青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
全265件中、21~40件目を表示
こうやって大人になっていくんだなぁ。
青い!それがいい!
あれぐらいの年齢の時って、正直に相手に伝えられなかったり、大人に振り回されたり、理想を語ったり、逆にめちゃくちゃ現実的になったり、いろんな感情を味わいながら、大人に成長していくんだなぁと思います。
その事がとても表現されていて、美しい映画だと思いました。
映画を見ると、主人公の人生が体感できるという人もいます。同じ年齢の人がこの作品を見た時に、自分と重ね合わせて1歩足が踏み出せる、そんな映画になっているのではないかと思います。
面白かったです。
若い頃はみんなあんなもんだ
コミュ障状態で、楽しそうな人たちに嫉妬して、疎外感を感じる。
若い頃はみんなあんなもんだ。
なんならそこそこ大人になってもそんなもんだ。
映画では立場によって正義が入れ替わっていく。
原作だと、またイメージが違うんだろうな。
こう言うすれ違いあるよねー
考えさせられる映画。主人公の気持ちもわかるし、周りの人達に悪気もなかった事もわかる。すれ違いや孤独や傲慢。人間のドロドロしたところを現代らしさをとりいれて、わかりやすく描いている。最初から、えっ?えっ?ってなるので見飽きなかった。
この年頃にある想いは複雑で。
大学生。
子供でもなく大人でもない。
それでいて自分がこれからどうなるのか、どうなっていくのかという想いに苛まれていくところをうまく見せた作品。
他人を傷つけたくない、悪く思われたくないとポリシーを強く持っている楓。
大学生活において様々な事が起こり、誤解からこの真逆行動をして取ってしまう。
その失敗に気づくも時すでに遅し。
ま、そんなもんよね。
この時の経験はこれから生きてくるんだよと、メッセージを感じられたらいいのかなと思う作品でした。
面白味には欠けるけど。
最後に一言。
こういう予告編の見せ方は作品の本質を曲げてしまう。
キャッチコピーは酷すぎる。
違うでしょ。
47点
杉咲花に救われた作品。
ストーリーはどこか掴みどころが難しくて、演技もそれなり。(あまり起伏がないので判断が難しいですが)
まあ大学内での淡い繊細な表現は伝わるし、主演二人の気持ちもわかる。
日本アカデミー賞新人賞から翌年すぐさま助演男優賞を獲得し勢いに乗っていましたが、役所や作品に恵まれなかったなあと思いました。
昨今は顔が綺麗でスタイルもいい若手俳優が多い中、こ綺麗にまとまらずに化ける様を楽しみにこれからも鑑賞していきたいです。
主人公がヤベェ。
前々から気になってたから、DVDで鑑賞!
きっと死んでないんだろうなーって思いながら見てて、最後どうなるのかな?って思ってたらシンプルにヤバいやつで終わった、、、
ラストMでめちゃくちゃいい方向に持っていって、前を向いて終わったなって印象。
面白かったけど、感情移入出来たりはしなかったかな、、、?
音楽が良かった。
本当に、青くて痛くて脆い、タイトル通りの作品でした。
73/100
私は大学に行っていないので、サークル活動というものがよくわからな...
私は大学に行っていないので、サークル活動というものがよくわからない。たった2人で創ったサークル、しかもちょっと変わり者扱いされて見向きもされなかったサークルがたった3年であんなに巨大な、社会人も認めるようなサークルを創れるものなのか?とちょっと入り込めなかった。
結局はみんなの仲間に入りたかったけど、踏み出すことが出来ず、嫉妬からモアイを解散に追い込んでしまった楓が後悔する、なりたい自分を探す青春物語。青春物語と思えば楽しめる。
なりたい自分、○○歳になった今でもまだなっていないなあ🥴
杉咲花はやっぱりかわいい😍
佐野よるって感じ。
感想
人とのすれ違いを細かく描いていました。サスペンス調のスリリングなものを期待していたので肩透かしを受けました。
演者さんの演技は皆さん上手かったです。
それにしても、短期であそこまで急成長を遂げたモアイとはどの様な組織なのかもっと観てみたかったです。
大学1年生の時に2人で秘密結社を立ち上げたのに、3年後には男は活動...
