エターナルズのレビュー・感想・評価
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壮大でありながらも素直に笑えた
そもそもの目的とか、ヴィラン?とか、突然現れる色んな固有名詞とか、色んな疑問はわき上がってきましたが、壮大で質の高い映像だったので、IMAXで良かったなと─音響も良かったし─。
ユニバースが築き上げたものもしっかりと生かしつつ、小ネタなどもあって素直に楽しめました。
ゴッドハンド!?・・・インパクト!?・・・リリス・・・などという勝手な妄想をしてしまうくらいの締めもまた楽しいものでした。
とにかく、最高の資金力で、表面的で全く問題ないので質が高くて楽しい連なりをこれからも期待したいところです。
話の風呂敷のわりにチマチマ感
なんだろう、アクションもキャラもギミックも、今までのマーベル作品に強烈にあった「惹き込まれるモノ」が何も無かったです。
強いていうならマ・ドンソクの存在感くらいかな…でも扱いが不憫…
もんのすごい大風呂敷を広げたわりには、エターナルズが全然強そうに見えないんですよね
イカルスでも初期アイアンマンといい勝負程度なのではないか…と…
公開前は、サノスの時すら彼らが手を出さなかった理由…なんてもったいつけてましたが、彼らがいたとしてもサノスに余裕勝ち出来るようなビジョンは浮かびませんよ…
それにしてもマーベル世界の地球は何かと運命背負わされまくって大変ですね。
自分の中で期待値が高くなり過ぎた
コロナでMCUのスケジュールが遅くなって自分の中で期待値が高くなり過ぎた、シャンチーもそうだけど最初の作品なんて顔見せなんだとわかっていてもMCU不足で辛口になってしまう。次の作品は宇宙を巻き込んで大暴れして欲しい。
伏線
今後の展開を広げるためか、最初から伏線を埋め込むために、人間(?)関係とか、敵対関係とかあまりにも盛り込み過ぎで、少し混乱を生みそうな感じです。アベンジャーズは、最初は個々の物語を展開させてから、アッセンブルしたので、伏線の拾い方も面白かったですが、各々の個性がわからないまま伏線を増やしてもどうかな?と思います。ただ、世界観とスケール感は流石な感じで面白かったです。
神を打倒するヒロインあっぱれ!
宇宙の創成がテーマですので、実にビッグなストーリーですが、スピリチュアル好きにはたまらないのかもしれません。この作品で拮抗する二つの考え方は、宇宙の創生が大事か、地球の人類を救うのが大事かの二択です。宇宙の創生を選べば人類は滅亡するというギリギリの場面で、ヒーローたちが鎬を削ります。最終的にはヒロインが「愛するものたちを守る」を選び、神を打倒するのです。考えようによってはすごい話ですが、宇宙全てが一つの神であるならあり得ることでしょう。感動のシーンは、やはりヒロイン、ヒーローがガッチリと力を合わせるところです。アベンジャーものの真骨頂でしょう。さて、評価があまり高くなかった原因がよくわかりました。展開が若干分かりにくいのと、どんでん返しの連発でしょうか。それから、広島の原爆のシーンで、人間の愚かさを嘆いているところでしょうか。アベンジャーものに、かなり微妙な問題を取り上げているところも、ある意味反感があるのかもしれません。いずれにしても、監督が代わったために起きた化学反応のようなもので、少々凝りすぎの面もありますが、今までの分かりやすいアベンジャーズとは違ったカラーに、諸手を挙げて歓迎したいと思います。
続編はないほうがいい
MARVEL作品なのに実存的な会話が出てきたことに驚いた。物語がある段階まで進むと、エターナルズは自問する。我々は何をしているのか。我々は何のために生み出されたのか。我々は何をなすべきか。
人類とその歴史についての言及もある。人類は利権を求めて互いに争い、殺し合っている。それが人類の歴史だ。人類は守るに値する存在なのか。我々は人類の争いに介入すべきなのか。
環境問題を彷彿させるシーンもある。温暖化によって、500年前に氷に閉じ込めておいた生物が再び動き出したのだ。それが本作品の物語が動き出すきっかけでもある。
