ザ・ファブル 殺さない殺し屋のレビュー・感想・評価
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前作以上にアクションの魅せ場がパワーアップした邦画エンタメ作品です♪
邦画の話題作の一つで、コロナ禍で公開がたびたび延期になりましたが、なんとか上映されたので鑑賞しました。
で、感想はと言うと、面白い!
普通に面白い。
キャストの陣容が良い。アクションキレッキレ。話のテンポが良い。
前作からダレる事なく以前のテンションを引き継いでます。
あれだけの大乱闘スマッシュブラザーズばりのアクションをやったのに周囲は気づいていないと言うのは言いっこ無しですw
前作以上にアクションが凄い。
冒頭の屋上駐車場でのアクションから始まり、宇津帆の事務所がある団地の足場でのアクションシーンも迫力満点。邦画の中ではアクションにも重点を置きながら、きちんと緩急をつけているのが良いんですよね。
なので変に偏り過ぎず、ちゃんと楽しませる所も随所にある。
きちんと原作の味付けを考慮しているのが分かります。
ただタイトルで「殺さない殺し屋」と謳っているだけにどうしても正義の味方的な側面が強調されている感が気になる。
この辺りはVシネマ版の「ミナミの帝王」で竹内力さん演じる萬田銀次郎が結果的に人助けをして「弱い者の味方」をしている構図に似ているかも。
万人に見せる中では「非情な殺し屋」の側面は見せ難いと思いますが、もう少し全体的にハードな側面があっても良いかなと思ったりします。
岡田准一さん演じる佐藤=ファブルはかなり差異が無い感じ。
様々な作品で主演を務め、着実の演技の幅を広げられてきた岡田さんですが、やっぱり華があるんですよね。
ジャニーズのアイドルの中ではトップクラスかつ男性俳優陣の中でも演技力と華を持ち合わせた俳優の一人では無いでしょうか?
また大阪の枚方出身で「ひらパー兄さん」も努められているだけに大阪との相性も抜群ですw
洋子=妹(偽装)の木村文乃さんも良いんですよね。
岡田さんとの会話のテンポも抜群でツッコミのテンポも良い。
何気に熱々の食べ物が頻繁に出ていてw、それがまた面白い。
殺し屋・鈴木を解放する際に「麻婆食うか?」は余裕かつクールでギャグ感ほんのりで好きなんですよね。
ただ、岡田さんも木村さんもギャグの際に少し過剰に盛り過ぎかな?と感じてしまう節があるので、そこが気になる所。
原作では時折入る洋子の回、特にバーで下心満載の男を酔い負かして返り討ちにするのは緩急がつく良いリリーフチョイス。
前作ではバーのマスターを六角精児さんが演じられてましたが、今回も出演して欲しかったかなと個人的には思います。
ゲストキャラの堤真一さんや平手友梨奈さんも良い感じで特に堤さんがキャストに入っているだけで安心感が全然違うのでものすごく安定感があるんですよね。
平手友梨奈さん、どんどんと上手くなってきて綺麗になってきている。
彼女の独特な味も嫌いじゃないし良い感じ♪
佐藤が務めるデザイン会社「オクトパス」の田高田社長役の佐藤二朗さんも良い。佐藤さんの狂気と背中合わせ的な笑いが癖になります。
残念なのは岬役の山本美月さんの出番が少ない事。
同僚の貝沼の暴走と自滅のきっかけとなる岬が今回は付け合わせ程度の活躍はちょっと寂しい。
今回のヒロインのヒナコや洋子がいる事でどうしてもヒロイン色が分散する為の配慮だと思うんですが、前作ではメインヒロインだっただけに気になります。
ジャッカル富岡役の宮川大輔さんは悪くないけど、ちょっと違和感があるかなぁ。個人的にはもう少し若ければルー大柴さんなんかが似合いそう。
前作のレビューでも書きましたが、猫舌のくだりの説明はやっぱり無し。
原作では訓練で味覚・嗅覚が研ぎ澄まされてでの猫舌なんですが、単にギャグポイントになってるのは惜しい。
今回もその説明が無いのは、佐藤の生い立ちの説明で明らかになる為に温存しているのか?と考えてしまいます。
あと、やっぱり大阪感が今回も薄いなぁ。
関西弁のみでビジュアル的にも大阪のテイストが少ないのはちょっと気になる。
これも関西の何処か?と言う点だけでボカした結果でこうしたんでしょうかと考えます。
原作はまもなく第二部が再開されるのでタイミングとしては良いんですが劇中ではクリスマスなだけにやっぱりコロナ禍の延期が勿体無いです。
それでも十分に楽しめる作品に仕上がっています。
なので、まだ未鑑賞の方で興味がある方は是非是非。
軽過ぎず・重過ぎずにきっちりと仕事のされた邦画のエンターテイメント作品が楽しめますよ♪
最初の15分
ウツボとヒナコが最高です❗
足場のシーンはなかなか見物!
