ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジのレビュー・感想・評価
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ファンサービス映画
まず最初に言っておきたいのは、前作を見て「ヴェノム好き!かわいい!」って思った方には必見の映画です。一方で前作があまりハマらなかった人にとっては少しオススメしにくいです。
というのも、本作は完全にファンサービス映画になっていて前作で評判の良かった部分や要素をさらに引き伸ばし「みなさんヴェノムのこういう感じが好きなんでしょ?」という制作側の意図をビンビンに感じる内容になっていますw
一方で、今作のヴィランとして登場したキャサディ(カーネイジ)は、設定こそ過激なもののキャラクターとしては少し興味が湧きにくくあまり好きにはなれないキャラクターだったのが残念でした。
エディとヴェノムに対比する存在として露骨に描きすぎたのかなと思います。
ただ、ヴェノム、カーネイジのCGはやはりクオリティが高く、教会での戦闘シーンは見応えがあります。
またこの映画単体であれば星3つでしたがエンドクレジットを見て星が1つ増えてます。
上映が終わり明かりが点いたスクリーンの座席で、「やっとこの時が来たんだ、十数年マーベル映画を追いかけ続けてきて良かった」と本当に思いました。忘れられない映画体験をありがとうと言いたいです。
今後が楽しみです!!!!
いやいや、めちゃくちゃ面白いじゃん!
109シネマズIMAXにて鑑賞。
新聞記者としての復活をヴェノムの力を借りて果たすエディ・ブロック。
その為に利用したのが、猟奇的殺人鬼の男、クレタス。
結果彼は死刑にはなるが、いい様に利用した事を根に持たれてしまう。
死刑執行直前に、エディの手を噛んだ事でヴェノムの遺伝子がの体内に入り込み、「カーネイジ」が誕生する。
めちゃくちゃカッコイイんだなぁこれが。
とにかく強い!まるでクレタスの猟奇的な心を表すような暴れっぷりが堪らん。
ヴェノムも、もしエディがクレタスのような殺人鬼であれば、カーネイジのようになっていたのかもしれない。
ただ、エディの人の良さと、ヴェノムの純粋で頭脳派な所が上手く噛み合って、最強のパートナーになったのは間違いないと思う。
ラストのアクションシーンは鳥肌モノですね。
「ヴェノム1」でもシンビオート同士の対決はあったものの、カーネイジの圧倒的なパワーにエディとヴェノムのコンビがぶつかり合う感じが、めちゃくちゃ見てて爽快で楽しかった。
全体を通して、とにかく見てて楽しかった!
ヴェノムとエディは最早夫婦だね。
あの二人の夫婦漫才感が、見てて微笑ましい。笑
楽しかったしカッコいいから満足度も結構高くて面白かったのだが、強いて言うなら、ヴェノムvsカーネイジをもっと見たかったなぁと。
尺の都合上ラストのバトルのみになってしまったのかもしれないが、ヴェノムとエディが仲違いして、ヴェノムが1人で仮装パーティーのクラブに行ってスピーチするシーン、あんなに尺必要だったかな?
それなら、その分を死刑執行の時にエディが立ち会って、一度軽くぶつかってボコボコにされても良かったような。
それで晴れて聖堂でリベンジマッチでも良かった気がする。
まぁ何はともあれ、あまりレビューの評価が高くなかったので、期待していなかった分、より面白く感じた。
大して批判するポイントがなかったのだが、皆さんは何が気に入らなかったのかな?
エンドロール後のシーンは、若干TikTokでネタバレを見てしまっていたので、ファンムービーじゃなかった事の確認が取れて良かったかな。笑
しかし、スパイダーマンのユニバースとヴェノムのユニバースは別次元だったのか。
この作品の冒頭から、「デイリービューグル」の名が多く出てきており、てっきりスパイダーユニバースの一部なのかとも思っていたが、エンドロール後のシーンを見る限り、ストレンジの暴挙により別々の次元が繋がったようだ。
ただ、最後のヴェノムの「コイツだ」みたいなセリフはどういう事なのか。
自分の仮説としては、一度スパイダーマンに敗れたライミ版スパイダーマン3のヴェノムと繋がっているのでは?
だとするならば、スパイダーマンNWHにトビーマグワイアスパイディーが出てもおかしくないよな、、、笑
まぁそれも3週間後に全てわかることなので、楽しみにしておく。
とにかく、めちゃくちゃ楽しくてカッコよくて、大衆向けで面白かったです!