壮大な話ばかりではない。戦いがもたらすPTSDについてのシーンもある。戦闘を繰り返していると、徐々に精神が傷ついていく。エターナルズも例外ではない。
記憶がなくなると、その人ではなくなるのかという、哲学的なテーマも登場する。人格や個性は、即ち記憶なのか。記憶がなくなれば、その人ではなくなるのか。アルツハイマーで記憶をなくした人は、既に別の人格なのか。きわめて現代的なテーマである。
あれもこれもと贅沢にテーマを盛り込んでいるのだが、流れの中で自然に発生するように脚本ができているので、戸惑うことなく鑑賞できる。むしろ次々に発生する問題と、先の見えない手探り状態が興味をそそって、飽きることがない。大変に面白い作品だ。
メンバーのネーミングについて大方の人は気づいていると思うが、神話に由来する名前があると思う。太陽の熱で死んだイカロスからのイカリス、戦いの女神アテナからのセナ、それにメソポタミア神話のギルガメッシュなどだ。神話の名前は馴染みやすく、覚えやすい。セナやイカリスという名前は印象に残るだろう。あとの名前はMARVEL作品からだったりして、うまくMARVEL映画の流れを生かしている。メンバーの人種と性別、性的嗜好を色とりどりにしたことも含めて、クロエ・ジャオ監督は時代をうまく捉えている上に、商業的なセンスも抜群だと思う。
本作品はこれまでのMARVEL映画の、家族第一主義で愛を無条件に肯定する単純な作品群とはものの見事に一線を画している。流石に「ノマドランド」の監督である。ハリウッドの通俗B級作品であるMARVEL映画を、実に哲学的で壮大なA級作品に仕上げてみせた。CGも音楽も言うことなしだ。おそらく賞レースにもノミネートされるだろう。続編はないほうがいい。
それぞれに理念と葛藤があるスケールでかすぎな話
アベンジャーズの頑張りは何だったの?って言いたくなるぐらい話のスケールがデカい。
実はこの映画、悪者との戦いは主軸じゃないかもです。
自分たちが与えられ、遂行してきた使命は果たして正しかったのかどうか…
仲間それぞれに考え方があって、何が正しいとは一概には言えない物語です。
ただ、聞きなれない言葉がいっぱい出てくるので、「あれ、これって何の事だっけ?」とか惑わされます…って、私だけ?
あっ!それと”みんな大好きマ・ドンソク”が出てるのも嬉しい。
神がかったアンジーの演技と、イカリス≒バッキー
映画自体が面白いかどうかは別として、アンジェリーナ・ジョリーの存在感が凄すぎました。
アンジーが映るだけで画面すべてを支配してしまう圧倒的な存在感!
正直、ここまでの雰囲気を持った女優さんだとは思いませんでした。
映画自体は、これをもっと面白くできる監督がいたんじゃないかなあ•••、といった感じでした。
MCUにはコメディ要素が必要だなあと。
あと、予告のときからイカルスとバッキーがクリソツで、あれ?バッキーエターナルズだったの!?と思った人多いんじゃないでしょうか???
面白くなかった。
面白くない映画だった。
キャラが立ってないヒーロー映画に憤りを感じた。(若干大袈裟ではあるけど)
私はマーベル、アベンジャーズエンドゲーム後、そして大前提に所謂ヒーロー映画をみる心持ちでこの映画に向かった。
アベンジャーズのような、興奮させる展開、チャーミングなお笑い、恋愛・友情・家族愛の描写を推測していた。
しかし、この映画については上記の要素が全て弱かった。
そしてその代替として強められたのは、ダイバーシティという言葉が放つ要素。非常に価値ある映画だと思う。まさに現代の映画と言えると思う。
ヒーロー映画のみならず、この要素を骨格に置いた作品が映画館で年中回っていることが現代のテーマを実現させた状態。
現在はまだその要素を表面的に並べるに留まってると思う。
これを真剣に考える場となることが映画館の一つの役割となるのかもしれない。
この映画は主に、人種、セクシャリティ、身体障害のダイバーシティを取り扱っていたと思う。このダイバーシティという言葉は非常に扱いにくいし、上記の例は象徴的なもので誰もが認識している。
先程の現代の映画の変遷と共に、この骨格に特定の言葉を置くというやり方の映画に少し注目してみたいと思った。
続編にも注目。
話は壮大。だがしかし?
