青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
普通でした。
終盤、講義室での二人の言い合いのシーンですがあの会話の内容からどうして秋好は「楓は私のことが好きなのではないか」と導き出せたのか疑問に感じました。
たしかに間違いではないですが、ながれが自然ではなかったような気がします。
ネタバレ禁止な訳だよ
予告編を観ていて、どんどん印象が変わったこの作品。最初は、普通に、吉沢亮と杉咲花のラブストーリーだと思ったもんなぁ…。次に見たときは、サスペンスってあって、「秋好は、この世界からいなくなった。」とか言ってるから、殺されたんだろうと思ったもんなぁ…。その次に観たときは、「きもい。」とか言われてるから、びっくりした。ネタバレ禁止って見たから、言わないし、書かないけど、これ、どうなんだぁ?田端がキモイって言われるのも、分かるよって思っちゃった。まあ、個人的には、最初で、秋好のこと、ウザイって思いましたけどね。私も、秋好みたいな子とは、友達にはなれないし、関わらないでくれって思っちゃう。
なんか…普通に、この二人のラブストーリーかサスペンスが観たかったかなぁ…。
脇役俳優の宝庫
現代の社会問題を青春の脆さで表現した
まず大学1年生の際に吉沢亮と杉咲花が出会いサークルを作るところから始まる。
そのサークル名、モアイで数々のボランティア活動をしていく。フリースクールでの子どもたちとの触れ合いだったり微笑ましくて大学生してる感じが好きです。
しかし、3年後の吉沢亮は杉咲花を「死んだ」と断言しモアイを潰そうと計画する。
なぜ、杉咲花は死んだのか?
モアイはどうして就活のコネ作りサークルになってしまったのか?
これは全て吉沢亮の中の嘘でした。
吉沢亮本人は勝手に恨みを抱いていますが自分の気持ちをはっきり言葉にして伝えなかった故にすれ違いが生じ大切な人の大切な居場所まで奪ってしまったという後悔のお話です。
それでも前を向いて拒絶をされても許されなくても謝りに行こう!と走り出した吉沢亮の覚悟は男らしかったです。
SNSの怖さや人間関係の脆さを非常に味わいました。
個人的に吉沢亮くんと杉咲花さんと森七菜さんがフリースクールで一緒にいるシーンは本当に好きです。お兄さんとお姉さんが守ってる感じがして微笑ましかったです。
役者よかった
予備知識は予告編のみで観にいきました。
サスペンス的?な物を期待して観に行ったので肩透かしを食らった感じです。
途中、「ちょっと違うのかな」と思いながら観てて、後半に入って「違うのか~」と思ってしましました。
言っている事はよくわかるし「そういう風に思うよね」「わかるけどね」と思いはしたのですが、余りにもそれだけをオブラートに包まず、「直球でこられてもな~」とも思いました。
そういうものをバックボーンとして流れてる主軸、命題として物語を構築してくれていれば、と思いました。もっと複雑な人間ドラマにして欲しかった。途中までは悪くなかったので残念です。
映画の制作サイドの方々、監督や役者さんなどは良かったと思いました。特にいい役者さんを揃えてられて、とても良かったと思いました。
主要な役者さん皆さん良いのは分かっていたので、「やっぱり良いな~」という感想だったのですが、松本穂香が思った以上に良くて少し驚きました。
あと、予告編を作った方には完全にやられてしまいました。さすがプロだと思い、こういうのが映画の面白い所でもあるなと思いました。
映画館のスタッフさんが「青くて痛くて儚い(はかない)」って間違えて言ってたけどわかるよ読みづらいよな
原作未読です
同作者の「君の肝臓を食べたい」原作読みました映画見てません
肝臓は知人が好きで勧められたので小説を読んだのですが、オチでドン引きしたのと、道中で感情移入ができなかったので好きな話では無かったのですが
時間が余ってたまたま意味もなくなんとなく見たこの作品は(原作未読なので少なくとも映画は)とても好きなタイプの作品でした。
皮肉ではなくて本当に星5です
「必要以上に人と関わらない」みたいな信条を持った勘違い陰キャ大学生の田端楓(吉沢亮の顔は世界で150番目くらいにかっこいいのであながち勘違いでもないかもしれない)
と
現実的な解決案もないまま暴力はいらないとか語るヒロインポジの大学生の秋好寿乃(髪型がボブ)(何故かボブがいっぱい出てくる)
が50人ほど巻き込んだ喧嘩をする話です。
もしかするとちょっと違うかもしれませんが、感じ方は人それぞれですよね。
アクション映画では米国、中国等に遅れを取っている日本ですが、心の移り変わりや文字や言葉の暴力を題材にした場合は日本がダントツといって過言ではないでしょう。どうですか映画に詳しい人?
