劇場公開日 2021年1月29日

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ヤクザと家族 The Familyのレビュー・感想・評価

全505件中、261~280件目を表示

4.0力作

2021年2月11日
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若い監督が果敢にヤクザを主人公に社会的ヒューマンドラマを作り上げた。ひとことで「いい話」だった。ヤクザのクロニクルというとどうしてもコミカル要素もたっぷり入ったバイオレンス中心のものが多いが、こういうタッチのヤクザものは珍しい。あくまでヤクザを主人公にしたヒューマンドラマ。
『新聞記者』もそうだったけど、ここまで抑える必要あるのかというあの暗めのトーンで始終話が進む。1999年の出会いからヤクザという幻想の共同体がバラバラに追い込まれていく現代まで。この辺りスタートが70年代や80年代ならもっと陽気さもあろうものが、99年というと既に日本は終わりの始まりって感じでこのトーンがあってるのかも。ただ前半はヤクザ描写がそれほど面白みを感じない。リアリティドラマにいくのかアウトレイジにいくのかが微妙。かっこいいタイトルバックからすれば、様式のほうにいってもよさそうなのだけど振り切れてはいない。ただ、今回はストーリーがいい。後半、出所あたりからみな肩の力が抜けていい感じになり、磯村優斗や豊原功補は特に素晴らしい。綾野剛はカッコつけてるより抜けた芝居のほうがいいが今回ボコボコのぐちゃぐちゃな顔はいいかも。
そしてラストシークエンスとエピローグ。特に海から始まった映画が海でしめられた後のエピローグは予想してなかったので泣く。泣いたよ。

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ONI

4.0タイトルの意味を考えると、ほんと哀しいね。

2021年2月11日
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鑑賞から一週間、ずっと余韻を噛みしめていました。

三つの時代で変化を描く構成もいろいろ繋がる台詞も役者陣全ての好演も素晴らしかった!

「新聞記者」の藤井道人監督だからいわゆる“ヤクザ賛歌”にはなっていないことはわかっていたのでその世界をどう描くのか興味津々でした。
1999年の描写はもっと昔の、昭和のヤクザ社会のようにも感じましたが、その後の2005年、2019年と時代の遷り変わりと共に何がどう変化したのか、家族や人間関係に焦点を当てて迫っています。

うーん、ネタバレ無しにレビュー記そうとすると難しいですが、三部構成の芯になっているのは当然現代パートである2019年であり、切ない、とにかく切ないです。

綾野剛さんは少年期から40前まで演じ分けていてとてつも無く凄いのですが、北村有起哉さんも良かったなぁ。哀しかった。舘ひろしさん、尾野真知子さん、市原隼人さんもほんと素晴らしい。
特に2019年のみに出ている磯村勇斗さん!圧巻でした。ラストシーンのあの目よ。。

ここまで書いていていろいろ思い出し、早く二度目の鑑賞がしたくてたまらなくなってきました。
今のところ今年No.1!まだそんなに観てませんがw

ところで。
あの頃は組にひとりは「ケン坊」と呼ばれる人いたよね〜知らんけどwww

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ごーるどとまと

5.0愛と絆のヒューマンストーリー

2021年2月11日
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泣ける

悲しい

興奮

主演の綾野剛は3つのどの時代も素晴らしいのはもちろん、共演者みんなそれぞれの役を熱演で、どのシーンにも意味があり、何を守るのか、心揺さぶられた。ヤクザを通して色んな問題を突き付けられた。

最後のシーン、せつなかったけど、救われた。いい終わり方だった。

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ほんのり

4.0行きにくさ

2021年2月11日
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生きること、生かされること。
そこにある不条理というのか、道程の儚さを考える。
切ない。涙が止まらない。どうしようもない。そんな素敵な映画でした。

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aloe

5.0綾野剛に痺れる❗️

2021年2月10日
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泣ける

悲しい

興奮

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アロー

3.0う~む・・・

2021年2月10日
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何とも言えない・・・
ヤクザ映画なんだけど作者、脚本家がこの世界を分かっていない。
そういう人達が暴対法による変化を作品にした?って感じ・・・
上手く映画を作った!?作品にした?って感じ。
プロの監修が必要な時代だね(笑)
昔の東映なんてその世界を知ってる人達ばっかだったから。
今は、全く縁のない人達が作るから仕方ないかも・・・

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ジオ

5.0感無量

2021年2月10日
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自分の言葉で、表現出来そうにありません。
始めからつま先がギュッとなって、引き込まれた。今まで観た映像の中の舘さんで一番によかった。もちろん、綾野剛はいうまでもなく。
初めの頃の尖った演技からの溢れる涙に、完敗。
それぞれの言葉ひとつひとつが、温かくて心に刺さる。
善と悪が、わからなくなりました。
善悪を超えてあたたかくて、血の繋がりを超えた優しさいっぱいの残酷な映画でした。
最後の磯村勇斗の表情が素晴らし過ぎでした。
エンディング号泣→ミレパ最高です!

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☆まぁ☆

3.0家族って何だろう

2021年2月10日
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子どもは、生まれた家で、その後の人生が決まるのだろうか。

日々、その現実に直面しているなか、やはりこの映画もそういう題材?

命を助けてくれたのがヤクザじゃなくて、お金で解決できるくらいの大富豪だったら?社交界にデビューしたのかな〜

どこに生まれ、だれと出会うのか。
それが人生を変えるのか。

それにしても、狭い地域に居続けたら、どうなるかは想像できそうなものだけど。

社会に戻ったら、別世界。
浦島太郎状態なのは、ここ最近の進歩だからなのかもしれない。

義理と人情、今の時代、人の心に響くのかな?

