新感染半島 ファイナル・ステージのレビュー・感想・評価
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前作とはガラリと変わったアクション映画だが、割とアリ
と思っていました。あのダラダラしたクライマックスまでは。あんなに間延びさせなくてもよかったのでは。
姉妹のキャラは中々よかったが、上記のクライマックスでは急にポンコツになってしまい、ドンソク兄貴の不在をカバーするほどではなく。
ゾンビを轢いて、半島を出よ!
"新感染" シリーズ第3作。
Netflixで鑑賞(吹替)。
前作では特急列車と云う密室を舞台にゾンビとの死闘を描いていましたが、本作では廃墟と化した都市にフィールドが拡大して、登場人物も増え、豊富な銃火器によるバトルアクションなど、さながら「エイリアン」から「エイリアン2」へのスケールアップの手法を踏襲したような素晴らしさでした。
前作とは世界観を共有しているだけで、共通しているキャラクターもいないから、前作を知らない人でも観易い構造だなと思いました。前作ほどではないにしても、韓国映画らしく人間ドラマがしっかりと描かれていたし、アクションシーンとの融合もめちゃくちゃいい塩梅でした。
クライマックスはまさに怒涛の展開でした。半島からの脱出を懸け、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」もびっくりな手に汗握るド迫力のカーチェイスが繰り広げられました。
次々湧いて来るゾンビたちを轢きまくりながら港目指して激走! 意外な伏線の効いたラストシーンもハラハラの連続でありながら、人間ドラマの帰着としてもエモーショナルで、最後の瞬間まで飽きさせない展開が秀逸だなと思いました。
師団長……ありがとう
前作から4年後の世界……前作キャラとか出ないので新規の人でも観ても全然大丈夫ですよ(*´Д`)前回は一方通行でゾンビが出てくるけど~今回は全方向から猛ダッシュしたり、ゾンビ雪崩は必見ですね!(アレ?ゾンビ雪崩はブラピの映画で見たことあるぞ?)周囲の国からリアルでも映画内でも見放された韓国……あの家族にとっては地獄というよりは見方を変えれば『普通』の世界だったんだろうな(´-ω-`)師団長と呼ばれる頭がイカれた爺さんの顔がどことなく陣内孝則さんに見えるのは気のせい?俺だけかな(;´∀`)?大金持ってくるだけって言うそんなウマイ話はないよな……大金貰う側も大金奪ったソ大尉もゾンビ大群の餌食になって個人的に満足です( ̄ー ̄)え……え?嘘でしょ?本当に来たの?まさかのキャラが遺した功績で脱出するなんて……疑って申し訳ございませんでした!
主人公の心象風景をもう少し掘り下げていたらと思うけれど、全体的には...
主人公の心象風景をもう少し掘り下げていたらと思うけれど、全体的にはよく描いてたと思う。
ラストのカーチェイスのためだけの作品
人間にもゾンビにも追われるカーチェイス。
この作品のクリエイターはこのシーンが創りたいから、この作品を作ったんだろうな、と思わせる。
とはいうものの、ハリウッド超大作を見慣れた人間からみれば、VFXのアラが目立つ。
予算に合わせたシナリオで勝負した方が良かったのでは。
韓国から見た朝鮮半島の歴史(の淀み)がわかる作品
韓国作の映画やTV番組を見ていると、なぜ彼らはこれほどまで自分達を滅ぼしたがるのだろうかと思う時がある。滅ぼしたがっているのではなく、朝鮮戦争で一時は領土を失いかけ、実際に多くの人々が港から脱出した経験を忘れていないからなのだろう。日本に「日本沈没」があるように、韓国には「朝鮮半島に安住できなくなる恐怖」の物語があるのだろう。(この辺りの事情は『国際市場で逢いましょう』を観るとわかりやすい)
その意味で『新感染 Final Express』とは異なった味わいの作品になっている。過去作からの影響と思われる設定が多く、ゾンビとカーアクションはどう見てもCGに見えてしまってノイズに思えるものの、家族ドラマとしての側面は前作同様濃厚で、「え? その回想で泣いてしまう俺って…」と終盤でなるところがびっくり。
ちなみに、初頭で主人公と義兄が半島を脱出し、香港で荒んだ生活をしているのは「まあ、そうなるだろうな」と妙に納得する。自分の知っている土地を喪失することは、想像以上に打撃を受けることなのかもしれない。
細部に渡って素晴らしいとは言い難いが、ゾンビと国家観(のようなもの)を合わせて自分ごととして想像できる可能性を持っている点では意味のある作品ではないかと思う。
前作が良かっただけに
まぁアクションやら、ゾンビやら、そこは置いといて。
全く生産性のない所で食べ物は四年前にあった分だけ。武器もしかり。
四年前の在庫数をピークに消費していくだけの社会で国外脱出を試みない人たち。
生きる事に明らかに「何かしらの協力」がいる世界で、他の生存者を見つけても、どこでどうやって生きていたのか疑問にも思わないの?
