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1940年製作/89分/アメリカ
原題:Dance, Girl, Dance

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4.0巨匠

Imperatorさん
2021年5月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

ドロシー・アーズナーは、「当時のハリウッドでは唯一の女性監督」だそうだ。
同時上映の映画「人生の高度計」(1933)は、K.ヘップバーンのハリウッド2作目にして、初主演作だそうだが、ストーリーはくだらないものの、映画の作り自体は良かった。
K.ヘップバーンの凜とした魅力を、しっかりと引き出している。

半ばダンス映画と言っても良い本作は、アーズナー40代半ばの、1940年の作品である。
邦題の「恋」というのはあまり深い意味はなく、英題「Dance, Girl, Dance」の方が良い。
(当時20歳の美しすぎる)モーリン・オハラが、場末の踊り子から始めて、「バーレスク」において金髪の妖艶なルシル・ボールの引き立て役になって苦闘し、そして最後にバレエという芸術の世界へ羽ばたいていく、シンデレラストーリーである。

当時のショービジネスの雰囲気も伝わってくる。
ボールはダンサーらしいが、オハラも5歳からダンスを始めていたとのことで、舞台やダンスのシーンは本格的だ。
特に、「バーレスク」におけるボールの堂々とした演技は圧巻である。オハラも替え玉なしに、“ポワント”を披露する。

下品きわまる観客の男たちの描写も面白い。女性の境遇や気持ちに敏感な女性監督だからこそ、ここまで真に迫って描けたのかもしれない。
ブーイングを浴びている時のオハラの演技は繊細で、既に20歳にして、決して大根役者でないことを示している。
しょーもない金持ちの伯爵や、オハラの才能を見い出すバレエマスターなど、脇役も個性豊かだ。

昔のハリウッド映画らしい享楽的な雰囲気ゆえに、また、いわゆる“男女の恋愛物”とは異なる異色作なので、現代ではあまり顧みられていない作品かもしれないが、もったいない話である。
目にも止まらぬ流れるようなストーリー展開やカメラワークなどは、戦前のハリウッド映画の“洗練の極致”と言っていいのではないか。
“レズビアン”映画監督とか“フェミニスト”作家として、現代では注目されているらしいが、代表作である本作を観れば、そんな見方が失礼と言える“巨匠”だ。

<映画の授業(@アテネ・フランセ)で鑑賞>

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Imperator
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