ルクス・エテルナ 永遠の光

劇場公開日:

ルクス・エテルナ 永遠の光

解説

「CLIMAX クライマックス」「アレックス」などで知られるフランスの鬼才ギャスパー・ノエが、映画への愛と狂気を独特の映像で描いた異色作。魔女狩りを題材にした映画の撮影現場。女優、監督、プロデューサー、それぞれの思惑や執着が入り乱れ、現場は収拾のつかないカオスな状態に陥っていく。出演は「アンチクライスト」のシャルロット・ゲンズブール、「ベティ・ブルー」のベアトリス・ダル、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のアビー・リー・カーショウ。「のむコレ2020」(20年10月9日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)で2020年11月20日から上映されたのち、2021年1月8日から単独劇場公開。

2019年製作/51分/G/フランス
原題または英題:Lux aeterna
配給:ハピネット
劇場公開日:2021年1月8日

その他の公開日:2020年11月20日(日本初公開)

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

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(C)2020 SAINT LAURENT VIXENS LES CINEMAS DE LA ZONE

映画レビュー

4.5ルクス・エテルナ 永遠の光(物理)

2024年11月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

難しい

撮影現場の混乱を挑戦的な演出で描いた作品。2分割、3分割された画面が交錯するストーリーは少し分かりづらかったですが、あまり細かい部分は気にしなくて良いかもしれません。グダグタのイライラのブチギレの展開は好みが分かれそうです。「…で?何がしたかったんだ?」と言われればそれまでですが、演出そのものや撮影現場の修羅場を俯瞰して「うわー、えらいことなってんなぁ」くらいに思ってれば楽しめるかと…うーん、正直私の観る角度も合ってるか怪しい😓このレビューに自信は無い(笑)

俳優達の演技はなかなか見応え有りです。フラストレーションが溜まっていく爆発寸前の緊張感は伝わって来たし、悪化していく状況はもはやコメディです。監督の「まだ撮影中だ」は吹き出しました。

なんと言ってもラスト。美しいシーンではありますが、光による刺激に弱い方は見ないことを勧めます。サングラスかければ大丈夫か…?とても面白いシーンなのでできれば見てほしいです(鬼)

魔女狩りや著名人達の言葉の引用など思わせぶりな演出はちょっとよく分かりませんでした。というかこの映画について何も分かってないかも(笑)でもこの芸術点の高い謎の勢いは凄く好き。

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吹雪まんじゅう

3.0見られない

2024年11月9日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

光の点滅が苦手なので最後は音だけ聞いていた。ので評価していいものかどうかわからないけど、目を逸らさせるのが作風ならば、それを踏まえてこの星数。

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ouosou

3.0ドッキリ的、ドキュメンタリー的、撮影裏

2023年7月1日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

普通の映画かと思って観たら、ドッキリ的に撮影裏を撮ってる映画で、ドキュメンタリー的です。

プロデューサーやスタッフなどが、役者の神経を逆撫でするような怒らせるような言動を繰り返し、

ベアトリス・ダルは激ギレ、

アビー・リー・カーショウも不快感あらわ、

シャルロット・ゲンズブールも怒る場面あり、

すごく不快で、後味わるい、イヤな映画👎️

ただ、撮影時の裏側を知れて、そこは興味深かった。

映画を作るって思ったより大変そう…

冒頭のシャルロットとベアトリスの会話が、ベッドシーンの裏話など聞けて面白かったです。

PS.撮ってる側は役者側に訴えられても文句が言えないのでは?

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RAIN DOG

3.5ストーリーは"あるある"

2023年5月26日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

興奮

サンローランが企画したアーティストを招待してのプロジェクトの一環という本作

さすがにこの映画のようなメチャクチャ具合はやり過ぎだとは思うが
海外(特にフランスとか凄そうという偏見もある)の創作活動の現場は、こんな感じでキャストとスタッフそれぞれが我を通すためせめぎ合い、作っていってるんだろうなぁとしみじみ思った。結果としてラストの美しいシーンの撮影に至っているわけだ。それにしても明らかにやり過ぎでキャストの人権が守られていなさすぎる現場には笑ってしまったが。

こうやって揉めたまま下手すると裁判、お蔵入りになる作品も多いのだろう。
映像は尖って芸術性があるとは思うがストーリーは分かりやすく"芸術"という解る人は選ぶが感じるままに観ることは誰にでも出来る懐の深い作品だった。
51分と冗長になりすぎない長さも丁度良い。

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ezio