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ミツバチば~や

4.0虚しい・・。

2021年2月10日
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myuw myuw

5.0綺麗事を大事にして欲しいからこそ、綺麗事で終わらせない

2021年2月10日
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プールサイド

4.0役者たちの演技力の効果が非常に高い。

2021年2月10日
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泣けるなぁ...つらいなぁ...。
なんだよ、苦しいじゃないか。
世知辛すぎるぞ...。

オヤジと加藤のチンピラが対峙したときに、
舘ひろしと豊原功補との器の、演技の深さの差に見えてしまった…(苦笑)

賢ぼうと細野の関係性締め方は、なんか、ちょっと無理があって好きじゃない。

あと、観落としたのかもなんだけど、あれ?なんで、こう繋がったの?!
なんで、今、ここにいるの?って思った所が、数カ所あったのと
いくつかのファミリーが描かれていたが、
絆が深まる過程が急速過ぎて、はしょられている感じがして、少しモヤモヤしている。

この作品は、役者たちの演技力の効果が非常に高く、それが感動に繋がっている気がする。

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hkr21

5.0激動、無力感、やるせなさ

2021年2月10日
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泣ける

悲しい

とにかくキャストの演技力がすごくて終始引き込まれる。若干、舘ひろしが優しい組長やなあ、とは思うけど、家族の名に相応しく違和感なく流して見れる。

にしても綾野剛、すごい。市原隼人は何をやっても安定した役回り、加藤組長もいい味出してるし。

ヤクザの栄枯盛衰、その裏側で振り回され、ボロボロにされるいくつもの人生。

後半になるにつれ、何とかハッピーエンドにならないかと思いつつも、どんどん悪くなる一方で、もうどうにもならないのか?という微かな願いも、反社を取り巻く社会情勢に尽く打ち砕かれ、本当に無力感だけが残りました。そしてこれでもかというやるせなさ。悲しみのどん底です。

今のヤクザが本当にこうなのかは分からないけど、ヤクザという人生と宿命に翻弄された綾野剛と、ヤクザに振り回されたいくつもの悲しい人生を描いた大作でした。

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今この時を大事に

3.5自業自得。

2021年2月10日
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いけだ あさり.

3.5タイトルなし(ネタバレ)

2021年2月10日
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トミジュン

4.5そういう時代の終わり。

2021年2月9日
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3つの時間軸の構成が見事だった。ヤクザが大手を振って裏社会を闊歩した昭和から平成。そして令和へ。ヤクザを取り巻く環境もすっかり変わり"反社"となった彼らは徹底的に社会の行き止まりへと追いやられてゆく。
綾野剛が世間知らずの荒くれ者から柴咲組を支えるヤクザ者、そして14年の服役後落ちぶれた社会の爪弾き者という20年間を巧みに演じ分けています。

いつどこで躓いたのか。いつどこで間違えたのか。なぜヤクザだったのか。なるべくしてなったのか。恩と義理、裏切りと妬み、そして人情。まるで絵に描いたようなヤクザ像山本のまるで救いのない人生。その痛みと哀しみ。
でも誰であっても簡単に弾かれたちまち行き場を失う現代。行ったことのない所に住む会ったこともない人から突然攻撃されるような容赦ないこの時代。ヤクザでなくても反社でなくても途方もなく生き辛い。一度そういうレッテルを貼られた人への社会の風当たりはより一層厳しい。細野が言う。5年ループ。5年で済むのだろうか。

彼らにとって生き辛い世の中が普通の人にとっては生きやすい世の中とは限らないというジレンマ。そんな中、惨めに堕ちて死に場所を探した山本の救われない最期に私は納得した。山本を救う理由なんてない。社会がそう言っている。彼自身がそういう生き方を選んだのだから。

キャスティングはさすが。もうみんな強面。そして舘ひろしが渋すぎてしびれました。磯村勇斗も好演!でも今作は市原隼人でしょう!なんか演技力の割りにパッとしなくてなんなら未だにリリイシュシュの衝撃デビューのイメージすらまとわりついてたんですけどこれはハマってました!

一番もがき苦しみ救いを求めて本当の家族を欲したのは他でもない細野だったな。

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はるたろう

4.03つの時代が紡ぐ未来図

2021年2月9日
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登場人物たちの過去が及ぼす未来図の夢と現実がとても儚く描かれた作品です。
とても気に入りました😊

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ムービー好き

3.5エンディングが残念!

2021年2月9日
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ともさんかく

4.0全部込み

2021年2月9日
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社会的なテーマは置いといて、巧みな構成力が際立つ。あの話がここで生きて、あのキャラがこのキャラとこのように交わるといった関係が次々と畳み掛けるように成立して、それは気持ちよいところ。主役だけではなく、それぞれの配役がそれぞれの人生を示していて、ここまで生かされると役者陣も本望ではないだろうか。所謂ヤクザ映画とは趣が異なる映画であるが、全てのキャラ立てをしっかりと作るというのは、ある意味その系譜を継いでいるように思った。誰が良かったではなくて、本当に皆んな良かったし、印象に残るシーンも多数。演出も冴えていた。
血縁によらない共同体という意味では万引き家族が想起させられるが、文字通りの反社会性を帯びている点については忘れようもなく、一方的には肩入れできぬところ。社会はなぜ排除し、そして何を失って何を得たのか。次の問題は何か?警察の問題は扱われていたが、若干過剰だと思うし、ネットの扱いも少し単純。もう少し考察が欲しかったところ。後、幾度と出てくるうなぎのしらすは種の絶滅という問題が実際にあるわけで、その扱いに違和感があった。

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Kj

5.0愛の話だった

2021年2月9日
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泣ける

悲しい

幸せ

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鳥

4.0尾野真千子は男前😍

2021年2月9日
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泣ける

知的

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カールⅢ世