最高です。アクションもストーリーも前作を超えてきてめちゃくちゃ良か...
最高です。アクションもストーリーも前作を超えてきてめちゃくちゃ良かった…
まず冒頭の立体駐車場のアクションで引き込まれました。本当に海外レベルのアクション!!!
そして今回の敵が良い。終始何を考えているのか本心が見えない不気味さでした。
シリアスな場面と笑いの場面も上手く配分されていて前作より楽しめました。特に猫舌シーンは笑いました、笑
そしてあの工事現場のアクションシーン!!!!痺れました…凄い。
木村さんのアクションシーンも前回より増えていて、より楽しめました。
前作キャラの出演シーンもあって、続いている感じが良かったです。
最後の意味深なシーンが気になっていましたが、他の方のレビューを見るに、原作での最強の敵への暗示とのことで、今作を更に超える続編の予感に今からとても楽しみです!!!
予想通りに良い
シリーズ2作目でも変わらない。
シリーズ1作目を観てから漫画を全巻読み、内容は把握済み。
率直に言うと映画化は大成功と思います。
キャスト、内容もイメージ通りでキャストの人選が素晴らしく良いです。
岡田さん(明)ののほほんとしながらの相手の観察する姿や他のキャストも原作の世界観を良く理解し表現していると思います。
堤真一や安藤政信は勿体ないぁと見る前は思ってましたが安藤政信の鈴木はそのまま再現してハマってるなぁと感心してしまいました。
毎回ジャッカルで爆笑してしまうのは自分も明と同じツボなんでしょうか謎ですw
日本のアクション映画の夜明けぜよ!
主役以外も光る映画
1をアマプラで見た時は説明なく始まる出だしにやや置いてけぼり感を感じつつ、それでも岡田准一くん演じる主人公の個性に救われ好感を持ち、そのお陰で最後まで走れた映画でした。正直役者は豪華なのにB級感が抜けない物足りなさがあり、点を付けるなら3.5。
が、2は続編ものにありがちなパワーダウンもなく、このシリーズの良さがより際立ったメリハリのあるものとなっていた。
岡田くんのアクションは期待以上で見応えあり、今作では妹(設定上の)のアクションも余裕綽々にキレのある動きで爽快ですらある。ギャグもこの映画独特のジワジワくる静かなテイストが洗練されており、主人公の真面目過ぎるが故の天然っぷりが何だかとってもかわいい。
堤真一と平手友梨奈のキャスティングも見事で、映画内での存在感だけでなく作品のグレードも上げてくれてる気がします。彼女の目力は映画館のスクリーンにも負けない強さがありますね。気取った喋り方が少々気になりますが、渾身の絶叫をさせたら彼女の右に出る女優さんはいないんじゃないかと思うほど強烈なパワーを感じました。
ただ、ラストシーンでの平手さんのアップのロングカットは余計。そこでそのアピールいる?と少々現実に戻ってしまう。その数分と物語の核心に迫るまでの中盤のストーリーが今回もやっぱり眠くなったので個人的には4点です。
真田広之追っかけるつもりかな。
まあまあ
アクションの迫力に興奮!