大学1年生の時に2人で秘密結社を立ち上げたのに、3年後には男は活動を離れ、女の子は死んでしまったという。
一体この3年間で何があったのか、気になって物語に引き込まれる。
しかし、何のことはない。
男は彼女にふられて嫉妬してふてくされていただけか(笑)
女の子が実は生きていることが判明してからはちょっと安っぽい内容になってしまったかな。
お互いの行動。仕方ない。
歴史的に超理想平和主義だと内ゲバ的に方向性がズレたと思われる仲間は後ろから撃つよね。最後は回収でもしにいって秋好を自殺でもさせるのかと心配した。まぁ、非利益組織運営ってほんとに難しいって改めて思い出させてくれる良い作品。
僻んで妬んで嫉妬して
【戦争を失くそう】って話を難しい方向に持っていったら、結果戦争を起こす人やね?
ガンダムで言ったらシャアやね?
『シャアは純粋過ぎる人よ』って事ね?
『気高い革命の志だって、大衆に呑み込まれて…』って話ね?
【世界中の人に牛乳を1日一本飲ませる活動】のがまだ世界平和に繋がるのかもよ?
って映画でもねーのか?ww
っつか楓君に【炎上】という名の革命を引き起こされてる時点で青いし脆いな…
読みきれてないな…と
あの【かまってちゃん】を上手く掌で転がさないとダメよww
いや…でもなんとなく楓君の気持ちも分からんでもない。
輪の中心に居たはずなのに、いつの間にか蚊帳の外…うん、経験あるよ。
リアルに感情移入出来たわww
まぁ…だとしても自分だったらああいう行動は起こさんし、起こしたとしても楓君のように、改心して傷つこうとはせん。
改心はしてるけど、自分に都合のいい言い訳こさえて、傷つこうとしない人間が大多数だから戦争はなくならんのだろーな。
結果牛乳飲もうって(←え)
色々考えさせられて、面白く観れた。
最初の居酒屋で、ササッと店変えときゃ良かったのに…ww(←傷つきたくない自分の妥協点ココ)
自分も…
吉沢亮さんのような人生を歩んできたので痛いほど気持ちが分かった。杉咲花さんのような人に憧れていた。岡山天音さんがモアイを外側から批判していて痛いのは自分だったと言ったときが主人公が正気に戻れる最後のチャンスだった気がする。この作品が分からない、主人公がキモイと言える人生を歩みたかった。自分に自信があり堂々と人前で意見が言える人。私にとって胸が痛い作品でした。
2人の痛さも含めて良作
主人公の楓は根暗でコミュ障、主体性のない冴えない大学生
ヒロインの秋好は独善的で空気も読めないけど、行動力と人を惹きつけるカリスマ性を持った女子大生
この映画は大学生特有の痛さや青さをうまく表現しているなと思います
・やたらと意識高い系集団
・社会人とのコネがステータス
・コミュ力高いチャラ男
・語る理想と行動の乖離
楓の痛さや気持ち悪さは、自分が傷ついた原因を相手に押し付け過ぎているところと、こうあって欲しい理想を相手に押し付けた事
秋好の痛さは語る理想と現実の乖離を綺麗なウソで塗り固め、暴走していることに気付けていない事
秋好が変わっていないと言う見方もあると思いますが、最初の世界平和や対話の席につく事を空気も読まずに教授に語ってた秋好ならば、楓を田端くん呼びに戻して、あの場面で気持ち悪いという拒絶の言葉は出なかったと思います
別の方向性の2人だけど、若者特有の痛さとSNS時代の怖さ、若さゆえの醜悪さをうまく表現できてると思います
自分は誰かの間に合せと言う事を受け入れる事、これを学生時代に受け入れるのは酷だよなぁ
一方的な思い
楓は秋好のことを周囲と協調性のない駄目なやつだと思っていたが、秋吉はモアイをきっかけに人として成長していき、最終的には楓自身が3年経っても何も変わっておらず、相手の気持ちを考えられない人間だと気づく。
人は失敗をするし、失敗から多くを学ぶのだが、早く気づいておけば、この3年をもっと楽しく、秋好とも良い関係を築くことができ、ここまで人を傷つけなかっただろうな、、、
自分も最近になり、早く築いておけばということが多い。常に俯瞰の目で考えることと、多くの失敗を早いうちにして、反省することが大事だなと改めて考えさせられた。
全265件中、21~40件目を表示