前作からは想像もできないほど稚拙さが目立つ脚本に全く面白味を感じられなかった。
ゾンビの為にカーアクションがCG…
『新感染』は新幹線という狭い空間の中でのゾンビパニックという事で、相当面白かった。
みんな大好きマ・ドンソクが大活躍だったし。
その続編の今作、ゾンビだらけになった半島にお宝探しに向かう話。
2作目になるとスケールアップさせようと、ゾンビのスピードや数を増やしてるんやけど…
そこじゃないんだよなぁ。
ゾンビ増やしたことで、車がバンバンとゾンビを撥ねていくんだけど、そのシーンを作るために車までCG。ゾンビがらみのカーアクション全部CG。
ゾンビ数減らして、ちゃんとカーアクションとして見たかったな。
これはひどい…。
まず前作とは別物と考えた方がいいです。
銃で撃ったり、車に轢かれてどんどんゾンビが死んでいくので、ゾンビが迫りくる恐怖が、かなり薄れます。
ゾンビはむしろ敵を欺くための道具扱いでした…。
ママと呼ばれる女性がまだある程度走れるのに、足を打たれて、人生を諦める…(え?)
ママを救出して涙のハグ…(脱出した後に、ヘリの中でやれ笑、ゾンビに追われてる最中に涙流してハグするか?)
救出に来たアメリカ兵、ジェーンがまぁまぁふくよか…(え?軍人だよね…?普通のおばはんにしか見えない…)
アクションはすごいです。日本映画じゃここまで無理かなぁと。
結局、中国は裏切って、アメリカが助ける…。
とは言っても中国側のボスは胡散臭いイギリス人を設定して中国に配慮してるあたり、まさに今の韓国だなぁと思いました。
くどめアクション
ガンアクションはカッコいい。でも全体的にくどい。クサイ。
マッドマックス、ベイビードライバーのやり過ぎ。陳腐。
ゾンビパニック後の道路にしては快適に走れすぎ。何よりラストが特にくどい。前作越え。一旦落ち着いて冷静になってみると、足撃たれたくらいどうってことありません。ダッシュゾンビからちゃんと逃げる余裕あります。弾もあることですし(笑)なんだそれぇwと思えばお兄ちゃん猛ダッシュ。ておま、すぐいけよ!するとどうでしょう。えっ!行ってこいする時間あるんかーい(笑)ツッコミが止まらない。
あれちょっと待て、ヘリの爆音にはゾンビは寄ってこないんすね(笑笑)ここまでゲキロング尺長。あくびが出るぜ!
観客に媚びた、あるいはこの手のものに慣れたパターンが読める客には、逆に裏切った形の陳腐なゲキロングラストでした(笑)
新幹線のような疾走感!
前作からゾンビ要素は若干弱まり、人間同士の争いがメインになりつつも面白い点が素晴らしい!