キャラの魅力だけで持ってる感じかな
面白い?と聞かれれば面白かったと答えるが、
多分明日には忘れてしまっていそうな内容。
ちょっとストーリーが単純すぎて捻りが全く無い。
正直ヴェノムのキャラクターの魅力だけで持ってるような感じになっている。
前作に出てきた敵がヴェノムと同じ能力を持つ奴だったのに、
今回も同様の話になるってマジでどうなの?
主要登場人物が意味のある立ち位置でないと
ただ要らなくない?っと思いながら見ているのはつらい。
クレスタとかラストで突然寂しい奴だったみたいに取ってつけたり、
フランシスの声とか生きるシーンとか皆無だったよね。
カーネイジの弱点になるために出てきた感じだけど、実際ヴェノムに対しても
弱点だからあまり意味ないし。
カーネイジが突然ヴェノムに敵対する理由が弱いとか、
フランシスとクレスタが孤児院でどれだけ寂しい思いをしてどれだけ
愛し合ってるかが描かれ方が不足しているんだと思う。
もう少し時間を延してもフランシスとクレスタの印象に残る
エピソードをぶっ込むべきだった。
それにクレスタの目的や人を殺す理由なども曖昧で
殺人鬼ならそれらしく、理由があるなら則ったこうどうを描くべきだと思う。
一方ヒロインのアンもどっちつかずの立ち位置で、
もうそんな女要らんだろうって思わせる感じ出てるし、
婚約者に至ってはホントキャラとして必要なのか?
エンドロールでストーリーにトム・ハーディと書かれていたけど
そのせいでうっすい内容になったのかと勘ぐってしまった。
映像としてはさすがと言いたいところだが、ヴェノムの動きに
重みを感じないんだけどな。なか空気なの?ってかんじがする。
CGも前回までならいいけど3年たった今、ヴェノムの質感にもう少し
リアリティを出すべきだったのではないだろうか?
近年のGODZILLAやジュラシックパークなどの映画に登場する怪物の
質感は相当クオリティが高いことを見れば、同レベルのものを表現するべきだと
思う。
頑張れ!続編も見に行くぞ!👍
爽快感は無い
半年経てば内容を忘れてしまいそうな感じ
話的には起承転結もしっかりしてたし、悪役のストーリーが生きててさすがマーベル作品という感じでしたが、
結局はヴェノムとエディの夫婦喧嘩をずっと見せられてるような、そんなかんじ?がしてイマイチ退屈に感じてしまいました。ずっとキレ合ってるのもそこまで笑えなくて見てて辛いw
ストーリーも全部目に見えてるというか、会ったせいで脱獄するとか、喧嘩して一回離れるとことか、ヒロイン連れさられるとか…なんだか予想ができてしまってひねりがなかったのがちょっと残念。
まあでもその分、マーベル作品とかに興味がない人でも単体で楽しめる映画ではあると思います。
もっと面白くできたろ!?
それでも次回作が楽しみにならない
まず、内容的な評価より、映画の制作方針に関して大拍手です。
この手の作品って、やたら長く、内容が凝っているが、本作品大変にコンパクトにまとめていて、大変によろしい、お話もシンプルだったし、後はこちらの目が疲れないようにしっかり追っかけられる映像を用意して貰えると嬉しいね。
しかし、トム・ハーディっていいかな・・・今の姿を見ていると、彼の「マッドマックス」、ももう作らなくていいよと言いたいぐらい・・・
で、肝心なお話ですが、内容はシンプルですが、どうも中途半端かな・・・ヒーローモノじゃないんだけど、コメディタッチ風に出来ていると思うんだけど、それが中途半端かな・・・・もう少し非日常をあり得ない程ブラックユーモアたっぷりに作った方が、スピンオフらしいかな・・・
ま、私的には、前作品より分かりやすかったのでその分はいいけどね・・・・・
しかし、「スパイダーマン」のスピンオフは、まだまだ作られそうだから困ったモノだね・・・・
また、どうしてなのか、この手の作品って、どうしてラップが多いのかな・・・・
「また、ラップ・・・」と思う事が多くって・・・・
監督のアンディ・サーキスって前作の「ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋」がよく出来ていたので、次回作品も期待している。
子は父より強し❗️
悪くは無いけど意外だった。
序盤は丁寧過ぎるのか、テンポが悪いのか。
少々退屈に見えたり。
喧嘩別れした辺から、一気に鑑賞出来た。
上映時間もそんなに長くないしね。
まぁ、前作は鑑賞しといた方がいいかも。
「こんな登場人物いたなぁ。」とか、鑑賞しながら思い出す流れだったり。(笑)
前作鑑賞し終わった後、「どの段階でスパイダーマンと絡ませるんだろう?」って部分が気になったけど、ナルホドね。
意外だったと同時に、悪役サイドの視点から、本筋に繋げる、新たな手法が発見出来たのは収穫でした。
吹き替え版で、おこっ!