うーん、はまらなかった。
話は壮大で神話や逸話、伝説等をモチーフにエターナルズが関わってきた事の一つ一つでニヤリとさせるものが随所に有ればもっと楽しめたけど、全体的に薄く(もしかしたらマニアック(自身の不勉強で)すぎて気がつけなかった。)感じた。
イカロス神話ぐらいかな。ほかはそこを統治していたぐらいにしか分からなかった。
現在のいろんな差別解消運動の集大成ともなるべく映画なのだろうが、自身の心に響くものはなかった。
ガーディアンズが銀河(地球外)の話、エターナルズは神話(過去)の話、アベンジャーズが現代(軸)の話としていつか交わるのだろうけどがそれまでに盛り上がりを作れなければ、アベンジャーズのお荷物にしかならないかな。
まあ、まだ次回作に期待。
アベンジャーズみたいな派手さと知識ない人はお勧めしない
まずあまり知らない人からすれば、スーパーマンやフラッシュのパクリと思うかもしれないが、DCとMARVELの関係を知っていればそこは問題じゃない。
内容も少し難しく、登場人物が多い、横文字が多い、映像で見せるドラマといったところから、アベンジャーズのような分かりやすく派手なアクションを求めている人からすると物足りなく、映画も長く感じてしまうのは仕方ないだろう。過度な期待と、自分の思っていたものと違うというので酷評されているが、個人的には満足のいく作品だった
壮大すぎた
元々、原作のエターナルズ自体がかなりアバウトかつ微妙な作品なので、よくまとめたな、と思いつつ。
ハリウッドで批判的に言われてきた様々なマイノリティ問題を飛び越えて、無理なくエンタメしているのには感嘆したし、シリーズ初の濡れ場ありとなかなか挑戦的で、美しい光景とともに「さすが」と思うところは多いのですが。
しかし、単独で面白い映画かと問われれば、やはり原作どおり微妙。
話の展開は、7~5千年の人類史に関わり、歴史スケールが壮大すぎて漠然としてるわ、他のシリーズへの橋渡し以上でも以下でもない位置づけだわ。
監督の抒情的作風と相まって、神話と新興宗教の教典映像との中間みたいな印象も。
MCUフェイズ4の今後の展開に大きく関わってくるはずなので、シリーズファン的には観なければならないと思うけれども、一般的にはやはり微妙。
ただ『キャプテン・アメリカ』の一作目と印象が似ています。
「設定説明ばっかり」だなぁ、と思わせて、のちにキャップがあれだけキャラも世界も広がって中核を占めたことを思い出すと、今後はMCUにとって重要な作品になるかもしれません。
MCU映画、その新たな舞台の幕開け
予告公開時、1本の映画としてまとめるには無理があるのでは……?と不安でしたが実際に見てみると思ったよりも楽しめました。
エターナルズのメンバーもそれぞれ魅力的で、課せられた任務と人類を滅ぼしたくないという思いの間で葛藤する姿には思わず涙しました。
しかし、新たな舞台の第1作目ということでかなり多くの設定や登場人物が出てきたので混乱してしまう部分はあると思います、それもかなり壮大なスケールなので……。ここの部分に関しては正直1本の映画でまとめるよりも尺を取れるドラマにした方が良かったのではないかと思いますね。
また、終盤敵であるディヴィアンツについて解決する前にエターナルズ同士での対立が始まってしまいややこしくなったのと、そのディヴィアンツとの決着があっさり着いてしまった点は特に残念に思います……。
とはいっても、新たな舞台の幕開けとして今後が気になる作品名ではありました。特にお馴染みのエンドクレジット後のシーンではかなりワクワクさせられましたし、続編が出たり、他作品との繋がりができることで、この映画の評価も変わってくるかもしれませんね。
壮大なスケールの物語を描ききった監督の力量が素晴らしい
監督に『ノマドランド』のクロエ・ジャオを迎えたMCU26作目。
