、アンジェリーナ・ジョリーもさすがの貫禄で、大物女優ってこういうことなんだよ!!と平伏させてくれます。
不満点としては、物足りなさが否めないところはやっぱりあります。あとは個人的な趣味ですが、音楽が色々と控えめでワクワクし辛い。そして、スポットがあたるメインヒーローの男女2人を両方とも好きになれなかったとこもキツかったです。メインに耐えるほどの魅力あるキャラとは思えませんでした。逆に倒され役のモンスターこそ魅力あるキャラだったのに、深掘りはほぼ無く勿体無かったです。
ただ、よくできた映画だとは思います、本当に。2時間半もあっという間でした。次回作も観に行くと思います。ちなみにハリー・スタイルズは最後にちょろっと出てくるだけです。
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