前作が、
キャラクターの説明的な部分が
メインだったので、
今回は短いながらも、
アクションドラマに振り切れていて、
とても良かったが…
ヴェノムがウザいが、
エディに認めてもらいたいと、
思ってる部分が、
どことなくかわいい。
吹き替え版に問題あり。
ヴェノムもカーネイジの声が、
中村獅童、片岡愛之助になってる、
演技的は悪く無いんだけど、
加工されているので、
実際に誰だか解らない作り。
でも、
元々は、ヴェノムの声は、
トム・ハーディ
カーネイジの声は、
ウディー・ハレルソン。
つまり、
同じ俳優が演じてる。
ヴェノム、カーネイジは、
主人公、悪役の、
二面性的な部分も兼ねているはずなのに、
吹き替え版で変えてると、
一つの演出を殺してる。
それは、
吹き替えとしてはダメだと思った。
ヴェノム可愛い
シャンチー、エターナルズとガッカリ続きだったので気になる箇所は多々ありつつも良かったです。
◼️良い点
ヴェノムがひたすら可愛い(笑)
マッシブな体、顔、カッコいい
ラストにビビる
◼️いまいちな点
アンはエディ呼び出してなにしたかったの?傷口に塩塗りたいの?酷いぜ!
ヴェノムは口は悪くてもエディを止めようとしてるのに、全く言うこと聞かない癖に文句は言うエディにモヤモヤ
ラストバトルで俺達は一つだ!的なこと言われてもエディからの歩み寄りがあんまり無くて何だかなーてなる
とにかくヴェノムが可愛い!!
熟年夫婦の夫婦漫才♡
親愛なる隣人ならぬ残虐なる庇護者
前作よりも時間がたち私生活にも慣れ、より共同生活できてるキャラ作りに徹底した作風で、よりシンビオートの生態に迫るような作風だと思った。
一回見ただけで記号や絵を暗記する頭脳の高さ、細かい絵をトレースする器用さ、おまけにコンピュータにハッキングを行うまで、そのポテンシャルの高さは人間を軽く超えるスペックを備えている。加えて人間生活に瞬時に慣れるのはさすがと言ったところか。
前作ではエディとヴェノムが似たもの同士だから適合できたという設定ではあったが、今作ではより親密さを増してその代わり口喧嘩は絶えない。それがまるで彼が兄弟のような、10代の男子校の友情のような、部活仲間のような、いわゆる「ホモソーシャル」さを存分に画面いっぱい味わえる。
そこから見ても赤の他人との生活というのはまず喧嘩が耐えない。それは男女でも変わらず言えることで、時には距離を置くことも大事なのだなぁと何だか画面を通して教わったような気がする。
ヴェノムが女房役で可愛いというのはもちろんなこと、なんだかんだで彼自身がいちばんエディという人間を知り尽くしている。
物語の中盤、一旦はエディと喧嘩別れするがアンに取り付いてエディの元に行き、彼から許しの言葉を得るシーンは思う存分謝って貰わないと気が済まない、「俺が悪かった、やっぱりお前が必要だよ~俺にはお前しかいない!」という好きな男の愛してるという言葉を聞きたいうら若き乙女のようで本当に意地らしいし愛らしい。
アンと事実上別れたようなものだがまだアンに気があるエディ。彼女に本音を言えないエディをヴェノムが彼女に取り付いて本音を引き出すところは彼女と同化して2人がかりでエディを懲らしめてるようでいじらしいし、2人がシンクロしているのを自然に見せてくれる。その立ち回りを演じるヴェノムはとても器用な生き物で彼自身がどの程度狙っているか分からないが橋渡し的な役目も担うほどとても繊細な生き物なのだなぁと思う。
また所々スパイダーマン3を彷彿とさせるシーンがあり、終盤のカーネイジとの死闘の場所である教会での戦闘は教会の鐘で両者が苦しんだり、キャサディがカーネイジに取り込まれながらフランシスに手を伸ばすところは3のエディのヴェノムを手放せないシーンにも重なる。
