ザ・ファブル 殺さない殺し屋のレビュー・感想・評価
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シリーズ化していくんですよね?ね!
前回作より更にパワーアップしていました。面白かった。
・アクションがいい。流れるように動いていく岡田くんもですが周り(装置含む)もそれに合わせて自然に合わせていくところが一つの様式美として成立している。ギミックもへえと思わせるものもかなりあり、その組み合わせは楽しいし美しい。
・ストーリーが面白い。ハリウッドよろしく巨大な権力ガーーー!ではなく、裏社会の残滓という小さいところで無理に背伸びすることなく、へえ、って感じで捉えられるところはいい。余計に分からないところなのでそういうもんかな?で納得できる。また、変に裏をかくところもそうそうないので頭も疲れないし、スクリーンに没入できます。
・小ネタが楽しい。定番ネタもパワーアップ、細かいけどハッキリわかるネタが結構あって笑ってみられる。
・演技が素晴らしい。それぞれのキャラが定着化し、アイコンとして成立している。裏切りがない素直な配役、演技はストーリーと相まって楽しく観られた。
今作を観て前作を思うと、あれは結構おっかなびっくり作ってあったかなあと感じるくらいある種の解放が今作かなと楽しませてもらいました。
1作目から飛び上がりすぎじゃないですか~!?
1作目もすごく面白かったですよ。レビューで星4つけましたし。でも2作目になって何ですかこれは。キャスト陣、スタッフ陣の間でインフレでも起きたんですか。面白さに拍車がかかりすぎですよ。しかもアクションだけじゃなくてファブルとヒナコのストーリーに少しばかり感動されられましたよ。しかも、今作から参戦した堤真一と安藤政信も役が良すぎです。見どころが満載すぎました。
まず冒頭からのアクションシーンが見事です。プロローグ的な感じでしょうか。あれだけで岡田准一のアクションに見惚れてしまいます。よくあそこまでの描写を体現できるなと思います。原作を読んだことはないんですが、おそらく漫画のアクションや銃撃は忠実に再現してるでしょうね。それに、今まで殺し屋として生きてきたファブルが一般人として生活する中で、ちょっと不器用だけど良い人になっていくのがコミカルで面白いです。かつてファブルが出会った少女・ヒナコと再会することで彼女への心残りがどうほぐれていくのかも見もので、ちょっぴり感動するようなヒューマンドラマでした。ヒナコを演じた平手友梨奈も素晴らしかったです。あとやっぱりアクション以外のファブルのただの日常のシーンにもクスッと笑えて1作目から健在してました。
ファブルシリーズは特に岡田准一の真骨頂が垣間見える映画だったと思います。「関ケ原」のような時代劇も良かったですが、個人的に思うのは、彼は殺陣より銃ですね。
暑苦しいほどのスタッフの本気が伝わってくる傑作
暇つぶしにちょうど良さそう、という程度の軽い気持ちでAmazon Prime Videoでレンタル視聴。
挨拶代わりの冒頭6分のスリリングなアクションにぐいっと心を掴まれる。
キャラクターの粒立ちがよく、主要キャラのそれぞれに魅力があるし、展開にも妙味があり、そしてやはりメインディッシュのアクションで痛快な気持ちにさせてくれます。
特にクライマックスのひとつ、団地とその壁面にしつらえられた足場を立体的に使った一連のアクションは最高でした。
ハリウッド映画へのコンプレックスをどうしても感じるが、丁寧かつ大胆に描くその映像と展開は決して引けを取らない仕上がり。力ずくでも傑作に仕上げてやるというスタッフの突き抜けた気合いがひしひしと伝わってくる。
残念だった点としては、どうしても最後はそういうことになっちゃうのね、という湿っぽいラスト。
もっと爽快でテンションの上がる終わらせ方もあったと思うが、結局日本映画の悪い癖が出たというか、しんみりと情に訴えかけるような終わり方はもうそろそろやめようぜって言いたい。
そのあたりのまとめ方の爽やかさはかの名作「踊る大捜査線」でブレイクスルーを果たしたはずなのだが、いまだに昭和のドロドロ系ドラマの呪縛から逃れられていないのかと感じた。
ここだけシャキッと爽快な終わり方をしてくれれば、稀代のアクション大作としてもっともっと高く評価されたのではないか、と思う。
もったいない。ということでマイナス1点。
映画「ザ・ファブル」の二作目がTVでやっていた。件は、僕の一番好き...
