おもかげ

劇場公開日:

おもかげ

解説

幼い息子を失った女性の希望と再生の旅路を描いたミステリードラマ。エレナは元夫と旅行中の6歳の息子から「パパが戻ってこない」という電話を受ける。人気のないフランスの海辺から掛かってきたその電話が、息子の声を聞いた最後だった。10年後、エレナはその海辺のレストランで働いていた。ある日、彼女の前に息子の面影を持つ少年ジャンが現れる。エレナを慕うジャンは彼女のもとを頻繁に訪れるようになるが、2人の関係は周囲に混乱と戸惑いをもたらしていく。スペインの新鋭ロドリゴ・ソロゴイェン監督が、2017年に製作しアカデミー賞短編実写映画賞にノミネートされた短編「Madre」をオープニングシーンとして使用し、息子を失った女性の“その先”の物語を描き出す。第76回ベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に出品され、エレナ役のマルタ・ニエトが主演女優賞を受賞。

2019年製作/129分/PG12/スペイン・フランス合作
原題:Madre
配給:ハピネット

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映画レビュー

2.5非常に複雑な…

2022年1月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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KEI

2.0不可解

2022年1月12日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ちょっと僕には分からなかった。
もし息子を失ったらどうなるだろうか?と考えながら見ることになるわけで
その悲しみの大きさや深さに思いを馳せるんだけど、主人公の行動がとにかく腑に落ちない。
「こういうもんですよ」と言われればそうなんだろうし、そこはもう僕とは合わないとしか。
ジャンを息子に重ね合わせるなら、そんなことしないと思うんだけど…って感覚がずっとあった。

唯一共感できたのは元夫のラモンへの怒り。おまえ生きてんのか、と。
不慮の事故くらいしか、イヴァンを独りにした言い訳にならねーぞと。
そんで自分は新しい人生を始めますって、なんだそれと。

似たテーマなら『マンチェスター・バイ・ザ・シー」の方がずっと完成度が高かったように思う。

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mar

4.0【”深い哀しみの果てに出会った少年との禁断の恋”一人の女性が深い失意から10年掛けて立ち直り、新たな人生の一歩を、赦しと共に踏み出す姿を描いた作品。余韻が素晴しい作品でもある。】

2022年1月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

幸せ

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NOBU

5.0他人の空似

2021年11月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

.

他人の空似にハッとしたことはないだろうか?

とくに関わりが深かった人、
いなくなったあとも、その人のことを強く、きつく、想い続けていた人を。

あの晩、深夜のスーパーのレジの女性に、僕の心臓は止まりそうだったのだ、
死んだ従兄妹がそこにいたから。

18か月間、僕が一切の治療費を送り続け、メールを1千通交わし、食材の詰め合わせを毎週ゆうパックで届け、ホスピスで見送った従兄妹だ。

(実際は生前は一度も見舞いも行けず、死に目にも会えていない。金策で限界で、こちらにも時間も金もなかったから。金が切れれば治療は終わる。必死だった)。

あの子は死んだ年よりずっと若くなっていたね。
僕は頭がおかしくなっていたのだと思う。

1年近く経て
「どれ、チーズでも買うかな」と、チーズの棚に右手を伸ばした瞬間、フラッシュバックで、売り場の通路に膝から崩れ落ちたこともある。
僕は頭がおかしくなっていたのだと思う。

そのあとで、冒頭のレジの子を見たのだ。

・・・・・・・・・・・・

映画は、
携帯の電池切れの最後の声を残して消えた 6才の男の子と、その母親の物語。
原題は「MADRE」(母)。

正常ではいられない、息子を失ったエレナの話。

息子を探し、息子を待ち続けて、その砂浜に住みついた母親なのだ。

少年ジャンにおもかげを見いだして、微笑んだり、怒ったり、後をつけたり。
錯覚して頭がおかしくなっている様子が、見ていてつらい。

噂や中傷はエレナの心を更に傷つけているが、トラウマに乱れる彼女のことをそれでもなんとか耐えて支えようとする恋人のヨセパも、
意を決してついに会いに来た元夫のラモンも本当にえらい。

大きな砂浜がスクリーンに見事に写る。
それはそれは素晴らしい景色で言うことなし。
大海原は美しいけれど、とどろくあの海鳴りが、不安と絶望を掻き立てる胸騒ぎの音だ。

最後、
登場人物の誰しもが、そして観ている観客もずっと心中では思っている言葉、
けれど言わずにいた そのひと言を、
ジャンは言った
「息子を思い出すから?」。
ジャンからついに“禁句”を問われて、エレナはやっと10年経ったことを知ったかもしれない。

避暑地。ひと夏の、美少年ジャンとの出会いと、
パリに帰るジャンを見送ることが出来た、
エレナの10年目だった。

・・・・・・・・・・・・

失踪や死別で子を失うという筋書きの映画は多い。

「街を歩きながら突然大声で叫びたくなる」と仰っていた
横田早紀江さんのことも思わずにはいられなかった。
気がふれて当然だ。

失踪者の家族のために、ずっと忘れずに寄り添って、拒絶されても声を掛け続ける周りの人たちの存在も、思った。

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きりん
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