閑話休題
主人公はただ人見知りなだけなのに人と関わらないようにしてるということにしてできないをやらないにすり替えてる(ように感じる)心のヒヤリハットマン
ヒロインは、目の前で超暴力人間が暴れてるってわけでもないのに突然立ち上がり「暴力はいらない」だとか「武器を捨てれば良い」だとかいいつつも後半言葉の暴力で無双する一貫性ゼロキッズ
個人的には主役2人のキャラが両方とも性根が曲がってて登場シーンからずっとムカつくのですが、大喧嘩した挙げ句、喧嘩両成敗的な終わり方をし、スカッとする映画です。
「モアイ」というボランティアサークルを2人で立ち上げ、馴れ合いが始まるのですが、秋好寿乃の行動力へ憧れを抱きつつも(ここには恋心も含まれるかもしれない)二人三脚で進んでいけると思っていた田端楓が、秋好寿乃に彼氏ができたことにより一転ファンからアンチに変貌します。
しゃあねぇと割り切って秋好寿乃の彼氏とも仲良くなれば良いのではとも思いますが、田端楓くんは人見知りなので懐いた人としか話しができない。
さらにボランティアサークルから就活サークルへと華麗にジョブチェンジしたモアイは、他にもアンチがいるようです。
正直モアイがあーだこーだはどうでも良い部分なので割愛しますが
一番の盛り上がりポイントとして田端楓と秋好寿乃が口汚くなじり合うシーンですが、1時間前に(舞台上の時間経過はわかりませんが)暴力がいらないと言っていた秋好寿乃が言葉の暴力で田端楓を黙らせます。会話がすれ違っていてK.O.はできていなさそうなので判定勝ちです。精神の階級差は那須川天心とメイウェザーくらいありそうです。
話がずれますが、那須川天心とメイウェザーは階級差がなくてルールの折り合いが付けば面白い勝負になりそうです。
そのシーン後は必死の努力で就活サークルを潰したのに罪悪感で人見知りじゃなかったパターンの妄想シーンが入りますが、本筋がそのストーリーだと流石に退屈過ぎるので、このストーリーで本当に良かったと思います。
おしまい
(夏休みの日記かよ)
やり直すのは難しいけど、頑張れ!
「モアイ」初めはイヤイヤでも
だんだんと居心地いい場所になったんですね
ワガママ男子のこじらせ物語
大学はあれだけ他人が沢山いる空間で
感受性豊かな若い子たちがどう過ごすか難しそう
なりたい自分が何なのか?
目指す方向をちゃんと見つけられる人と
周りに流されてホントの自分を見失ってしまう人·····
楓は寿乃によって目覚めた自我を上手くコントロールする事が出来なくて、思い通りに行かない事を寿乃やサークルのせいにして、ま〜ぁ幼稚な男。
どちらも言葉足らずだと思いますが
楓の偏見の目は酷い(>_<)
ちゃんと寿乃と向き合って話していれば
大学生活もっと楽しく過ごせたでしょうね!
最後、必死な形相でダッシュで
リベンジしに行く所で終わってしまったけど、
やり直しは出来るんだから、頑張りなさい。
若いんだから。生きていれば大丈夫。生きて居るんだから。
今年は本当に辛い事が多く
約半年の間、力づくでどうにかなる事態ではなく
皆が諦めて、期待して、絶望して、、、
個々に抱えてる問題に加えコロナのせいで
誰もがしんどい環境で、悲鳴をあげざるを得ない状況で、
魔が差す瞬間
まだまだ若いのに、素晴らしい人なのに、多くの人々に愛されていたのに·····
ボタンの掛け違いがあったのか?
決定的な事態になったのか?