ずっと楽しみにしてた映画にワクワク(≧▽≦)
いきなり始まるファブルのカーアクション!!
そこでググッと惹き込まれる!
そんなスゴイ格闘シーンがある中、たくさん笑いも盛り込まれてるんですが、突然カットインする宮川大輔さん演じるお笑い芸人のジャッカルがいい味出してましたw
ワタシ的には、佐藤二朗はあまりハマらなかったです…。ヨウコ役の木村文乃さんも、笑いの部分に関してはあまりだったけど、アクションは格好良くて素敵でした!
強くて、スタイル良くて、料理も上手!憧れる☆
私が一番印象に残ったのは、ブラジリアン柔術家の橋本知之さんとの格闘シーンです!
ホントにこのままファブルが負けちゃうんじゃないかとハラハラした。
邦画でもこんな迫力のある映像創れるんだなぁと興奮しました。映画館で観て良かったと思える邦画でした!
冒頭からオモロいの決定!
いきなりの暗殺に次ぐ暗殺にカーアクション、それにお決まりのジャッカルから猫舌ネタ(笑)まで、前作のオイシい部分を踏襲しつつ、更に最新のアクションも満載でお腹いっぱいになります。
エンディング後の佐藤浩市さんのシーン、続編へのフラグでしょうか?楽しみです♪
それから平手友梨奈さん、クールなキャラで前半はセリフも少なくハマり役だなと思いましたが、後半になりセリフが増えるにつれ、妙にハラハラ・ワチャ〜(๑º△º๑)と思ってしまいました。ファンの方々、ゴメンなさい(笑)
アクションは星5つ!コメディパートが残念
前作を動画配信で視聴していたので、人間関係に悩むことなく入り込めた。
前作の登場人物は全員少しずつ影が薄くなってて残念。特にキレッキレの柳楽優弥には回想だけでも出てほしかった。
ちゃんと調べてないので間違ってれば申し訳ないけど、アクションスタントなしってことをあとからチラ聞きして驚いた。特に団地アクションシーン、あれが本当にスタントなしだったなら覆面で撮影したのはもったいないと思った。
木村文乃さんも、テーブルはさんでのアクションがご自身で演じてたのだったのならカッコ良かった。前作ではキャンキャンうるさいイメージがあったので、今回くらいのトーンがセクシーさを際立たせると思う。
そして今回のメイン悪役堤真一さん。さすがの演技力で胡散臭さ満点の怪演だったけれど。
これだけは言わせてほしい。堤真一、岡田准一、2人も関西ネイティブの実力派が居るのに、何故関西弁コメディパートの見せ場を作らなかった!?
二人で延々関西弁のやりとりをさせれば爆笑取れたのに、今回は平手さんを性的に虐待したり、全く笑いどころのない悪人で、全然キャラに魅力がなかった。ファブルも前作より面白パートが減って不完全燃焼だった。
これならまだ前作の似非関西弁の向井理と柳楽優弥とのガンの飛ばし合いのほうが笑えたくらい。ここは関西ネイティブの無駄遣いとしか言いようがなくて残念過ぎた。
(原作を知らないので悪しからず)
クライマックスのショベルカーのクダリもまあそれなりに面白かったけど、地雷爆発をショベルで防げるものなのかどうか、素人ながら疑問は残った。
最後は、あの長身の子分が改心し、平手さんのリハビリを陰ながら支えて生きるシーンが有れば良かったように思う。(彼は平手さんに心を寄せていたように思った)
佐藤二郎さん、山本美月さんの見せ場はちょっと少なかった。盗撮社員がサイコっぽくなって殺されてしまったのは、ちょっと唐突だったかな。
そんな感じで残念感はあるけれど、それなりに見どころ満載の続編でした。
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