エターナルズ自体、原作はそれほどメジャーでもなく、また他作品とのクロスオーバーもあまりないので、わたし自身ほぼ予備知識がない状態で観ることになった。
公式は「アベンジャーズに次ぐ、新たなヒーローチームの物語」と、ネームバリューがないことを慮ってかアベンジャーズとの対比を売り文句にしているけれども、この比較はかなり無理があるし、何も知らなくても気にせず楽しめるよう、実に丁寧に「エターナルズとはなにか」を作中で説明しているので、虚心で見ることをおすすめする。
エターナルズの物語は、マーベルという世界の中で宇宙創生から現代までの歴史を総覧する、途轍もない規模を持つ、いわばマーベルの骨格を形成する物語でもある。この屋台骨があって初めて、これまで見てきた数々の作品が、世界のどこに位置づけられどのような関連性を持っているのかが分かるという、壮大なストーリーラインを抱えた作品である。神話の時代と現代との間に整合を持たせた上で新たな神話を創造するという、途方もない作品を任されたのが、アジア人の女性監督であるというのがなかなか興味深い。この映画の製作開始時点ではまだ『ノマドランド』は公開されておらず、クロエ・ジャオ監督はその作品の評判が高いとはいえまだ無名に近かった。マーベルへのアプローチは監督の側から行ったらしいのだが、フェーズ3で一区切りがついたMCUにおいて、次のメルクマールとなる作品をこの人に任せると決断したその勇気もさることながら、その監督が直前にアカデミー賞で監督賞を受賞するという幸運まで引き寄せるとは、MCUは実に多くの幸運に恵まれている。
先述したとおり、ファンにすら馴染みの薄いエターナルズという群像劇を映像化するために、このチームがなんであるかを映画では時間をかけて丁寧に描いている。何しろ数千年の歴史をバックボーンに持つストーリーなので、時間軸というこれまでMCUではあまり取り上げられなかった要素を一気に押し拡げることになる。これを、『ノマドランド』で広大なランドスケープを描写した監督が撮ったというところに妙味がある。広いものをちゃんと広く見せるというのは、実は結構難しい。それを見事に撮りきったクロエ・ジャオ監督の手腕は、やはり素晴らしいと言わざるを得ない。広さといえばもう一つ、広大なランドスケープという『ノマドランド』にも見られた風景に、違和感なく巨大な宇宙船が浮かんでいるという絵面にも監督の非凡さを見た。
物語は家族や愛をテーマとし、このヒーローチームを疑似家族に見立て、そこにいくつもの多彩な愛の形を持ち込んでいる。同じMCU作品である『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の疑似家族的描写とはまた異なる、愛憎それぞれを含んだ複雑な人間関係も物語に深みを持たせている。そして基本的に不死の存在であるエターナルズが、長い歴史の中で人間とどのように関わり、あるいは失望し、あるいは希望を見出しながら寄り添ってきたのかが余すところなく描かれ、その上で人類のため地球のために立ち向かっていくその姿に崇高さを覚え、畏敬の念を抱かずにはいられない。
MCU恒例の、次回以降の作品への布石もきちんと打たれている。これが今後既存のヒーローたちとどう絡んでいくのかはまだ未知数だけれども、今後の展開が楽しみだ。
馬東石の存在感たるや!
内容は、『幼年期の終わり』+『里見八犬伝』といったところ。しかし現実世界は相変わらず保守化が進んでいるのに、ここ十年の映画界は過激なまでにダイバーシティ・スタディを強要してきて、ちょっと不気味ではある。
時代を映す…新ヒーローチームの叙事詩!
マーベル・シネマティック・ユニバース第26作。
通常スクリーンで鑑賞。
コミックは未読です。
MCUに今の時代を反映したヒーローチームが登場!