そしてヴェノムとカーネイジの対比も素晴らしい。ヴェノムと市井の人々の結束が彼らの絆の深さを示してヴェノムが取り付いても拒否反応を示さない、体を伝ってエディを受け止める所などとても気に入っている。
エディたちとシンビオートは違う生物同士だが、共同や共生していくためには腹を割って話すこと、言葉を交わすことの大切さを教えてくれた作品だと思う。
前作よりも目新しさは感じないけど、安心感やさらなるキャラクターの造詣と味付け、深堀は完成されており、間違いなく見ていて楽しめるはずだ。
カーネイジの暴虐ぶり、画面を暴れ回り縦横無尽に動き回るのは見ていて乱暴すぎて楽しい。清々しさを感じて映画館で見た方が絶対いい。
これでいいんだよこれで、という起承転結が安心してみれて、話も複雑ではなくキャラクターの数も倍増してない、ミニマムな続編としてちゃんと描ききっており、「わかりやすさ」がプラスの方向に働いている。
もっと脳ミソ!プリーズ
すべてはスパイダーマン ノーウェイホームの為に
映画自体ももちろん面白いけど、1番重要なのはエンドロールだったりするのかもしれない。
もともと原作コミックでも関わりの深かかったヴェノムとスパイダーマンですが、いよいよここで交わってくるのか…!?みたいな。
シャンチー、エターナルズ、ヴェノムと全てはスパイダーマン ノーウェイホームに繫がるんでしょうね。スパイダーマンに対する期待ばかりが膨らみます。
なんだかんだ言ったって嫌いじゃない。
大雑把な内容はエディとヴェノムがケンカして別れるが、なんだかんだで協力して敵を倒して、お互いをやっぱり大切に思っているという感じのよくあるストーリー(笑)
どんでん返しなど全くない、王道の話(笑)←まぁ嫌いじゃないからOK😁
なので話の内容としては特に文句なし。
以下、気になった(思った)事
・カーネイジが暴れた現場に人は倒れているけど、血の描写がない。子どもが観るので、あえて描写してないのかもしれないが、あんなに悲惨な現場で血が一滴もないのは流石に違和感を感じた。だからといって生々しい描写をされても引くので難しいところだか。
・ケンカして別れた後もルールも守って人を食べずにいたヴェノム。エディの事をなんだかんだで大切に思っているのだと思うのだか、寄生して人間殺しちゃ駄目でしょ。くたばったって言っただけ死んでないかもしれないが。
・前作で別れたヒロインに呼び出されて会いに行ったら結婚しますって。あげく、大人の対応で祝福したら、本当の事言わないのねって、ならどないせいちゅうねん。エディが可哀想過ぎ。
・最後の方で死んだと思った刑事が生きており、目が光っているが、何故なのか説明がなかった。アメコミに詳しい人なら、なんの伏線かわかるかもしれないけど、アメコミに詳しくない自分には(?)だった(エターナルズ の時と同じ)←ネットで調べたら第三のシンビオートのトキシンというのになるらしい。
・最後にMCUの世界(今度のスパイダーマンの世界)と繋がった(移動した)というシーンがあったが、これくらいわかりやすいのにしてほしい。ただそうなると先に書いた刑事の伏線をどう回収していくのか疑問が残る(どう回収するか楽しみではあるが)
・先に書いた、MCUの世界に移動したというサプライズは嬉しかったが、本編の前のモービウスの予告でヴェノムが出てくる(出てくると思わせる)シーンやスパイダーマンと同じ世界と思わせる(人殺しと書かれたポスターが貼られている)シーンがあったのでやっぱりと思ってしまった。そこは個人的には隠した予告を流してほしかった。シビルウォーの予告の時はスパイダーマン隠してくれてたやん(最終的には出てきたけど)
以上
エターナルズ 、スパイダーマン、ヴェノム、モービウスと世界がどんどん繋がっていき、今後どんな展開になっていくのか、とても楽しみである。
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