アイデアが出尽くした感のあるゾンビ映画でまだスリリングな体験が出来る事に感謝。
銃撃戦やCG多用のカーチェイスも見応えがあり、日本映画もどうしてこう出来ないかなぁと思ってしまうくらいに違和感なし。
登場人物も1人ひとりのキャラが立ってるから顔の見分けがつきにくいであろうアジア圏以外の人が観ても分かりやすい構成。
最後まで緊張感を切らす事なく走り切ってくれるのであっという間にエンドロールまで楽しませてくれる新幹線のような疾走感あふれる映画!
続編は失敗しがちだけど、前作の成功要因に固執せず作られているところが良い!
韓国が世界を意識したエンディング。内容的には★4つでも良いのだけれど・・
単純に面白い。ただ昔の韓国映画ならこういった内容では終わらなかったろう。カタルシスのない映画は芸術映画に任せておけばいいがこの作品は過去の2作品とは全く違ったアプローチのゾンビ映画となっていてエンディングのカタルシスが大前提の物語。若干マッドマックスの匂いがしてしまった点は惜しい。
ゾンビ版マッドマックス怒りのデスロード
前作では新幹線の中という極めて閉鎖的でのゾンビとの死闘を描いたが今作はがらりと作風を変え、世紀末感あふれる廃墟となった韓国を舞台に人々の生存劇が見られる作品だ。
町中が舞台だが登場人物や訪れるスポットは極めて閉所的でミニマムに描かれたのはかえって物語をスマートに際立たせ、それでいて疾走感あふれる作りとなっている。なので飽きさせることがなく話が進む。
前作は新幹線に乗って、そのレールに沿って移動する感覚を味わえたが、それをカーレースに置き換えたのが面白い。特に終盤の追跡劇は表題の通り怒りのデスロード感満載で、見ているこちらの感情もたがぶってくる。
前作で見られた家族愛も今作でも味わえるのもポイントで、ゾンビあふれる地獄と化した世界でも本当に自分の愛する家族といられたらそれも悪くないというセリフはなかなかに泣かせられる。
若干食傷気味
ゾンビというか無法者に食傷気味というか。
御涙頂戴感ありありだったのも、ちょっと鼻についたかなと。
確かにゾンビ版韓国版マッドマックスは言い得て妙。
ただキャストは素晴らしく、カンドンウォンをはじめ相変わらずの見応えがありました。
悪くはないけど前作の方がいいかな
前作「新感染 ファイナルエクスプレス」を観た上で視聴。
前作は特急列車の中という閉鎖空間での惨劇を描いていたが、今作は街全体が舞台になり大幅にスケールアップ。前作以上にアクション性も強められ、これぞ娯楽大作!って感じになってました。でも、それが良くなかった。
この映画単体で考えるならもう少し評価を高めてもいいかもしれませんが、明らかに前作の方が面白い。前作では、日常が突然地獄と化す恐怖と、その中でも必死に生きようと戦う一般市民の奮闘が描かれてました。しかも電車の中という特異なシチュエーションがゾンビ映画が量産されている昨今において目新しさがあって面白かったわけですよ。
でも今作は、「感染により荒廃した街」で「音と光に敏感なゾンビ」が「群れになって走ってくる」という、その辺によくあるゾンビ映画の一つになってしまいました。残念。
ストーリーにしても、前作とのつながりは特になし。前作の続きとしてアッと驚くような演出や驚愕の新事実!みたいなものがあればよかったんですけど、特になかったかな。前作が思った以上にヒットしたんで、無理矢理続編を作った印象。あと、「この人死にそうだな」って思った人は予想通りちゃんと死にます。ありきたりすぎる。
終始アクションは強めでテンポはいい感じです。ただ、前半と後半にある激しいカーアクションが一番の盛り上がりどころかと思うんですが、走ってる車と背景が明らかにCGなのはいただけない。安っぽいCG車がCGの街並みを不自然な動きで走りまわっててシラけちゃいましたね。
それにしても韓国映画って銃の構え方、撃ち方が様になってますよね。やはり徴兵制で扱いに慣れてるからでしょうか?。
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