映画「ザ・ファブル」の二作目がTVでやっていた。件は、僕の一番好きな章である。
本人は理解出来ていても、人に説明できない人がいる。この監督って、そういう人だと思う。
見た映画を「知ってる」と言うタイプの人だと思う。
歴史は、年号と起こった出来事を覚える勉強だと思っているタイプの人である。
漫画(原作)を読んでいなかったら、映画ザ・ファブル2のストーリーの意味が分からないと思う。
ウツボ役の、堤真一が、大根過ぎる。それも一因である。
大根役者は、ストーリーを分からなくする。
映画「あずみ」を思い出す。こっちの方が駄作だが、監督が我を出し過ぎて低レベルにした。
ザ・ファブルは、表現能力が低すぎる。
数少ない好きな漫画を冒涜する映画は作らないで欲しい。
2作ともノリノリで演じたのは木村文乃だと思う。 キャストの中でいちばんいきいきとしてるように見えた。 堤真一が紳士の仮面をかぶったヤクザの悪党を好演したと思った。
動画配信で映画「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」を見た。
劇場公開日:2021年6月18日
2021年製作/131分/G/日本
配給:松竹
岡田准一
木村文乃
堤真一
平手友梨奈
安藤政信
山本美月
佐藤二朗
井之脇海
安田顕
佐藤浩市
どんな相手でも6秒以内に倒すという伝説の暗殺者「ザ・ファブル」。
前作もこの作品もオープニングに力が入っていると思った。
冒頭から力強いアクションシーンで観客の心をつかむ。
随所に関西弁のセリフ。
これって誰の趣味なんやろ?
堤真一、岡田准一は関西人だが、
山本美月(福岡県)、佐藤二朗(愛知県)
の関西弁はほとんど違和感がない。
役者としての感がいいのかな?
2作ともノリノリで演じたのは木村文乃だと思う。
キャストの中でいちばんいきいきとしてるように見えた。
堤真一が紳士の仮面をかぶったヤクザの悪党を好演したと思った。
平手友梨奈という女優は初見だが、
彼女の魅力を十分に引き出したいい脚本だったと思う。
ラストには泣けるシーンもちゃんとある。
「ザ・ファブル」シリーズは岡田准一の代表作になったと思う。
前作は3点だったが、
この作品の満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。
緊張と緩和に哀愁
アクションのアップデート
アクションの演出が
前回は開いた口が塞がらないような
「うわあ、、、すげえ、、、」
という感覚でしたが
今回は「うおおおおお!すげええええ!!!」
という高揚感が勝る感覚
観てて楽しなったのは今作!
続編はあるかな?
2作目なら題名に2を付けて欲しかった
アキラファンならNG
タイトルなし
シリーズ化も良いのでは
実写版ファブルに興味が湧いたのは、実はこの二作目がきっかけです。
今作のメインであろう足場のアクション。その担当していた足場業者のツイートでした。
もうたいそう無理難題な事があったようで、逆にこれは観たいとなったんですね。
今作もアクションは練られており、冒頭のカーアクションから見応えがありました。
ちゃんと原作準拠で、今回はヒナコ編。
ちょんまげがすごい雰囲気が似てて、身長とかもぴったり。
ここら辺、前作もだけどよく分かってますね。
それと社長は完全に別物として佐藤二朗が喰ってしまってました。これはすごい。
柔術の橋本知之との掛け合いも見事で、改めてすごいとなりました。
あとやっぱり団地のシーン。足場を使ったアクションは面白かったです。
前回の工場?の伝わりにくい部分が見事クリアされていて、すごい広がりがありました。これはハヤテの起用も効いてるのでしょう。
観やすいし、これはシリーズ化も良いタイトルだと思いますね。
楽しかったです。
レビュー
ヤクザな堤真一の色気
娯楽として楽しめる
原作を知らないので満足!
相変わらずの凄いアクション娯楽作
前作『ザ・ファブル』(2019年)に続いて相変わらずの凄さと楽しさを見せてくれるアクション娯楽作。安定した面白さ(^^)
やっぱり、1作目のように映画館で他の観客と「ウワッ!」とか「オー!」とかしながら観たかった(笑)
超絶すご腕の殺し屋であるにも拘らず平凡な一般人の生活をボスから命じられた「伝説の殺し屋ファブル」を演じた岡田准一が自身で演じているアクションが見事!
そして、アクションの合間にコメディを散りばめておくことも忘れないエンタメ精神が楽しい(笑)
冒頭、ラブホから多数の若い女性が出て来たところ、元締めの男が次々と殺される場面からはじまり、女性1人を連れて逃げようとした男の走る自動車にくらいついて、女性を助けるファブル。ノッケから自動車のアクションシーン。
ファブル(岡田准一)は、相棒役だが妹という設定にされたヨウコ(木村文乃)とアパートに住んでいる。ファブル自身は佐藤と名乗っている。
そんな折、表向きはNPO法人としているが実は悪人の宇津帆(堤真一)が、腕利き殺し屋の鈴木(安藤政信)を使って弟を殺されたことからファブルへの復讐の機会を待っていた。宇津帆の元には、元家出少女で両親を殺された車椅子の女性ヒナコ(平手友梨奈)がいたのだが……。
この映画タイトル通り、悪人たちから命を狙われるファブルが「殺さない殺し屋」で居られるか?……が、やはり楽しい。
本作で注目は「団地でのアクション」だが、これも最高の楽しさ。
外国の『007』や『ミッション・インポッシブル』シリーズに負けない日本映画の代表的なアクション娯楽作と言えよう。
これも、岡田准一の身体能力あってこそ。
<映倫No.122324>
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