メンバー構成と個々のキャラクターが(国際色豊かなキャスティングも含めて)非常に多様性に富んでいて、ヒーロー像の固定概念を打ち破るかのような試みに、アメコミヒーロー映画ブームを牽引するマーベルの矜持を見たように思いました。
新たなヒーローが一挙に10人も登場すると知った時、真っ先に頭の中に浮かんだのは「ジャスティス・リーグ」の劇場公開版のことでした。同作でも、本作ほどの人数では無いにしても、初出のキャラクターを3人も登場させ、その紹介を行いつつストーリーを進めていましたが、如何せん時間不足・説明不足で中途半端な仕上がりだったのは周知のところかと…。
本作にもその危惧がありましたが、単なる杞憂でした。上映時間が豊富だったことも一因だとは思いますが、それだけではなく…。それぞれのキャラを端的に把握させるために、そのはじまりから繊細な人物描写を的確なタイミングで丁寧に且つ全体のテンポを崩さないように積み重ね、叙事詩的なスケールの中で彼らの姿を浮かび上がらせていく手法に感心しました。
ヒーロー集合作品となるとどうしても個々に見せ場を与えねばならず、バランス感覚が重要になって来ますが、さすがはMCUを成功に導いたマーベル・スタジオなだけあって匙加減はお手のもの。エターナルズが主役なれど、中でもセルシとイカリスの関係性を軸にして、そこから一切ブレなかったことが功を奏していたのではないかな、と…。それによってストーリー全体がスマートにまとまっていたように思いました。
"エターナルズ対ディヴィアンツ"と云う単純な対立構造だと思わせておいて、セレスティアルズの思惑が明かされてから、エターナルズの立場が180度転換してしまうストーリーの捻り方に唸らされました。真実を知った彼らの葛藤がドラマに深みをもたらして、怒涛のクライマックスへ突き進んでいく過程にハラハラ・ドキドキさせられました。
ヒーロー映画に新たな可能性を提示したと云う点で、本作は歴史に残る作品になったのではないかなと思いました。
ジャンルに新風を吹き込み、MCUの世界観自体にもさらなる拡大をもたらした本作―。今後どのように展開していくことになるのか、めちゃくちゃ気になる!
その意気やよし。ただ…
正直、世界屈指のメジャーレーベルがこれだけ「多様性重視」にハンドルを切るとは思っていなかった分、その覚悟たるや凄まじさすら感じてしまう。
考えてみれば、クロエ・ジャオを監督に迎えたこと自体が「そういうこと」だと気付く訳だけど。
メインキャストから白人男性の要素を可能な限り排除して、人種や肌の色どころか、LGBTQやハンディキャップを持つ人々にまで。
ただ、10名に及ぶキャラクター全員にその視点を届かせるのはやはり難しいし、今作も結果としてずっと設定を説明されてる気分だった。
キャラクター・設定・思想までいろいろ盛り込み過ぎた結果、おそらく今後しばらく続く物語の導入部としては、ゴチャゴチャした印象が強く残ってしまった。
あと、話がすんなり飲み込みにくいのは、彼らの葛藤に関して「これ、普遍的な正解なんて…無いよね?」ってことも大きい。
だってそもそもエターナルズは地球の人ではないんだから。もちろん我々地球人としてはご厚意で守って頂いて、ありがたい限りなんですけど。
また、アベンジャーズが直接的な攻撃力や破壊力の高さで戦ったのに対して、今回のキャラクターでは超能力を駆使しての戦いが中心なのも、結局その力が(どんなことがどの程度までできるのか)あまり明確でない分、「他に方法があるのでは?」というシーンも多いし、かつて『フォース』がそうなってしまった様に、今後「なんでもアリ」になってしまわないかという危惧もある。
スケールの大きさはアベンジャーズを遥かに凌駕するし、自然光の中で始まる壮大な「ゴワァァァァ!」「ズオァァァ…」は見応えがあるので、スクリーンで浴びる様に堪能するのがオススメ。
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