私なんかが考えても仕方ないんだけど、
かけがえのない存在の方が亡くなるのはしんどい。
映画の感想とは関係ない話ですみません
人は脆い生き物です。
少しの傷口から壊れてしまわぬ様に、
可愛い絆創膏でも貼って誤魔化し誤魔化し生きていきます。
刺さる人には刺さる
勝手に好きになって、勝手に嫌いになって、確証もないまま、自分本位で動いてしまう。
自分と同じ意見しか聞こえない。
そんな、無意識に動いてしまう若さ、青いところがよく表されている作品。
簡単に言えば、所謂 陰キャ な主人公が、拗らせ・勘違いのまま大学生活を過ごしてしまった話。
そういったことを、したことがある人、されたことがある人には刺さるかも。
そういうのとは無縁だった人は、キャストかっこいい・かわいい、2時間暇、ところでどんな話だっけ?で終わると思う。
自分は、ところどころ自分の過去に重なることがあり、刺さった。
何度も手を差し伸べてくれたことにも気づかず、不器用だな、痛いのは自分だったな、と主人公が気づけて良かったね。と解釈した。
最初は男サイドがまともに思えたけど、だんだん綻びが出てきて…というストーリー展開は好きでした。
ゆったりと話が進むので、ここも好きこのも分かれるかと。
まだ彼女を追ったが、その後どうなるか。
普通なら、愛想尽かされて終わりだよね。
若手キャストの躍動は見事、ストーリーは展開が見え隠れ
ソーシャルネットワークのこども版みたいで面白かった
考えさせられる映画だと思いました
見終わってすごくモヤモヤした気持ちが残りましたが、時間経っていろいろ考えてしまうから面白かったんだなあと思います。
変わってしまった好きな子に復讐する楓と、人が増えて間違った方向に向かってると気づかず、自分の信念に近づいてると勘違いしてた秋吉。
確かに、吉沢亮じゃなきゃ思い込み激しくて卑怯なやり方でしかやり返せないのはただのキモイ人かもしれない。
でも、結局、個人情報流すのは犯罪だから、叩かれて当然だし
秋吉がいなくなってからのモアイはちゃんといい方向に向かった団体になってた。
ただ、いまはSNSで平気で叩く勘違いした正義もあるからなあ。
なんというか、やり返しかたはよくなかったけど、幹事の人は結局叩かれて当然だし
楓の友達が、「いや、あの人悪いことと思ってやってないぽいからさ、晒すとかやめようぜ」って
仲良くなっちゃって言えなくなる気持ちもわかるし、でも友達なら注意する勇気も必要だし。
なんだか、だれの味方にも敵にもなれない感じでしたw
いやあ、面白かったw
吉沢の顔
闇落ちした吉沢亮がめちゃくちゃ好きだった。キェルケゴールの「死に至る病」を読んだせいかこの人の絶望の形を考えながら見てた。楓はなりたい姿を目の当たりにした、もしくはなれなかったのだと思う。最後変わったのは物語的お約束。物語は終始一人称(1視点)から語られていたので情報が限られ、その分楓の方に寄った内容なのが面白かった。秋好のサイドの方も考えてみたり、色々と想像が膨らむ。直前に予告が流れていたせいか、今村夏子「むらさきのスカートの女」と同じような物語の構成(流れではなくあくまで構成)を感じ取った。好きではある。でも何はさておき吉沢亮顔良っっっ。「やりたいことは?」というメッセージ性より楓の思いのほうが強かった気がした。
幸せな国に生まれたからこそ
まず思うのは今の日本ってつくづく幸せな国だなと思うこと。
飢餓状態で大人も子供もなく働かなきゃいけない国や
戦争していたら
こじらせてなんかいられない。
他人のためとか
世界の平和のために
とか、使い古された言葉に乗っかって
生きていくのは嫌だと
原作読んでないからそちらはわからないのですが
少なくとも映画は
結局はそこにたどり着いたというところなので
感動しちゃいました。
人として生まれて生きて
他のために生きることを外して生きていくことができないことを
むしろ真底そうなりたい人ほど
一度はこじらせるのかも知れないな、と
この映画観て思いました。
刑務所入っちゃったら
ほんとにその後程度によるけど
修正効かないからね。
傷つく勇気を持てるまで
こじらせるのかな、若者は。
真正面から生きて真正面から傷ついて
真正面からモノを見れるようになるまで
人生は今長いから
その時間もあるのだろうけど
とにかく一人じゃ生きれないし
たくさんの人に支えてもらってることに
気がついたら世界はそれだけで変わるのかもしれないですね。
吉沢亮くん、すごく説得力ありました。自身も学生時代こじらせてると言っていただけに
良い映画でした。
イタいもの見たさで観たけれど。
期待以上でした......ガッカリ度が。
俺は好き。
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